ガルパンってなによ?ただの大洗の生徒よ(現在、更新遅れ中   作:白桜

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もし転校先が違ったら?(別ルート的な存在)
もし転校先が違ったら?(聖グロリアーナ女学院編)


―聖グロリアーナ女学院学園艦・演習場― 

 

 「どうします隊長?わたくし達しか残ってませんがこのままつづけますか?」

 

 「――!?――――――!!」

 

 だめですね、先ほどの被弾で通信系が死んだみたい。

何度も話しかけてもなんて言ってるかわかりませんし、この様子では向こうも同じ状態と思うべきね。

隊長に指示を聞きたかったけど……後で隊長から怒られそうね、あーこわいこわい。

まぁ、その時は素直に怒られつつそっとお菓子に誘うとしましょう。

隊長の食事姿、見てて楽しいからついつい誘ってしまうのよね、ちょっとダージリン様の気持ちがわかっちゃうかも。

 

 「戦車長、隊長がハッチから顔出してますよ。何か叫んでるみたいですよ」

 

 「隊長が?通信機が死んでることに気づいてくれたのね。感謝感謝」

 

 いつの間にか私たちの砲手がハッチのから戻りながらそう報告してきた。

というか、今は隠れてるからってハッチから顔出すのはいいのかしら?べつに出てはいけない理由は無いんだけど、なんだか不穏な気配がするの。

そんなことは無いと信じて私も顔を出す。

 

 「隊長ー!こちら通信系が死んでますのー!!後ー!隊長とーわたくし以外生き残ってませーんのー!!ご指示を―!!!」

 

 「なんですてぇー!!!わたくし達のみですのーぉー!!!!ぐぬぬ……ひとまz――」

 

 それは突然でした。

隊長と話すためハッチから顔を出し、これからどうするか話してました。

一言二言交わしてると突然に隊長車両の間近で爆発と共に土埃に包まれていった。

少しして土埃が晴れていき隊長車両が姿現すと、白旗がぴょこっと立つのが確認できた。

……なんでさぁと内心で呟くもすぐさま。

 

 「操縦手!すぐに後退!!即座撤退よ!!!」

 

 次がくる前に車内に戻りハッチを閉めると同時、車両が後退を始める。

後退から数秒後、先ほどまで居た場所が爆発。

すぐに後退してたおかげで被害はなく、この隙に一生懸命逃げることにした。

 

 その後について言うと、すぐに撃破されました。

逃げた先に敵車両が待ち伏せがおり私が気付いた時にはもう手遅れ、車両に白旗が立つことに。

ちなみに、隊長車両を撃破したのは自走砲からの砲撃でした。

自走砲怖い、自走砲怖い、自……

 

 「……自走砲怖い、自走砲怖……ん?あれ、ここはどこ?」

 

 気づけばお茶会に参加していた、自走砲の恐ろしさに混乱してたのにおかしい。

聞いたら模擬戦終了後、戦車から降りた私がいつまでたってもぶつぶつ呟きながら動かないから隊長が運んでくれたとのこと。

ぶつぶつしてた私はかなり暗い何かを纏いし怖かったとか、そんな私を運んでくれた隊長には感謝を。

 

 

 

 お茶会はそれほど長くはなかった、模擬戦の反省と先輩方からの教えが主で最後ちょこっとお茶とお菓子タイムの内容でした。

うーん、隊長は本当に愛されてるねダージリン様に。

隊長と話されてるダージリン様、オレンジペコ様や他の方達と話されてる時と何か違う気がします。

隊長×ダージリン様。

……これはいい、良過ぎるわ!!

 

 ちょっとして落ち着いた私、とても熱く興奮したのはみんなには内緒に。

いけませんわ、お嬢様らしくないことをしてしましたね、オホホホ。

 

 「何をしてますの?なにかありましたの?」

 

 「いえいえーちょっとしたことを思い出してたんです。問題ないですわ隊長」

 

 「それならいいですわ。それにしても先ほどのお菓子、美味しかったですわね皆さん」

 

 「――――」

 

 いけませんわね、隊長のことを考えてテンションが高くなってたなんて言えません。

気をしっかりしないとね。

お菓子食べに行った帰り道の私たち、お茶会後にお菓子食べに行くのはどうって?

