AS オートマティック・ストラトス   作:嘴広鴻

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 これはにじファンにて投稿していた時の前作の後書きに、オマケとして載せた台本形式の“突発的に思いついた次回作ネタ”です。
 実際にはASという違うネタを使っていますが。
 感想でまた見たいという方がいらっしゃったので、ASの原作開始の区切りとして掲載いたします。





前作オマケ 突発的に思いついた次回作ネタ

 

 

 

【インフィニット・ストラトス編①】

 

 

 

セシリア「どうも、お久しぶりですね。“IS殺し”さん?」

 

箒「“IS殺し”? 何なんだ一夏、それは?」

 

一夏(ネギ)「いや、第2回モンド・グロッソのときに誘拐されかけたんだけどね。

   誘拐犯がISまで持ち出してきて困ったけど、

   ISの絶対防御って“裏当て”が通るんだよね」

 

千冬「生身でISを返り討ちにするのはお前ぐらいだ、馬鹿者」

 

一夏(ネギ)「助かったんだからいいじゃない」

 

 

 

 

 

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【インフィニット・ストラトス編②】

 

 

 

箒「それではあの女は何なんだ?

  一夏のことを憎悪の目で見てたが?」

 

一夏(ネギ)「誘拐に使われたISはイギリスから強奪されたものだったんだよ。

   イギリスに返還することになったけど、いろいろあって僕もイギリスに行ってね。

   そのときに彼女に“どうやってIS殺しをしたのか?”って問い詰められてさ。

   なんやかんやで彼女に対して実演することに……」

 

千冬「いくらISを装着してようとも、腹に“裏当て”をぶち込まれてはな……。

   おかげでオルコットはめでたく“○ロイン”に降格することになったよ」

 

箒「まあ、それならあの女の自業自と……待て?

  “IS『殺し』”とさっきから言ってるけど、本当にその通りじゃないよな?

  誘拐犯って……生きてるよな?」

 

 

 

一夏(ネギ)「……もうすぐ授業の時間じゃないですか、織斑先生?」

 

千冬「……ム、そうだな。篠ノ之、席に着け」

 

(モップ)「何この姉弟、怖い?」

 

 

 

 

 

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【インフィニット・ストラトス編③】

 

 

 

一夏(ネギ)「久しぶりだね、鈴音(リンシェン)

 

鈴「だーかーらーっ! 私は鈴音(リンイン)だってば!」

 

一夏(ネギ)「あ、ゴメン。つい……」

 

 

 

千冬「前から思っていたが、人の名前を間違って呼ぶなんて一夏らしくないな。

   中国語も話せるのに、何故か鳳の名前だけは間違うなんて……」

 

箒「そうですね。

  まるで“音”という字を“シェン”と読むと思い込んでいるというか……」

 

セシリア「え? 一夏さんは中国語も話せるんですか?

     英語もキレイなキングスイングリッシュでしたのに……」

 

 

 

 

 

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【インフィニット・ストラトス編④】

 

 

 

ラウラ「私は貴方が教官の弟ということを認めない!

    貴方さえいなければっ……!」

 

一夏(ネギ)「いや、そんなこと言われても……」

 

ラウラ「貴方さえいなければっ! 教官だって

 

    『育て方間違った……』

    『弟に勉強教わる姉なんて……』

    『家に帰っても一夏が全部家事するからやることない』

    『何か一夏に比べたら駄目な姉過ぎる気がする』

 

    とか悩んで、ビール片手に愚痴らなくて済んだんだ!」

 

 

 

箒「……確かに一夏は束姉さんの話も理解してたけど」

 

鈴「でも一夏みたいな弟がいたら確かに苦労するわよね」

 

シャル「織斑先生、ドイツで教官やってたんですか?」

 

千冬「誘拐事件の後始末でドイツに借りを作ってしまってな。

   それに一夏がISを生身で返り討ちにした直後だったから、

   何で一夏があんな風に育ったのか本気で悩んでたんだよ」

 

 

 

 

 

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【インフィニット・ストラトス編⑤】

 

 

 

一夏(ネギ)「……というわけで、

    シャルは性別を偽ってIS学園に入学したらしいよ」

 

シャル「ゴメンね、皆」

 

