暁・・・・・・レディ(笑)。FGOの課金は月4800円。お気に入り鯖はマリー(騎と水着)。理由はレディだから。
響・・・・・・フリーダム。FGO重課金者で出るまで課金。最近金欠。お気に入り鯖は沖田総司。グダグダなキャラもそうだが、仲間に置いていかれた事に共感している。
雷・・・・・・おかん。FGOの課金は2900円。重課金の響に説教しているが効果なし。お気に入り鯖はエレナとブーティカ。まあ、そうなるな。
球磨・・・・・・電と同じく最古参の艦娘だクマ。皆には球磨の姉御とか姐さんと慕われてるクマ。FGOは無課金。お気に入り鯖はゴールデン(狂と騎)だクマ。
これは夢なのです。
そう、5年前の悲劇の夢。
私たち第一艦隊を結成し、多くの戦場をくぐり抜けた。
当時、まだ鎮守府には私たち6人の艦娘と司令官さんだけしかいませんでした。それは、世界各地が激戦区で戦力が足りなかった事と、深海棲艦を生み出した元凶がいたから。
まあ今はもう、元凶の組織も滅び、深海棲艦は存在するもののほぼ平穏な海になっているのです。現に支配を逃れた深海棲艦は人類と敵対する過激派と、人類と共存する和平派に分かれているのです。
司令官さんは、15年前からこの海を守り続けていた英雄の一人でしたが、15年前の時点で体はボロボロ。5年前の悲劇で二度と戦場では戦えない身体になってしまいました。それでも一般人よりは強いんですけど。
そして、私自身も5年前の戦いで大切な半身を失い、力を失いました。でも半身が私と一つになったことで私本来の艦娘としての力は戻ったのです。
悲劇の演習はその後に起こりました。世界を救った英雄である私達を疎んだ軍の少数が仕掛けた罠。私達は汚名を着せられ、解散させられたのです。
もちろん、私達をよく知る上層部の人たちや政府の人たちは庇ってくれました。でも、少数派は市民を味方につけてしまったのです。
「電、そろそろ起きるクマ。飛行機が着陸するクマよ」
「ふぇ?は、はわわ?!もう着いたのですか!?」
「空の旅は長かったから仕方ないクマ。球磨はやっぱり新幹線の方が良かったクマ」
新幹線や鉄道にするか、バスにするか、飛行機にするかは多数決だから仕方ないのですよ?
まあ、私は車の免許を持ってるので、レンタカーで運転しても良かったのですが。
「それでも初心者だから慣れるまではダメクマ。慢心はダメクマ」
心が読まれた!?
ちなみに、暁ちゃんたちとは席が離れているので、様子はわからないのです。
・・・・・・それにしても、久しぶりに見たのです。この夢は
「どうしたクマ?」
「いえ。ただ、あれから5年も経ったと思っただけなのです」
「・・・・・・電は気にしすぎクマ。あの事件は皆の責任クマ」
「わかっているのです。でも、それでも・・・・・・あの子が居てくれたら何か変わったんじゃないかって期待してしまうのです」
「・・・・・・プラズマは電の中で今も生きているクマ。それに、居ても居なくても結果は変わらないと思うクマ」
球磨さんの言う通りですね。止めましょう、これ以上気にしたら折角の旅行が台無しなのです。
「もう着陸するクマ。忘れろとは言わないけど、旅行の時くらい考えるなクマ」
「そうですね」
◇
私達第六駆逐隊と引率の球磨さんの5人は2泊3日の長崎旅行に来ているのです。
暁ちゃんは響ちゃんと観光ガイドのパンフレットを読んでこれからの行き先を調べているのです
「やっぱりレディとしてはハウステンボスは欠かせないわ!」
「私は軍艦島を見てみたいな。心霊スポットとしても有名だし、是非行ってみたい」
「ちょっ!?ホラーは嫌よ!?」
雷ちゃんと球磨さんはどこに行ってみたいですか?
「私は稲佐山か長崎ペンギン水族館かしら。ペンギンを見たいってのが一番だけど」
「球磨は平和公園と長崎原爆資料館だクマ。元軍艦としては見ておきたいクマ」
「うっ・・・・・・そ、それは」
どうしたんですか響ちゃん?
「すまない。私が軍艦だった時を思い出しね。もし、私がB29を撃ち落としていれば、原爆が投下されなかったんじゃないかって思うと・・・・・・ね」
あ、そういえば1945年7月20日に響ちゃんはB29に発砲していたのです。でも、命中はせず、その後B29は広島と長崎にリトルボーイと呼ばれる原爆を投下したのです。
でもそれは所詮はIF。5年前の事件もそうですが、もしなんか存在しないのです。
「馬鹿ね響。そんなIFなんか気にしないの。今を見なさい、そんな過去があったから今の長崎があるのよ?そんな事を言うと、ここまで頑張った人たちを否定することになるわ」
暁ちゃんの言う通りなのです。珍しく姉らしい事を言うとは、流石なのです。
さて、そろそろお腹が空いてきたのです。私としては行きたいお店があるのですが・・・・・・暁ちゃんは私がラーメン好きなのを知らないので「それじゃ、電が行きたがってるお店に行きましょうか」ふぁっ!?あ、暁ちゃん!?
