遊戯王5D'sー疾風の決闘者ー   作:佑馬

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どうも皆さん佑馬です。今回は前回からあまり日をおかずに投稿することができました!出来るなら今後もこのペースで投稿できるよう頑張ります!
ライディングデュエルの出来はあまり良くないですが楽しんでいただけると嬉しいです。
それでは第6話お楽しみください!!


第6話

『《クリアウィング》が封じられた上に攻撃力5600…どうする…!?』

 

悠吾と竜二、そしてゴースト2人による命懸けのデュエルも中盤に差し掛かっていた。しかしその戦況は明らかに悠吾達の不利的状況だった。

 

「ククク…ようやく良い顔になってきた。今まで何人もDホイーラーを葬ってきたが自分のエースであるシンクロモンスターを吸収すると決まってその顔をする」

 

この瞬間を待っていたかのように下劣な笑みを浮かべるゴースト。ただDホイーラーを潰すだけではなく如何に残酷に倒すかを楽しんでいるようだ。

 

「バトルだ!今度こそ引導を渡してやる!機皇帝ワイゼル∞で《クリアウィング・シンクロ・ドラゴン》を攻撃!」

 

《機皇帝ワイゼル》のコアの部分からレーザーが放たれてクリアウィングを撃ち抜こうとする。この攻撃を通れば悠吾の食らうダメージは3100。ライフは0になる上にクラッシュではすまないだろう。

 

「させるか!罠発動!《ガード・ブロック》!ダメージは0になりカードを1枚ドローできる…ドロー!」

 

「フン…モンスターを盾に自分はライフを繋いだか…だがまだパーツモンスターの攻撃が残っているぞ?《ワイゼルA》で神代悠吾にダイレクトアタック!」

 

《クリアウィング》が破壊されてしまいフィールドががら空きになってしまった悠吾。その矛先が再び悠吾に向かう。

 

「それもとおさねえ!俺は手札から《SRメンコート》の効果発動!このカードを攻撃表示で特殊召喚して攻撃表示モンスターを守備表示にする!これでお前のパーツはただの木偶だ!」

 

「チッ…これも防ぐか。私はこれでターンエンドだ。」

 

ゴースト1

LP4000

フィールド

機皇帝ワイゼル∞

DEF0

ワイゼルA

DEF0

ワイゼルT

DEF0

ワイゼルG

DEF1200

ワイゼルC

DEF600

魔法・罠

伏せ1枚

 

ゴーストによる猛攻を紙一重でかわす悠吾。今はなんとか凌いでいるか長くは持たないだろう。

 

「私のターンドロー。」

 

ゴースト1

SPC5→6

ゴースト2

SPC5→6

悠吾

SPC5→6

竜二

SPC5→6

 

次は竜二によってライフを大きく削られたゴーストのターンだ。ライフだけでなくモンスターも残るパーツは《スキエル∞》と《スキエルG》の二枚だけだ。

 

「勿論私も《機皇帝スキエル∞》の効果を使わせてもらう!《XXーセイバーソウザ》を吸収する!」

 

《ワイゼル∞》と同様に《スキエル∞》も同じ効果を持っているようだ。先に核の《スキエル∞》を破壊すべきだったと心の中で悔やむ竜二。しかしそんな後悔もむなしく《ソウザ》は吸収されていく。

 

機皇帝スキエル∞

ATK200→2700

 

「《ソウザ》まで…」

 

自分のモンスターを2体も吸収されてしまい悔しそうな表情をする竜二。まさか自分の信頼するシンクロモンスターがこのような形で利用されるのはいい気分ではない。

 

「更に《スキエルA3》を通常召喚!」

 

まるで昆虫のトンボの形を模したモンスターが召喚される。その名前から察するに先ほどの《スキエルA》の上位モンスターであることが伺える。

 

機皇帝スキエル∞

ATK2700→3900

 

《ワイゼル∞》程ではないにしてもその攻撃力は並大抵のモンスターでは突破できない高さになる。

 

