クローゼットの奥がガリアだった件   作:ロンメルマムート

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話が滅茶苦茶飛びます。
今後の話に関する話し合い回でもあります。

さてと、ホビーショーどうするかね?


聖夜の密談はコタツの中で

茂「ああ…あったけぇ…出たくない…」

 

ペリーヌ「出てきなさい!いつまでコタツに入ってるんですか!

     リーネさんとアメリーさんも何か言ってください!」

 

リーネ「茂さんミカン取ってください。」

 

アメリー「私の分もお願いします」

 

 12月半ば、期末テストも返されて英語で98点取って大喜び(理数系は聞くな)しているある日、リーネとアメリーと共に引っ張り出したコタツに入りながら映画「日本○いちばん長い日」を見ているとペリーヌが呼びに来た。

 出てたまるかよ、今年ラニーニャ現象で冷夏で暖冬だったはずなのに全然あったかくねえじゃねえかよ。

 というかまずカレーの方が寒いじゃなねえか、雪降ってんだぞ雪。

 大阪は台風が夜中に通過するものレベルで気象災害とは無縁の地域な上に冬場は寒いだけで雪なんてほぼ降らない。

 なので割と東京が高々10センチの雪で大騒ぎするのを大笑いして見てるようなもんです。

 

ペリーヌ「堕落してますわよ!はぁ…坂本少佐がこれを見ればどうなることやら…」

 

茂「ペリーヌも入ろうぜ。

  もう二度と出たくなくなるほど良いものだぞ、炬燵は。」

 

アメリー「あったかいですよ〜」

 

ペリーヌ「だ、誰が入りますか!」

 

茂「神は言っている、コタツに入れと」

 

ペリーヌ「それはあなたの神が言ってるますのよ、というか茂さん!

     サトゥルヌスの準備がありますから出てください!」

 

 ペリーヌが俺を無理やり引っ張り出そうとする。

 なんだよ人が気持ちよくコタツでゴロゴロしてるのに。

 

茂「ヤダヤダ出たくない!助けて意地悪な貴族様がいじめてくるー!」

 

ペリーヌ「いつまでふざけてるのですか!トネール!」

 

茂「ギャー!」

 

 

---------

 

 それから少しして。俺はペリーヌの屋敷の庭でサトゥルヌスの準備としてツリーを見繕っていた。

 多少ふざけていたら(穏当な表現)してたらペリーヌがトネール食らわして来た。

 で、現在サトゥルヌスの準備中なんですがサトゥルヌスってなんすか?

 調べたらゴヤの名画が出てきたんですが

 

茂「ペリーヌ、凄いしょうもない話するけどサトゥルヌスって何ぞや?

  調べたらゴヤの我が子を食らうサトゥルヌスが出てきたんだけど子供を食う祭りじゃないよな?」

 

ペリーヌ「ゴヤのあの作品とは全く関係ない、とは言い切れませんけど基本的にそちらの世界のクリスマスと大して変わらないイベントですわよ。」

 

 なんだクリスマスと一緒なのね。

 

茂「そーなの。じゃあまさかプレゼントも…」

 

ペリーヌ「ええ。アメリーさんにプレゼント渡すなら次がチャンスですわよ」

 

 とりあえずペリーヌにプレゼントのことを話す。

 

茂「ところでアメリーには何渡せばいいんですか?

  女の子にプレゼントなんて渡したことないです」

 

ペリーヌ「そうですわね…うーん、そうだお茶菓子なんてどうかしら?

     我々の世界には甘いものはあんまりありませんし」

 

 菓子か!花より団子だもんな!

 

茂「そうだな、和菓子の詰め合わせとか?」

 

ペリーヌ「そういうのがいいですわね」

 

 よし、お菓子の詰め合わせで決定。

 ただなんかねぇ…お中元ぽいのは気のせいか?

 まあそう言う細かいことは気にする気は無いが。これ以上考えたらあの時の二の舞だし。

 するとペリーヌがため息をつく。

 

ペリーヌ「はぁ…ガリアが解放されて早3ヶ月、茂さんのお陰で復興は想像以上の速度で進んでいるとはいえ人がいないですわね…

     このツリーを見てくれる子供も片手で数えるほどしかいないですわね…」

 

茂「そうだな」

 

 ペリーヌが飾られた立派なツリーを見ながら言う。

 労働者と兵士以外だとほとんど民間人はいないからな…

 ドーバー・カレーの連絡船が復旧してないしインフラは軍が優先、金も物資も何もかもが不足してるからな…

 史実でも戦後フランスは経済が崩壊して鉛筆と紙を手に入れるだけでも苦労したなんて話聞くし。

 

茂「まあ来年はきっと良くなるさ。

  劇場版とかOVAでもそこそこ良くなって人も多かっただろ?」

 

ペリーヌ「その通りなればいいですけど…

     この世にはバタフライエフェクトってあるでしょう?

