お蔭様で執筆のモチベが上がりました♪
私も頑張ろう(///ω///)♪週1の亀更新ですがね(´д`|||)このペースは守り続けたいと思います。
どうも。ギンガ=ナカジマです。
私は現在六課に来ています。
用事はひとつ。ジムさんに勉強を教える為です。
曹への昇進試験の難易度は並じゃありません。
だから、お仕事を手伝って、勉強時間を確保してあげようと思ったのです‥が。
ここは本当に六課なのでしょうか?
え?何故って?
だってつい先日迄は六課と言えば、デスマーチ。
全員死んだような目。正に死兵とも、言えるような雰囲気で、ぐったりばったり、どーんより♪の空気がお馴染みだったんです。
そんな阿鼻叫喚の光景が当たり前だったんですよ?だからこそ、私もお手伝いに来たのに‥
それが‥なんということでしょう。
今ではみんな、穏やかな笑みを浮かべながら、談笑しながらお仕事しています。正にアットホームな雰囲気です。既に本日分の仕事を終え、帰り支度を始めてる人もちらほら。
話には聞いてましたが、六課で作成されたシステムはだいぶ効果を上げているようです。
まるでオセロみたいなブラックからホワイトへの変わりっぷりに私は呆然とするしかありません。
あ、もうひとつ用事がありました。
件のジムさんですが、なんと私の憧れのフェイトさんとお付き合いしてるという噂が‥
フェイトたそとお付き合いなんて‥なんてうらまや‥コホン。恨めしい。
フェイトさんと付き合う価値のある殿方かどうか、私‥不肖ギンガが見極めさせていただきます。
‥顔は平々凡々ですね。
うん。お仕事は真面目にしてるみたいです。キャロちゃんにお仕事教えてあげてるみたいです。
兄妹らしいですが、あまり、似ていません。
でも仲は良さそうです。まあ、私とスバル程ではありませんが‥。
むっ?! 真面目な横顔はなかなか‥かもしれません。
スバルがよくお世話になっているときいています。
あの娘がなつくなんて‥お姉ちゃん少し寂しいです。‥が、人柄は良いのでしょう‥。少し直情径行な所もある妹ですが、人を見る目はある娘なのです。多少‥アホですが‥まあ、そんなところが、可愛いんですけどね♪
正確な年齢は知りませんが、若く見えます。
ヘタしたら私より‥コホン。
その若さで曹への試験を受けるとは‥自分で言うのも恥ずかしいですが‥優秀なんでしょう‥。
私は父の娘として恥ずかしくないように、自分を律して、必死にこれまで駆けてきた自負があります。その結果、今は過分にも曹の階級を拝官頂いてます。
そんな自分と同じ程度の位置にいるのです。
伺い知れます。
彼を分析していたらいつの間にかお昼の時間になっていました。
スバルに誘われ、食堂へと移動します。
勿論ジムさんを視界の端にロックオンしながら‥
食事は‥その人の人となりが自然と出るものです。
しっかり見極めます。
食堂で彼を視界に納められる位置の席へと座ります。
見ていると、彼はアジフライの定食にしたようです。
すると、彼はいきなり、定食を前に両手を合わせて、軽く御辞儀をしました。口が微かに動いていましたが、多分いただきます。と動いたと思います。
私はびっくりしました。日本を祖とする我が家では当たり前の作法ですが、それをするとは‥彼もルーツは日本なのでしょうか?俄然彼に興味が沸いてきました。
少し‥ボーッとしていました。
そのせいで、反応が遅れたのです。
不意に彼が顔を上げ、こちらを見ました。
ガッツリ目が合ってしまいました。じっくり見過ぎましたね。不覚です。
彼は少し考え、目の前の定食と、合わせた自分の両手を交互に見ました。
不躾な事をしてしまいました‥。
すると、彼はもう一度此方へ視線を向けると、
少しだけ。そう‥少しだけ恥ずかしそうに微笑みました。
その微笑みに、何故か鼓動がひとつ大きく跳ねました。照れ臭そうにはにかんだその表情は‥なんというか、可愛くて、父さんに似ている気がして‥私の姉心を刺激しました。不思議ですね。歳は若い筈なのに、何だか父さんと同年代位の雰囲気を感じてしまいました。こんな事、ご本人には当然言えませんが‥。