「何かしら?まさか、長女である私が電のことを何も知らないとでも思ったのかしら?だったら、レディを舐めないことね。電がラーメン好きなんて最初から知ってたわ」
う、嘘ぉーーー!?
ちょっ、響ちゃん!?雷ちゃん!?
「流石暁、見栄っ張りだね。知ったのは最近じゃないか。司令官から電の好きな好物を聞き出してね」
「そうねぇ。まあ、旅行の時になったら電に好きな食べ物をご馳走したいって張り切ってたしね」
そ、そうだったんですか
「ちょっと、なんでバラすのよ?!長女の威厳がなくなるじゃない!!」
(((威厳?レディ(笑)なのに?)))
そんなもの、あったのですか?
「電、良い姉妹を持ったクマね。ホント、自由すぎる妹やマイペースな妹やサイコレズな妹やイケメンすぎる妹とは大違いクマね」
・・・・・・球磨さんの妹は本当に個性が濃いのです。
数分後、タクシーに乗って私達が着いたのは【四海楼】という中華のお店なのです。
このお店は、ちゃんぽんの発祥の店と呼ばれ、このお店から日本中にちゃんぽんが広まったのです。
入口で思ったのは、建物が凄すぎなのです。とてもお店には見えませんでした。
店内は既に満席に近い状態でしたが、なんとか座れたのです。5階の店内はレストランのように綺麗で、大きな窓が展望台のように長崎港から稲佐山までの綺麗な景色が楽しめるのです。
私と球磨さんが注文したのはそのまんま、ちゃんぽんなのです
ちなみに、響ちゃんと雷ちゃんは皿うどんを
暁ちゃんは炒麺(細麺の皿うどん)を注文したのです
ちなみに、暁ちゃんがそれを頼んだ理由は、見た目がレディっぽいだからなのです
後は適当に単品で点心をいくつかとデザートに杏仁豆腐を頼んで待つのです。
数分後、注文の料理が来たのです!
うわぁ、とても具沢山なのです。具はざく切りのキャベツ、紅白の蒲鉾、小烏賊のゲソが無数、剥き小海老が3~4尾、もやし、木耳、葱が入ってるのです。
そして、錦糸玉子がこんもりと盛られて見た目もいいのです。
ではまずはスープから。うん、濃い目なのです。でも海鮮の出汁が出ているのかほんのりと甘く、スッキリしているのです。まるで、豆乳スープのような口当たりなのです。
錦糸玉子をスープに混ぜてさらに一口。一気にまろやかになって、旨みが増したのです!
次は麺を一気にすする!ウマウマなのです!これは最高なのです!
太麺で食べ応えがすごいのです。それでいて、とても滑らかで柔らかいのです
前に食べたリンガー●ットのちゃんぽんとは全然違うのです!
みんなも無我夢中で食べてるのです。
あ、雷ちゃん。一口あげるので、一口欲しいのです。
「良いわよ。あら、美味しいわね。このスープ、どうにかして再現できないかしら・・・。栄養バランスもいいし、この絶妙なスープの調合。難しいわ」
もう味の分析しているのです。もし出来たら是非食べたいのです。
ともかく、皿うどんを一口。麺はパリパリで噛みごたえのあるいい食感なのです。それにこの海鮮餡掛けも凄く美味しいのです。
ちゃんぽんとはまた違った美味しさで、食感が楽しめるのです。
「ぷはー、最高だクマ。長崎名物はカステラとちゃんぽんなのは知ってたけど、ここまで美味しいとは予想外クマー。生きてて良かったクマー」
球磨さんが昇天してるのです!?
「うん、私としてはラー油をかけたいけど、空気を読んで今回は止めておくよ」
「熱っ!?ひ、ひたをやけどひちゃた」
響ちゃんは何時も通りフリーダムだとして、暁ちゃんは慌てて食べるからなのです。餡掛けはちゃんと冷ましてから食べないと口の中を火傷するのです。血豆になっても知らないのですよ?
その後、完食した私達は今日泊まるホテルに向かったのでした。
自分で書いてて思った。腹が減ったと。
うん、我ながらこれはやばい。美味しいのは知ってるから、書いてる時にイメージしてしまって、お腹がすいてきてしまった。口の中にヨダレが溜まってきて困った。
仕方ないので、途中でリンガーハットに行ってちゃんぽんを食べてきた。最近のリンガーハットは麺大盛りは無料だったので、お財布に優しかった。
本場ほどじゃないけど、都会で食べるなら安心出来る味でした。下手な店に行って失敗したからなー。
次はリクエストにあった王将を出します。それが終わったらまた地方にします。