クローゼットの奥がガリアだった件   作:ロンメルマムート

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かなーり適当な話。
これ終わったら一気に2月まで飛ぶ(ペリーヌ誕生日回)
ペリーヌ誕生日回終わらせたらトラヤヌス作戦支援でトーポリぶち込む話になるのか?


飛行訓練(強制・拒否権無し)

茂「俺の冬休み…冬休みが…」

 

アメリー「茂さん、早く習得すればそれだけ休みも増えますから、ね?」

 

茂「そういう問題じゃないんだよな…」

 

 あれから数日後、終業式があった日(地味にクリスマスイブ)の午後、俺はアメリー、ペリーヌ、リーネと共にペリーヌの屋敷の一角にいた。

 なんでか?あの飛行訓練マジでやる気なんだよ。

 

ペリーヌ「さてと、茂さん、ユニット4機と発進台用意してくださらないかしら?」

 

茂「はいはい、ほいっとな。」

 

 言われた通りにユニットと発進台を用意する。

 ユニットはウルトラマリン4機とVP何とか1機、塗装が違ったり主翼の先がちょっと違うけど。

 

茂「これで満足か?」

 

ペリーヌ「ええ。茂さんのことですから側以外全部改造されてるんでしょうね?」

 

茂「そうだよ。

  機体全体の素材を複合素材に変更、迷彩を現代のロービジ塗装に、電波吸収塗料にしてステルス性を向上、主翼の先にシミタール・ウィングレットを追加して機動性を向上させて長距離飛行用にINSも装備してみた」

 

 どうせ性能向上を求められるだろうから先手を打っていじくりまわして大改造してみた。

 どんな改造かと言うとまずユニットのエンジン以外の部材の全てを複合素材、つまるところ軽量で頑丈な炭素繊維に変更、これで重量を半分以下に削減。

 さらに塗装を現代のロービジ塗装とステルス機用の電波吸収塗料にしてステルス性と低視認性を追加、さらに主翼の先に最近のエアレースでよくつけられてるウィングレット(ただし形状はエアレース機ではなくボーイング737MAXがモデル)を追加した。

 ウィングレットの追加で空気抵抗と翼端渦が軽減、これで燃費等が向上する、はず(ウィングレットつけたエアレース機は結構いるけどシミタール・ウィングレットじゃない)

 で機体の重量が軽くなったんでそこに長距離飛行用にINS、慣性航法装置を搭載してみた。

 INSは使い方と正確なデータさえ打ち込めば正確な位置を出してくれるからね。

 

ペリーヌ「それってつまり現代の航空機の最新技術を使って大改造したって事でいいのかしら?」

 

茂「そう理解して構わん。

  もしこれがスピットファイアならリノのアンリミテッドクラスで優勝できるようなバケモノだよ。」

 

ペリーヌ「形式名をつけるとしたらウルトラマリンスピットファイアMkⅨアンリミテッドですわね」

 

茂「アンリミテッド…無制限タイプって結構ヤバイな…

  というかカッコよすぎる…」

 

 俺の話を聞いてペリーヌが名前をつけた。

 まあ改造機ってだけよりむしろこっちの方がいいな。

 アンリミテッドとかカッコ良すぎて痺れるぜ…

 

ペリーヌ「それじゃあどうしましょうか?リーネさん、アメリーさん、先に飛ばしてみますか?」

 

リーネ「いいんですか?」

 

ペリーヌ「ええ、茂さんが使うのはスピットファイアですから。

     それにどれだけ性能が変わっているか見てみたいですし」

 

茂「うん、それにまだ死にたくないし」

 

リーネ「え?爆発するんですか?」

 

茂「改造したけど安全を確認できないってやつだ。」

 

リーネ「ええ…」

 

 なんかリーネが引いてるけど実際そうなんだよな…

 いくら改造しても安全基準に達しているか確認できないんだよな…

 

茂「リーネ、選択肢は二つだ、自分で飛ぶか無理矢理飛ぶかだ」

 