箒「そういうことだったのか」

 

セシリア「これからどうしますの?」

 

 

 

一夏(ネギ)「とりあえず、学園の皆と世界中にこのことバラして、

    学園の皆でラファール使うの止めようか。

 

    ……具体的にはシャルの父親が土下座してくるまで」

 

 

 

ラウラ「……デュノア社製品不買運動?」

 

鈴「ISに乗るのは女だからね。

  事情を聞いたら確かにそうなるかもしれないわ」

 

千冬「未来のIS操縦者がラファールを使わなくなったら、

   デュノア社がもっとマズくなるだろうな」

 

 

 

 

 

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【インフィニット・ストラトス・ハードモード編①】

 

 

 

真耶「これが織斑くんの専用IS、『打鉄 データ収集式』です!

   …………え? あれ?」

 

 

一夏「……打鉄?」

 

箒「……データ収集式?」

 

千冬「ム、前に言わなかったか?

   織斑に専用機を渡すのは“データ収集”を目的としてだぞ」

 

 

 

 

 

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【インフィニット・ストラトス・ハードモード編②】

 

 

 

真耶「……拡張領域(バススロット)は全部、観測装置で埋まってますね。

   織斑君のバイタルデータとか周囲の環境情報を観測するものです。

   これでは後付装備(イコライザ)もつけられません」

 

一夏「……武器は基本装備の刀一本のみ?」

 

千冬「私は刀一本のみでモンド・グロッソを優勝したぞ」

 

箒「いや、さすがに違うんじゃないでしょうか?」

 

 

 

 

 

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【インフィニット・ストラトス・ハードモード編③】

 

 

 

セシリア「あなた、ふざけてますの?」

 

一夏「やっぱおかしいよな!?

   せめて普通の打鉄に変更して……」

 

千冬「認めるわけないだろう、バカモン。

   何のための専用機だと思っている」

 

箒「一夏っ!

  男なら……男ならそのくらいの逆境に勝てなくてなんとする!」

 

真耶「“逆境”ってレベルじゃないですよ、コレ!?」

 

 

 

 

 

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【IS少女プリティ☆モッピー編】

 

 

 

 束、魔法少女アニメに感銘を受ける

   ↓

「箒ちゃんの専用機はコレだね!!!」

   ↓

 箒、魔法少女変身ステッキ(待機状態のIS)をプレゼントされる

   ↓

 もちろん明日へ向かって全力でブン投げる

   ↓

 高田厚志35歳、職業ボディビルダーがたまたま拾う

   ↓

 しかも何故かISがたまたま反応してしまう

   ↓

 IS少女プリティ☆モッピー爆誕♪

   ↓

 これからがほんとうの地獄だ……

 

 

 

 

 

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【ペルソナ4編①】

 

 

 

(シャドウ)ネギ「ぼ、僕は君じゃない!

     君みたいに悪魔じゃないし、腹黒でもないんだ!!!」

 

ネギ「え? 何でシャドウが僕を否定すんの?

   ここはホラ。僕が嫌がること言って、

   シャドウである君を否定させるとこでしょ。

   何で最初からシャドウの君が否定すんのさ?」

 

悠「あー(ネギだしなぁ……)」

 

陽介「あー(ネギだしなぁ……)」

 

千枝「あー(ネギ君だもんねぇ……)」

 

雪子「あー(ネギ君だからねぇ……)」

 

クマ「あー(ネギさんだからクマねぇ……)」

 

ネギ「納得すんな」

 

 

 

 

 

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【ペルソナ4編②】

 

 

 

ネギ「そんな弱いこと言う君なんて、

   ……僕じゃないっ!!!」

 

(シャドウ)ネギ「そ、そうだよね!

     だったら君みたいな悪魔から逃げて、

     これからは清らかに生きていくよっ!!!」

 

ネギ「え? ……あ、コラ! 逃げんな!

