将をなんちゃらするならまず馬をなんちゃら。   作:stan

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連続投稿だあー!
ヒャッハアー!
今回は後書きにておまけでNGボツシーンを乗せてます。本編の分岐ifです。やりたかっただけ‥反省はしている。見なくても影響ありません。
でも出来れば御笑覧頂きたいm(__)m


ある姉妹の会談。

「~♪」

ある日曜日。

朝から私は、ソファにて、鼻唄を口ずさみながら、編み物をしていた。

季節は夏も終わりに近付き、秋の気配が近付いてきていた。

昼間はまだまだ暑いが、夕暮れ時には少し肌寒さを感じる頃合いだ。

季節の変わり目と言うこともあり、普段お世話になっているジム兄に感謝の気持ちを込めて、セーターをアミアミバしている。

「ん~?間違えたかな~?」

少し、手元が狂った所でアミバごっこも忘れない。編み物は好きだ。心を豊かにしてくれる。

編み物は良いね‥。編み物は心!

はぁ~♪たいしたまげた!

おっといけない。何か混線している。

私ってばマジ健気。

可愛い妹からこんなプレゼント貰ったら、ジム兄ったら嬉しくて、悶死しちゃうんじゃないかな。

ジム兄の喜ぶ顔を想像して口角が上がるのを感じながらも忙しく指を動かしていく。

そんな私の肩にガシっと手が置かれる。

見ると、そこには‥

「キャロ~~(泣)」

 

メソメソ泣いてるフェイト姉がいた。

片手にビールの500缶を握り締めているのを見て、察する。

「シクシク‥ジムが、ジムが~メソメソ‥ヒック」

 

 この間の1件から二人の仲の修復はまだされてないようだ。

それは良い。‥良いのだが‥その代償として、これから、この酔っぱらいの相手をしなければいけないのかと思うと、心底めんどくさい。

======================「―ね?酷いでしょ?」

要約すると、ジム兄に構って欲しくて、近くをうろついてみるものの、ジム兄に無視されているという‥。

このたった三行の説明をするのに、何故三時間も時間が必要だったのかと小一時間‥(ry

答えは簡単。話してる最中に何度も思い出して、泣き出したからである。その度に宥めて、泣き止んだかと思うと、振りだしに戻るの繰り返しなのである。エンドレスフェイトかな。

あ。ちょっと上手い事言ったかも。

まあ、なんというか‥話を聞いてて思ったのは‥

あのジム兄がフェイト姉を無視するなんて、あり得ないってこと。

なのにフェイト姉の脳内では、ジム兄が無視した事になってるらしい。

作戦が上手くいっているようで何より。

どうしたものか。このまま、こじれさす為に、このまま聞き流しながら、

エンドレスワルツならぬエンドレスワロスしてても良いのだが、

―うーん。気が乗らない。

だってジム兄が可哀想じゃん!

―仕方ない。

「あのね、フェイト姉?」

私は、姿勢を正して、シリアスな雰囲気で話し出す。

「うん?キャロも飲む?」

 

「15才にもなってない幼女に酒薦めんな」

私がキッパリと断ると、フェイト姉はシュンとして、みるみる目元に涙が溜まっていく。

 あーほんとめんどい。

「‥フェイト姉‥ちょっとそこ、座りなさい」

 

「え‥?もう座って‥」

 

「口答えしない」

 

「‥はい」

 

フェイト姉は首を傾げながらもとりあえず私の正面に座る。

私も編み物の手を止めて、脇にモノをどかして、改めて正座に座り直す。

 

「‥コホン‥それで?フェイト姉はどうしたいの?」

咳払いをひとつして、フェイト姉の目を覗き込みながら、ゆっくり問い掛ける。

「わ、私は‥」

 

目を泳がせながら、黙り込むフェイト姉。

‥ふむ。

即答出来ず‥か。

ちょっと‥ムカついた‥かも。

「まず、私から見てて、ジム兄がフェイト姉を無視するなんてあり得ないんだけど‥本当に無視しされたの?それはどういう状況だった?」

 

「‥ぇ‥?えっと‥」

そこでフェイト姉は虚空を見つめて、考え込む。

時間にしておよそ2分程。直ぐに、お酒で赤くなっていた顔から血の気が引いていく。

 

「ど、どうしよう‥?私‥無視されてなかった‥ううん。むしろ私が無視してた‥!」

 ‥やっぱりか。

「どどど、どうしよ、どうしよう

~‥なのはに相談に‥」

 

それはやめて。ジム兄の生命が危ない。

私はひとつタメ息を吐くと、

「もう一度聞くよ?フェイト姉はどうしたいの?」

 

「ジムと仲直りしたい!」

 

良く出来ました。

 

「ならどうしたらいいかわかるよね?」

 

「‥っ!オハナシだねっ!」

うん。そうなんだけど‥

あれ?なんかニュアンス違う気がする‥。

‥大丈夫かな?

「うう‥私ってばなんて酷い事を‥」

 

 仲直りしたいけど‥今さらどう接したらいいかわからない。といった感じかな。

フェイト姉はなんというか、人間関係の経験が圧倒的に足りてない。人の良さすら仇になっている。仕方ない‥か。この愛すべき姉を放置するのは、夢見が悪くなりそうだし‥。まあ、私のせいという意見もなきにしもあらずだしね。

という私の決意を余所に、

またメソメソと泣き始めるフェイト姉の頬に手を添えて、ゆっくり私へと向かせる。

「困った時は助けてあげるから、もし道を間違えたら、私‥とついでにエリオで連れ戻してあげるから、みんなフェイト姉が大好きだから、だから心配しないで、迷わないで‥やりたいようにしてみなよ‥」

「キャロ‥クスッ‥エリオとも仲良くしてあげてね‥?」

「あー‥。もう少し‥頼り甲斐がでてきたらね‥?」

 

「クスッ‥そっか‥」

 

=======================

それから30分後。

フェイト姉はシャリオさんの取り計らいでジム兄と仲直りのデートをすることになったとウキウキ報告してきた。

やんかムカつくので、また隙あれば嫌がらせしようと思いますまる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




=====NGシーン=====

~もしシャリオ嬢の仲裁がまにあわなかったら~‥
シャリオ姐さんにフェイトさんとの仲裁を頼み、一安心した俺は格納庫への路を急いでいた。
これからヴァイスさんに分隊教練について、動きを見てもらうのだ。
格納庫のドアを開け、中に入ると‥

「よう!ジム坊!‥待ってたぜ‥?」
直ぐにヴァイスさんが出迎えてくれる。
語尾が疑問系になったのは、俺の状態のせいだろう。
何故なら、格納庫に入った瞬間に、俺の身体はバインドで拘束されたから。
 ‥え?ナニコレ?
これは‥ライトニングバインド?!
術者に気付き見れば、格納庫の天井付近にフェイトさんが浮かんでいた。
「私は弱いから‥!これからも‥迷い、間違えながら、進むよ!」
 ちょっとナニ言ってるのか解らないですね。
「だから!オハナシしよ!ジム!」
いやちょ‥
パニック状態な俺を置き去りに、
フェイトさんはバルディッシュを展開させる。

「受けてみて!バルディッシュの全力全開!」
「ホーネットジャベリン!‥ファイヤーッ!」
そして、
金色の電の奔流が俺とヴァイスさんを呑み込んだ。


===BADEND==============

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