クローゼットの奥がガリアだった件   作:ロンメルマムート

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銃器に関する回。
なんかすごい久しぶりな気がする…

地味にカルスラ組登場。


NR○力の高い話

 ハロウィンから数日後の11月初頭、一昔前と違いこのころになってやっと紅葉の季節なった頃…というか最近紅葉の時期遅くない?この間なんて2週連続で台風来たぞどうなってんだよ地球。やっぱ地球温暖化か?

 まあそんなどうでも良いことを考えながら前の週末にホビーフェスでゲットしたアーチャーのテストショットをどう料理するか考えながら家に帰って自分の部屋に行く。

 すると

 

茂「ただいまー。アメリー、ペリーヌは?」

 

 部屋にはアメリーが何故か本棚の某アニメ監督Mの雑記帳を読みながらポテチとコーラ飲みながら寝転んでた。

 

アメリー「ペリーヌさんたちは今来客と一緒にいますよ。」

 

茂「そ、でさなんで俺の本読んでんの?」

 

 

--------

 

 

 その頃ペリーヌたちはというと。

 

ミーナ「そう。順調なようね復興は」

 

ペリーヌ「ええミーナ中佐。

     今はインフラ整備を優先してますが並行して100年先まで使える都市計画を計画中です。」

 

 ミーナ、バルクホルン、ハルトマンが来ていたため応接室(普段使ってる部屋は事務室。客人を通す部屋ではない)で5人でお茶をしながら話していた。

 

バルクホルン「100年先?」

 

リーネ「100年先です。20、30年の短期的ではなく100年。

    最低でも70年は使える都市計画にする予定です。」

 

ハルトマン「へえすごいね。ところで物資とかはどうしてるの?」

 

ペリーヌ「それは…先方との約束で詳細は言えませんの。」

 

 ハルトマンがふと物資の話を出すが茂がリサイクルして作ってるとはとても言えないためやんわりと隠した。

 

ミーナ「そうなの。それじゃあそろそろ帰ろうかしら?」

 

バルクホルン「ペリーヌ、リーネ、邪魔したな。」

 

 そしてミーナ達は立ち上がって屋敷から出ようと廊下を歩く。

 

ハルトマン「それにしてもすごいよねペリーヌ。」

 

バルクホルン「ああ。まさか100年先まで考えるとはな」

 

ミーナ「まさかあんなこと考えてるなんて。」

 

 そんなことを話していると向かいから扶桑人の少年とウィッチらしき少女が何やらケースと箱をもって歩いてくるが3人は気にせずすれ違う

 

「~Deutschland, einig Vaterland~♪」

 

 カールスラント語らしき単語に気が付いたミーナは振り返るが少年たちは振り返ることなく行ってしまう。

 

バルクホルン「どうしたミーナ?」

 

ミーナ「え、ええ。なんでもないわよ。」

 

 バルクホルンの声に我に戻りこのことを忘れてそのまま基地へと戻っていった。

 だがこの次の夏、訳あって衝撃的な出会いをすることはまだ知る由もなかった。

 

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(Said茂)

 

茂「Und die Sonne schön wie nie~♪

  über Deutschland scheint, über Deutschland scheint~♪」

 

アメリー「茂さん、ところでさっきから何鼻歌歌ってるんですか?」

 

茂「東ドイツ国歌廃墟からの復活だよ。個人的に世界で最もカッコいい国歌の一つだと思ってる」

 

 あの後、実はやりたいことがありアメリーと一緒にあるものを持ってペリーヌのところに向かった。

 その時鼻歌で廃墟からの復活を歌ってた。

 さっき多分ミーナ中佐らしき人とすれ違ったけど大丈夫かな?

 

アメリー「ところで茂さんは何する気なんですか?」

 

茂「ん?いやいい加減こいつを撃ってみたくてな。」

 

 今日やること、それは今背中に背負ってるHK416を撃ってみる…というより本格的に銃の扱い方を教えてもらう。

 だって家にHK416があるとかおっかないもん。ちゃんと扱い方学んでから使いたいもん。

 

アメリー「そうですか。私もその中のHk何とかって気になってたんですよ。

     それに未来の銃って言うのも気になりますし。」

 

茂「なら、作るか?ガリルかG36、なんだったらAK-12でもいいぞ。」

 

アメリー「半分ぐらいなにっているか分からないんですけど。」

 

