金髪姉さんのおかげで俺の生活変わった件について(最新停止、永久凍結) 作:Анна
主人公は転生してチートの力で強いんじゃなくて元から強いです。これの元になった人物がいるのですが……その人が廃スペックなものですから…
飛び散る緋を私はシャワーのように浴びる。車軸を通した雨のように降り注ぐ緋は私を酔わせる。
血に…酔わなければ…
なんてかっこいいことを口の中でもぐもぐするも、やってることはカエルの駆除である。至って普通の身長の2、3倍はあろうその大きな体には圧倒されているが。
「でかすぎでしょぉ……」
絶句である。
私の初めてのクエストはカエル狩りであった。正確にはジャイアントトードの5匹討伐である。名前からわかっていたかまさかここまででかいとは思わなかった。ソロは危険だと2回ほど止められたが大丈夫大丈夫といって出ようとした。
そしたら荒くね者…世紀末漂う服装をしたお兄さんから片手直剣を貸してもらった。帰ってきたら返してもらうと…
正直プリーストが前衛に行くなんて珍しいことなのだろうが私は生憎衛生兵として生きてきた過去がある。銃を持ってない相手などスプーンを持った子供と同じ…
それは人間に限る話である
「ちょまちょまちょま!!でかい!でかいですからァ!!」
ドシンドシンと地面を揺らしながら私を胃に収めようと奮起するその化物はさながら砲撃をする戦車のように恐ろしいのは確かだった。
振り向きざまに腹を切り裂いてやると臓物を撒き散らして死ぬぐらいには柔らかいのが嬉しい。
「これで5匹目ですか……もうちょっと狩れそうですね。…あなたならどうやって動くでしょう…」
あの人のことを考えながらカエルを探しては臓物を撒き散らせるという作業を繰り返すこと30回。周りのカエルがいなくなってきた頃である。
飽きが来た。10匹目あたりから狩るのに慣れてしまって作業となり始めてから面白くなくなった。そろそろ昼時だし、帰ってもいいだろうか?否、帰る!
「エクスプロージョン!!」
天気は悪くなり雲で陰りその先を見たら赤い光線が天に登っている。なんだろう…そう疑問に思える時間すら、なかった
刹那轟音の轟を腹に受けた直後ものすごい熱量と光が私を包んだ。私は瞬時に伏せることを余儀なくされるのである。
たっぷり15秒。頭を庇い口を大きく開いて地面に伏せて
爆発の余韻をやり過ごし5秒。合計20秒地面と愛を確かめ(地面は私の胸のやわらかさにさぞ興奮したことだろう。)立ち上がり周りを見渡す。
50メートル先、1面焼け野原であった。あの曇はきれいさっぱり無くなっていて寧ろ晴天になった空を見上げ私は身震いをする。
あんなものを使う人物がいるのか…
さすがの私でもこんなものをくらったら死んでしまう。炭になるわ!
小さくドサリという音、小さく「タスケテクダサァイ」という声が聞こえた。何処だろう?辺りを見渡し声の主を探す。ちょうどピンクのカエルが大口を開けていた。欠伸だろうか?
「タスケテクダサァイ…タベラレチャイマスゥ」
少し目線を下げるとカエルが大口開けてる理由がよく分かった。黒いローブを着た少女がぶったれているのである。カエルはいただきまーす!と言わんばかり口を開け今少女を食べようと!!
私は腰から銃を引き抜き3発立て続けに放つ。腰のホルスターから抜いてすぐに撃つ早撃ちに自動拳銃は向いていない。すぐにジャム(弾詰まり)を起こす。早撃ちに向いているのはリボルバーだ。それもシングルアクション。弾詰まりを起こさず精度もいい。複数の敵に対する攻撃力は下がるが、一対一、タイマンなら他の銃には負けないだろう。それと1番大きいのは……
「銃はロマンです…」
くるくると銃を手の中でスピンさせてホルスターにしまう。額に3発弾を受けたカエルは血を噴出しながら後ろにぶっ倒れた。
大丈夫ですか?と私はぶっ倒れているカエ…じゃなかった少女を抱き起こした。
「すいません…魔力切れを起こしてしまいました…街まで連れて帰ってくれますか?」
初対面の得体もしれない女によくそんなことを言えるものだ…と感心しつつその少女を正面に抱きかかえ背中をポンポンとしながら街に帰ることにした。
私は知らなかった。その姿を見た街の人達がこの少女のお姉ちゃんだとか、保護者だとか、恋人だとか…挙句の果てにはロリコンだというふうに私を見ていたなんて……
上手くかけません!!誰か助けて!!
あ、感想お待ちしておりますはい。