あとアメリーが酷い目にあいます。アメリーファンの皆さんごめんなさい。
茂「ペリーヌ…助けて…」
ペリーヌ「ア、アメリーさん…」
アメリー「ペリーヌさんは離れてください。ヤリますから」
なんで俺今、屋敷の壁に追い詰められてるんだろ…
てか何この子突然リーネ一緒に現れて俺のことを泥棒だかペテン師だかみたいな扱いして襲ってきた…
ちょっと振り返ってみるわ
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約一時間前
茂「で、ペリーヌ。今日はなに作りゃいいんだ?」
ペリーヌ「車と重機ですわ。」
ペリーヌに連れられて俺は中庭に作られた瓦礫集積所にいる。
この集積所は俺の固有魔法用に特に使い道のないただのゴミである瓦礫を片付け名目でここに集めて俺の固有魔法を使って物資に変換するために作った。
茂「車ねえ…ジープじゃいかんのか?」
ペリーヌ「ジープよりは良いのが作れますでしょ?」
うん…まあそうなんだけど…
茂「趣味全開でもいいのか?」
ペリーヌ「ええ。」
よし言質とったぞ!
それを聞くと俺は瓦礫に近づいて固有魔法を使う。
茂「そりゃっとな!それのほいっとな!ではいっとな!よしできた」
掛け声とともに瓦礫から数台の車を作った。
振り返ると執事が驚いた表情で見ていてペリーヌがその横で手を組んでみていた。
ペリーヌ「茂さん、何作ったんですか?」
茂「ん?まずこちらがシトロエン社製のシトロエン11CV。
世間一般ではシトロエントラクシオンアバンとして知られる名車にございます。」
ペリーヌの質問に俺はまず作った一台のセダンにもたれかかって説明する。
俺が作った1台目の車両がシトロエン社のシトロエン11CV。
どう言う車かというと世界的にも非常に早い時期に前輪駆動とモノコック構造を採用した先駆的車両です。
1930年代にフランスのシトロエン社が開発した車両でとにかく高性能。ドイツ軍がこれを徴用して大々的に使っていたほど。
総生産台数75万台、1934年から57年まで製造されたクラシックな名車です。
実は俺、これが結構好きでプラモも何個も積んでる。このザ・クラシックセダンな見た目がいいよねぇ…
茂「続いてこちら!シュタイアー1500!
重統制自動車の代替品としてオーストリアのシュタイアー社が開発した軍用車両。
ドイツ軍車両好きにとっては絶対に外せない車両!カッコいいでしょ?」
2台目の大きな車両に触りながらペリーヌに説明する。
2代目はドイツ軍車両好きには知らないものはいないシュタイアー1500。
最近某御殿場の中古車会社が輸入したことでも知られる軍用車両。
とにかくカッコイイ。ドイツ軍車両トップクラスのカッコよさがある。
続いて俺はその隣に置かれたOD色のジープを大きくしたような3台の車に近づく。
茂「車はアメリカで生まれました。
ドイツの発明品じゃありません。ステイツのオリジナルです。
しばし遅れを取りましたが、今や巻き返しの時です。
軍用車両がお好き?ではますます好きになりますよ。見てくださいダッジWCの最新モデルです。
んああ仰らないで。2台がオープントップ、でも屋根なんて見かけだけで戦場だと見にくいし、夏は熱い、風を感じられないろくな事はない。
パワーもたっぷりあります。どんな重いものだって運べます。
どうぞ回してみて下さい、いい音でしょう。余裕の音だ、馬力が違いますよ」
ペリーヌ「これ一番気に入ってるのは値段だって言う流れかしら?」
茂「言いたいならどうぞ?少なくとも俺は逃げる。」
俺が某コマンドー風に説明したのはダッジWC-51、-52、-53。
それぞれダッジWCのモデルの一つ。
51、52はオープントップのウェポンキャリア、53はハードトップのキャリーオールトラック。
運搬能力は全て3/4トンしか無理だが非常に優秀な車両にございます。
茂「えー続いてはこちら、え?オンボロトラック?イエス、それが味があっていいんです。
ソ連製ZIS-5、GAZ-AA、GAZ-AAAトラックです。愛すべきオンボロトラック。
ああ最高、これだけでご飯三杯は食える。」
その隣に作ったのがソ連製の3台のトラックZIS-5、GAZ-AA、GAZ-AAAトラック。
3台とも恐ろしくオンボロに見えるけどその通りです。
だがそれがいい!オンボロがいい!味があって良いではないか!