茂「まあ銃だね。アサルトライフルだけど。少なくともブレンなんかよりずっといい。

  ただ弾がなぁ…この時代存在してないし」

 

 AK-12もガリルもG36も全部弾がないんだよなぁ…5.56mmNATO弾は60年代、5.45×39mm弾は70年代なんだよな。

 大戦期はいわゆるフルサイズライフル弾の全盛期でアサルトライフルなんてこの時代に一番最初のが生まれたからなぁ…

 そんなことを考えているとペリーヌ達のいる応接室についた。

 応接室に入ると片付け中の二人に声をかける。

 

茂「ようペリーヌ、ちょっと教えてくれ。」

 

ペリーヌ「茂さん、なんですか?」

 

茂「いや、銃の扱い方についてだよ。ほら、うちHk416あるでしょ?

  あれ撃ってみたいんだよ。それに、ペリーヌも最新鋭の銃器を使いたくない?」

 

ペリーヌ「まあ確かに。ブレンはかなり重いですから最新の武器を使ってみたいですわ。

     リーネさんは?」

 

リーネ「私も最新のライフルとか気になります。」

 

茂「じゃあとりあえず基本的な銃の扱い方から教えてくれ。」

 

ペリーヌ「いいですわよ。ジャン・ポール、ここはお願いしますわ。」

 

ジャン・ポール「はい、お嬢様」

 

茂「うわ!いたの?」

 

 突然ジャン・ポールが出てきて驚く。

 いたんだ…気が付かなかった…なんかごめん。

 

 

---------

 

 屋敷の敷地内に作られた屋外射撃場につくとケースから弾薬とライフルを出してペリーヌ達に見せる。

 ペリーヌが俺に聞く。

 

ペリーヌ「で、撃つのはHk416ですわよね?」

 

茂「うん。」

 

リーネ「何度見ても思うんですけどこれ本当に銃なんですか?」

 

 するとリーネがHk416について聞いてきた。

 

茂「銃だよ。まあ明らかにペリーヌ達の知っている銃と見た目が大きく違うけど銃だよ。

  プラスチックが多く使われているからこういう見た目なんだよ。まあ現代では多くのライフルでプラスチックを使ってるから大体全部こんな風に真っ黒だよ。」

 

アメリー「へえ、そうなんですね。」

 

茂「で、プラスチックが多用されているため重さは僅か4キロと少し。

  その性能から主に特殊部隊で使われていることで有名でかの悪名高いテロリストウサーマ・ビン・ラーディンを殺害した銃でもある。

  こいつはどういうわけかHk416A5、米軍の新型ライフルとして開発されたけどその計画が予算を理由に潰されたので居場所がなくなった可哀そうな奴。」

 

 Hk416について説明する。

 

ペリーヌ「改めて説明されるとすごいですわね、これ。

     ブレンは10キロもしますから肩が疲れますわ。」

 

リーネ「ボーイズはもっとしますから…代わりの銃を作ってくれたら楽になるんですけどね…」

 

茂「作ろうか?独断と偏見で選んだ奴になるけど?」

 

ペリーヌ「え?いいんですの?」

 

茂「うん。まあリーネのオーダーだけは難しいけどそれ以外なら何とかなるよ。」

 

ペリーヌ「ではお願いしますわ。」

 

 ペリーヌから許可が出るといくつかの銃を作る。

 一応弾の規格等を合わせた方が都合いいから候補は限られるなぁ…

 

茂「まあエイッとな!」

 

ペリーヌ「で、何ができたんですの?」

 

リーネ「機関銃?」

 

 そこには黒い銃がいくつかあった。

 俺はその中から一つを取り説明する。

 

茂「えーまずこれはドイツ製H&KG36A2。

  現役ドイツ陸軍の最新鋭アサルトライフル。弾は5.56mmNATO弾。

  アダプターを付けるとSTANGマガジンも使用可能。

  規格は基本NATOなんで色々と都合がいい。

  信頼性は抜群だがアフガンで色々問題起こして現在裁判沙汰になってる。」

 

 説明したのはドイツ製H&KG36A2。最近問題起こしまくって色々ヤバいドイツ軍の最新ライフル。

 

ペリーヌ「最後が凄い気になるんですけど…というか5.56mm?威力不足ではありませんか?」

 

