Fate/Grand Ordar The lost memory 作:カラクリヤシキ
運命という歯車よ。回れーーー
喪失者と狂わされた異国の地
「……」
少し暖かい風が吹き、辺りの草と木の葉を鳴らす。
空を見上げなくとも、いい天気だということがわかる。
だがそんな中、私は、唖然としてその場に立ち尽くしている。溜め息がつきそうになるが
それは仕方ないと思いたい。なぜなら…
「二度あることは三度ある…という言葉がありますが……」
ほんの少し前に目が覚めてみれば草原に寝ていて、起き上がって右、左とゆっくりと見渡してみても見覚えなどない森や草原だけが視界に映る。知っているところが何一つもない場所。唯一救いなのは体は問題ないといったところですか…
三回も同じようなことが起きれば呆れて溜め息もつきたくなるというもの…違うとすれば人が見当たらないところだけですね。
…
「訳がわかりませんよ…」
そう言って空を見上げる。
あぁ、こんな状況でも空は青くて太陽の光も暖かく…
ん?
「あれは、なんでしょうか?」
空に大きく円を描いたような白い光の輪が見える。
とても大きい。あんなものは見たことがありませんね…
気にはなりますが…
「あれが何なのかは、一先ず置いておきましょう」
分からないことを考えても仕方がない…
それよりも、此処が何処なのかが分からなくては話にもなりません。
当てはありませんが、とりあえず歩きましょう。
近くに町か村があればいいのですが…
「おや?」
道中、草原から森の中をしばらく歩いていると金属音が聞こえる。
金属ということは人がいる可能性が高い。行き当たりばったりでしたが、なんとかなるものですね…しかしこの音は…
「あれは…」
「はぁ!」
森を抜け、金属音のする場所を見ると、そこには女性が旗を持って剣を持った何十名もの人達と戦っていた。やはり戦闘による音でしたか…
「これは、いけませんね…」
数が多いせいか、少しずつ囲まれていくのがわかる。あれでは、多勢に無勢…これは、ぼうっとしている場合ではありませんね。
その場から走り、戦闘が行われている場所に近づく。そして彼女に近い場所にいる数名を殴り道を開けて彼女の後ろに着く。後ろからだったので不意を突いて難なく近づけましたね…
「!貴方は…」
「説明は後に、加勢します。今はこの戦闘に集中しましょう」
「ーーーーはい!」
女性の方も戦闘を終わらせるために前の敵に集中する。
私も早く終わらせるようにしなくては…
「うぅあ…」
数は女性と分けても約十余名…しかし…この方々、先程から唸り声を出しながらゆっくりと近づいてくるのはいいのですが…動きがあまりにも単調…それに歩きも不安定?
「気をつけて下さい。この人達はリビングデッドです!」
「り?りびんぐでっど?それは…」
なんだか聞き慣れない言葉ですね…いったいなんなのでしょう?