リーネ「それ選択肢ないですよね?」

 

茂「そうだよ。

  飛んだら最高級紅茶やる」

 

リーネ「分かりました…やりますよ…」

 

 必死の説得で何とかリーネの首を縦に振らせた。

 で、リーネはユニットを履いて離陸する。

 

ペリーヌ「リーネさん、どうですか?」

 

 離陸してからは地上から無線機(デジタル式。なんで出力とか雑音のなさは比べ物にならない)でペリーヌが呼びかける。

 

リーネ『ペリーヌさん!すごいですよ!

    速さも加速も機動性も段違いです!

    それに軽くなって扱いやすいです!』

 

茂「そうか」

 

 リーネの話によると期待通りの性能を発揮してるらしい。

 やったぜ。

 

茂「じゃあ後はペリーヌとアメリーがテストフライとして俺は部屋で模型…」

 

ペリーヌ「茂さん、何しれっと逃げようとしてるのですか?

     逃がしませんよ?」

 

 どさくさに紛れて模型部屋に逃げようとしたらすぐにペリーヌに捕まった。

 なんでだよ。

 

茂「いやだいやだ飛びたくない!害虫のように地べたを這いずり回りたい!」

 

ペリーヌ「いつまで言ってるのですか!

     あなたに拒否権はありませんわ!」

 

茂「助けてアメリー!意地悪な貴族様がいじめてくるー!」

 

アメリー「茂さん、早く飛びましょう!」

 

茂「裏切り者!」

 

 なんか二人に前後挟まれてユニットのところまで引っ張られた。

 畜生覚えてろ。

 で、そのまま無理矢理足を自分用のユニットに入れられて使い魔の耳と羽が出て、さらに下に青い紋章が出てきた。

 

茂「えーと、これでいいのか?」

 

ペリーヌ「ええ、これで問題ないですわよ。

     とりあえずユニットにもっと魔力を流してみてください」

 

 

茂「え?流すってどうやって?」

 

 流すってどうやってやるの?

 

ペリーヌ「どうって…そうね、念じてみればいいのかしら?」

 

茂「またそれかよ」

 

 とりあえず念じてみた。

 するとエンジンが回って美しいロールスロイス製エンジンの至高の調べが聞こえてきた。

 

茂「ロールスロイス製エンジンの至高の調べだ…」

 

ペリーヌ「ダンケルクね。

     とりあえずユニットも回ったことですし私について離陸しなさい。」

 

 気が付いたら隣でペリーヌが同じようにユニット履いてた。

 離陸しろというけどそれはそれで不安だよ。

 

茂「いや、怖いんだけど。

  いきなり単独で飛べと?」

 

ペリーヌ「大丈夫よ、私が手を握って差し上げますから」

 

 不安を口にしたらペリーヌが手を差し出した。

 とりあえずペリーヌの手を掴む。

 

アメリー「茂さん、一応離陸の見本をやりますから見ていてください」

 

 すると今度はいつの間にかユニット履いてたアメリーが見本として横から離陸する。

 

ペリーヌ「では、茂さん、あんな感じで離陸しましょうか」

 

茂「お、おう…」

 

 ペリーヌの左手を必死で掴みながら二人で見よう見まねで離陸する。

 離陸してとりあえず巡航高度まで上昇しようとする。

 

ペリーヌ「茂さん、どこまで上昇する気ですか?」

 

茂「最低1500」

 

ペリーヌ「1500mですか?」

 

茂「いやフィート。というか1万まで上昇したい」

 

ペリーヌ「何でそこまで上昇する必要があるのかしら?」

 

茂「いや、このあたりの最低降下高度分かんないし」

 

ペリーヌ「最低降下高度?」

 

 ペリーヌが再抵抗降下高度で首を傾げる。

 まあメーデー民ぐらいしかこの意味わかんないしその怖さも理解してないからね。

 

茂「滑走路を目視できるまでそれ以上降下してはいけないって高度。

  それより下がると何かとぶつかる可能性がある。

  これ守らなかった結果大惨事になったこと一杯あるから。」

 

ペリーヌ「え…大惨事?」

 

茂「大惨事、例えばクロスエア3597便とかポーランド大統領専用機とか。

  どっちもわざと無視して霧とか雲の中の森や山に突っ込んだ。

  特にポーランドの場合政府の要人400人のうち100人が一度に死んだ」

 

ペリーヌ「え…」

 

 なんか引いてるけど大惨事だからね?