理解できない?さてはアンチだなオメー
茂「続いて、デカァァァァァいッ説明不要!!8.52m‼︎18t‼︎
sd.kfz.9‼︎だー‼︎」
続いて説明したのがドイツ軍ハーフトラックの中でも最強のパワーとデカさを誇るsdkfz9、通称18トンハーフトラック。
とにかくデカイ、無骨、カッコいい。元々戦車回収用だから仕方ないね。
てかスキャンメルとかドラゴンワゴンの方がこいつより大きんだよなぁ…
そして次の車両の説明にいこうとするとペリーヌの後ろからリーネが来ていることに気が付き声をかける。
茂「ようリーネ。どうした?」
リーネ「あ、茂さん。ペリーヌさんは…」
ペリーヌ「どうかしましたか?」
リーネの声を聴いてペリーヌが振り返りリーネに聞く。
リーネ「そのアメリーさんって方が来たんですけど…」
ペリーヌ「アメリーが来たんですの?」
茂「あのーアメリーって誰っすか?」
リーネの話を聞いてペリーヌが驚く。でもアメリーって誰?
ペリーヌ「アメリーは私が501に入る前にいた部隊にいた同僚ですわ。
ワイト島にいたらしいですけど来たんですか?」
へー元同僚なんだ。
茂「で、何しに来たんだ?」
リーネ「それが…ペリーヌさんを手伝うために来たそうです」
ペリーヌ「それって…」
リーネの話を聞いてペリーヌがこっちを見る。
なんで見るの?
茂「何見てんだ?」
ペリーヌ「あなたのことどうすればいいのかしら…」
あっ…それ結構大問題じゃね?
隠す?無理だろ。俺いないと色々面倒だし。
追い返す?それが一番現実的だけどちょっと酷い。クリーンで清廉潔白な人間でいたいからなぁ…
話す?一番後味のいいプランだけど色々面倒。面倒ごとには巻き込まれたくない。
そんなこんなを手を組んで考えているとペリーヌが声をかけてきた。
ペリーヌ「茂さん?どうします?」
茂「どうしようもねぇ…追い返す?」
ペリーヌ「確かにそれが一番現実的でしょうけどそれはそれで…」
そんなこんな話し込んでいると足音が聞こえてきた。
アメリー「リーネさーん!どこにいるんですかー!あっいた!」
リーネ「ア、アメリーさん…」
何やら赤毛?栗毛?の少女がリーネに話しかけてる。
アメリー「リーネさんどうなりました?ペリーヌさんは…」
リーネ「そ、それは…」
アメリー「あ、ペリーヌさん!お久しぶり…」
リーネと話しているとペリーヌに気が付き話しかけるがその隣にいた俺にも気が付く。
茂「あ、だいぶ不味い?」
ペリーヌ「だいぶ不味いですわ」
茂「どうする?処す?」
ペリーヌ「なにする気ですの?」
茂「ボコるか消すか」
ペリーヌ「暴力的じゃない方法はないんですの?」
茂「ない」
アメリー「ペリーヌさん、その人は…今話していたこと聞いてしまったんですけど…」(フランス語)
二人で話し込んでいると赤毛が聞いてきた。
少なくとも二人ともフランス語で話してるから何言ってるか分かんない。
ペリーヌ「その…」(フランス語)
アメリー「扶桑語で消すとか言ってませんでした?」(フランス語)
ペリーヌ「それは…」(フランス語)
アメリー「え、もしかして…」(フランス語)
なにやらフランス語で話していると赤毛がこっちを見る。
茂「ん?何?」
アメリー「ペリーヌさん、私に任せてください」(フランス語)
ペリーヌ「え?」
一度ペリーヌの方を見て何か言う。ペリーヌは何やら驚いた表情をしてる。
すると赤毛が何やらウサギの耳を出して近づいて来た。
茂「えーWhat are you going to do?」
拙い英語で聞く。
アメリー「今すぐここから出て行ってください!」
茂「What!Are you crazy?」
まさかこの英語を使う日が来るとは…
アメリー「狂ってません。さっさと出て行って消えてくださいこのペテン師!」
茂「おいおいおいおいあんたなんか大事な部分を勘違いしてねえか?俺のどこがペテン師なんだ?」
うん、なんでペテン師なんだ?道化ですらねえぞ。俺清廉潔白で品行方正、公正明大だぞ(自称)
そう言ってこの赤毛を説得しようとする。
だが赤毛はどんどん近づいていきその気迫に俺も後ずさりする。
そして背中が壁にぶつかり追い詰められると赤毛は思いっきり俺をビンタした。
茂「痛ぇ…何するんだよ!」
アメリー「実力行使です!」
茂「え…ペリーヌ…助けて…」
ペリーヌ「ア、アメリーさん…」
アメリー「ペリーヌさんは離れてください。私がヤリますから。」
ペリーヌに助けを求めるが赤毛は聞く耳を持たない。
茂「あーもう実力行使だクソッタレ!痛い目に遭いたくなかったら今すぐどけ!」
アメリー「いやです。その言葉そっくりそのままお返しします。」
茂「はん、後悔しても知らんぞ!」
そう言うと俺は固有魔法を使いある特殊な弾を装填したベネリM4スーペル90を作り構える。
そしてそいつに撃つ。
アメリー「痛っ…アァーー!」
弾をモロに食らった赤毛はそのまま電気ショックを受けて気絶して倒れる。
それを見てペリーヌが驚き駆け寄る。
ペリーヌ「アメリーさん!大丈夫ですの!茂さん!何したんですか!」
茂「ペリーヌ、多分大丈夫。そいつ気絶してるだけ。」
リーネ「何撃ったんですか?」
茂「テーザー弾だよ。大丈夫、食らったのは普通のスタンガンと同じものだから。」
俺がベネリM4から撃ったのはテーザー弾。正確には名前が違うらしいけど強力な非致死性兵器の一つ。
なんで赤毛は電気ショックで気絶してるだけ。
まあ多分大丈夫でしょたまにショックで心停止する奴もいるけど…あれ?そうなったらヤバくね?
