カセットチェンジ the ヒーロー!   作:ヨシフ書記長

3 / 4
色々と忙しかったので更新が遅れました!
すみません!


個性把握テスト

俺は母の病室に来ていた。ベットで静かに眠る母の手を握りながらこう言った。

 

「母さん…。俺…雄英高校に行く事になったんだ…。必ず…俺が母さんをこんな事にしたヴィランを捕まえてやるからよ…!その時は…また笑って俺を褒めてくれよ…。母さん…。」

 

俺は母の手をぎゅっと握るとまるで誓うかの母の眠った顔を見るのだった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

次の日、俺は雄英高校の門の前に来ていた。

 

(ケケケ…。ここで3年間頑張ればヒーローになれる!腕がなるぜ!)

 

俺はそう言うと雄英高校の中へと入っていた。

 

(確か…俺は1ーAクラスだったな!広すぎじゃねぇか?この学校はよォ?おっと…ここだ!)

 

俺は自分のクラスに行くのに四苦八苦しながら何とかたどり着いた。俺が教室に入ろうとすると声をかけられた。

 

「あ!ロボットみたいな人を発見ー!」

「あ?誰だ?お前?」

「あなた!あれだよね!あの大きなロボットを音だけで破壊したっていう!」

「あ?ああ…そうだが…。」

 

女は俺をジロジロと品定めするかのように俺を見た。その女はさらに興奮するとこう言った。

 

「あなたにとても興味があります!貴方のためのどっ可愛いベイビーちゃんを是非作らせて下さい!」

「おいおい…。お嬢ちゃん…そんなことを軽々しく言うもんじゃねぇよ?ケケケ…。」

 

女の言葉に圧倒されながら、俺は女の言葉にフォローをいれた。

 

「いいえ…!作ってみせるわ!あなたの個性にあったどっ可愛いベイビーちゃんを!」

 

そう言い残すと女は俺から離れようとしたが…!ふと立ち止まると振り返りこういった。

 

「あっ!聞くのを忘れていました!あなたの名は?」

「素照 加瀬だぜ!ステカセって呼んでくれ!お前は?」

「私はサポート科の発目明!またね!ステカセ君!」

 

発目明はそう言い残すと去っていった。

 

(何なんだ?あいつは?ケケケ…。)

 

俺は困惑しながらも教室のドアを開けた。俺がドアを開けると入試の時につかかってきたメガネが誰かと揉めていた。

 

「机に足をかけるな!雄英の先輩方や机の製作者に申し訳ないとは思わんのか!」

「思わねぇよ!テメーどこ中だよ?端役がぁ!!」

 

メガネは態度の悪い爆発頭を説教しているようだった。俺は教室のドアを閉めようとするとデクが俺に近づいてきた。

 

「ス…ステカセ君!君もAクラスに入れたんだね!」

「おお!緑谷じゃねぇか!試験の日以来だな!ケケケ…!お前もAクラスに入れたようで安心したぜ!」

「これから3年間よ…宜しくね!」

「おう!宜しくな!」

 

俺は緑谷と握手すると自分の席に荷物を置きに行った。俺が緑谷と離れると周りの連中がヒソヒソ喋り始めた。

 

「おいおい…。あのヴィラン見てぇな奴もヒーロー科志望だったのかよ…。」

「げぇ!あの天パの子喋りに行ったぞ!」

「もしかすると…良い奴なのか?」

 

俺は周りの反応にイライラしながら自分の席へと向かった。

俺が席に荷物を下ろして横を見ると試験の時に助けた響香がいた。

 

「あんたも入れたんだね。Aに…。」

「おお?お前はあん時の!お前も入れたようで良かったな!ケケケ…!」

「3年間宜しく…!」

「おうよ!」

 

耳郎は終始目を合わせてはくれなかったが…俺と握手をするとほかの女子がいる所に歩いていった。俺は席に座るとバッグに入れてきたカセットテープを見始めた。

 

(えーと…。スプリングマンに…ザ ニンジャ …サンシャイン…アトランティス…レオパルドン…マンモスマン…ネプチューンマンetc.…これだけあればそれなりに使えるだろ!ケケケ!あ?何だこのテープ?知らないのもあるな?まぁいいか…?ケケケ…!)