「既に死んでいる人間が襲ってるんです!」
「なんと…屍が動いているのですか?」
死んでいる人間が動いている。呪術の類いか何かか…通りで血と一緒に腐った臭いが混じっているわけだ…
ーーーーそれならば遠慮は必要ありませんね。
ゴキャッ
私が請け負った十余名の屍の頭蓋を拳で叩き潰す。
動きが遅い上に此方の攻撃を避けようともしないところを見ると、それらも鈍いようだ。それにとても
「案外、
攻撃が通じなければ後ろの彼女だけでも撤退させられるように動こうとも思いましたが、杞憂でよかった。
「すごいですね…サーヴァントでもないのに一瞬で…」
後ろを向けば屍達は、倒れて動かなくなっている。どうやら彼女の方も終わったようだ。
「さーう゛ぁんと?はよくわかりませんが…そちらも無事に終わってよかったです」
お互い大事にならずよかった…しかし、いくら柔くても数十体はいた屍をこんな短時間で片付けるとは…いや、よくみればこの女性、普通の人より
「ありがとうございました。貴方のお陰で早く倒すことが出来ました…っ!」
「いえ、こちらこそ…どうしました?」
女性が突然顔を左に向けて硬直する。
左には石で建てられている砦が遠目で見える。
「急がなくては…!」
女性が砦に向かおうとした瞬間、足を止め今度は、右を向く。あちらにも何かあったのでしょうか…
「あれは…」
右を見ると、距離は砦より遠いが村があった。小さい村だが、そこから黒煙が上がっているのがわかる。そして今、一瞬だが青い炎が上っていたのが見えた。
「そんな…二つも同じような時に…」
女性を見るとかなり焦っている様子だった…もしや、あの村と砦は、彼女にとって大事な場所なのでは…
「あ、あの!貴方の力を見込んでお願いします!協力していただけませんか!」
私の視線に気づいたのか、此方に向けて必死な形相で頼みこむ。
やはり、大事な場所だったようだ…
「わかりました」
「え」
女性の方は、断られると思っていたようだが、乗りかかった船です。半端なことはしません。
なによりこんなに必死に頼まれては断ることなんてできませんよ…
「困っているのでしょう?微力ですが手伝います」
「ありがとうございます!では、私は、左の砦の方に向かいます。貴方は…」
「先程、炎が見えた村の方ですね」
「はい…本当にありがとうございます…貴方に主のご加護を…」
そう言って彼女は、手を合わせて祈りをしてから走り去った。
主?とは誰のことでしょうね…まぁ、それより
「さて…いきますか」
「此処にもさっきと同じものが…」
走ってる途中に何回か動く屍を退治しても、そんなに時間を取られずに村に着いたのはいいですが…村には、先程戦った屍と同じものが何人も
「…随分と派手にやったようですね…」
周りの建物を見る。家等の建物の壁が何か鋭いもので抉られていて壊されている。
更に、夥しい血の臭い…生存者はいるのでしょうか…そう思った時、近くで爆発音が聞こえた。
「次から次と…とても、鬱陶しいですね…はぁ!」
その爆発音がしたところを見に
「貴方は?」
「戦闘に加勢します。説明は後で…」
女性の方も私に気づいて一瞬構えていたが、すぐに解いてもらえた。どうやら敵意がないことを感じてもらえたようだ。よかった…
バキャッ
骨が割れる音が辺りに響く。
この屍達も動きが鈍いが、数が初めよりも多かったので倒す時間は、もっと掛かると思ったのですが、初戦とあまり変わりませんでしたね…しかし、やはり
「まぁ、なんと御早い…」
「これで動く屍は…?」
姿勢を解こうとした時、後ろからとても鋭い風切り音がして、上空から何かが勢いよく私に向かって来るのを感じ横に飛び避ける。
「あの生物がこの惨状にしたものか…」
私に向かってきた者の正体を見る。
赤の鱗に鋭い牙を持つ二対の翼を生やした生物。大きさは、約
「あれはワイバーン。竜種の亜種とも言われているようです」
「わいばーん?」
女性が歩いて私のところに向かいながらあの生物のことを説明する。竜?あれが…絵巻でしか見たことがないので形も異なっていて少し違和感がありますね…
「私にお任せください」
女性が私の横に立ち扇子を構え、目を閉じる。これは…集中している?
「…しゃあ!!」
扇子を振る。
すると、扇子から青い炎が出現し、それらを竜に向け放ち、竜の体にぶつける。
「ガァ…!」
ゴゥッ!
