宙斗達が洞窟に入った頃、明久は翠屋に来ていた
「さてと、早速浩将君に残りの二人が見つかった事を報告しとくか、その後は美紘に報告して・・・美紘!?」
「明久さん!?」
明久は店の中に入ると、椅子に座っていた美紘を見て驚き、美紘も店に入ってきた明久を見て驚いた
「あれ?美紘さんって明久さんと知り合いだったんですか?」
「えぇ、知り合いも何も・・・あれ、なのはちゃんはどうして明久さんを?」
「浩将君絡みでちょっとね、なのはちゃん、浩将君いる?」
「あっ今ちょうど美食屋の仕事に行っています」
「美食屋の?珍しいね浩将君が、どこに行ったの?」
「えっと、確かフグ鯨を獲りに・・・」
「!?」
フグ鯨の単語を聞くと、明久は血相を変え、翠屋を飛び出した
『明久さん!?』
(フグ鯨の捕獲場所は確か・・・マズイ、今あそこには!)
「こっ、こいつが・・・デビルオロチ」
デビルオロチ 捕獲レベル21
宙斗がデビルオロチの姿に驚愕していると、デビルオロチは宙斗の姿を捉えた瞬間、腕をゴムのように伸ばし宙斗を掴み壁に叩きつけ、壁に押し付けた
「がっ・・・!」
「宙斗!」
浩将が宙斗の心配をすると、デビルオロチは口から緑色液体を浩将に向かって吐き出した
「っ!」
浩将は間一髪でよけると、液体は地面に当たりそこ一帯が溶け出した
「溶解性の毒、いや消化液か・・・」
するとデビルオロチは宙斗に視線を向けた
「まさか、宙斗!?」
浩将が叫ぶと同時にデビルオロチは宙斗に消化液を吐き出した
「食われてたまるか・・・うぉおおおおお!!!」
宙斗は力を入れデビルオロチの手から解放され、素早く避け消化液がかかるのを防いだ
「ナイフ!」
そしてデビルオロチの腕を切り裂いたが、切り裂かれた腕は途轍もないスピードで再生された
「なんて再生速度・・・(宙斗はこの暗闇じゃ視覚に頼ることが出来ないから、かなり不利だ)宙斗、ここは僕が引き受けるよ、宙斗ははやてちゃんを「大丈夫だよ」っ!でも、はやてちゃんには・・・」
「はやては歩けないんだ、なのにここから居なくなったって事は洞窟に入った美食屋の誰かに連れていかれたって事だ、僕らに黙って連れて行ったって事ははやてを囮にでもするんだろうね」
「だったら尚更だ、早くはやてちゃんを・・・」
「大丈夫だ、あいつもここが危険だって事を承知でついてきたんだ、もしもの事があった時の為に渡してるものがあるしね・・・それに浩将、今あいつに死相は見えてるのか?」
浩将はデビルオロチを見ると首を横に振った
「ほらな?お前じゃ倒しきれないって事だ」
「・・・分かったよ、でもこいつを倒したら」
「ああ、はやてを助けに行くぞ!」
かなり久々の投稿です、最近はスランプ気味というのもあったので。
でも、作品の投稿を待ってる読者の為に、頑張ってみたいとおもいます!