鳳翔・・・・・・一番初めに生まれた第二世代の艦娘。龍驤の師匠であり姉貴分であった。第一艦隊を陰で支えていた。現在は艦娘としての力を失い、居酒屋鳳翔の店主として働いている。自分の生みの親である明石を母のように思っており、毎年電と共に行くお墓参りは欠かさない。
三日月・・・・・・今は亡き第一世代の艦娘。戦場の切り込み隊長だった。第三世代の天使な三日月とは別人。メイス&鈍器使い。性格に難アリ。
「司令官の敵は私の敵だ。だから、ぶっ潰す。それだけ」
大和・・・・・・今は亡き第一世代の艦娘。大艦刀の使い手であり、ガイナ立ちを良くしていた。性格に難アリ。
「我が名は大和、悪を断つ剣也!」
瑞鶴・・・・・・今は亡き第一世代の艦娘。空を愛し、空に生き、そして死ぬときは空の上だった。誇り高い戦士ではあったが、協調性が無いので性格に難アリ。
「空は良い。空は良いぞぉ。死ぬ時は、やはり空の上だ・・・・・・」
伊58(ゴーヤ)・・・・・・今は亡き第一世代の艦娘。海中に敵無しと恐れられた死神でち公。大和の相棒で親友。
「ゴーヤを見たモノは生かして返さないでち」
明石・・・・・・今は亡き第一世代の艦娘。そして、第二世代と第三世代の生みの親でもある。超が付くほどのマッドサイエンティストで、たった6人しか居ない艦娘の存在と無尽蔵に現れる敵の存在を危惧し、自分たちにもしもの時があった場合を考えての新たな艦娘の製造を考えた。
そして、それらを率いる為に中心となる存在を電に託す為にわざと彼女をプラズマと分離させた。
吹雪・・・・・・今は亡き第一世代の艦娘。「獣の王(ビーストマスター)」の異名を持つ最強最悪の駆逐艦。他の第一世代と違い、感情が殆ど無く敵を倒す事しか考えていない人格すら無い破壊兵器。
実は、星が生み出したアルティメットワン。抑止として生み出した他の第一世代と違い、破壊に特化しているのは、その為。星の敵を全て滅ぼすことが存在意義であるので、常に独断行動をし、目に映った敵は全て殺している。おまけにまともな思考も無いので敵と味方が区別がつかなかった。
故に暴走し、敵味方関係なく破壊しつくしたが、最終的に他の第一世代の手によって倒された。
余談だが、吹雪は第一世代でありながら始まりの6人にはカウントされていない。人類にとって吹雪は畏怖すべき敵でしかなかった。
「ウゥ・・・・・・テキ・・・・・・タオス・・・・・・」
吹雪改二神・・・・・・5年前の戦いで蘇り敵となった吹雪。倒された吹雪を敵組織が回収し、深海棲艦化した存在。しかし、その強さは敵組織すら手に余る強大なモノ。故に敵は自ら生み出した化け物の手によって滅びた。その圧倒的な強さから、「神帝(ゴッドエンペラー)」の異名を持ち、全ての存在に恐れられた。この存在に多くの第二世代の艦娘が沈められた。
実質、5年前のラスボス。
「ワガ マエニ タチフサガルトハ オロカナ・・・・・・」
『居酒屋鳳翔』
それは、一番最初に生まれた第二世代の艦娘である鳳翔が引退した時に開店した料亭。
鎮守府内にある店だが、多くの有名人や政府の人間、軍の高官が訪れる美食の店。なので、完全予約制となっており、鎮守府内にいる艦娘ですら滅多に入ることが出来ないのである。
そんな店だが、予約関係なしに入ることが許されたのが7人いる。
1人は司令官。まあ、当然である。
残りの6人は、元第一艦隊のメンバーである。彼女と鳳翔は共に戦い抜いた戦友である。特に電との関係が一番複雑であった。
もっとも、現時点ではそうでもない。
◇
「いやー、鳳翔ちゃんの作る料理はとっても美味しいのです」
「珍しいですね電さん。ラーメン以外を注文するのは」
「んー・・・・・・今日はそんな気分じゃなかったのです。ほら、今日はみんなの命日なのですから」
毎年、電はこの日だけは大好きなラーメンを食べない。好きな食べ物を食べないというのは、電にとってかつての戦友に対する礼儀であり、供養でもある。(あくまで電にとってである。実際は、年に一回は鳳翔の手料理を食べたいと思っているだけである)
そんな彼女が今食べているのは焼き鳥とビールである。
「鳳翔ちゃん、から揚げはまだですか?」
「もうすぐ揚げ上がりますよ」
ちなみに、今回使用している鶏肉は全て国産のブランドもの。超高い値段である。
「んー、砂肝もレバーも美味しいのです。ねぎまのネギも甘くてトロットロ、タレが何より美味いのです。ビールが良く進むのですよ」
鳳翔が次々に焼いていく焼き鳥を口に入れつつ、キンッキンに冷えたジョッキのビールをイッキに飲む。