青い炎が着弾すると、そこから更に強い炎となって爆発する。竜からそれほど距離は、近くなくとも熱が少し肌に感じる。
それに、あの炎の色…
「青い炎。遠目で見えた炎はこれだったのですね…む?」
「ゴァア!!」
煙幕が晴れ、竜の姿が見える。爆発で焼け焦げた翼、無くなった片足がその威力が強力だったことを物語らせる。だが、それでもまだ生き絶えず、最後の力を振り絞るが如く、炎を放った女性に向かって突進してくる。
「な…」
これは、女性の方も予想外だったらしい。
たとえ今直ぐさっきの炎を出しても直撃は免れない…ならば
「任せてください」
「え」
ドゴッ
鈍い音が辺りに響く。彼女の前に出て、突進してくる竜の頭を殴り、地面に叩き落とす。…今度こそ絶命しましたね。拳を解き手の感覚を確認する。ふむ、思った以上に柔い。この女性の炎が全身を焼いてくれたお陰でしょうか…なんにせよ此処も無事に終わりました。
「ワイバーンを素手で倒すなんて…すごいですね。とても軽い身のこなしなのに敵を屠る姿はとても雄々しい…見たところ普通の人でしょうに…」
「いえ、貴女の炎のお陰で肉が柔くなり、容易く倒すことができました…あっ」
振り向いて女性の顔を見て固まってしまう。
とても綺麗な顔立ちの頬に血がついている。
先程の竜と対峙している時までは、そんなものは着いてなかった。だとすると原因は、間違いなく殴り飛ばした私だろう。
「どうかしました?」
「いえ、少し失礼します」
「え?」
女性の頬についてしまった血を裾で
「先程の戦闘で飛んで付いてしまったのでしょう。すみません」
もう少し気配りをしていればこのように汚すことはなかったため心からも謝罪する。
「気づきませんでした…御手を汚してまで拭いてくださるなんて、御優しいのですね」
「いえ、元はと言えば私のせいで汚してしまったのですから…」
「そうですか…貴方は、正直者なのですね」
どうやら女性の方は、それに気づいてなかったようだ。先程の戦闘を見る限り、力は強いですがそれほど戦い慣れていないようです。そんな人をあのわいばーんとやらの前に出してしまったことに今更ながら反省する。
そういえばこの人は、何故このような場所に…
「貴女は…」
「清姫」
「ん?」
「清姫とお呼びください。」
名前を教えてもらった。いきなりだったので少し面を食らってしまいましたが、直ぐに元に戻す。女性や彼女よりも名前の方が呼びやすいので助かりますね。
「姫のような方だと思いましたが、名前も姫があるとは…」
「あら、お上手ですね…まぁ、屋敷に長い間箱入りで育てられていましたから当たってはいますね」
「そうだったのですか…では、これからは清姫とお呼びします」
「はい、清姫です。それでは貴方様の御名前は?」
…しまった。名前を教えてもらったのにまだ私の方は言ってませんでしたね…
「遅れてすみません。黒猫と呼ばれております。お好きなようにお呼びください」
「黒猫?…ワイバーンにも臆することなく戦うことが出来る方がまさかそのような可愛らしい名前とは」
清姫が微笑みを浮かべて言う。
可愛らしい…初めて言われました。
おそらく、後にも先にも可愛いなんて言うのは、この方くらいじゃないでしょうか…
「よく、変な名前とも言われてますが可愛いと言われたのは初めてです…」
「いいえ、とても
その呼び方を聞いて少し驚いて固まってしまう。
先程から少し驚きの連続ですね…
『黒様』
そんな風に呼ばれるのは巴以来ですよ…
「どうかされましたか?」
「いえ…そのように呼ばれるのは久しぶりでして、つい昔のことを…」
「まぁ、そうだったのですか…」
「はい…そういえば清姫は何故この様なところに?」
話を切り替え、先程思っていたことを聞く。
何か事情でもあるのでしょうか、少し沈黙する。
少々不躾でしたか…
「ちょっと探し物をしていたんですよ」
「探し物ですか…」
何かを無くしてしまったのでしょうか…このような状況でなければ一緒に探していたのですが…
「黒様はどうして此方に?」