懲りずに更に見ていると、メニューをきちんと左から順番も完璧に美しい所作で食べ終えていました。最後にやはり御辞儀をしてごちそうさまをしたようです。そんな彼の顔はとても幸せそうで、私もつい食べたくなってしまいます。彼はお盆を持ち、最後にテーブルを軽く拭いて、食堂のおば様方に美味しかったと報告して食堂を後にしました。おば様方の嬉しそうな顔と打ち解けた様子を見るに、普段から同じようになさっているのかもしれません。
良いでしょう。人柄は認める方向で‥!ですが、其れだけでは認められません。
だってフェイトたそは完璧ですから‥
そんな方に相応しいのはやはり並大抵の男の人ではないのですよ。この後も、しっかり観察していこうと思います。とりあえず、日本ルーツなのかだけ確認するとしましょう♪
◆◆◆
機動六課からおはこんばんちは♪
どうも。ジムですよ。
今日も今日とて、お仕事頑張ってます。
曹への試験の勉強したいんだけどね。
いや、八神司令は勉強してて良いって言ってくれてるんだけどね。流石八神司令。ブラックなんて無かったんや。でもやっぱね。曹への試験は俺の都合だし、それで仕事ほっぽりだすっていうのは、どうもね。心持ちが悪いというか‥なんていうか、チンポジが安定しない感じ。わかるかな?わかるよね?ありがとう。でもちゃんと対策はとってるんだよ。一応仕事後はギンガさんが教えてくれる予定だし。
この間の何気ない口約束を早速遵守してくれるナカジマ家には頭が上がらない。今度、ゲンヤさんにもお礼しなきゃな。
ところで何でもう居るんですかね?
約束は仕事後だよね?
何故かギンガさんも六課の仕事してるし‥まあ、助かるけど。しかも何だかものっそい見られてる。
違うから。自意識高い系男子とかじゃないから。
間違いなく見られてるから。
だからそこ。キモーイとか乙とか言うのをやめなさい。
「ジム兄~‥」
其処で声を掛けてきたのは我が愛する妹、キャロである。
「どうした?」
「ここ教えて‥ケリュケイオンの指示通り操作してるんだけど‥エラーが出ちゃうの‥」
《sorry Mr.》
「どれどれ‥?」
システムに不具合でもあったかな?
「ああ‥ここだ‥ほらここ。入力抜けがあるだろ?」
「あ‥ほんとだ‥」
申し訳なさそうな顔で俯くキャロの頭にそっと
手を這わせる。
「引き継ぎ前のヤツがミスったんだな‥キャロのミスじゃないから気にすんな?」
身内贔屓に思われるかもしらないが、意外にキャロは仕事は丁寧だ。入力等の単純作業もコツコツしっかりダブルチェックしながらキチンとやってるのお兄ちゃん知ってるよ。責任感ある娘に育ってるようで、お兄ちゃん誇らしい。
「っ‥うん!」
デバイスに入れてあるマニュアルシステムはあくまでも関数の操作方法やexcelの基本的な操作方法のみなので、
こういう基本的なミスには弱い。場面場面でその時、高率的な関数や操作方法を提案して操作方法を出すだけなので、こうした元のデータにミスがある場合は対応が難しい。
トラブルシューティング的なモノも追加するべきだろうか‥。いや、このくらいなら紙媒体で小冊子作った方が早いか。使った関数ごとに起こりうるエラーの対処マニュアルを作るだけで対応出来る筈だ。
「ジム兄‥ありがとうございました!」
《Thank Your helped Ilearning a lot from that(助かりました勉強になります)》
「おう‥ちゃんとお礼言えて偉いぞ‥ケリュケイオンもな」
《Thank YouMr》
「えへへ‥」
褒めながらキャロの頭を撫でてやる。
キャロはくすぐったそうに微笑みながら、
嬉しそうにはにかんだ。
いつの間にか、キャロも少し大人になったんだなと、寂しい想いがほんの少しだけ胸に去来する。
しかしこのキャロ‥外見が全く変わらない。
何時まで経っても、ロリコン御用達、合法ロリのままである。胸も一向に育たないし‥なんか呪いでもかかってんのかな?戦闘モード時はきちんと育ってるのにな‥
この間、部屋の鏡に向かって、胸にテニスボールを詰めてポージングしている姿には涙を誘われた。つい見かけてしまったのだ。だってドア開いてたんやもん。その後鏡越しにキャロと目が合い、顔を真っ赤に染めたキャロにテニスボールを投げつけられながら半日追いかけ回された。
やべえ。俺‥超リア充?