 二人でとりあえず安全な高度まで上昇するとリーネとアメリーが寄ってきた。

 

リーネ「茂さん、大丈夫ですか?」

 

アメリー「何か問題ないですか?」

 

茂「多分大丈夫…」

 

ペリーヌ「ええ、問題ないみたいよ。

     それじゃあ私の手を放して一人で飛んでみて」

 

 二人に返事すると今度はペリーヌがまだペリーヌの左手を掴んでる右手を放せと言ってきた。

 

茂「え?怖いんだけど」

 

ペリーヌ「大丈夫よ、何かあればすぐに助けますから」

 

茂「ほんと?」

 

ペリーヌ「なに疑ってるのよ」

 

茂「いや、怖いもんは怖いし…」

 

ペリーヌ「大丈夫だから」

 

 ペリーヌの説得で恐る恐る手を放してみる。

 

茂「ひ…えっと、飛べてる?」

 

 話してみたらそのまま真っ逆さまに落ちるわけでもなくとりあえず飛べてる。

 

リーネ「大丈夫みたいですね。」

 

ペリーヌ「じゃあ、私に続いて飛んでみてください」

 

茂「は、はい…」

 

 とりあえずペリーヌについていって旋回したり上昇したり降下したりをそれから15分ほど繰り返した。

 それが終わるとまたペリーヌの手を掴んで着陸した。

 

茂「じ、地面だ…」

 

ペリーヌ「地面に着いたのですから手を放していいわよ。

     それと、どう?空を飛んでみて」

 

 地面につくとペリーヌが感想聞いてきた。

 

茂「変なアドレナリン出すぎてヤバい。

  後変な筋肉使ったみたいで身体中が悲鳴上げてる。

  今日は早く寝たい」

 

ペリーヌ「そう、良かったわ」

 

 とりあえず答えるけど普段から運動不足なのと変な筋肉使ったせいで身体中が悲鳴を痛い。

 こりゃ明日は筋肉痛だわ…

 そしてユニットを元の場所になおしてから部屋に戻るとコタツに入って昼寝した。

 

---------

 

 それから暫くして

 

茂「ん…ん?」

 

 目が覚めたがどうも柔らかいものの上に頭が置かれてる気がする。

 何が起きてんだ?

 

リーネ「あ、茂さん、起きましたか?」

 

茂「ふぇ?え?リーネ?」

 

 リーネに声かけられて声がした方を見るとリーネのおっぱい越しに見えた。

 え?どういう状況だ?寝ぼけた脳みそフル回転して状況を整理する。

 

茂「えっと…え?膝枕?」

 

 ちょっと待てや、なんで今リーネに膝枕されてんだ?

 どういうことだおい。

 

リーネ「ダメでしたか?」

 

茂「いや、ダメというわけではないです。はい。

  むしろ嬉しいといいますか、疲れが吹っ飛んだといいますか…」

 

 ダメとか聞いてくるけどさ、リーネに膝枕されてダメな男はアレなタイプかホモォだけだぞ。

 あー最高だわ…もう死んでもいい




魔改造スピット爆誕。
そういえばリノエアレースってスピットファイアベースのレース機いないんだよね。
Yak系とかも最近出てきてるのに。

汝スピットファイアを愛せよ(スピットファイア教団)


とりあえず茂は1日でペリーヌの手握ったりリーネに膝枕されたりしてるから爆発すればいいのに(おい)
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