「私ですか?此処に来る前に会った方に協力してくれと頼まれまして…」
そういえば砦に向かった彼女の方は、無事に終わったのでしょうか…終わり次第に待ち合わせる場所も聞くべきでしたね…砦に向かいましょう。
「こうしてはいられませんね…」
「もう、行かれるのですか?」
「はい。もう此方には敵はいないようなので…」
走ろうとする前に清姫の方を見る。
彼女の炎は、とても強力でしたが戦い慣れてない…一人にするには…
「?あぁ、私の方でしたらお気になさらず、蝶よ花よと愛でられておりましたが武芸の方も少しは出来るんです。さぁ、どうぞ向かってください」
「ですが…」
「急いでいるのでしょう?でしたら早く向かったほうがよろしいかと」
私の考えていたことを察したのか、私に行くように言う。
気を遣われてしまいましたね…
「わかりました。清姫、貴女も気をつけて下さい。落ち着きましたら一緒に探し物を手伝います」
「はい。では、また
走ってその場を離れる。もう、ここに先程の竜のような気配はない。それに清姫は、あの見た目では、考えられない程の炎を扱う人だ。遅れは取らないでしょう。
この恩は、返したいですね…
「ふふ、ふふふふ。探し物は、もう見つけたかもしれませんよ?いえ…ふふふ、やっと…みつけました」
「少し遅かったですか…」
砦の方に向かってみれば、やはりここも戦闘があったようだ。
既に戦闘を終えているようですが…かなりの激戦だったのでしょう。門は崩壊しており、外壁も崩れかけている所がある。まだ崩れていない壁に村で見た鋭利な傷跡があちこちに見える。あの村で戦ったものと同じ竜が何匹も攻めて来ていたみたいですね…
「…」
男性の兵士が壁を背にして座りながらこちらを見ている。ちょうどいい、あの方に聞いてみましょう。
「すみません。お聞きしたいことが…」
「ー!
「すみません。なんて言いました?」
声を掛けたら突然大声を出して私から離れる。…いや、それよりも男性が出した言葉?が、全く聞いたことがない言葉で何を言っているのかが分からなかった。
…薄々気づいてましたが、まさか此処は
「もしや、いや、もしかしなくても此処は…外国?」
それならば、此処が随分と日本離れしていると思ったことに納得がいく。本当に何故このような場所にいるんでしょう…
「ん?」
傷だらけの砦から数名の兵士達が出てくる。
手に武器を持っている。明らかに警戒されてますね…ですがやはり戦闘を終えたばかりのせいか、かなり疲労しているよう…それに、何故か怖がっていますね…理由は、わかりませんがやることは一つだけです。
「立ち去るのが一番ですね」
「!」
その場から走り去る。
後ろから声をかけられているが、無視です。何を言っているのかが分からないのもありますが、通じなければどうにもなりませんし、何よりも明らかに友好的じゃないので間違いなく誤解されるでしょう…
「これからどうしますか…」
砦からある程度離れ、追手も来ないことを確認して歩く。
あの様子から見てあの女性も私と同じで去っていったのでしょうね…
「何処にいったのでしょう…」
おそらくあの女性は、この事態を少なからず知っている筈…会って話をしたい。
しかし、言葉も分からないのでは、他の村や町に行っても同じですね…最悪、小さい村なんてあの屍やら竜のせいで全滅している可能性がある…
「ならば、気配を
その場で目を瞑り、意識を集中させる。会って間もないですが、普通の人よりもずっと強く独特なあの気配です。それほど遠くなければ意識すれば簡単に…
「…見つけましたが……」
あの女性の生命力を察知しましたが、遠い…約
「
気づけばもう、日が落ち夜になる手前。道も分からないで夜道など歩けば余計に体力を使ってしまいます。…それに先程の動く屍や竜が来ないとも限りません。
「とりあえず野宿できそうな場所を探しましょう」
幸い、近くに身を隠せそうな木々がある。そこで休みましょう。
ん?
そういえば何故私は、『今の私でも』なんて思ったのでしょう…?