茂「まあ色々あったんだ、アフガンで。

  で、5.56mmは弱いと思うかもしれないけど実はこれが結構いい。

  昔は7.62×51mmNATO弾を使ってたんだけどこれがフルオートで撃つと大変なことになった。

  反動が強すぎてコントロールが難しかった。

  で、そこで弾を小さくしてみたのが5.56mm弾。

  弱いと思うかもしれないけど実際は非常に優秀。

  またマンストッピングパワーでは劣っているが弾の一部に空洞を作ることで人体にあたると弾が回転して内臓を抉るようにできてる。

  近距離でしか威力は発揮しないけどそもそも遠距離戦が減った現代ではこれで十分。

  こいつが届かないときはマークスマンライフルか機関銃の出番ということですみわけされてるから問題なし。」

 

ペリーヌ「そうなんですか。」

 

茂「それにそれでも火力が足りない気がするならグレネードランチャーつけようか?

  最近の大概のアサルトライフルはグレネードランチャーが装着できるように出来てるし。」

 

ペリーヌ「なら試しにそれもお願いしますわ。」

 

茂「あいよっせと。どうぞH&KのAG36グレネードランチャー。

  銃身の下につけるタイプのランチャーで単体でも使用可能。弾は40×46mm擲弾。

  貫通力はないけど榴弾、成形炸薬、ガス弾、ゴム弾なども発射可能。」

 

 ペリーヌに言われて作ったのがドイツ製H&KAG36グレネードランチャー。

 G36と組み合わせて使えるグレネードランチャー。

 まあ正直グレネードランチャーつけるよりかは人間工学的に疲れにくいフォアグリップつけた方がいい気がするんだけどね。それにさ、フォアグリップつけるとカッコいいし。

 次にアメリーが聞いてきた。

 

アメリー「で、これはなんですか?少しよく茂さんが言ってるAKに似てますけど。」

 

茂「そりゃあ似てるよ。だってそいつはIMIガリル。作った中では一番古いけど信頼性ではピカイチ。

  あの伝説的信頼性を誇るAKシリーズ、その異端児の一つ。

  なにせ中東の西側筆頭とも言えるイスラエル軍が中東戦争で手に入れたAKをパクってできたのがこいつ。

  AK譲りの高い信頼性にさらに命中精度と人間工学が応用されて扱いやすくなった。

  ちなみにこいつはその中のガリル・エース22。最新鋭のモデルで重さは僅か3.3キロしかない。」

 

アメリー「ところでこのギザギザってなんですか?」

 

 するとアメリーがガリルについたピカティニーレールについて聞いて来た。

 

茂「そりゃあピカティニーレールだよ。

  これにライトやフォアグリップ、レーザーポインターをつけて使う。」

 

アメリー「レーザーポインター?」

 

 今度はレーザーポインターについて聞いてきた。

 

茂「レーザーを出す機械だけど。レーザーってのは光の一種で直進性が高い。

  軍事用では誘導用や照準用に頻繁に使われてるよ。

  一応レーザーを航空機に当てるのは日本だと航空法違反だから絶対するなよ。」

 

アメリー「そうなんですか。」

 

茂「で、最後にリーネ。ハンガリー製のゲパードGM6Lynx。

  対物ライフルというジャンルでは最軽量なクセして最大10+1発装弾可能で連射力も最高とか言うバケモノ。」

 

 最後にリーネに見せたブルパップ式の独特な銃がハンガリー製ゲパードGM6Lynx。

 ブルパックで独特な見た目のクセにハイスペックな色物。

 

リーネ「なんというか…すごい見た目ですね…」

 

 まあブルパップ式は当時から(今でも)イロモノだからね…

 

茂「ブルパック式だからね。

  ボルトや弾倉がトリガーやグリップより後ろにあるのをブルパップ方式って言う。

  で、この方式を使ってる銃は現代では結構あってステアーAUGやイギリスの時々弾が出る銃剣付き紳士の棍棒やイスラエルのタボール、フランスのFA-MASとかもこの方式。」

 

リーネ「紳士の棍棒って何ですか?」

 

 するとリーネがL85のことについて聞く。

 

茂「L85。キングオブクソ銃のトップテンに入るほどのクソ銃。重い・ジャムる・弾倉外れるその他トラブルのデパート。

  ヘッケラー&コッホが介入してマシになったけどまだ色々あるらしい」

 

 L85ってまだ色々あるからね…それに英軍って銃剣突撃大好きだから…21世紀入ってからだけで20回以上やってるらしいし…流石紅茶をキメてるだけ違うわ…

 

