金髪姉さんのおかげで俺の生活変わった件について(最新停止、永久凍結) 作:Анна
この世界にはスキルポイントなるものがあり、それを消費することによりスキルを覚えることが出来る。完全にRPGである。どうもありがとうございました。
ちなみにこいつはレベルアップをすれば貯まるらしいが初期段階(Lv1)では個人差があり、私の場合は100丁度だった。
魔法を使うためには媒体として杖が必要らしい。紅魔族随一の天才ことめぐみん嬢は杖を持っていたが私は持っておらず、初期魔法のヒールでさえろくに扱うことが出来ないのだとか。媒体自体は杖に限らず魔力が籠るものならなんでもいいらしく、私には杖は合わない。きっと鈍器にしたらすぐ折れるし…
そこで考えた。
ー銃を媒体にしたらいいのでは…?ー
そう、銃の薬莢に魔力を込め、それを、銃自身を媒体として銃弾替わりに魔法を飛ばせばいいのではないか?なんなら、研究しだいでは貴重な火薬を使わず弾丸を魔力で飛ばすようなものができるのではないか?
と。
まあ研究はおいおいしていくとして今はめぐみん嬢のことだ。
「あの…アンナ…」
はいはいアンナさんですよ。と軽めに返す。
「私と…その…」
「なになに?告白ですか?」
「違います打ちますよいい加減にしてください。」
そ、そこまでマジにならなくても…少し辛かったっていいじゃないか、と。
「先程の剣さばき、そしてその…凄い爆音のする魔道具。その実力を見込んでお願いします!私とパーティーを組んでいただけませんか?」
めぐみん嬢、パーティーとは何かな?素朴な疑問である。そもそもこちらに来て2日目というのにこの私の環境適応力を褒めていただきたいところだが…しかもLvが1というのにカエルをボコボコのフルボッコにしてきてあまつさえ自分よりレベルが高い少女に飯を奢ってる私。それぐらいの疑問は答えてもらってもいいんじゃないだろうか?
「パーティーって知らないんですか?!」
「はぁ…まあつい一昨日旅人からアークプリーストへ転職したものですから…」
「信仰は?」
「無神論者なので… 」
「アークプリーストに最初から慣れたのは凄いと思いますよ?実質紅魔族の中でも天才と恐れられたこの私も初期段階で魔力が高くてアークウィザードになったわけですから、私とタメはれるでしょうね?」
「なんで自慢混ぜてくるのめぐみんちゃん褒めて欲しいの?」
「…あ?」
めぐみん嬢は紅魔族という頭のおかしい所に属しているらしい。目が赤く、黒髪、変な名前というほかの人達とは違う特徴を持っているのが正しく特徴。その彼女が赤い目で私を睨んでくると流石に恐怖を覚える…はずなのに…なんだろう…怖くない…むしろ可愛い…
「なんで睨んでるのに撫でるんですか?!」
はっ?!手が勝手に?!
アークプリースト、つまり首席司祭、いや長司祭とでも言おうか。アークウィザードは大魔法使いでなんかスッキリするのに大司祭はどうにも……
プリーストとは司祭、キリスト教の位である。そのためプリーストは信仰を重んじ、信仰で魔法を、奇跡を、神の御業を賜る…ものらしい。私は無神論者なのでプリースト本来の力を発揮できない。癒しのツンデレ女神でもいいのだが……この世界には大きくわけてふたつの宗派がある。1つは女神アクアを筆頭とした水の属性を持つアクシズ教。こいつらは非常に頭がおかしいらしい。入らない方が身のためだと言われた。
「いいですかアンナ、信仰するにしてもアクシズは絶対だめです。あそこは紅魔族よりも悪口として使えるぐらいやばいです。」
どれぐらいやばいのか、と聞いてみる。すると…
「そう…ですね…女神アクアのためならほかの宗派を滅ぼします。」
それはやばい
もうひとつの宗派は女神エリスを筆頭とするエリス教である。女神エリスは女神アクアの後輩であるのにこの世界の共通通貨になっている。どっちに入る?と言われると間違いなくエリス教。世界的に見てもエリス教が多い。属性は光を持っている。
他にいい神は無いものか…そう思いめぐみん譲と暫く話をしていると突然目眩がした。そう、眼前暗黒感である。眼前暗黒感。私はその眼前暗黒感を感じふらつくものの私は眼前暗黒感に対して耐性をつけている(精神的に)ので眼前暗黒感では何ともないのだ。眼前暗黒感まじやべぇ眼前暗黒感。
めぐみん嬢に心配されつつも目眩による頭痛に頭を抑えていると…