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約一時間後
アメリー「ん…んん…あ、ここは?」
茂「お、気がついたか」
ベットに寝ていた赤毛改めアメリーが気がつく。
俺がこいつを気絶させた後、すぐにベットに寝かせた。
それで大事をとってその日の予定は全てキャンセルしてアメリーを寝かせたベットの横で3人で色々やっていた。
アメリー「え?ひゃ!」
茂「その反応はないでしょ…」
俺の存在に気がついてアメリーが驚く。
リーネ「アメリーさん、大丈夫ですか?」
アメリー「はい、ちょっと痺れが残ってますけど。」(英語)
ペリーヌ「そう、それは良かったわ。」(英語)
リーネが心配して聞くとアメリーは腕を回して答える。
それを聞いて隣で紅茶を飲んでいたペリーヌが安心する。
アメリー「その、ペリーヌさん。その人はなんなんですか?」(フランス語)
ペリーヌ「茂さんよ。(フランス語)茂さん、自己紹介してくださる?」
茂「I’m Shigeru Inose. Nice to meet you.」
アメリーが俺の事を聞いて来たみたいなので自己紹介する。
アメリー「どうも、アメリー・プランシャールです。あ、扶桑語で結構ですよ」
茂「そ、そっちの方が楽だわ。なにぶん典型的日本人なもんで英語もフランス語もドイツ語もさっぱりでな。」
アメリー「はは…その…ペリーヌさんとはどういう…」
茂「それは、まあ同居人?」
アメリーが俺のことを聞いて来たのでペリーヌと顔を見合わせて答える。
ペリーヌ「そうなるんでしょうけど…話すべきかしら?」
茂「話した方が色々楽だ」
ペリーヌが俺に話すべきか聞いてきて俺は即答する。
もうここまで来たら選択肢はひとつだけだ。本人にとってはあんまり嬉しくないだろうけど。
ペリーヌ「そう。アメリーさん、これからかなり衝撃的な話をしますので覚悟してください。」(フランス語)
アメリー「は、はい」(フランス語)
ペリーヌは俺の答えを聞いて深呼吸すると真剣な口調で話し始める。
それからペリーヌは暫くフランス語で話した。
フランス語がちんぷんかんぷんだから何言ってるかはよく分からないが一度持っていた俺のスマホで何かを見せたりして話し終わるとアメリーは呆然とした後目を潤ませて泣き始めた。
何か泣き叫ぶがフランス語なので全く分からない。
それから数分すると落ち着いたのか話して来た。
アメリー「茂さん…でしたよね?さっきペリーヌさんが言ったことは本当なんですか?」
茂「あー何言ってたかはよくは知らんがフィクション常々については本当だよ」
アメリー「そうなんですか…」
俺の言葉を聞いてアメリーは俯く。
そして一度深呼吸すると話す。
アメリー「ペリーヌさん、リーネさん、茂さん、これからよろしくお願いします。」
茂「え?これからあんたここで世話になるの?」
アメリー「はい、ダメでした?」
ダメじゃないけど…どうしようこんな思いっきりドストライクな女の子が一つ屋根の下とか理性保てるか?
というか面倒ごと増えたような気がするぞ…
出した車両は全部作者の好みですね。
テーザー弾はフューチャーウェポンで見て以来気に入ってる兵器。
どういう兵器かというとスタンガンの弾丸版だと思ってください。口径は12ゲージしかない見たいだけど。
最近オーストラリアのある出版社の出したスターリングラード戦の戦記を知ったんだがその内容がぶっ飛んでた。
戦死者全員の記録を漁って兵士個人単位での戦歴とかヤバすぎるよ…
そういえばもう静岡ホビーショーまで一ヶ月切りましたね。
早く来ませんかねぇ…タミヤが35で機動戦闘車出すとか楽しみすぎるよ。
WLもいぶき出すらしいし48もトムにゃんこのDとケッテンクラートの新セットにイージーエイトとか出るしきっと何か会場発表新製品もあるだろうから楽しみ。
個人的には名作88かⅣ凸かPak40かPak36/37のリメイクかアキリーズ欲しいですね。