む?これは私を呼ぶ声。よし、となれば、行くことにしましょう!
「サーヴァント・アサシン。ザイード、罷り越してございます。何なりと命令を。」
...ええー。...これは、ハサン?ハサン、でいいんだよね?でも、ザイード。ざいーど。名前あり。うん。何これ。
「な、何なりと。」
初々しいし。ま、新米のマスターの私には丁度いいか。「よろしく、ザイード。それじゃ、早速だけど。―ワイバーン、倒してくれる?」
「はっ。―シッ!他愛なし、他愛なし!」
―うんうん。やはり一流の暗殺者、さすがすごい、―うん?つい、マテリアルを見てビックリした。
「...このザイード、何故かダンスが得意になってるような―」
この基底とよばれしザイードにも、ついに特技が―!?が、ダンス。舞踊。これは、暗殺に活かせるのでは?
ちんちん。―ん?ちんちん。な、何だこれは―!?ちんちん。ちんちんちんちんちんちんちんちんやめ、ちんちんちんちんちんちんちんちんちんちんちんちんろ、ちんちんちんちんちんちんちんちんちんちん―ちんちんちんちん―ん―、!?―やめ―ちんちん、ちんちんちんちんちんちんちんちん
「あ、があああぁぁ!?」
そこに立っていたのは、女の姿をした、何か違う、ザイードだった。なお、生えていた。
「はぁ―、露塗、お前何をした?」
「俺、ですかい?ああ、あいつだけズルい、と思いまして。暗示効果のある魔術的な塗装を施したんでさぁ。尚、魔術担当も協力した。」
「全く、お前という奴は―」
やっぱり、職人というのはよくわからん。
「く、このザイード、この程度で...!」
しかしザイード、この程度で折れない。ザイード、仮にもハサンなのだ。この程度で折れたらハサンの名折れ。まだ、沈むわけには―
ザイード、まだ折れない。
「じゃあ、あれでも発動してみるか。」
が、ああ?
「な、んだ、これ、は。胸が、あ、腕が、」
腕の筋肉が隆起する。腕が隆々となる。そして。そこに生まれたのは。
ダンサー、ザイード。腕がしなやかに、胸は大きく、足も運びがしなやかに、スマートに。変貌した、ハサンだった。
「ぁ、他愛なし。」
しかしザイード、折れない。
「ぁ、く、く、」
折れない。
「屈して、なるものか!」
折れない。
「ひぅ、あ、が、く。この紋章しかり、露斗―屈して、ひぁ、が―きゅうー。」
折れた。
「ザイード...いいや。マシュ、やっちゃって。」
「はい。」
ドガッバギッグシャ。あたしは死んだ。ワイバーン。(笑)
ああ―求婚したかっただけなのに。世界の裏側に閉じ込められて、ただ―
そこに。ザイードという、ハサン一人。「わかる。望みが叶わぬのは、寂しいものですからな。」
その、奇跡が起こした事か。ワイバーンは体がみるみる内に、女のものとなっていた。
そう、これはハサンとワイバーンのラブストーリー。不思議な刻印が産み出した、不思議な奇跡のお話。それは、とても不思議な、甘い恋のお話でした。近日公開 (大嘘)
露斗さんがかっこよくて書きました。あとザイードさんがかっこよくて可愛くて書きました。