さて。お昼だ。
食堂は本日も盛況だ。
ここの食事は値段の割に美味しいからな。仕方ない。キャロとエリオはフェイトさんに呼ばれてるらしく、俺は一人で席を取る。
うーん。今日は、魚が食べたいな‥。
お母さんこんちは♪」
「あら♪ジムちゃん‥今日は一人?」
おばちゃん達には、何度か、味に感動した煮魚のレシピを教えて頂いて、すっかり打ち解けている。
「ええ‥今日は振られちゃいました‥」
「あらあら‥腕によりをかけて作ってあげるから元気出してね♪」
人懐っこい笑顔のおばちゃんと、世間話をしながら、何にするかと思案する。
「ありがとうございます♪お母さんの料理全部美味しいから迷っちゃいますね‥」
「あらあらお上手♪」
魚フライにするか‥焼き魚にするか‥煮魚にするか‥ここの魚系料理の魚は毎日日替わりである。
その日活きの良い魚を漁師の方が卸してくれるそうだ。
毎日飽きさせない趣向でとても良いと思います。
むう‥煮魚って季節でもないし‥
「今日のフライの魚は何ですか?」
「今日は鯵だよ」
アジか!良し!
「フライの定食で♪」
「あいよ♪ジムちゃんは相変わらずアジフライが好きだねえ♪ジムちゃんアジフライ定食!」
お母さんが厨房に声を掛けると、直ぐに返事が帰ってきた。
どうでも良いけど、注文者の名前も言う必要あるんですかね?
「ジムちゃんアジフライ定食かしこまり~」
それだと定食名が変わって聞こえるんですが。
「はい!大好物です♪」
「クス‥それじゃちょいと待っててね‥」
と、お母さんが奥へと消えると、直ぐに、油の跳ねる良い音が聞こえてきた。
そして、そんなかからずに、お母さんがお盆を手に戻ってくる。
「おまちどおさま!アジフライ‥ちゃんと噛んで食べるんだよ?」
「ありがとうございます」
流石の速さである。
丸亀製麺も真っ青の速さに俺は嬉々としてお盆を受けとる。
受けとったお盆を見ると、キツネ色に耀く大きなアジフライに目が行く。
デカイ。なんてデカさだ‥
お盆の3分の1位有りそうだ。
まだ少し‥脂の焼ける音が微かに聴こえ、繊細で仄かな薫りが鼻孔をくすぐった。
その途端、俺の腹がオーケストラを奏で出した。
気持ち足早に取っておいた席へと向い、
手早くテーブルを布巾で拭き、
ワクワクしながら腰を落とす。
手を合わせ、お盆の上の定食メニューを見ながら、感謝を込めて‥いただきます。
さあ。食うぞ!と、思ったら、
またもや視線を感じた。
見ると、ガッツリとギンガさんと目が合った。
ほらー!やっぱ見られてるじゃん!
その視線は俺の合わせた両手に注がれていた。
ああ‥成程。
この作法はフェイトさんや八神司令、なのはさん達地球出身者達との間では一般的なのだが、
それ以外では、あまり馴染みの無い行動みたいだ。
こういう事でここが異世界であることを想い知る。最近食事をフェイトさん達と一緒に食べる事が多かったから、ついやってしまった。
ギンガさんからしたら、今の俺は料理に対して話し掛けるやべえヤツなのかもしれない。
そう考えると少し、恥ずかしさを感じ、
未だにガッツリこちらを見てくるギンガさんに照れ笑いを浮かべる。
そんな俺の表情にようやくギンガさんも視線を外してくれる。
まあ、個人的な作法やルールなんですと説明してもいいのだが‥其々の家庭には其々のルールがある。当たり前の事である。ゲームは1日一時間とかね。何も恥じる事はしていないわけだし。
それよりアジフライである。
いきなりメインにいきたいのは山々なのだが、
こうしたメニューでは左端のモノから食べるのがルールである。一人前のダンディーとして当たり前なんだから!