「《スキエル∞》を攻撃表示に変更。そしてバトル、《スキエル∞》で《SRメンコート》に攻撃!!」

 

狙うのは勿論ライフポイントが少ない悠吾。今まで紙一重で攻撃をかわしていたが正直もう防ぐ手立ては、ない。

 

『クソッ…もう防御札がねえ…交通事故で死んだってのに今度はバイクでクラッシュして死ぬなんてな……』

 

前触れなく死んだと思ったら遊戯王の世界に別人として甦った。それなのにたった数日でまた命の危機に晒されるとは思わなかった。覚悟を決めて目を閉じた悠吾の耳に竜二の声が響く。

 

「罠発動、《地縛霊の誘い》!」

 

その宣言と同時に悠吾を狙っていた《スキエル∞》の動きがピタリと止まる。

 

「このカードの効果で《スキエル∞》の攻撃対象は俺が決める!対象を《XXーセイバーヒュンレイ》に!」

 

《スキエル∞》の放つレーザーが悠吾から《ヒュンレイ》に照準を変え粉砕する。幸い《メンコート》の効果で守備表示になっていた為ダメージは無いのだが衝撃はそのまま襲う。

 

「うおっ!ダメージ無いのにこの衝撃かよ…!危なかったな…」

 

「サンキュー竜二…正直かなりヒヤヒヤした。」

 

「なーに、気にすんなって!これくらい屁でもないっての!」

 

自分のシンクロモンスターを利用され歯がゆい思いをしているのは竜二の方だろうに明るく振る舞っている。ならば自分も最後まで諦める訳にはいかない。

そんな二人の掛け合いを見てゴーストが顔をしかめる。

 

「くだらん庇い合いを…ならば貴様もこの痛みを味わうがいい!《スキエルA3》で万丈竜二にダイレクトアタック!」

 

「うおぉぉぉぉぉ…ッ…!!!…確かにこりゃキツいな…」

 

竜二

LP4000→2800

 

先程の攻撃で自分のモンスターを失ってしまったので竜二のフィールドはがら空きだ。《スキエルA3》の攻撃をモロに受けてしまう。何度かDホイールを回転させるがクラッシュしそうなのを何とかこらえる。

 

「竜二!大丈夫か!?」

 

「お、おう…正直どんなもんかと思ってたけどこりゃ予想以上だな…」

 

悠吾ほど連発で受けてはないにしろ流石にダメージ実体化は堪えたようだ。

 

「メイン2に入り私は《スピード・ワールド2》の効果発動。SPCを4つ取り除き手札のSp1枚につき800のダメージを与える。私の手札のSpは1枚。よって800のダメージを万丈竜二に与える。」

 

ゴースト2

SPC6→2

 

「ぐっっっっ…!効果ダメージまで…」

 

竜二

LP2800→2000

 

《スピード・ワールド2》の効果を使い確実にライフを削ってくるゴースト。たとえ守備モンスターでターンを稼いだとしてもこうして地道にライフを削られてはいつか負けてしまう。

 

「私はこれでターンエンド。」

 

「俺のターン…ドロー!!」

 

ゴースト1

SPC6→7

ゴースト2

SPC2→3

悠吾

SPC6→7

竜二

SPC6→7

 

このドローで手札は2枚。このターンで逆転できなければ勝ち目は薄いだろう。そう考え恐る恐るドローしたカードを見る。そしてそのままドローしたカードを発動させる。

 

「俺はSpーシフト・ダウン発動!SPCを6つ取り除いてカードを2枚ドローする!」

 

悠吾

SPC7→1

 

「ここでドローカードをひいたか…!」

 

新たに2枚のカードをドローする悠吾。その2枚のカードをドロー見て悠吾の頭の中で一筋の光の道が浮かぶ。

 

これなら…いける!