   僕のペルソナァーーーッ!!!」

 

悠「……どうする?」

 

陽介「どうって……逃がしてやろうぜ」

 

千枝「いくら何でも可哀想よね」

 

雪子「ネギ君と一つになるのはねぇ……」

 

クマ「シャドウの方が絶対良い子クマよ」

 

ネギ「皆も追ってよっ!!!」

 

 

 

 

 

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【ペルソナ4編③】

 

 

 

陽介「しっかし、俺達のときとは随分シャドウの感じが違うな」

 

千枝「私達のときは“私が認めたくない私”だったのにね」

 

雪子「“人前では抑圧された感情”だったっけ?」

 

クマ「どんな人でも心の奥底では“嫌な自分”がいるものクマよ」

 

悠「……心の奥底じゃなくて、

  表層部分が“嫌な自分”だった場合、シャドウってどうなるんだ?」

 

全員「「「「え?」」」」

 

 

 

ネギ「ホラ。「僕は貴方です」って言えよ。

   さっさと僕の中に戻れよ、オラッ!」

 

(シャドウ)ネギ「ヒック……ヒック……。

     ぼ、僕は……貴方……」

 

ネギ「あ~~~聞こえんな!!」

 

 

 

 

 

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【ペルソナ4編④】

 

 

 

ネギ「ぶべろばっ!?

   ……な、何すんのさ!?」

 

 

悠「(シャドウ)ネギ! 大丈夫かっ!?」

 

陽介「助太刀するぜっ!」

 

千枝「君が本当のネギ君になるべきだよ!」

 

雪子「さあ! 君の手であの悪魔をやっつけるのよ!」

 

クマ「君はネギさんの心の奥底に残った最後の良心なんだクマ!」

 

(良心)ネギ「……あ、ありがとう! 皆っ!」

 

 

ネギ「え? ……ちょ、何それ!?」

 

 

 

 

 

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【リリカルなのは編①】

 

 

 

なのは「全力全開っ! 『スターライトブレイカー』!!!」

 

ユーノ「出たっ! なのはの『スターライトブレイカー』だ!」

 

 

 

ネギ「あ、ゴメン。

   僕って『完全魔法無効化(マジックキャンセル)能力』というの持っててさ。

   だから魔力弾とかそういうの無効化しちゃうんだよね」

 

 

 

ユーノ「全然効いていない!?」

 

なのは「それって私はどうしたらいいのっ!?

    レイジングハートで殴るぐらいしか出来ないでしょ!」

 

 

 

 

 

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【リリカルなのは編②】

 

 

 

フェイト「だったら私が!

     『サンダーレイジ』ッ!」

 

ユーノ「そうか! 魔力変換で電気に変換させれば!」

 

なのは「フェイトちゃん頑張って!」

 

 

 

ネギ「ソレも無理だって。

   というか、“非殺傷設定”出来るものは全部無理だよ。

   それって魔力ダメージでノックアウトするんでしょ?

   魔力使ってたら駄目」

 

 

 

アルフ「どーすりゃいいのさ、ソレ!?」

 

クロノ「……質量兵器しか効かないということなのか?」

 

 

 

 

 

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【リリカルなのは編③】

 

 

 

はやて「よし、ならウチの子達の出番や!」

 

ヴィータ「任せろ、はやて!」

 

ザフィーラ「魔法が使えないのは確かに痛手ですが」

 

シグナム「ベルカの騎士ならば魔法無しでも戦えます」

 

シャマル「私は無理ですけどねー」

 

 

 

ネギ「……僕が式神とか叩いたら全部送還しちゃうんだけど、

   守護騎士ってどういう扱いなんだろ? 一応プログラムだよね?」

 

 

 

ユーノ・アルフ「「え?」」

 

フェイト「もしかしてヴォルケンリッターって一撃死!?」

 

なのは「ヴィータちゃん達逃げてぇっ!!!」

 

 

 

※ 後日、ザフィーラの抜け毛で試したら大丈夫でした。

 

 

 

 

 

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【UQ HOLDER!(前作から100年後)編?】

 

 

 

ネギ「火星のテラフォーミング失敗してもうた。

   これで今までの100年は無駄になったなぁ」

 

エヴァ「魔法による遺伝子操作なんか試すからだ」

 

アスナ「どうするのよ、あのゴキブリ…………ゴキブリ?」

 

 

 

 

 







 正直、なのは編は微妙です。というか全体的に微妙?
 まあ、所詮はオマケですので、広い心で見てください。
 だけどペルソナ4編の、シャドウが心の奥底に残った最後の良心というネタは評判良かったですね。



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