電・・・・・・戦友。初めてであった頃は同じ体格だったのにいつの間にか差を付けられた相手。でも仲は良い。
矢澤にこ(26)・・・・・・元スクールアイドル。アイドルを目指していたが、社会の現実を思い知って断念。お金を稼ぐ為に鎮守府の事務に就職していた。自称艦隊のアイドルである那珂ちゃんをかつての自分と重ね、プロデュースするためにかつての学友達とアイドル会社を設立。龍驤同様に合法ロリ。
那珂・・・・・・自称艦隊のアイドル。元々は電の生徒で、姉二人程ではないが元第一艦隊を尊敬している。生徒時代にチームを組んでいた菊月と文月の二人とは大親友。
現在は、除隊して菊月と文月の三人でプロを本格的に目指している。プロデューサーはにこ。
菊月・・・・・・厨二病系アイドルの艦娘。作者の主力メンバーではないが、お気に入りの艦娘。
文月・・・・・・癒し系アイドルの艦娘。世に文月のあらんことを
今日の客は二人。ウチがいた元第一艦隊の旗艦であった電。そして、元鎮守府の事務員で会社を立ち上げてプロデューサーになった矢澤にこ。彼女に関してはウチの同志や。
「はぁ、那珂を見てると昔の自分を思い出してしまうわね。あー、昔は楽しかったなぁ」
「那珂と菊月と文月の三人をアイドルデビューさせたんやってな。大変やな、元スクールアイドルさん?」
「まあね。でも、あの三人は良いわね。昔の私達のように輝いてるし」
「わかるのです。ステージに立った三人はキラキラだったのですよ」
「三人とも、観客を笑顔にするために必死に頑張ってるわね。どんどん上達してるわよ」
「ええなぁ。ウチの料理の腕ももっと上達したいなぁ」
「龍驤ちゃんの料理は美味しいのですよ。本場の中国で修行しただけの事はあるのです」
「いやいや、修行したと言っても日数が少なすぎて習得できんかった料理が多いで?本場とウチの料理を比べたら月とスッポンや」
「えー、そうかなー?私は十分美味しいと思うよー?」
「にこちゃんの言う通りなのです。もっと自信を持つのですよ龍驤ちゃん」
「・・・・・・はー、電とにこに言われたらしゃーないわな。で、今回の料理の出来はどうや?」
ちなみに、電が注文したのは麻婆麵や。ブレない奴やな
にこは東坡肉(トンポーロー)や。まあ、簡単に言うと豚の角煮の中華版や
「んー、この身体は燃え上がる辛さに平太の麵が麻婆によく絡んで食欲が増すのです。蒙古タンメンとはまた違った美味さで私は好きなのですよ」
おーおー、嬉しい事言ってくれるなぁ。この麻婆ラーメンの麵は普通の麵やのうて超平べったい麵を使用しとる。食べにくいと言う人もおるかもしれんが、コレにはこの麵が合う。
言峰のアホ神父が考案した麻婆ラーメンだけは絶対に採用はせん。なんやねんアレ、麻婆の中に申し訳程度の麵とかあり得へん。麻婆が主張しすぎや!バランスを考えろアホ!
「んー、美味しいー!お肉がトロトロだし、前に食べた豚の角煮と全然違う!アレはアレで美味しかったけど、触感が全然違う!というか、こっちの方が美味しい!」
せやろ?
東坡肉は角煮と違って皮つきの豚の三枚肉を使ってるんや。普通の角煮には皮は使わんのや。
皮つきの肉は気持ち悪いという偏見が多いけど、この料理に限ってはそうでもない。むしろ、皮つきだからこそ美味しいと思う。もちろん、ちゃんと入念な下処理と丁寧に下ごしらえをしたのが前提やけど。
東坡肉の皮はねっとりもっちもちで、皮の下の脂身はトロットロ、肉はふんわりホロッホロと口の中で崩れていく
一品で三度の触感と味を楽しめるのがこの料理の凄い所や。普通の角煮ではまず味わえへん。
ただ、作るのが超面倒でな。鍋で煮込む角煮と違い、長時間蒸す必要があるんや。
この調理法だけで普通の角煮と差が出る。蒸すことで余分な脂が落ちていき、スッキリシットリとした味に洗礼されていくんや
ウチの店にはないけど、本場の店には専用の蒸すスチームコンベクションがあるみたいや。高いからウチの店には置けないけどな・・・・・・島風と夕張と司令官に頼んだら一から作りそうで怖いから絶対に言わん
「ねえ龍驤ちゃん。この東坡肉の皮ってもしかして・・・」
「せや。コラーゲンやで。それも人の肌に一番近くてよく馴染む豚コラーゲンや」
豚コラーゲンを摂取することで、お肌を乾燥から守り、若々しい肌を維持する力を高める効果があるみたいや。
現に沖縄のソウルフードであるラフテーを食べてる人は肌年齢が若いって話や
「この料理は女性に嬉しい!龍驤ちゃん、おかわりは「無いで?作るのに時間と手間がかかる。正直、予約制じゃなかったら作りたくないわ」ですよねー」
「てか、アンタ。十二分に若々しいやないか。ウチと同じで合法ロリとか言われてたやないか」
「止めて言わないで!今も中学生に間違われてるんだから!もう26なのに!なんで皆、成長してるのに私だけ成長しないのよ!」
「それはウチも同意見や。電を見てみ?ウチと出会った頃は同等の体格やったのに今じゃすっかり置いてけぼりや・・・・・・裏切られた気分屋や」
「あ、あはは・・・・・・だ、大丈夫なのです。合法ロリもステータスなのですよ?」
「「それはもう、成長の見込みはないって事か!!?」」
オイコラ電!目をそらすな!
そしてウチらはそのまま飲み会となり、酔いつぶれて二日酔いに苦しむことになったのだった
ども、ゼルガーです
活動報告のアンケはまだ少数しか来てませんが、別枠の意見が多いですね。
もう少し結果を待ってから決めたいと思います。