 

俺がそう思っていると教室のドアが開くと寝袋がズルズルと入ってきた。

 

「あ?何だありゃ?」

 

寝袋は教卓の前でムクリと立ち上がると中から顔を見せてこういった。

 

「ハイ、静かになるまで8秒かかりました。時間は有限、君たちは合理性に欠くね」

 

その男は俺らを見渡しながらけだるそうにそう言った。さらにはこうも言った。 

 

「お前らの担任…相澤消太だ、宜しくね」

 

「担任ー?」「マジかよ!あんな人が!」「このクラスはどうなってんだよー!」

 

(あいつは確か…抹消ヒーロー イレイザーヘッドか!ケケケ…。あいつの個性はエアーチェックできてなかったな…。この機会に取っておくか!ケケケ…!)

 

相澤は俺達を見渡すとこう言った。

 

「早速だが…お前ら体操服着てグラウンドに出ろ」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

入学初日に入学式やガイダンスをすっ飛ばしての個性把握テスト…。丸顔の女子はテストについて抗議していたが相澤に反論されて黙ってしまった。ヒーローにはそんな悠長な時間はないんだと…ケケケ!

そして、俺らは相澤に言われた通りに着替えを済ませるとグランドに向かった。

グランドに着くと相澤先生は俺らに向かってこう言った。

 

「雄英は自由な校風が売り文句。そしてそれは先生側もまた然り。

お前達も中学の頃からやっているだろう? 個性禁止の体力テスト」

 

ソフトボール投げ、立ち幅跳び、50m走、持久走、握力、反復横とび、上体起こし、長座体前屈…。

 

一般的な体力測定の内容だ。

 

(こいつぁ…何か裏がありやがるな?ケケケ…!ただの体力測定を個性把握テストとは言わねぇだろうしな?絶対何かありやがるぜ!

ここの売りは自由な校風だったか?ケケケ!)

 

相澤は爆発頭を見ながらこう言った。

 

 

「確か…実技入試成績のトップは…素照と爆豪だったな。どっちからやる?まぁ…先に爆豪だな。おまえ…中学の時ソフトボール投げは何mだった?」

「67m」

「じゃあ…個性を使ってやってみろ。円からでなきゃ何をしてもいい。 早く思いっきりな…。」

 

相澤に言われて爆豪はソフトボールを持つとこう言った。

 

「んじゃ…まぁ死ねぇ!!」

 

爆豪のその言葉と共にソフトボールは吹っ飛んで行った。

 

「今のは…705mだな」

 

相澤の言葉にクラスの連中はざわつき始めた。

 

「何だこれ!すげー面白そう!」

「705mってマジかよ!」

「"個性"を思いっきり使えるんだ!」

 

クラスの連中の言葉に相澤は俺らを睨みつけるように見るとこう言った。

 

 

「……面白そう…か。ヒーローになる為の3年間、そんな腹づもりで過ごす気でいるのかい?」

 

相澤の言葉に先程まで騒いでいた連中は黙りこくった。相澤からは殺気とも取れる雰囲気がビンビン伝わってきた。

 

(担任だってぇのに…!ケケケ…!こんな殺気もらしてもいいのかよ?ケケケ…!)

