ラーメン大好き電(いなずま)ちゃん   作:ゼルガー

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人物紹介


電・・・・・・ラーメン大好き駆逐艦。今日もラーメンを求めてあっちこっち

響・・・・・・実は辛党。電がラーメン好きだと知っている姉。イケメン

暁・・・・・レディ(笑)出番なし

雷・・・・・・おかん。出番なし


蒙古タンメンを食べるのです

 

 

今日は東京の上板橋にある蒙古タンメン中本に来ているのです。

 

・・・何故か響ちゃんと一緒に

 

 

「хорошо、響だよ。その活躍ぶりから不死鳥(フリーダム)の通り名もあるよ」

 

「誰に言ってるのです?」

 

「もちろん、画面の前の読者に決まってるじゃないか」

 

 

時々、何を言ってるのかわからないのです。本当なら一人で来る予定だったのです。

 

この蒙古タンメン中本には前々から興味があって、TVや動画サイトでも結構紹介されてたので、楽しみだったのです。

 

なので、休暇である今日、この本店がある上板橋に来たのですが・・・・・・まさか響ちゃんが後を付けてきているなんて予想外だったのです。本当なら、私一人で静かに誰にも邪魔されずに食べたかったのです。

 

有名な人も言ってるのです。

 

 

『モノを食べる時はね、誰にも邪魔されず 自由でなんというか救われてなきゃあダメなんだ 独りで静かで豊かで・・・』

 

 

この考えには電は強く賛同するのです。確かに、ご飯は皆で美味しく食べるのが一番なのです。でも、ラーメンに限っては誰にも邪魔されたくはないのです。

 

 

「ふふふ。電は必死に隠しているようだけど、ラーメン好きで休暇になるとちょくちょくいろんなお店に行ってる事はお見通しさ。伊達に電の姉はやってないよ」

 

 

うぅ、流石第六駆逐隊一のイケメン。カッコいいのです。

そのセリフ、長女と三女の口からも聞いてみたいのですが・・・無理なのです。暁ちゃんはレディ(笑)だし、雷ちゃんはどうあがいてもお母さんなのです

 

はぁ、仕方ないのです。今回は響ちゃんと一緒にラーメンを食べることにするのです。

 

 

「さあ、外は寒いし中に入ろう。実を言うと、私も蒙古タンメンには興味あったんだ」

 

「そうなのですか?」

 

「まあね」

 

 

意外なのです。響ちゃんはウォッカには拘る事は知っていたのですが、ラーメンにも興味があったのは知らなかったのです

 

 

「失礼な。流石にウォッカ以外にも興味はあるさ。私を何だと思ってるのさ」

 

 

鎮守府一のフリーダムなのです。後、心を読まないで欲しいのです。

 

取り敢えず、入店するので・・・す?

 

う、うわぁ・・・入店したと同時に辛そうな匂いが鼻に。い、電は生きて帰れるのでしょうか?

 

でも、相手はラーメンなのです。食べずにはいられないのです!

 

えっと、食券にメニューが写真付きで書いてるのです

 

味噌タンメン、蒙古タンメン、五目蒙古タンメン、北極ラーメン

 

人気ナンバーワンなのが蒙古タンメン

 

大人気なのが五目蒙古タンメン

 

究極の辛さなのが北極ラーメン

 

始めての初心者に辛い人がダメな人用に味噌タンメン

 

他にもつけ麺や丼ぶりがあるけど・・・電は蒙古タンメンにするのです。

 

某コンビニにしか置いてないカップラーメンの蒙古タンメンは何度か食べてるので、食べ比べたいです。

 

でも、流石に北極ラーメンは辛すぎたので、今回は止めておくので「うん、北極ラーメンにしよう」ちょ、響ちゃん!?

 

 

「い、良いのですか?北極ラーメンが一番辛いのですよ?」

 

「私は辛党だからね。それに、辛さの中に旨みがあるって言うじゃないか。トッピングはゆで卵とバターと粉チーズにしようかな」

 

 

な、慣れてる!?まさか響ちゃん、初めてじゃないのですか!?