 

「俺は手札から《SRダブルヨーヨー》を通常召喚!」

 

SRダブルヨーヨー

ATK1400

 

「このカードの効果で墓地から《SR赤目のダイス》を特殊召喚する!」

 

SR赤目のダイス

ATK100

 

再び特殊召喚されるこのデッキの核となるチューナーモンスター。チューナーとそれ以外のモンスターが揃えばすることは1つだ。

 

「俺はレベル4の《メンコート》にレベル1の《赤目のダイス》をチューニング!その躍動感溢れる、剣劇の魂。シンクロ召喚!《HSRチャンバライダー》!」

 

HSRチャンバライダー

ATK2000

 

「何かと思えば高々攻撃力2000のシンクロモンスターか…その忌まわしきモンスターもすぐに機皇帝に吸収させてやる。」

 

折角のシンクロモンスターも機皇帝の攻撃力の前には無力に見えてしまう。しかし悠吾はチャンスを見逃さなかった。

 

「お前の機皇帝は攻撃力はあげられても守備力はどうやらそのままみてぇだな!さっきの《メンコート》で《ワイゼル∞》は守備表示になった上にその守備力は0だ!今なら竜二の《ガトムズ》を取り戻せる…!」

 

「ちっ…気づいていたか…」

 

《機皇帝ワイゼル∞》の効果は吸収したシンクロモンスターとフィールドに存在するパーツの攻撃力を上昇させる効果であり守備力までには影響しない。それが今回仇となったのだ。

 

「バトル!俺は《ダブルヨーヨー》で《機皇帝ワイゼル∞》を攻撃!!」

 

「させるか!《ワイゼルG》の効果で攻撃を1度無効にする!」

 

《機皇帝ワイゼル》の腕パーツがバリアを展開して《ダブルヨーヨー》の攻撃をかわす。しかしそれは前のターンで見ているので折り込みずみだ。

 

「まぁそう来るよな。でもその効果はもう使えねえ!《チャンバライダー》で《ワイゼル∞》を攻撃!この瞬間《チャンバライダー》の効果で攻撃力を200上昇させる!」

 

HSRチャンバライダー

ATK2000→2200

 

無敵かと思われた《機皇帝》は《チャンバライダー》の一撃であえなく粉々にされてしまう。そして《ワイゼル∞》が破壊されたことにより竜二の墓地に《XXーセイバーガトムズ》が帰ってくる。

 

「ぐぅぅぅっ……《ワイゼル∞》が破壊されたことにより、残りのパーツモンスターはすべて破壊される…」

 

核が破壊されるとその周りのパーツもそれに呼応するかのように次々と破壊されていく。

 

『あの∞って名前のつくパーツがシンクロモンスターを吸収したり他のパーツを繋げる心臓部になってるのか…』

 

シンクロモンスターを吸収したり、一気に5体のパーツを展開するという未知のモンスターだったがどうやら弱点はあるようだ。

そしてゴーストのフィールドはがら空きだ。

 

「《チャンバライダー》は2回の攻撃が可能だ!ゴーストにダイレクトアタック!」

 

HSRチャンバライダー

ATK2200→2400

 

ゴースト

LP4000→1600

 

このデュエルではじめてライフを削る悠吾。そのダメージはライフポイントの半分以上を削る大ダメージだがこれ以上は何もできない。

 

『クソッ…決めきれなかった…あとは竜二に任せるしかないか…』

 

「俺はカードを1枚伏せてターンエンドだ。」

 

悠吾

LP1350

モンスター

HSRチャンバライダー

ATK2400

SRダブルヨーヨー

ATK1400

魔法・罠

伏せ1枚

 

「あとは俺に任せろ!ドロー!」

 

ゴースト1

SPC7→8

ゴースト2

SPC3→4

悠吾

SPC1→2

竜二

SPC7→8

 

「スタンバイフェイズ!罠発動、《シンクロ・ソニック》!俺のフィールドに存在するシンクロモンスターの数まで魔法、罠を破壊する!俺のフィールドには《チャンバライダー》が1体…よって装備カード状態の《ソウザ》を破壊する!」

 