 

俺は内心笑いながら相澤を見つめた。相澤は俺らを見渡しながら信じられない事を言った。

 

「よし、トータル成績最下位の者は見込み無しと判断して除籍処分としよう」

 

その言葉でクラスの全員が固まったが…。俺は内心でやっぱりなと思った。また相澤は続けてこう言った。

 

「生徒の如何は先生(おれたち)の〝自由〟。

 ようこそ、これが雄英高校ヒーロー科だ」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

第一種目〜ソフトボール投げ〜

 

俺はソフトボール投げの列に並びながら1本のカセットテープを取り出した。

 

「ソフトボール投げだから…これでいいだろ?ケケケ…!」

 

俺は円の中に立つと後ろのやつにこう言った。

 

「なぁ?」

「うぉ!何だよ?」

「おまえに頼みたいことあるだけどよォ?いいか?」

「お、おう!」

 

俺はそいつにあることを頼んだ。

 

「いいな?頼むぜ?」

「わ、分かった!」

 

俺は前を向き直すとカセットを胸にセットしてこう言った。

 

「超人大全集!!『レオパルドン』!!」

 

俺がそう言うと、背中から戦車の砲塔のような物が現れて顔には鉄十字のマークが浮き上がった。すると、後のやつがこう言った。

 

「次鋒出ろ!」

「グオオオオオ!」

 

俺はハンドボールを掴んで砲身の中に入れると砲塔を前に向けた。そして、こう言った。

 

『地獄の砲弾〜〜〜〜ッ!!』

 

すごい爆風と砲撃音と共にハンドボールは発射された。瞬く間にハンドボールは地平線のかなたへと飛んでいった。

 

「今の記録は…20Kmだな…」

 

相澤の言葉に周りがざわついた。

 

「20キロぉぉぉ!?マジかよ!」

「てか、あいつの個性は一体何なんだ?」

 

俺はそのままソフトボール投げの所をあとにした。

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

第2種目〜50メートル走〜

 

「さっきの眼鏡…飯田だっけか?速かったよなぁ?」

「確か3.04秒だろ?」

「脹脛にエンジンが付いてるんだってよ。機動力のテストならアイツがトップかもな。切島、お前はどう思うよ」

 

切島と言われた少年は黒髪の少年に言った。

 

「まぁ皆走った訳じゃねぇから分かんねぇけど、確かに平坦な道での機動力ならずば抜けてるよな」

「お…おい!次はあいつだぜ?」

「ヴィラン顔のやつか…。どんな個性かな?」

 

少年達はそう言ってステカセを見ていると…

ステカセは胸にカセットをセットしてこういった。

 

「超人大全集!!『ザ ニンジャ』!!」

 

ステカセがそう言うと顔には青い頭巾が被られた。

 

「ニンジャ?」

「何するをする気だ?アイツ?」

 

「位置について…よーい…ドン!」

 

ステカセはその号令と共にとてつもないスピードで走り出した。

 

「うぉっ!マジか!」

「速っ!」

 

「ゴール!タイムは!2秒ジャスト!!」

 

「嘘だろォォォ?2秒台かよ!」

「化物か…?アイツ?」

切島たちは驚愕の声を上げながらステカセを見るのだった。

ステカセはそのまま反復横跳びに向かって言った。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

第3種目〜反復横跳び〜

 

「拙者にかかればこんなもの…!赤子の手を捻るように容易い!」

 

ステカセはそう言うとすごい速さで反復横跳びを始めた。

 

「おい…あれ動いていないように見えるぞ。あれ…」

「ほんとだ…。まるであいつが3人いるみたいに!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

第4種目〜持久走〜

俺は『ザ ニンジャ』のカセットを抜くと違うカセットを入れてこう言った。

 

「超人大全集!!『サンシャイン』!!」

「うわぁぁぁ!砂が!」

 

俺がそう言うと身体中に砂が集まり出して、どんどん大きくなっていった。胸に太陽のようなマークが浮き出ると俺は言った。

 

「グォッフォッフォッフォッ!『地獄ゴマーーッ!』」

 

身体中の砂がまるでコマのような形になると高速回転をしながら動き始めた。

「うわぁぁぁ!何だよ!あのコマ!」

「マジかよ…!あいつペースを落とす気配すらないぞ…。」

「なんの個性だよ…。」

 

「グォッフォッフォッフォッ!変幻自在の俺の体は何にでもなれるのだー!グォッフォッフォッフォッ!」

 

周りはステカセの動きにただ驚嘆するばかりだった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

第5種目〜握力〜

 