茂「間違っても欲しいとか言うなよ。おすすめはしないから。うん。」

 

リーネ「は、はあ…」

 

茂「まあこれで揃ったことだしじゃあ撃ち方教えて?」

 

 これで全員分の説明が終わったので本題の射撃をペリーヌに教えてもらう。

 

ペリーヌ「ええ。まず、構えてみて。」

 

茂「こうか?」

 

 とりあえず言われた通り肩に銃床を当て、左手でフォアグリップを持って右手でグリップを保持して構えてみる。

 

ペリーヌ「あら、筋はいいのね。だけどここと、ここ。それにここがダメね。

     そんな撃ち方すれば身体を壊してしまいますわ。」

 

 その構えを見たペリーヌが俺の身体を動かして修正する。

 

茂「えっと…これで良いのか?」

 

ペリーヌ「ええ。あ、耳栓はしてください?」

 

 最後にペリーヌが耳栓を渡してそれをつけてから構える。そしてHK416の安全装置を解除、セミオートにして撃ってみる。

 

パン!

 

茂「く…反動が意外と強いな…」

 

 弾は派手に外れる。それにしても意外と反動が強いな。

 

ペリーヌ「まあ初心者にしては上出来ね。感想は?」

 

 するとペリーヌが感想を聞いて来た。

 

茂「意外と大変なんだな射撃って。ただこれは病みつきになりそう…」

 

ペリーヌ「そう。それは良かったですわ。

     リーネさん、ついでに私たちも久しぶりに撃ってみましょうか。

     腕が落ちてますでしょ?」

 

リーネ「そうですね。」

 

アメリー「賛成です!」

 

 するとペリーヌたちが俺が作った銃を持って射撃の準備を始めた。

 あ、良いこと思いついたぞ。

 

茂「じゃあ4人で誰が一番多く的に当てられるか勝負するか?それぞれ10発ずつで。

  勝ったら好きなもの一つ作ってやる。俺が勝ったらペリーヌ、一週間休ませろ。」

 

ペリーヌ「いいですわ。あとでば泣きを見ても知りませんわ」

 

 ふふ、休みのためだ。レーザーポインターもあるから勝てそう。

 

 

 

 

 

 

 リーネ半端ないってもー!あいつ半端ないって!ゼロインしてない銃でめっちゃ弾ど真ん中に当てるもん!そんなんできひんやん普通、できる?できるんやったら言っといてや、できるんやったら…

 やっぱいくら扱い慣れてない銃渡しても現役軍人には勝てなかったよ…

 この後リーネに無茶苦茶紅茶の茶葉を作った。




・NRA
アメリカ最大のギャング集団、又の名をアメリカライフル協会という。
正直アメリカの犯罪の9割はこいつらさえいなければなくなると思う。
でも銃規制されるとそれはそれでロマンが…
とりあえず何でもかんでも銃で解決しようとする考えはダメだと思う。

・アーチャーのテストショット
某スマホゲームのキャラクターのフィギュア…ではない。
静岡の某T社が出したアーチャー対戦車自走砲のテストショット。
会場限定先行販売という響きに乗せられてホイホイされた人…私です。(小遣いないのに買ってしまった)
静岡で16式は買ってないぞ!本当だからな!罪には自衛隊なんて一台も入ってないからな!

・Mの雑記帳
某M監督の妄想作品。めちゃくちゃ面白い。某ナントカで破廉恥な豚の原作もこれ。
とりあえず泥の中の虎の映像化してくださいお願いします何でもしますから(何でもとは言ってない)

・廃墟からの復活
東ドイツ国歌。カッコいい。赤とプロシアが混ざった名曲。
というか東ドイツはプロシアと赤が混ざった結果神曲しかない。
そこ、エロゲーとか言わない。
とりあえず東側の歌には著作権ないから多分大丈夫…


最後は今流行りの大迫半端ないって。時期違う(半年以上前)けどリーネの射撃の腕を言うならこれが一番だった。


どーでもいいけどさ、なんでウィッチって陸軍の軍服(フェルトグラウは陸軍とSSの服。空軍はフェルトブラウ。なんで実は伯爵とエーリカが一番規定通り軍服着てる)着て、SSの規定(カフタイトルを左腕につけるのはSSの規定。国防軍は右腕)でカフタイトルつけてるんだろ?
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