ガルパンってなによ?ただの大洗の生徒よ(現在、更新遅れ中 作:白桜
「本日も晴天なり。これは2日連続よね……でも、いいか」
朝のホームルームが終わったところでふとそうつぶやく。
なぜかまた同じことをつぶやいたけど気にしない私、多分ずっとこの事を繰り返すと思うから。
今日も眠気には負けておらず、今は1時間目の授業の用意を終わったところである。
クラスの皆は昨晩は何の番組を見たとか髪型決まってるねとか、何気ない会話でにぎやかだがその中に、今日から始まる選択科目についても聞こえてくる。
今日の最後の授業が選択科目(もう次からは選択授業でいいか。)で、予想だけど初回授業だから説明や授業内に使う物を購入するための用紙配布で終わりそう。
私は弓道(けっして香道ではないぞ!そうだよ!!)を選んだので購入となると各自が使う弓道用の矢、弓懸、矢筒、弓道着、雪駄や弓に張るための弦や胸が怪我をするのを防ぐため胸当て等の小道具のはずね。
ここでうろ覚えな弓道情報をここで!
おおざっぱでうろ覚えなところでごめんだけど間違ってるところがあってもそこは優しく聞いてね。
最初に弓道で使う弓は和弓と呼ばれており、アーチェリーで使われるのは洋弓とは長さが違う。
矢をつがえるところから矢を放つまでの動作が弓道、アーチェリーでは違ったりする。
アーチェリーについては別のところで詳しくありそうなのでここでは省略。
弓道は矢を放つまでの動作のことを射法八節と呼び、実際に弓を使うときはこれを覚えないといけない。
簡単に言うと、足踏み→胴造り→弓構え→打起し→引分け→会→離れ→残心、となってる。
足踏みは、足の開くことであり姿勢の基本になり開き方は2通りある。
左足の開きは同じだけど次の右足の開き方が違うのである。
ちなみにすべての教えがそうかは分らないけど、足の開く幅は自分の矢の長さになる。
胴造りは、足踏みと共に姿勢の基本となる。
弓構えは、自分の体に向かって真正面に構えるのと左斜め前に構える2通りがある。
この時の構え方によって打起しと引分けが少し変わっていくけどここでは省略っす。
打起しは、弓構えで構えた状態から弓矢を持った両拳を上に持ち上げる動作で引分けは、矢が唇の高さにくるまで左右の拳を開いていくこと。
会は、矢が唇の高さにきていったん心を落ち着かしつつ的に狙いをつけて離れで矢を放つ。
残心は、矢が放たれた後の姿勢で1度息を吸って再び落ち着いく。
おおざっぱだけどこれ以上は、もう体力の限界なので射法八節はここらへんで。
矢とかの道具類をすべて書くと疲れるから一部だけを!
上では触れてないけど、弓に関しては学校所有のを使うことが多いけど自分用を最初に買う場合もある。
矢の長さは左手の先から首の中心までとなっており人によって長さが違うから、間違えてほかの人の矢は使わないように注意ね。
ちょっとした話だけど弓と矢の種類には竹製のがあるけど、これはすこし高かったりするし手入れが少し大変とも聞くよ。
弓懸は右手に装着する物で鹿の革でできてる。
湿気に弱いから保存するときは弓懸の中に乾燥剤を入れるのを忘れたらだめよ!
あと、ちょっと高かったりするかもね?
最後に、上に触れたけど胸を怪我しないように胸当てについて。
これは胸が大きい人は射法八節の離れにて弦があたることがあるけど、この時の弦は勢いがよくとても痛い。
痛いだけで済むといいけど時によっては怪我することがあるから、必要な人は胸当てを使用しよう!
思った以上に長くなったうろ覚えでおおざっぱな弓道情報についてはここで終わり。
「さて、そろそろ1時間目の授業が始まるね」
朝のホームルームから時間が経ち今はお昼!