砦を守ってから暫く経った頃にはもう夜になっていた…
「…」
砦からかなり離れた森の中で座って休みを取り、少し落ち着いた私は、助けてもらった方の事を思う。
私の事を何も聞かずに村の方に向かってくれた彼の事を…
「無事だといいのですが…」
「ジャンヌさん?」
私の前に座っている二人の女性が心配そうにこちらを見ている。この方々とは、砦で出会い。共にワイバーンを倒してもらい。そして、もう一人のジャンヌを倒すために行動を共にしてもらっている。
一人がデミ・サーヴァントのマシュ・キリエライト。サーヴァントと人間が融合して擬似的な英霊となっている方で、薄紫色の髪で片目が隠れているのが特徴の女性で冷静に戦闘を行ってくれるとても頼りになる人です。
「いえ、ただあの人の事が心配で…」
「あの人…もしかしてジャンヌが私とマシュに会う前に助けてくれたって言っていた人のこと?」
そしてもう一人は、そのマシュのマスターとなった藤丸立香。オレンジ色の髪をしたとても活発な女性で、未来で人理焼却された世界の最後のマスターとしてこの狂わされたフランスを修復するために来て、そして単独の私に共に行動しようと言ってくれたとても優しい方です。
「…はい」
「たしか、私達が戦った所とは違う場所の村を助けに向かったんだよね」
「えぇ、あの人がいなければ砦に到着するのもまだ時間が掛かっていたでしょう…」
あの人には、本当に感謝しています。もう少し遅ければ、もしかしたら死者が出ていたかも知れないのですから…
「でも、すごいよねー!マシュやジャンヌのようなサーヴァントじゃない普通の人がリビングデッドをいっぱい倒したんでしょう?こうバシッバシッ!って!」
『そうだね、サーヴァントでもないのにジャンヌダルクの目でも捉えられないような早さで兵士が十体以上もリビングデッドになったやつを
立香が拳を振っている時に突然虚空から声が聞こえる。なんでも、カルデアという未来にある組織から二人のサポートをしているらしい。今聞こえた声の人は、ロマニ・アーキマンという人で周りからはロマンと呼ばれているらしい。
ロマンという名前にとても夢見勝ちないい名前だと言ったら複雑な気持ちになっているようだった…なぜでしょう?
「はい、魔力も使わないであれほどの動きが出来る人です…きっと無事だと思うのですが…やはり心配ですね…」
「…すみません。私と先輩の安全を確保するために違う方向に向かったんですよね」
「ごめん…」
「いいえ!貴女方のせいではありません!それに、あの時にしっかり待ち合わせる場所も言わなかった私の…」
そう、力不足な私のせい。決して立香とマシュのせいではない。
「でもその人名前も言わずにまた助けに行ったなんて…まるで、ヒーローみたいな人だね」
『確かに…何処かのヒーローショーにでも出てきそうな人だね』
ヒーロー…確かにそうですね…
見ず知らずの私を助けて、更に何の見返りも要求もしないで村に向かうその姿は…
ーーーー確かに物語に出てくるような英雄のような方ですね
「決めた!それじゃあ!明日の方針にその人を探すことも追加しよう!」
「え!い、いいんですか?」
「だって話を聞けばすごくいい人そうで頼りになりそうだし!何より放っておけないよ!」
「私も賛成です。サーヴァントではありませんが、ジャンヌさんが言う通りの人ならば腕も折り紙つき、何より敵になる可能性は、とても低いはずです」
少しでも早く彼に会いたいと思っていた矢先、皆さんも彼を探してくれることになった。会えるかも分からないのに…本当に良い人達だと思う…
『うん、僕もいいと思うよ。敵にならない実力者なんて喉から手が出るほど欲しいからね…上手くいけば僕の休み時間が増えるし、まさに一石二鳥だ!』
「ドクター、帰ったら小一時間お話があります」
『僕の休憩時間を説教で埋めないでー!』
マシュが虚空を睨み付けていると男性の慌てた声で言い訳をしているのが聞こえ、それを聞いている私と立香は、顔を合わせて笑ってしまう。
ーーーー本当に私は…良い人達に巡り会えました…
…わたしは、助けてもらったのにまだ貴方の名前すら知りません。どうか、無事に、また再会できることを心から願います…
やぁ、こんばんはー!少し遅かったですが、予定よりも早くかけてよかったです。戦闘描写などは、かなり軽めに書きましたが、主人公よりも他の方達の視点の方がどのような動きなのかをかけそうなので黒猫視点では、このように書かせてもらいました…早く他の視点を書きたい(戦闘描写を!)…
次の第6話の進行状況は、活動報告に書かせてもらいます。時間があればどうぞ見に来てくださいー!
それでは、次は第6話の活動報告でお会いしましょう。
ではー…!