ステカセは握力計を持つ前に『サンシャイン』のカセットを胸から抜くと

違うカセットを入れて言った。

 

「超人大全集!!『マンモスマン』!!」

 

ステカセがそう言うと、身体中から茶色のモジャモジャした毛が生えてきて、顔はマンモスの様になった。

 

「パゴォォォォォン!これを握り潰せばいいのかァ!」

 

ステカセは握力計をぐしゃりと握り潰すと壊れた握力計を投げて叫んだ。

 

 

「あー!早く戦いてぇぜ!パゴォパゴォ!」

 

「握力計を握り潰しやがったぞ…あいつ」

「マジで何者だよ…。」

 

ステカセはそう言い放つと次の体力測定の所へと歩いていった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

第6種目〜立ち幅跳び〜

 

ステカセはまたカセットを入れ替えると言った。

 

「超人大全集!!『スプリングマン』!!」

 

 

すると、体がねじれていきまるでバネのような形になった。

 

「ケケケ〜ッ!流石は俺の親友のカセットだぜ!やっぱりしっくりくるな!ケケケ〜ッ!」

 

ステカセはそう言うと体に力を入れて言った。

 

「行くぜぇ!『スプリングトランスファー』!!」

 

ステカセはビョーンと飛び上がると遠くで着地した。

 

「今の記録は800メートルだ!」

「800mぅぅぅ?マジかよ!」

「あいつの個性って一体…?」

 

「ケケケ〜ッ!」

 

ステカセはビョンビョンと跳ねながら笑うのだった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

第7種目〜長座体前屈〜

 

ステカセは普通に長座体前屈をした。

 

「48〜!」

 

「あれ?なんか急に普通になったな?」

「カセットを使わなくなったな」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

第8種目〜上体起こし〜

 

「記録〜!30回!」

 

「これまた普通だ…。」

「もしかしてあれか?もうこれ以上いい成績を出さなくてもいいからか?」

「分からねぇ…だが…めちゃくちゃ強いのは確かだ。」

 

切島たちはそう言いながら去っていくステカセを見るのだった。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

俺はまたハンドボール投げの所に戻ってくると顔を青ざめた緑谷がいた。

 

(お?緑谷じゃねぇか?どんな個性か見てやるぜ!)

 

俺は見ていると緑谷がボールを投げたが…46mしか飛ばなかった。

 

「あれ…?今確かに個性を使おうって…。」

 

緑谷がそう慌てふためいていると相澤が緑谷を睨みながらこう言った。

 

「俺が消した。」

 

(…!!!来たぜ!来たぜ!あいつの個性をエアーチェックするチャンスが!ケケケ!)

 

俺はポケットから何も入っていないカセットをセットすると録ボタンを押した。

相澤は俺を気にすることなく続けてこういった。

 

「見た所個性を制御できないんだろう?また行動不能になって誰かに助けてもらうつもりだったか?」

 

相澤が緑谷に聞く。

 

「そんなつもりじゃ…。」

 

緑谷はしどろもどろになりながらそう言ったが…相澤は緑谷を見下ろしながらこういった。

 

「どういうつもりでも回りがそうせざるをえなくなるって話だ。昔暑苦しいヒーローが大災害から1人で1000人以上救い出すという伝説を作った。同じ蛮勇でも、お前のは1人を助けて木偶の坊になるだけ、緑谷 出久おまえの力じゃ、ヒーローにはなれないよ。」

 

相澤はそう言い放つと緑谷は少し項垂れたが…すくっと立ち上がるとハンドボールを掴み上げると投げた!ボールはすごい勢いで飛んでいいくと遠くの方で落ちた…。記録は《705.3m》だった。

しかし、緑谷の指は赤黒く腫れており折れたようだった。

 

「先生…!まだ…動けます!」

「こいつ…!」

 

相澤は緑谷を見ながら少し驚愕の目を向けた。痛みで涙目になりながらも挑発的な笑みを浮かべる緑谷。緑谷に可能性を感じたのか、相澤は口角を上げた。爆発頭が何やら叫んでいたが周りはそれがまるで聞こえていないかのようだった。

俺はそれを見ながらゆっくりと停止ボタンを押してカセットを取り出した。

 

(緑谷の野郎!中々ガッツのあるやつじゃねぇか!ケケケ…!気に入ったぜ!)