私は今、学園の食堂にいるのであった。
「本日の昼食はハンバーグ定食、君に決めた!」
昨日のお昼に選ばなかったチーズが乗っかっててあっつあっつジューシーそうなハンバァァァグ定食にした。
ボリューミーでおなか一杯になるあっつあっつのハンバーグだけでなくついてくるごはんが大盛り無料という育ち盛り真っ最中の女子高生にはありがたい存在なのだ。
ただ……痩せたいと思ってる子にはきつい存在なのはここだけの話。
私に食レポなんて期待されても困るから今回も食事シーンはカットカットカット!!
私の食レポは多分これからもないだろうね、きっと。
お昼のおいしい時間から時間が経ち今は選択授業が終わった後って、これって昨日と似てる気もするけどスルーで。
お昼から選択授業までは特に何もなく進んだから言うことがないね。
私の選んだ弓道の選択授業は朝のホームルームでの予想通りで、この1年間どんなことをするのか説明や矢や弓懸などを購入するための用紙配布で終わった。
少し早く選択授業が終わったために私はすこし歩き回ることにした。
考えもなく行先を決めずに歩いたせいか気づけば森の中に迷い込んでいた。
一度立ち止まり周りを見るとすこし先に学園が見えるため戻ることは問題ないと分かり、
学園が見えるならこのまま歩き進んでも問題ないと判断し再び歩き出す。
「ん?何か油っぽいにおいがする?」
「いったいどこから?こんな森の中に何で油、それも燃料っぽい感じのが」
歩き出しすこし経ってからにおいがするのに気づき、においの出所が気になりにおいがする方へ進路を変更する。
進路を変更し少し経ったところ前方の茂みの間から大きな物体が見えてきた。
危険がないか少し気をつけつつ近づいていくと物体の正体がわかった。
「これはまさか戦車?それもこれは軽戦車っぽい」
「なんでこんなところに……それにしてもボロボロで汚れてるね、このチェコ製軽戦車は」
まさか戦車を見つけるとは、まったくもって驚きである。
この戦車はきれいに清掃し整備をしたら以前のように動くのかな?
動けばいいのにと、そう思ったところ後方から物音が聞こえてくる。
できるだけ物音立てないように近くの茂みに隠れつつ物音がする方を観察する。
どうやら複数の足音と話し声が聞こえるところから、単独でなく複数人がこちらへ接近してると分かり出会わないように急いでこの場を離れた。
「……さっきの戦車、もう少し見たかったな残念」
離れつつもさっきの戦車の方へ振り返りそうつぶやく。
本当にどんな戦車か調べたかったなと、何度も心に思ったのであった。
本来の授業終了時間までに学園に戻ることができた私であったが、森の中を歩き回ってたので服のいたるところに葉っぱや小枝等がくっついていた。
さすがに学園に戻る前にきれいにしたほうがいいと思いはたいてきれいにする。
きれいになったかどうか確認するけど問題なさそう。
「蟲もくっついてないしこれなら戻ってもいいね」
学園に戻ってから時間が経ち放課後となった今、帰る用意をすでに終え教室から出る。
寮に戻る前にもう1度さっき見つけた戦車があった場所に寄ったが、私が離れた後に移動されたのかもうそこにはなかった。
もうなかったことに残念に思いつつも移動されたということは誰か必要なところに行ったんだろうね。
それならそれのほうがとってもいいこと、そう思えた私はきれいに整備され生まれ変わった戦車を思い浮かべながら寮へと帰った。
「生まれ変わった
―余談―
(私が森にて戦車発見後、後方からの物音に気付き離れた後のこと)
「あれ?おかしいですね……」
「どうかしたんですか五十鈴さん?」
五「みほさん。いえ、さっき花の香りと共に鉄と油の香りと言いましたがそれ以外にもあったものでして」
西「そうなんですか?でも、ほかには何にもありませんけど何かあったのかな?」
五「気のせいかもしれませんね。気にせず戦車があったこと生徒会に連絡しましょう」
西「そうしましょう」
っていうことあったかもね。