美食転生者達と魔法少女達   作:ウィンド

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甘美なる黄金の果汁!プディングフルーツをとれ! 前編

「居ないな、ホント何処に居るんだろ・・・」

 

明久は転生者、宏樹達を探すために海鳴の街を歩き回っていた

 

「美紘の方はもう一人見つけたみたいだし、一応写真は貰ってるから一人で探せるけど・・・」

 

プルルルッ

 

「ん?はいもしもし・・・!」

 

携帯を持った明久の視界に赤い髪をした少年が映った

 

「今の子・・・」

 

『如何しました、明久さん?』

 

「転生者を見つけたんだ、後で掛け直すから!」

 

『あのちょっ・・・』

 

明久は携帯を切り、少年の下まで走っていった

 

 

 

 

 

「え?私にですか?」

 

『はい、明久さんが転生者が見つかったと言われ、電話を切られまして・・・』

 

「見つかったんですか!」

 

『えぇ、それで依頼の件なんですが、実は・・・』

 

話を聞いていくと美紘は顔を顰めさせた

 

「分かりました、それはこちらで対応しますので」

 

ピッ

 

「見つかったの?」

 

「はい、まだ誰かは分かりませんが・・・」

 

「そっか、それで聞こえたんだけど、依頼って?」

 

「はい、実は『プディングフルーツ』が実ったんです」

 

「プディングフルーツ?聞いた事無い食材だね」

 

「私は知ってるで、確かIGOが所有してる『第8ビオトープ』やったかな?そこで栽培されてるって聞いた事があるで」

 

「!国家機密の情報ですよ!何で知ってるんですか!」

 

「えっ!そうなん!?オジサンがそう言う実があるって話してくれたんやけど・・・」

 

「オジサン?」

 

「うん、お父さんとお母さんの上司なんやけどな、IGOに所属してる人なんよ」

 

はやてがそう言うと、美紘はホッと胸を撫で下ろした

 

「良かった、情報が漏れていた訳じゃないんですね・・・」

 

「(いや、はやてに知られてる地点で一応漏れてるんだけど、言わない方が良いか・・・)それで?そのプディングフルーツがどうかしたの?」

 

「はい、本来なら実ったら収穫を行うんですけど、猛獣が出てしまって職員の人達じゃ取りにいけないんですよ」

 

「成る程、所でその猛獣って?」

 

すると美紘は電話の時と同様に顔を顰めさせた

 

「・・・ビーレックスです」

 

「ビーレックス?それは私も聞いた事が無いな」

 

「昆虫獣類に属し、ティラノサウルスの体をした蜂の事です、凶暴な性格で顎の力は大木をも砕くとされています」

 

「へぇ~、因みに『捕獲レベル』は?」

 

「捕獲レベルは9です、実は先日に戦車八台で捕獲に行った所、全部破壊されたそうなんです」

 

「ふ~ん、それでそのプディングフルーツってどんな食材なの?」

 

宙斗がそう言うと美紘は笑みを浮かべた

 

「大雑把に言ってしまえば、名前の通り全てのプリンの味がする果実です」

 

「マジで!!?」

 

「うおっ!如何したんだ!」

 

宙斗が大声を上げるとゲートボールのクラブをもったヴィータが帰ってきた

 

「あっお帰りヴィータ」

 

「全てのプリンか・・・(じゅる)ヤベェ、食ってみてぇ」

 

「宙斗君、プリン好きなん?」

 

「そりゃもう!」

 

「如何します?宙斗さん」

 

「勿論行く!と言うか今行こう!」

 

「いや、今日はもう遅いですし、明日の朝に行きましょう」

 

(美紘さん、もしかして宙斗君が行くように仕向けたんかな?)

 

「?明日何処かに出かけるのか?」

 

ただ一人、状況を理解出来ていないヴィータは首を横に傾げた




オリジナル食材・猛獣

『プディングフルーツ』

『ビーレックス』
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