それではどうぞ。
前回のあらすじ
俺は高校の剣道の稽古が終わった後家に着いて飯を食べ終わったと同時にお父さんが慌てて家に帰ってきた。何事かと思った俺は思った。そしたらお父さんが重大な話があるといった。いったい何の事を話すのかと俺はその時思ったのであった。
智之「そんで、重大な話って何?」
健次「実はな...」
時をさかのぼること20分前...
健次の携帯「ぷるるるるる」
健次「ん?こんな時間に会社から電話?何があったんだ?」
上司「あ、健次君か。実は唐突なんだが転勤してくれないかな?」
健次「え??? 本当に唐突ですね。何でですか?」
上司「実は社長が海外の自分の会社を発達させたいとかそんなこと言っててね、海外の
会社の力を上げたいらしい。君ならそれができると思ってね。なあに、心配する
な君の友達も一緒にそっちに派遣させるから。大樹君とは友達でしょ。」
健次「まあ、息子の友人の父親ですからね。」
上司「二年間なんだけど行けるよね。場所はイギリスだよ。」
健次はいいえとは言えるわけがない上司だから。でも息子と清ちゃんはどうしよう...
とりあえず分かりましたと言うしかないな...
健次「分かりました。いつまでにイギリスに行けばいいですか?」
上司「そうだな。四月に入るまでにはイギリスに着いていないと困るかな。新生活の準
備も必要だし。」
健次「分かりました。それではそういう事で」
上司「ほんとにすまない。子供もいるのに... 俺がもうちょっと力があれば...」
健次「大丈夫です。気にしないでください。うちの息子はしっかりしているので。それ
じゃあ失礼します。」
健次の携帯「プーープーープーープーー」
健次「というわけだ。」
智之「マ・ジ・か・よ。えっ?ということはあいつも引っ越しするのかな...」
健次「本当だ。どうやら樹君のお母さんはそもそも海外で仕事しているから、一人なっ
てしまうから、転校するか今悩んでるらしい。」
樹のお母さんは海外でライターとして働いていて、海外では有名人らしい。そのため、
一年に二回か三回帰ってくるぐらいなのだそうだ。
清子「えっっ。ごめん。こんな話をしている最中にさらに複雑にしてしまうようで悪い
けど実は私もアメリカに転勤になってしまったのよ。直営店からオーナー店に変わるんだと。本部の人がそう言ってた。だからこれを機ににアメリカの本部に転勤してくれないかと言われたの。経営の状態が芳しくないんだって」
健次,智之「マジかよ...」
清子「じゃあ、とものことどうするの?一人暮らしはちょっとさせたくないし...」
健次「なんか、方法はないのか?」
一同考える...
清子「一応、方法はあるけど...うまくいくか分からないよ。」
健次「どんな方法なんだ?」
清子「とも、千歌ちゃんって覚えてる?あなたのいとこ。」
智之「うん。覚えてるけど。確かこの前会ったのは6年前か... 小学4年生の時に樹と
一緒に遊びに行ったなぁ。最近は剣道ばっかで忙しかったし。あいつら元気にし
ているかな?」
健次「確かにそれならうまくいくかもしれないけど二年間も部屋を借りるんだろ?
迷惑じゃないのか。そもそも部屋があるのかどうかだが...」
清子「分からない。取りあえず電話してみるよ。」
一時間後...
清子「一応大丈夫だって。旅館が大きいし部屋も余ってるって。樹君のことも話したら
樹君も大丈夫だよ。うちに来てよ。いつでも歓迎するよと言ってたから。」
智之「えっ?ということは転校確定?マジかよ...ということは三月の終わりの大会にギ
リギリ出れないじゃん... 楽しみにしてたのに...」
健次「すまないな。その日のためにたくさん稽古を積んできたのに...」
清子「しょうがないじゃない。私もけんちゃんも転勤なんだし。」
健次「そういえば、学校どうするか。内浦の近くに学校ある?」
清子「あるよ。浦の星学院が。学生数が減少したから五年前から男女共学になったんだって。」
健次「なら、大丈夫だな。取りあえず向こうでも頑張れよ。俺たちも頑張るから」
智之「うん。まあこれが人生ってやつだし。しょうがないよね...頑張るよ。」
健次「そういえば、今思い出したんだが、あそこの学校には俺の友達がそこの高校の剣道部の顧
問やっていたな。会ったらよろしく言っといてくれ。」
智之「うん。分かった。」
健次「それと、もう一つ。お前、最近剣道に飽きているようだし。剣道ばっかやっていてもつま
らなくなってきただろ。強い相手がいないし。つまんねぇと言ってたしな。だから、向こ
うに行ったら剣道部に入らなくてもいいよ。自分の趣味を見つけるのもいいし、ほかの部
活に入っても構わない。剣道をやめてお前がやりたいことを集中してやるのもありだ。そ
れは智之自身が決めてくれよ。幸い剣道部に入らなくても稽古は学校でできるしな。もし、
剣道を続けるならそこの学校の教師が俺の親友で剣道やっているから土日なら稽古をして
もらえるし。俺たち親はお前が決めた道ならいつでも応援するし。でも、勉強はちゃんと
しろよ。大学進学するなら成績が重要なんだからな。まあ、こんな貴重な経験は二度とで
きない。自分の未来のためになるような経験を積んで来いよ。」
智之「うん。そうするよ。剣道は今のところやめる気は無いけど... そうだ!樹にこの事言わな
きゃな。電話してみるか...」
二時間後...