 

フラフラと次の種目へと向かおうとする緑谷の前に俺は立つと言った。

 

「かっこよかったぜ!緑谷!」

「うわっ!ステカセ君!」

「おいおい…!指折れちまってるじゃねぇか!」

「あははは…。これは…」

 

緑谷は折れた指を見ながら苦笑いしていたが…俺はあるカセット胸にセットすると言った。

 

「超人大全集!!『ドクター ボンベ』!!」

 

俺の顔に十字架のようなマークが浮き出ると俺は緑谷の折れた指を触りながら言った。

 

『麻酔無しの大手術ーーッ!』

 

「えええ!指が!」

 

指が切開されたかと思うと俺は素早い動きで折れた骨を糸で接着させた。そしてすぐに縫い合わせて施術は完了した。

 

「よし…。もうこれでいいだろう…。」

「あ…あれ?い…痛くない?」

「一時的に繋ぎとめて炎症も止めてやったのさ!後でちゃんと保健室に行っとけよ!緑谷!」

 

俺は緑谷の背中を叩くとそう言った。緑谷は俺を見ながら目を輝かせて言った。

 

「あっありがとう!ステカセ君!」

「いいってことよ!ケケケ…!」

 

 

クラスの連中が全ての種目を終了した。

 

 

「んじゃパパッと結果発表」

 

相澤の言葉に耳を傾けながら俺はイレイザーヘッドのカセットをエアーチェックしていた。落ちる気はしねぇしな?

 

「ちなみに除籍は嘘な。君らの最大限を引き出す…合理的虚偽」 

 

(何だよ…嘘かよ。まぁ…それの方がいいかな?ケケケ…!)

 

「は―――――!!!??」

 

因みに俺の成績は2位だった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

俺は個性把握テストを終わらして教室に戻ろうとすると、ある人物に声をかけられた。

 

「そこの少年!」

「あ?お!オールマイトだ!」

「そうだ!私が君にィー会いに来た!」

「生で見ると暑苦しさ倍増だな。ケケケ!」

「君に少し質問してもいいかな?」

「質問?ケケケ…!平和の象徴から質問されるなんて光栄ですなぁ?」

 

俺は笑いながらそう言ったが、オールマイトは俺を見つめながらこう言った。

 

「男らしく…!単刀直入に聞こう!」

「へぇ?何です?」

「君とオール フォー ワンはどういう関係なんだい?」

 

オールマイトの言葉に俺は少し固まると俺は声を荒らげながらこう言った!

 

「その名前を俺の前で言うんじゃねぇよ!」

 

俺は殺気を込めた声を荒らげながらそう言った。

 

「ッッ…!君も奴に酷い目を合わせられたんだね?」

「ああ!そうだ!俺の母さんを一生目が覚めなくさせやがったのさ!」

「アイツめ!まだそんな事を!」

「だがな…。オールマイトさんよォ…憎たらしい事に俺の母さんに危害を加えたやつの血が俺にも流れてるんだよ…。」

 

俺はそう言いながら自分の掌を見ながらそう言った。

 

「まさか…!それは…!」

「そうだよ…。あんたの予想している通りさ!」

 

俺は両手を広げながらオールマイトに向かってこう言った。

 

「俺の父親はオール フォー ワンだからさ!だから、俺がアイツを倒してやる!それを目標に俺はここに入ったんだ!」

 

俺はオールマイトを睨みつけながらそう言った。




やっとかけたよ。
父親は酒造メーカーの社長だけども…実は偽名のオールフォーワンでした。あれだよ、資金とかそんなんで調達してそうだもん。
衝撃的な事実発覚!
だってほら、なんか似てるやん?

次はバトル訓練編

感想をお待ちしております。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。