金髪姉さんのおかげで俺の生活変わった件について(最新停止、永久凍結) 作:Анна
「わぁ…すごい…」
ギルドに入った瞬間私の口からこの言葉が漏れた。飲食店を含んだこの施設は実に騒がしく、皆楽しそうだった。あるものは酒を飲み、あるものは力を競い合っていた。
「いらっしゃいませー!飲食ならこちら、新しく冒険者になるならあちらになりマース!」
と、元気のいい若いお嬢さんに(店員だろう。忙しそうにジョッキを運んでいたため。しかし気になるのだがあの細い腕からどうやってあの量のジョッキを持てるのだろうか。)声をかけられ、受付と思われる方に向かう。
「いらっしゃいませ。冒険者希望の方ですか?」
「はい…しがない旅人なのですが…」
「ああ、大丈夫ですよ。1000エリスが必要となりますが…あ、ありがとうございます。手袋を外して利き手をここに置いて頂けますか?」
謎のお金数種類を見せて適当に受け取ってもらう。あれが1000エリスとやらなのだろう。
なんだろうか…なにか検査を受けなければいけないようで手袋を外すように言われたが、少し戸惑う。
「え…えっと…手袋を外さないとダメですか?」
「えぇ…まあ、誤診も無くなりますし…」
少し悩んだ末、仕方なく。本当に仕方なく手袋を外すことにした。
そこにあったのは
「…え…」
鉄の手である。機械、義手、属言う
感覚がなく冷たいのはそのせいである。利き手は肩からある理由で吹き飛び、かなり昔からこの機械鎧である。
「その腕……見たことはありませんが聞いたことがあります。王都の方ですら数少ないですが義手職人がいてこういう風に魔力で動くような腕をつけてもらうとか……渋った理由はそれですか…誠に申し訳ありません嫌な思いを…」
「いえいえ!気にしないでください。意外と便利なんですよ?林檎を割ったり…ね?だからそんなに悲しそうな顔をしないでください…」
泣きそうになる受付嬢(後にルナという名前を聞くため今後そう呼称する)をしばらく綾してその検査を受けてみる。
「…すいませんでした…この魔道具はあなたのステータスを測るものです!どうぞ手を置いてください!」
素直に手を置くと体の中からなにかが消失するような感覚とともに頭の中で旋律が走るというかなにか不思議な感覚がした…気がする!
「はい!でま…し…た…………は?」
「え…なにか?」
「えぇぇえええええ?!?!貴方本当に旅人ですか?!Lv1なのに運が少し低いのを除けば全て平均をはるかに超えています!知力や筋力がずば抜けて高いです…こんなの見たことがない…伝説レベルですよ…これなら今すぐどんな上級職にでもなれますよ!」
これは驚いた。前世ではたしかにブイブイ言わせていた時期があったのだがそれを引き継いだのだろうか?2週目?2周目なの?不思議なこともあるものだ…
「魔力も高いですし…ソードマスター、アークプリースト、アークウィザード、何にでもなれますが…」
だんだん人が集まってきた。歓喜の声を上げてる人が多い…色々な目を向けられるのは得意ではないのだが…
「あれ…でも…不思議なスキルが何個かありますね…【狙撃(オリジナル)】【チャーム(オリジナル)】【近接格闘+】【環境補正】まだまだあります…チャームもサキュバスじゃなくて人族なのに持ってるとは…」
不思議なことに私は最初から最強っぽい。実に面白くはないが…
職業はアークプリーストにした。戦闘職よりは死ぬ確率は下がるだろうし…
ーside Lunaー
今日も変わらない1日が過ぎようとしていました。酒を飲み散らし食い散らしして騒いでいる冒険者を眺めながら。まあ、飽きないのでいいのですが…
そんな日の昼下がり、お客さんが1人来ました。
不思議な方でとても大きなリュックを背負い不思議な格好をしたそれは綺麗な女性でした。キラキラ光るすこし淡い色の金髪を腰まで伸ばし、スラリとした四肢にくびれた腰、胸は大きく目はエメラルドでした。
まるで妖精のような彼女はあたりを見回して、こちらにやって来ました。冒険者の方でしょうか…
いつもどうり声をかけよう。
「はい…しがない旅人なのですが…」
見た目からはちょっと想像出来ないけど、とても相応しいちょっとハスキーなとても透き通り、いつまでも聞いていられるような素敵な声でその女性は話します。
感嘆しつつもステータスを測るよう促すと手袋を外すのを渋っていました。確かに奴隷育ちの人は手の甲に焼印を入れられていることがありますがその程度では気にしませんので安心してください。
と思った矢先、その方は渋々手袋を外しました。するとそこにあったのは鈍く光る手でした。最初は篭手の1種かなとは思いましたが手首がないのです。手首まで鉄でこの人は手がない、この手は義手なんだと気づき自分の失態に気づきました。通りで渋るわけです。
泣きそうになりました。なんて失礼なことを…と…
しかしその方は優しく私を綾してくれました。なんとも落ち着く声で優しさに女でも惚れてしまいそうです。喋り方もわかりやすいように喋ってくれてきっと頭がいいのでしょう。
そうこうしているあいだに人が集まってきてしまいました。この方は淡麗なのでみんなを引きつけるのでしょうか…
ステータスが出るとそこには驚愕するしかありませんでした。過去類を見ない最高のステータス。知力も王都の学者ぐらい…いや、それよりも高いかもしれません。勇者…じゃなくて賢者でしょうか、しかしLvは1。
スキルも豊富で種族を超えたスキルを持っていました。この方は選ばれた方なのでしょう。驚愕を重ねてるうちにこの方はアークプリーストの職業をお選びになられました。
名前はアンナだそうです。これからここでしばらくいてくれるので、安心出来るでしょう。
ーside Luna endー
ーside
どうやらこの世界の文字はアルファベットのようだ。飾りがついているがローマ字に合わせると日本語になる。
この字体は私好みなので今後書けるようにしていきたいと思う。
文字の推測は正しいかわかりません…多分アルファベットだと思うんですけど…
ほんっと駄文で申し訳ない…