できれば話数はこれだけにしたいなと思ってます。それではどうぞ!!
智之たち一行が沼津へと出発する一週間前に遡る。
舞台は沼津市内浦三津 十千万旅館にて...
千歌「曜ちゃん。今日も暇だねぇ。」
曜「そうだね。今日は果南ちゃん忙しいらしいからね。ダイビングショップがすごい繁盛しているんだって。それなら仕方ないよ。」
千歌「暇だし、μ'sのPV見ようよ。」
曜「千歌ちゃん、そういえばこの前行った秋葉原でμ'sを知ったんだよね。」
千歌「うん。そうだよ。私もこんな風に輝いてみたいなって。」
志満「千歌~ ちょっといいかしら? 曜ちゃんも来てくれる?」
曜「どうしたんだろう?急に?」
千歌「行ってみよう。」
志満「ちょっとうれしい話があるんだけど。今度ね、うちに居候してくる男の子が二人いるの。千歌はその子と昔遊んだことがあるよ」
千歌「いったい誰なの?」
志満「千歌は智之君の事、覚えてる?」
千歌「うん。覚えてるよ。私のいとこでしょ。えっ!! もしかして智之君がここに居候してくるの?」
志満「うん。そうだよ。樹君もこっちに来るよ。」
千歌「本当?やったね曜ちゃん。みんなとまた会えるよ!!」
曜「そうだね。果南ちゃんにもこの事を伝えないとね。」
果南の親が経営しているダイビングショップにて...
果南「へぇーー。久しぶりに樹に会えるんだぁ。しかも、こっちに引っ越してくるんだって?楽しみだね。」
千歌「そういえば、前来た時、缶蹴りなんてしたよね。」
曜「あー。そういえばそうだったね。樹君が鬼をやってさ。」
果南「でも、樹はちょろくてさ。見つけたとしても缶を蹴って全員解放して、結局樹は全員捕まえることができなかったよね。」
千歌「そういえば。それで、泣いたよね樹君。」
曜「まあ、あれはあれでかわいそうだったけどね。」
千歌「そういえば学校は浦の星に通うんだって。」
曜「へぇ。じゃあみんなで一緒に学校に行けるね。果南ちゃんはそろそろ学校に来れそうなの?」
果南「うーんまだ分からないかな。来月くらいになったら分かるよ。」
千歌「そっかぁ残念だなぁ。」
こうして三人は雑談をして、日が暮れたので家に帰る事にするのであった。
そして一週間後。智之達引っ越し当日。
舞台は沼津駅南口に移る...
智之「いやぁー。久しぶりに来たな沼津...」
樹「そうだな。じゃあ、早速アニメイトにい...」
智之「くわけねえだろ。俺たちは高海家に釣った魚をあげに行くんだろ。俺たちは、アニメイトやらゲーマーズやらに言っている暇なんてないんだぞ。」
大二郎「俺も生きてぇーよ~ 行かしてくれよ~ 十分でいいからさぁ。」
輝「駄目だよ二人とも。ここから内浦までバスで三十分はかかるんだよ。」
現在の時刻は九時半すぎである。向こうには一時くらいに着くと言っといてあるので。今、ここでアニメショップなんて寄り道したら釣りをする時間が減ってしまう。それでも寄り道しなくても釣りができるのは二時間半ぐらいなのに...
樹「ちぇー。しょうがねえな。でも智之は堅すぎるんだよ。もっと気楽にいこうぜ。」
智之「確かに気楽にいくべきところもあるがお前は気楽すぎるんだよ。」
輝「まあまあ、話はこれくらいにして、内浦に出発しよう!!もうちょっとでバスも来るみたいだよ。」
樹「しょうがないな。また次の機会で我慢するかぁ。」
大二郎「そうだな。次来たときは爆買いしようぜ。樹。」
樹「おう!! そうだな。」
智之「お前らがアニメのグッズをたくさん買うのは自由だけどよ。あまり買いすぎるなよ。二年分のお小遣いをまとめてもらったけど、無駄遣いするとあっという間にお金なんて無くなるんだからな。」
樹「何を言っているのだ智之。ヲタクというものはお金なんて常に財布に入っていないのだよ。ほしいグッズを買うためなら自分の小遣いを全部使ってでも手に入れるってなぁぁぁ」
大二郎「そうだとも。それがヲタクの神髄なのだぁぁぁ」
智之「駄目だ... こいつら狂ってる。輝... お前はこいつらみたいになるなよ。破滅への道だぞこれは。」
輝「あははははは.......」
そうこう話しているうちにバスがやってきた。
智之「そんじゃあ乗るか。」
樹「おう!!はやくあいつらに会いたいぜ!!!」
大二郎「そうだな。お前ら二人の昔の友達に俺は早く会ってみたいしな。」
輝「そうだね。僕も楽しみだよ。どんな人なのか気になる。」
こうして彼らは内浦に出発するのであった。
約三十分後... 内浦港にて
輝「すごい賑わってるね。休日だからなのかなぁ。」
樹「そうだなぁ。じゃんじゃん釣ってやろうぜ。」
大二郎「そういえば輝、四人分の釣り具を持ってきてくれたんだっけ。」
輝「うん大分重かったけどね。」
智之「おっ。この釣竿の色めちゃくちゃかっこいいな。これどれくらいしたの?」
輝「釣竿で八万。ほかの道具で二万だから一人十万くらい?」
輝以外全員「ブーーーーーーー えーーーーーー マジかよ...」
輝「何、そんなに驚いてるの?」
大二郎「いやいや、高すぎでしょこの釣竿。いいのかよこんなに高い釣竿を使わせてもらっても。」
輝「別に気にしなくていいよ。それにこの釣竿あげるつもりでいたから。」
樹「さすが、有名ゲーム会社の社長の息子。これの力が強いぜ。」
樹は手でお金のマークを作った。
輝「それ、関係する?」
智之「さあな?そんな事よりも釣りしようぜ。」
大二郎「おっ、ついにともちゃんもやる気が出てきたか!!」
智之「それもそうだが時間なくなっちゃうだろ。」
約二時間後...