     ニューヨークの蝶の羽の瞬きが北京で竜巻になるようにその通りにならなければいいんですけど…」

 

 バタフライ効果か…考えたらだいぶ不味いな…

 

茂「なあペリーヌ、そういや今まで来年の予定考えてなかったよな?

  どうする?劇場版とかOVAとか2期とか」

 

ペリーヌ「ええ、どうしましょうか?

     正直なところ本来の歴史に介入して良いのかしら?

     犠牲が出ることを知っていて、結果とそうなる経緯を知っていると介入したくなりますけどそうなれば蝶が瞬くだけで済まないことぐらいは承知してますわ。」

 

茂「瞬かず蜘蛛に襲われるのを待つか、飛び立って蜘蛛から逃げるのか、別の蜘蛛に襲われるか、鳥に襲われるか、どれを選んでも不味いな。

  どうする?俺はこう言う小難しいことは分からん。

  ペリーヌに任せる。」

 

 介入するか否か、こう言う問題はペリーヌに任せる。

 他国民が介入したら内政干渉だ。外交問題になるぞ。

 

ペリーヌ「あら、茂さんもなかなか詩的なことを言うのね。

     どれかを選ぶなんてここで話せる事ではないでしょう?

     リーネさんとアメリーさんの意見も必要よ」

 

茂「あの二人の意見も必要だよな。

  準備も終わったし戻ろ、こたつに還りたい…」

 

-----------

 

ペリーヌ「というわけで二人の意見を聞きたいの。

     歴史に介入するか否か、どうかしら?」

 

 部屋に戻ったペリーヌは炬燵に入ってリーネとアメリーに今後の話をする。

 それに二人は悩んでいるようだ。

 

ペリーヌ「あくまでこれは私の意見であってあなたたちが従う必要はないわ。

     それにもしあなた達が反対なら私もこのことは忘れるつもりよ。

     このことは下手をすれば茂さんの存在が露見するだけでなく私たち自身の身も危ないことを重々承知して意見を聞きたいの」

 

 ペリーヌが悩む二人にあくまで二人が反対するならこんなことを忘れるという。

 そしてその危険性も説明する。

 それを聞いて二人が決断する。

 

リーネ「ペリーヌさん…私は、ペリーヌさんの意見に賛成です。

    このままだと何人もの人たちを見殺しにすることになります、私にそんなことはできません…

    だから助けられるなら助けたいです!」

 

アメリー「私も同じです。

     見殺しになんてできません!できるだけの事をしたいです!」

 

ペリーヌ「リーネさん、アメリーさん…」

 

 二人は賛成だった。

 

茂「よーしこれで決まりだな、で具体的に何するんだ?」

 

ペリーヌ「そうですわね…まず介入が容易そうな劇場版から行きましょうか。

     具体的に何をしましょうか?」

 

 早速具体的な計画を立て始めた。

 まず劇場版から。

 

茂「そうだな…お前らは正史通り介入するのはいいけどそれだけじゃ足りないよな」

 

アメリー「ですよね…ネウロイの巣を攻撃すれば別だと思いますけど」

 

茂「巣の攻撃か…それならたぶん行けるぞ。

  ロシアのイスカンデルとかトーポリMは慣性誘導だからGPS衛星も何も必要ないから位置と正確なデータさえあれば攻撃できる。」

 

 確かイスカンデルとトーポリMは慣性誘導だからGPSも何もいらずに攻撃できる。

 ただ命中率はよくないが。

 

ペリーヌ「なんですかそれ?」

 

茂「ロシアの最新鋭短距離弾道ミサイルとICBM。

  核だって積めるぞ」

 

リーネ「茂さん、お願いですから核だけはやめてください」

 

 ペリーヌがイスカンデルとトーポリMが分からないんで説明する。

 どちらもロシアの最新鋭弾道ミサイル。

 弾道ミサイルなんで簡単には迎撃できないしそもそも宇宙空間飛んでる。

 