俺は樹に電話してこの事を伝えたら
樹「親に相談するから少し時間をくれ。」というような事を言ってたので一回電話が切られたの
であった。俺は樹から再度電話がかかってくるのを待っていると...
智之の携帯「ぷるるるるるる~」
智之 「おっ!! やっと電話かかってきた」
? 「あ、智之君? 今、お父さんいるかな? 話をしたいんだが。」
智之 「樹のお父さん?分かりました。今すぐにかわります。」
大樹「ありがとう。助かるよ。」
さらに一時間後
健次「先ほど、樹君のお父さんと話をしたんだが、向こうで一緒に引っ越すことにした。まあ、取りあえず出発は二週間後、智之と樹君の荷物は引っ越し業者に頼んで運んでもらうことにする。生活費用、学費は智之の通帳にお金をお母さんが二年間分振り込むからそれでなんとかなるだろう。お小遣いも二年間分送っとくからそれでやりくりしてくれ。学校の転校手続きは俺たちでやっとくから安心してくれ。話は以上だ。」
清子「高海家にあまり迷惑かけないでよ。旅館なんだからたまに手伝ってあげなさいよ。千歌ちゃんのお母さんは手伝わなくても大丈夫だよ。と言ってたけどこれから二年間お世話になるんだから。」
智之「分かってるよ。それぐらい。そうだ、あいつに電話するか。」
樹 「おっ。智之。そろそろ電話かけてくるかと思ったよ。
智之「ああ。まあ、分かっていると思うがこれからもよろしく。」
樹 「おう。よろしくな。そういや、千歌たちに会うの久しぶりだな。楽しみだな。
智之「うん。そういえば、向こうは海が近くにあるしダイビングショップに行っ
てみるのもいいな。果南の家が確かダイビングショップだったよな。」
樹 「そういやそうだな。釣りもしたいな~ 晃先輩が釣りしているから俺も一回
やってみたかったんだよ。」
智之「そうだな。着いたら釣りでもしようか。」
樹 「そういえば、お前部活どうするんだ? 剣道部に入るのか入らないのか?」
智之「今、悩んでる。自分の趣味を向こうで見つけていきたいと思ってる。自分が今、本当にや
りたいことは無いし、それを見つけるのもありかなと。」
樹 「珍しいな。お前がそんなこと言うなんて。なんか、親父さんに言われたのか」
智之「ああ、ちょっとな。親父にやりたいことを見つけてみたらどうだと。剣道部に入らない選
択肢もありだ。のようなことを言ってたしな。俺の未来にとっていい経験をしてこいと言
われたし。」
樹 「ほんとに、お前の父さん良いこと言うよな。俺、尊敬するよ。そういう所。」
智之「俺の尊敬するお父さんだ。それぐらい当り前さ。」
樹 「そういえば、今年度最後の魁星旗大会にギリギリ出れなさそうだな。後一週間早ければ出
れたのにな... 先輩たちには本当に申し訳ないよ... お前は出たかったんだろ?魁星旗
大会にさぁ」
智之「それ言うなよ。俺、めっちゃ落ち込んでいたからな。全国の強豪の学校が集まって試合す
るんだぞ。楽しみだったにきまってるだろ。って言うか、本当に先輩に言いづらいなこの
ことはさ。個人戦は大丈夫にせよ、俺ら二人は主力メンバーだしよ。」
樹 「どんなに言いづらくても避けられないことだしさ。月曜日の部活の時に言おう。早めに言
った方が楽だろ。」
智之「そうだな。そうしよう。」
そして樹と数分雑談して電話を切ったのであった...
そして月曜日の放課後...
智之,樹「皆さん、すいません。少しお話があるのですが。
先輩方「??」
つづく
今回はここまでです。今回は少し長くなりましたね。分かりずらい人がいるかもしれませんので書いときますが、智之君のお母さんは智之のことを「とも」と読んでいます。次回はプロローグ3です。輝君メインで進んでいきます。
短く済ませたいけど終わりそうにないです(泣)
スクフェスを長くやっていますが、 Beat in Angelのマスターがムズすぎる。
親指勢を殺しにかかっていますよねこれは...
それじゃあまた次回お会いしましょう。さようなら~