洞窟の砂浜へフグ鯨を捕獲しに来た宙斗達、洞窟の奥へと進んでいた宙斗 達の前にデビルオロチが立ちはだかった
「フライングナイフ!」
宙斗の一撃がデビルオロチに炸裂するが、デビルオロチは身体を瞬時に縮ませて攻撃の威力を弱めさせた
「皮膚を縮ませてナイフを防いだ!凄い学習能力だ・・・」
浩将がその事に驚いていると、デビルオロチは腕を素早く動かし宙斗に攻撃を仕掛けた
「宙斗!」
浩将の呼び掛けで咄嗟に防御の構えをとったがあまりの威力に後方へと吹っ飛ばされた
「ぐぅっ!・・・くそっ、全然攻撃が見えない・・・」
「僕達がこの場所で戦うのに宙斗に足りないは暗視能力、死相が見えなかった以上、僕に足りないのは決定打を与える程の攻撃力だ、そしてデビルオロチはそれを一体で成立させてる、このままじゃジリ貧もいい所だよ」
「せめて奴の視力さえ防げれば、僕の『
「・・・方法は無くはない」
「え?」
「宙斗、『ピット器官』って知ってる?」
「蛇なんかが持ってる獲物を体温で見つけるアレか?」
「奴の細胞が活性化してる所が三つある、それを潰せば奴の視力は落とせる」
「原作じゃ確かピット器官は六つあったよな?」
「多分体内にまだ隠してる筈だよ」
「よし、じゃあ動きは僕が止める、ピット器官は任せた!」
「ああ!」
二人はデビルオロチに走り出した
その頃、はやては美食屋であろう男に抱えられていた
「ハハハッ!運がいいぜ、あのデビルオロチはあのガキ共に任せて、こいつは後で囮にでも使うか、これでフグ鯨は俺様の物だ!」
「んー!むーー!」
はやては苦しそうにしているがそんな事を気にせず、男は走り続けている
「確かこの道を・・・ん?」
男は道を確認しながら走っていると目の前から何者かが走ってくる音が聞こえた
「別の美食屋か?まあいい、この道を曲がれば砂浜に・・・」
男がそう言って道を曲がろうとする前に、男の顔に衝撃が走った
「ぐはっ!?」
男は衝撃ではやてを手放し、そのまま壁へ激突した
「けほっ、けほっ!」
「大丈夫だったか?」
苦しさから開放されたはやてが顔を上げると、少し濃いめの赤い髪を逆立たせた長身の男が立っていた
「え?あっはい!助けて頂いてありがとうございます!」
「気にすんな、にしても美食屋の風上にも置けねえ奴だな」
男は壁に激突して気絶している男をみてそう放った
「嬢ちゃんもフグ鯨を捕獲しに来たのか?さっきの状況をみた所、攫われて来たみたいだが?」
そこまで言われはやては自分と共にここまで来た二人の事を思い出した
「そうや、宙斗君!あの、助けてください!このままやったら宙斗君達が・・・」
「まあ落ち着け、お前の連れがヤバい状況なのは分かった、まあデビルオロチ位なら余裕だからな、助けてやるよ」
「ホンマですか!」
「ああ、俺は嘘は吐かねえよ」
男ははやての近くまで来ると、はやてに背を向けてその場にしゃがんだ
「おぶってやっから、その連れがいる場所を教えな」
「ありがとうございます!あっ私八神はやて言います、お兄さんは?」
「俺か?俺は・・・」
男ははやてを背負い立ち上がった
「坂本雄二だ」
トリコが遂に終わってしまいました、トリコファンの僕としては少し寂しいですね、次回は気が向いたら投稿しようと思ってます。