ペリーヌ「とりあえず劇場版は先んじてネウロイへの先制攻撃としてトーポリMとイスカンデルを使用するでいいかしら?」

 

茂「それがいい。

  後ついでだがこれもトラヤヌスとかに使えるぞ。

  ここの近くの森を拠点にするならトーポリMとかならそこからヨーロッパ中どこへでも攻撃可能だ」

 

 イスカンデルは射程400キロだけど距離の単位が小さいヨーロッパなら結構遠くまで攻撃できる。

 

茂「一応グーグルアー○でイスカンデルの射程測定してみたらここからなら大体コブレンツ郊外辺りかドルトムントまで攻撃できる。

  劇場版用なら十分だろ」

 

ペリーヌ「ええ。問題はトラヤヌス用。

     ここからヴェネチアまで直線距離で1000キロ、トーポリMの方は?」

 

 とりあえず距離を測定したらここからならドルトムントまで攻撃できる。

 その代わりヴェネチアは攻撃できないけど。

 

茂「10000キロから11000キロ程度。」

 

ペリーヌ「十分すぎるわね。」

 

茂「ただ弾頭が核。通常弾頭に変えればどうにかなるだろうが費用対効果が悪いぞ」

 

ペリーヌ「そこまでは気にしてないわ、攻撃できて十分な効果を出せれば十分よ」

 

茂「そうだな。パイロットがいれば爆撃機とかJDAMを運用できるんだが…」

 

ペリーヌ「そうですわね…

     シャーリーさんはパイロットライセンスを持ってますけど無理ですわね」

 

茂「ああ。現状はこれが一番か」

 

 とりあえず二人で話し合い現状をまとめペリーヌが結論を出す。

 

ペリーヌ「とりあえず当面は

     ・イスカンデルとトーポリMの運用慣熟

     ・それによるネウロイへの攻撃

     ・運用拠点の確保

     の三つ、それに茂さんを飛べるようにするのが優先ですわ」

 

茂「え?ちょっと待って、最後のなに?」

 

 最後俺を飛べるようにするとか聞こえたんすが。

 俺がユニット使えるようにするのか?誰が見るんだよそんなもん。

 

ペリーヌ「そのままですわよ。

     使い魔が鳥なんですから飛べますわよね?」

 

茂「無茶苦茶すぎない?」

 

 強引すぎるよ。

 

ペリーヌ「大丈夫ですわよ、訓練は私たちがしますし道具一式はあなたが自前で調達できますでしょ?」

 

茂「無茶苦茶すぎるよ…第一いつやるの?」

 

 うん、毎日忙しいのにいつやるって言うんだ?

 

ペリーヌ「あら、明々後日終業式でそれから2週間冬休みでしょ?」

 

茂「デモーフユヤスミハイロイロアルカラクンレンナンテデキナイデスヨ?」

 

ペリーヌ「両親がコミケで3日間いなかったりそもそも予定なんて殆どないでしょ?」

 

 なんでペリーヌが冬休みの予定知ってるんですかね?

 というか母さんたち今回もコミケ行くんだ…

 まーた変な薄い本が増えるよ…ただせめてR18本はちゃんと片づけてくれ、たまにリビングの机の上に置かれてるのは気まずすぎる。この間なんてペリーヌが見つけて酷い目に遭ったよ…

 

茂「でも、ユニットないでしょ?」

 

 一応ここにはユニットは一機もない。

 なんでか?使わないだろ?

 

ペリーヌ「作ればいいじゃない」

 

茂「何そのパンが無ければケーキ食えば良いじゃない的発想」

 

 さも当然のように俺が作れとか言ってきた。

 いや、いくらストパンの画集持ってたりしてもそれはないよね?

 ペリーヌって結構傲慢で無茶苦茶なことたまに言う気が…

 

ペリーヌ「あら?茂さん何か失礼なこと考えてないかしら?」

 

茂「ナンデモナイデス」

 

 怖いよペリーヌ。

 あーあ、俺の冬休みどうなるんだろうねー




実は静岡ホビーショーと2期六話の話って日付が近い(2018年度の場合5月10日から13日までの4日間、内一般公開日は12・13日。6話は5月16日までの数日間)

茂にユニット使わせるのは割と初期から考えてるネタです。
ただユニットは現代の技術でエンジン以外塗装に使う塗料まで全部魔改造予定
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