プハーと息を付けば、鼻の下には白い髭が出来ていた。
「はい、揚げたてのから揚げです。レモンはお好みでどうぞ」
「ありがとうなのです」
お皿に盛られた唐揚げを一個取り、一口噛む。
すると中から肉汁の旨みがジュワーッと一気にあふれ出す。
油で揚げているからとても熱い。だけど、だからこそ美味い。
特製の醤油ダレに付け込んだのかとても味付けがとてもビールに合う。
一個食べてビール。レモンを掛けて食べてまたビール。
序にモモ塩とタレ塩と軟骨を食べてビールを飲み
最後の一個の唐揚げを食べてビールをイッキに飲み切る。
「最高なのです!」
「はい、今回のメインは唐揚げと焼き鳥に使った鶏肉を使用した親子丼ですよ」
「おー、いい香りなのです」
鳳翔が電に出したのは一見普通の親子丼。
だが、使ってる材料が別格である。
鶏肉はブランド物で、卵も数多くの検査を通過した高級卵黄。
具とご飯の間に敷き詰めている刻み海苔もまた高級品。
ぶっちゃけ、一杯で財布に大ダメージを与える価格である。
「うはー、この鶏肉は焼き鳥と同じように一回炭で焼いてるから香ばしいし、とっても柔らかいのです!。卵も濃厚で、刻み海苔との相性も抜群。隠し味はニンニクと・・・・・胡麻かな?ほのかに鼻から抜けるのです」
「流石ですね、隠し味に気が付いたのは電さんと司令官さんだけでしたわ」
「あー、司令官さんはいろんな意味で規格外だから仕方ないのです」
半分食べ進め、山椒や七味、柚子をかけて味を楽しんで完食し、追加で頼んだ日本酒を飲んで一息。
「あー、また腕を上げたのは流石なのですよ。天国の明石も鼻が高いと思うのです」
「お母様が・・・・・ですか?でもあの人は私に兵器として期待していたのでは?」
「無いのです。明石が望んでいたのは、艦娘の未来。それだけなのです」
電が思い出すのは、自分を含めたたった6人しか居なかった第一世代の艦娘。
自分もそうだがどいつもこいつも第二世代や第三世代の同位体と性格が全く違い、超問題児しかいなかった。
「大和は今の世代の武蔵のように武士道の性格だったし、瑞鶴は空しか愛していない変態だし、ミカは私の教え子である可愛い天使の三日月と違って脳筋だし、明石は鳳翔の前ではお母さんだったけどそれ以外には外道マッドサイエンティストだったし、唯一まともで苦労人だったのはゴーヤくらいなのです」
どいつもこいつも濃い奴ら。それが第一世代。元第一艦隊のメンバーよりも濃かった。
「そして、馬鹿吹雪なのです。・・・・・・ある意味、彼女は全てにおいて被害者だったのですよ」
他の第一世代と違い感情を与えられず、ただ全てを破壊する為だけに兵器として生まれた悲しき艦娘。
彼女が暴走したせいで、電以外の第一世代は彼女を道連れに死亡した。
そして5年前。死んだはずの吹雪をある組織が回収し、深海棲艦として蘇らせた。
神帝と世界中に恐れられた最恐最悪の破壊兵器。数多くいた第二世代の殆どが引退に追い込まれてしまうほど、圧倒的な強さだった。(魔王睦月もこの戦いが原因で引退している)
プラズマと一つとなった電、そして元第一艦隊の手によって吹雪は再び海の底に沈み永遠の眠りについた。
ちなみに、その組織は暴走した吹雪の手によって崩壊寸前に追い込まれ。最後は司令官たちの手によって完全に滅びた。
「彼女に関しては眠らせてあげるのは一番だと私は思います。兵器として生まれ、兵器として扱われ、最後は世界の敵となってしまった。お母様の仇だとしても私は、彼女を責める気はないです」
「それは電も同じなのです。同じ第一世代の姉妹として、彼女に生まれたことが罪・・・・・・なんて言いたくはないのです」
もし、生まれ変わりがあるのなら、来世は幸せに生きて欲しい。そう思う二人であった。
「さて、夜は長いのです。付き合って貰うのですよ鳳翔ちゃん?」
「ええ、お付き合いしますわ電さん」
ども、ゼルガーです
仕事がまた忙しくなり、しばらく書けませんでした。(暇さえあれば艦これの5周年記念の任務をしてました)
今日もぶっちゃけ、海防艦の堀をしてたり・・・・・・
無人島開拓編はTOKIOショックで書くかどうか、揺らいでしまってます。
いや、うん。私も結構ショックなんですよね。長年ファンやってましたし。
ファンとして、TOKIOが今後も鉄腕ダッシュを続けて欲しいと言う想いで書くべきか、流石に不謹慎だから止めておくべきか・・・・・・
ラーメン編は流石に最後まで書きますけど。