ラーメン大好き電(いなずま)ちゃん   作:ゼルガー

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電・・・・・・ラーメン大好き駆逐艦娘。外見は17歳位の女性だったりする。末っ子なのに一番成長している。

響・・・・・・辛党フリーダムな次女。出番なし

暁・・・・・・最近、末っ子が一番レディな気がして危機感を持ってる。出番なし

雷・・・・・・ロリオカン。口うるさいと思われがちだが、実は結構寛大で電に甘い。


カップヌードルを食べるのです

 

 

 

ふぅ、今日の遠征も疲れたのです。後輩たちも大分成長したお陰で私も楽になって助かるのです。

 

5年前は遠征よりも出撃が多く、多くの深海棲艦、特に姫や鬼級と死闘を繰り広げたのです。

 

思えば、あのレ級は今どうしてるでしょうか。何度も何度も殺し合いをし、奇妙な友情が芽生えてしまった因縁深い相手。最後に戦ったのは4年前に起こった『鮮血の東京湾』事件なのです。もっとも、相手の鮮血で海が真っ赤に染まったから名付けられたのですが。おっと、お腹が空いてきたのです。

 

さて、今日のお昼は間宮食堂ですませようか、居酒屋鳳翔にしようか・・・・・・

 

あ、そういえば私のお財布は今大ピンチだったのです。うー、来週は姉妹で長崎に旅行に行くから出費は避けたいのです。

 

仕方がないのです、今日もカップラーメンですませるのです。

 

 

えっと、電専用カップラーメンストックは何が・・・・・・あ、日清のカップヌードルしかないのです。

 

しかも、普通のとカレーしかないのです。シーフードもチリトマトも在庫切れなのです。

 

 

「あら、電。食堂に行かないの?って、それ・・・・・・」」

 

 

うげっ、ある意味口うるさい雷ちゃんが来ちゃったのです!?お、怒られるのです。雷ちゃんは栄養バランスにはウルサイのです。

 

 

「カップラーメンじゃない!ねえ、電。もしよかったら一個くれないかしら?中々食べる機会が無いから食べてみたかったのよねー」

 

 

・・・・・・あるぇ?予想外の反応なのです

 

 

「え、えっと。怒らないのですか?」

 

「何で?だって食生活が乱れるくらい毎日食べてる訳じゃないでしょ?偶に一個くらい食べるくらいなら怒るわけないじゃない」

 

 

ま、まあ週一位でラーメンは食べてるのでセーフだと思うのです。

 

 

「それで、どっちが良いのですか?生憎、普通のとカレーの二つしかないのです」

 

「そうなの?じゃあ、カレーを貰おうかしら。カレーラーメンなんて生まれて初めてね」

 

 

間宮食堂のメニューにはカレー南蛮蕎麦やカレーうどんは一応あるのです。でも、流石にカレーラーメンはないので、珍しいのは当然なのです。どちらも絶品ですけど。

 

 

「へー、お湯を入れて三分待つだけなのね。忙しいときには便利ねぇ」

 

「なのです。種類も多いので飽きることは無いのです」

 

「でも、食べすぎはダメよ?いくら電が一番成長してるからって、痛風とかメタボとか怖い病気はたくさんあるのよ?」

 

 

メタボは病気じゃなくて肥満な気が・・・・・でも、痛風は確かに怖いのです。

 

艦娘が痛風とかシャレにならないのです。現に別の鎮守府のとある空母は痛風になったとか。

 

 

「それにしても、電はいいわねー。一番最初からいるからちゃんと大人に成長してて。ボンキュッボンじゃない」

 

「え、えー?でも島風ちゃん程じゃないのです」

 

「あー。確かに島風さんの成長は凄まじいわね。出るところは出てるし、胸も大きいし」

 

 

本人は大きい胸は邪魔って言ってるのです。スピード狂だから仕方ないのです。

 

 

「あ、出来たみたいね。うわ、カレーのいい匂い。いただきまーす!」

 

「私のも出来たのです。うん、醤油のいい香りなのです」

 

 

本当なら卵を入れたいけど、今回は我慢なのです。

 

でも、ちょい足しで梅干を入れるのです。こうすることで、インスタントっぽさがなくなって、大人のラーメンって感じになるのです。

 

 

「え?ラーメンに梅干?合うの?」

 

「もちろんなのです。梅干の酸味がカップヌードルを絶妙にマッチして美味しいのですよ」

 

「へぇ、意外な組み合わせってやつなのね。ちなみに、カレーには何か合うの?」

 

「一般的ならチーズが合うのです。粉チーズかとろけるチーズを使うかは本人のお好み次第なのですが」

 

「チーズ!それ良いわね!パスタ用の粉チーズを使ってみるわ!」

 

 

と、雷ちゃんは部屋の冷蔵庫に向かっていったのです。

 

さてと、私はとっとと食べるのです。

 

まずは梅干をよけて普通にズズっと。うん、美味しい。変わらない安心できるおいしさなのです。

 

次に梅干を解して、身と麵を一緒にズルズルっと。

 

はぁ、たまらないのです。梅干の酸味とスープが良い感じにマッチして、さっぱりしているのです。後味も爽やかなのです。

 

しいて言うなら、お茶漬けのような感覚なのです。ああ、箸が止まらないのです。

 

 

「うわぁ、カレーのスパイシーさとチーズのまろやかなコクが完璧じゃない!本当に美味しいわねコレ!」

 

 

雷ちゃんも美味しそうに食べてるのです。なんかこういうのも良いのです。

 

でも、確か蒙古タンメンのカップラーメンがまだあったハズなのに無くなってたのです。食べきっちゃったのかな?(※犯人は響)

 

 

「あ、雷ちゃん、スープは全部飲んじゃダメなのです。塩分が高いので体に悪いのです」

 

 

自分でもどの口が言うのだと思うけど、成長途中の雷ちゃんの為にもちゃんと言うのです。ちなみに、電一人だったら飲んでいました。

 

 

「それもそうね。はー、美味しかった。これなら偶に食べるのも良いわね。ありがとう、電」

 

 

どういたしましてなのです。

 

 




ども、ゼルガーです

次回は長崎へ旅行編

つまり、あのラーメンが登場します。


長崎に行くメンバーは第六駆逐隊と、引率に姐御と慕われる古参の軽巡が参加します。
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