デザートは別腹ってよく聞くでしょう?

それよそれ、細かいことを気にしては聖グロでは生きていけませんわ。

……戦車道は常に消費し続けてるの、太る心配は無くてうれしいね。

 

 お茶会終了後、模擬戦中に思いついた 隊長とお菓子いっしょにどうですか?作戦を実行に移したところ、隊長が他の皆さんもいっしょにとなり私たち小隊戦車長4人によるお菓子タイムと。

お菓子タイムの出来事はそうね、お嬢様学園に居ても関係なくみんな女子高生ってことだった。

 

 そうそう、途中何度かお嬢様がする紅茶の飲み方を隊長は練習してたけど、隊長は本当に頑張り屋さん。

聖グロにふさわしいお嬢様になるって何度も聞いてたけど、そうなることを祈りたいわ。

あきらめずに挑戦?していく姿見てると、年上である私ももっと頑張らねばといつも思うよ。

 

 

 

 隊長達の会話をちょっと後ろから聞く帰り道、3人とも楽しそう……いいな。

私たちの小隊が出来てもう数週間経つけど、私だけどうも距離をあいてる気がする。

いえ、ちがう。

 

 「私があけてるだけかもね」

 

 この4人の中では私だけが学年が違う、それに1年生が私たちの隊長。

べつに私は隊長が1年だからや2年だからとかは気にしないけど、どうも周りの中には気にする人がいるみたい。

学院内でなく外、それはちょっとややこしい所ではっきり言ってめんどくさい。

普通に聖グロに入学してたらこんな悩みは無かったと思うけど、私は転校してきた身。

とある戦車と共に転校したことによりそこに興味持たれた現実なのよ。

この学院にはそういうところがあるのは転校前から知ってたけど、ここまでとは……現実はめんどうなものね。

 

 

 

 「どうかしましたの?さっきから静かですわよ」

 

 隊長が私を見てた、いつの間に。

気づけば私と隊長との距離が思ったより離れていた。

他の皆さんは気付かないうちに別れてたみたい、別れの挨拶はしたような気はするから反射的にしたのかな。

 

 「ご気分でも悪いのですの?」

 

 「いえ、ちょっと考え事をしてただけで問題ないですわ」

 

 「そう、それならいいのですわ」

 

 ほっとした、心の内を知られなくて。

隊長はそれっきり何も言わず歩く、時たま気になるのかうずうずなさってる。

うずうずな隊長、それも可愛いね。

 

 お互い何も話さない、静かな時間が流れていく。

隊長の部屋と私の部屋は少し離れておりここで別れる、隊長に別れの言葉を言い歩いていく。

 

 「今は言えなくてもいいですわ。でも、何かお困りなら力になりますわ」

 

 「だから……溜め込まないでくださいませ。わたくし以外にも皆、気になさってたわ」

 

 ごきげんようと、隊長は歩む。

隊長の前にいた私、どんな表情だったのか知らない。

だけど、その言葉には……

 

 

 

 ちょっと話は変わりここで大洗の町についてふれる。

大洗は北関東に位置する茨城県にある港町であり、水族館や海水浴等により観光スポットかなり有名な町でもある。

他にも聖グロと同じく学園艦内にある大洗女子学園と繋がりが深い町で、昔には何度もこの町で戦車道の試合が行われていたことでも知られている。

ちなみに聖グロの学園艦の母港は同じく関東にあるけど、これはいいかな?

そんな関東にいる住んでる人なら知られている大洗の町、なぜ唐突にふれたかというと……

大洗の地に私が今いるから。

 

 「今日はいい天気、こんな日は外でお茶にするのが一番」

 

 私たち聖グロと大洗女子学園の親善試合と書かれた横断幕を見上げながら、ここに居る理由を思い出すのであった……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




搭乗戦車について

転校前:??? →転校後:??? → 転校から少し経った:?????ー


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