 

 

「初めてだよ?この店に来るのはね・・・・・・チェーン店に行ってないとは言ってないよ」

 

 

人の事は言えないのですが、響ちゃんも秘密ごとが多いと思うのです。

 

と、取り敢えず食券は買ったし注文なのです!

 

 

「で、暁と雷にはラーメン好きって事は言わないのかい?」

 

「暁ちゃんはきっと「そんなの全然レディじゃないわ!もっとレディっぽいモノを食べなさい」って言うのです。雷ちゃんは「ダメよ電!そんなにラーメンを食べ続けると身体に悪いわ!もっとバランスのいい食事をとらないとダメよ!私がいるじゃない!」っていうに決まってるのです」

 

「あー、うん。私が悪かったね」

 

 

響ちゃんは想像したのか、苦い顔をしているのです。でも、何だかんだ二人が大好きなのは電は知っているのです。もちろん、電も響ちゃんが大好きなのです。

 

 

「お、もう来たみたいだね。хорошо、見事に真っ赤だ」

 

「はいなのです。響ちゃんのラーメンが真っ赤に染まってるのです」

 

 

対して私のラーメンはそんなに赤くないのです。カップラーメンの時は真っ赤だったのに。

 

味噌タンメンに麻婆豆腐がトッピングされてるとは聞いていたけど、とても美味しそうなのです

 

ではまずはスープから。・・・・・・お、美味しい!

 

濃厚な味噌のコクと麻婆の辛さが絶妙にマッチしてるのです!

 

それに、この辛さ。食欲が増していくのです!

 

うん、キクラゲもコリコリしてていい食感。

 

次は麵を啜るのです!はわぁ~、麵に麻婆が絡みついて、たまらなく美味しいのです。

 

徐々に辛さが増してきて、体がポカポカと熱くなってくるのです。

 

カップラーメンの時と違って、むせる辛さじゃないので食べやすいのです。流石オリジナルなのです。

 

そう言えば響ちゃんはどうしたのでしょう?一言も喋ってませんが・・・・・・

 

 

「はふはふっ、んふ。ずるずるずる・・・・・・んぐ。はふっはふっ、ずずず」

 

 

一心不乱に食べ進めてるのです!?顔は汗だらけで口回りは真っ赤に染まってて痛々しいのです。

 

それでも、箸とレンゲは止まってないのです。その必死さはまるで、深海棲艦と死闘を繰り広げているみたいでした。

 

正直、私は北極ラーメンを見た時「オッス、オラ外道ラーメン。今後ともヨロシク」って感じの激辛(毒物)って印象だったのです。

 

驚くことに響ちゃんはスープまで飲み干しているのです。

 

 

「んぐんぐんぐ・・・・・・食べるかい?」

 

「遠慮するのです」

 

「そうか・・・・・・さあ、お代わりしようかな」

 

 

まだ食べる気なのですか!?

 

その後、響ちゃんは北極ラーメンを三杯も完食したのです。

 

辛いもの好きってだけでも衝撃だったのに、意外と大食いだったことにショックを欠かせませんでした。

 

 

「ふー美味しかったね。また来ようかな」

 

「い、電は次は別の店にするので遠慮しておくのです」

 

 

確かに蒙古タンメンは美味でしたが、響ちゃんの食べっぷりだけでお腹いっぱいなのです。

 

次は荻窪辺りに行くとするのです。

 

 

「そうか。それじゃ、食後のデザートにプリンでも買って帰ろうか。もちろん私の驕りで」

 

「え?良いのですか?」

 

「私はお姉ちゃんだ。末っ子に良い恰好したいのさ」

 

「ありがとうなのです!」

 

 

ひ、響ちゃん・・・・・・イケメンなのです。

 

そして私達は暁ちゃんと雷ちゃんの分まで買ってから鎮守府に帰ったのです。

 

今日は意外と楽しかったのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「Спасибо・・・・・・礼を言うのは私の方だよ電。電がいるから、ありのままの自由な私でいられるのさ」




ども、ゼルガーです

私は辛党なので、カップラーメンのコレクションは蒙古タンメンや担々麺など辛いモノが多いです。

そして、食べ過ぎるとトイレの住人になってしまいます(笑)

え?響の末路?彼女は艦娘なので大丈夫です。
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