だってお母さん達もきちんと其れを想定して、
配置してくれてるから。そういった思い遣りをきちんとくみ取るのが和の心なり。
空腹も相まって俺は幾分早いペースでお盆の上を駆逐していく。駆逐してやる‥一品残らず‥!
汁も菜物も全部俺好みの味付けである。
有り難い。お母さん一人くらい嫁にほしい。
やがて‥ようやくたどり着いた‥!
アジフライである。
「本日のメインイベント~!アジ~フラ~イ~」
心の中でケロちゃんのリングアナウンスが響く。
俺の心の後楽園ホールでリングの中央のアジフライに、ビニールテープの雨が降り注いでいる。
そんな脳内妄想を繰り広げながらも、アジフライにかぶり付く。
えっ!?
サクサク!フワフワ!
なにこれ!?
超美味しい‥!
今日のアジフライは前世から今生迄合わせて、ナンバーワンに躍り出た。ご飯が止まらない。これには山岡さんも文句のつけようが無い。まさに、至高のアジフライ‥!前々前世から探し始めたい。
美味いよぉ!おふくろ‥もう一杯。
脳内に武田鉄矢さんのナレーションが響き、脳内後楽園ホールにはストンピングが鳴り止まないでいた。
全て食べ終わり、もう少し、余韻に浸っていたいところではあるが、一人でいつまでも席を占領するのも申し訳無い。
手早く、テーブルを片付け、お盆を返却する。
お母さんにお礼も当然忘れない。
ああ‥美味かった‥。
午後もお仕事頑張ろう‥。
幸せな気分で食堂を出ようとした時、
「あの‥!」
声を掛けられた。
ギンガさんに。
走って追いかけてきたのか、息が弾んでいる。
胸も弾んでいる。
ひと目で尋常じゃないたゆんたゆんだと気付いたよ!
「ジムさんも日本出身なんですか?!」
なん‥だと‥。
「私の‥父の先祖も‥日本出身で‥」
そうだったのかー。
確かにナカジマは日本姓だわ。
磯野君の友達だわー。
どうする?
はいと答えるか?
調べられたら、一発アウトである。
転生してきました?ガチで頭やべえヤツになる。
どう答えるのが、正解なんだ?
フェイトさんに教えて貰った作法です?
うん。それっぽい。
けど、やはり聞かれたら一発アウト。それどころかかえって不信感を煽る結果になりそうである。
どうする?ぐるぐると思考が廻りだす。
最初に考えた通り、家の独自ルール推しでいくか‥幸いキャロもいただきますごちそうさまはちゃんとするし。
日本とはあの‥フェイトさんや八神司令の出身地の地球の地名でしたかね‥?」
俺の答えにギンガさんはあからさまにガッカリした表情をする。
何でやねん。
「はい!ということは‥違うんですか?」
「ええ。私はクラナガンから少し離れた所にある自然保護区の小さな村の産まれです」
簡潔に小まめに情報の答えを返す。
こういう場合は喋り過ぎない事が鉄則である。
ヘタに情報を増やすと、思わぬボロが出るのが世の常なのだ。
俺がそれ以上は語らないのを見ると、ギンガさんはひとつ嘆息し‥
「そうでしたか‥すみません。私の勘違いだったみたいです‥お時間とらせてすみません‥」
「いえ!こちらこそ‥本日の勉強会‥よろしくお願いいたします‥」
「クス‥はい。こちらこそよろしくお願いいたしますね‥それでは午後もお仕事頑張りましょう!」
と、ギンガさんはむんと力こぶを作ってみせる。
おお‥後光が差していらっしゃる。
これがお姉ちゃんオーラか‥。
少し、プロレスネタを入れすぎたかもしれません。わからない人は申し訳無い。
それではまた来週m(__)m