智之「結構釣れたな。っていうか輝だけなんでアカムツがあんなに釣れるんだ?周りの釣り人は一日に一回釣れればいい方だって言ってたのにお前4匹も釣れたよな。周りの釣り人は唖然としてたぞ。」
輝「まあ。でもこれで高見家にいい魚を送れるしこれで十分だよね。」
樹「俺たちで合計で十匹以上釣れたし十分だよな。まあ、最後に大二郎がクロダイを釣り上げたのはさすがに驚いたが...」
大二郎「あんなに大きなやつが釣れるとは思わなかったぜ。まあ、俺が釣れたのはそいつだけだがな。」
智之「持っていくのが楽しみだな。これなら喜んでくれそう。」
樹「そんじゃあ早く行こうぜ。早く千歌ちゃんに会いたいしな。」
輝「そうだね。あ、その前にこの近くにあるセブンに寄ってもいい?飲み物買いたいし。」
大二郎「確かに俺も喉が渇いてきたな。それなら行こうぜ。智之と樹はどうする?」
智之「俺も行くわ。飲み物買うついでにシュークリームでも買おうかな。」
大二郎「相変わらずともちゃんはスイーツが好きだよな。樹は?」
樹「俺は外で待ってるよ。駅で買った飲み物がまだ残ってるし。」
そしてセブンについた智之たちは樹を外に残して買い物に行くのであった。
樹「あいつら遅えな。悩んでるのかなあいつら。でも、時間は十分くらいあるし大丈夫だろ。」
樹が智之たちを待っていると急に大型犬が樹を襲ってきた。
?「ワオーーーーン!!!」
樹「のわっ。どうしたんだコイツ。」
?2「すみませーん。大丈夫ですか?」
一人の少女が大型犬を追っかけてきていた。
樹「うん。大丈夫だよあまり気にしなくてもいいよ。」
?2「コラッ、しいたけ急に走り出しちゃいけないでしょ。」
しいたけ「キューーーン」
その大型犬は大分落ち込んでいた。でも、この子どっかで見たことがあるような...
大二郎「いやぁ大分悩んじゃったな。こんなに時間がかかると思わなかったぞ。」
輝「そうだよね。まさか智之君がどのシュークリームを買うかずっと悩んでたもん。たった二つしか種類がなかったのに。」
智之「二人ともすまない。でもこればかりかは譲れないんだ。だってイチゴ味のシュークリームだぞ。すっげーおいしそうじゃないか。もう片っ方はホイップクリームとカスタードクリームが二つとも入っているシュークリーム。どれもこれもおいしそうじゃないか。」
大二郎「結局ともちゃん選べなかったから両方とも買ったしね。急がないとあと四分しかないよ。確かここから近いんだよね。急げば間に合うよね。」
輝「そうだね。それじゃあ行こうか。ん?なんか外が騒がしいね。樹が誰かと話してる。しかも普段話しかけない女の子と。」
智之「とりあえず外に出るか。」
樹「よう、みんな遅かったじゃないか。だいぶ時間がかかったじゃないか」
智之「いやぁ、ちょっと悩みすぎてな。ん? あれ?? もしかして... 千歌?」
千歌「えっ? 何で私の名前を知っているんですか?」
智之「やっぱりそうか。俺だよ俺、智之だよ。お前のいとこの智之。」
千歌「....... えーーーーーーー と、ともちゃん?????」
こうして智之と樹は千歌と再会するのであった
つづく
ということで今回はここまでです。
智之と千歌ちゃんが再開できましたね。
次回は多分、曜ちゃんと果南と再会できるかな。それができたらプロローグが終わります。
プロローグが終わったら早速アニメ一話の物語を数回に分けてやっていこうかと考えています。それではみなさんの感想を待ってます。それじゃあさようなら~