悠吾が前のターンに伏せたトラップカードを即座に発動させる。破壊するのは機皇帝の力の源となっている《XXーセイバーソウザ》だ。

 

機皇帝スキエル∞

ATK3900→1400

 

「《ソウザ》が…サンキュー、ユーゴ!俺も《スピード・ワールド2》の効果を使う!SPCを7つ取り除きカードを1枚ドローする!」

 

竜二

SPC8→1

 

「…!これなら…どうやらてめぇら2人を一気に片付けられるぜ!」

 

「調子に乗るな!今Spを引いたとしても貴様のSPCは1!効果ダメージは与えられない!」

 

「効果ダメージで終わらせるなんて野暮な幕引きはしないさ!俺も真っ正面から機皇帝をぶっ倒してやる!」

 

ゴースト2人のフィールドは弱った機皇帝、そしてもう1人はがら空きだ。【Xーセイバー】の展開力を発揮出来れば竜二の言うとおりこのターンで2人まとめてライフを削り取ることも可能だろう。

 

「俺は《XXーセイバーボガーナイト》を召喚!」

 

XXーセイバーボガーナイト

ATK1900

 

再度召喚される【Xーセイバー】デッキの要となるモンスター。

 

「効果により《XXーセイバーレイジグラ》を特殊召喚!」

 

XXーセイバーレイジグラ

DEF1000

 

新たにトカゲのようなモンスターが特殊召喚される。このモンスターは見た目に反し強力な効果を有している。

 

「《レイジグラ》の効果で墓地の《XXーセイバーフォルトロール》を手札に加える。そしてそのまま特殊召喚!」

 

XXーセイバーフォルトロール

ATK2400

 

こうなるともう【Xーセイバー】は止まらない。

 

「《フォルトロール》の効果で《エアベルン》を墓地から復活!」

 

Xーセイバーエアベルン

ATK1600

 

「出来るならシンクロモンスターでケリつけたかったが…確実に勝たせてもらう!バトル!《エアベルン》で1人目のゴーストにダイレクトアタック!」

 

もうゴーストのフィールドには壁となるモンスターはいない。その攻撃をモロに受ける。

 

「ぐおぉぉぉぉぉ!!!まさか私が負けるとは…」

 

ゴースト

LP1600→0

 

ライフが0になると同時にゴーストのDホイールが煙をあげ速度を落とす。

 

「よし、1人は倒した!次はお前だ!《ボガーナイト》で《スキエル∞》を攻撃するが…」

 

「《スキエルG》の効果で攻撃を無効にする!」

 

「だろうな!その為にモンスターを並べたんだ!《フォルトロール》でもう一度《スキエル∞》を攻撃する!」

 

「発動するカードはない…まさかシグナーでもない一般人に我々が敗北するとは…」

 

フォルトロールの一振りが《機皇帝スキエル∞》を真っ二つに両断する。それと同時に周りのパーツも砕け散りゴーストのDホイールが煙を上げて爆発する。

 

ゴースト2

LP500→0

 

「やべぇ!爆発したぞ!」

 

「おいおい…大丈夫かアンタ!」

 

いくらいきなり襲ってきた不審者といえども目の前で木っ端微塵になられては夢見が悪い。Dホイールから降りてゴーストのもとへ駆け寄るがその姿を見て2人は凍りついた。

 

「マジかよ…」

 

「こいつ、ロボットだったのか…」

 

とれかけたゴーストの腕から見えていたのは機械の配線のようなものでありその体からもバチバチと火花が飛んでいた。

 

「ユーゴ!こっちのゴーストもロボットだぞ!こいつら一体なんなんだ…」

 

竜二がもう1人のゴーストの方を確認するとそのゴーストも壊れかけており完全に機能を停止させている。

 

「こいつらの正体は分からねえけど…とりあえずこれでDホイーラー狩りは終わりそうだな。」

 

「ってことは一先ず一件落着ってことか?はぁー…なんか一気に気が抜けてきた…」

 

まるで緊張の糸が切れたかのようにその場にへなへなと座り込む竜二。悠吾もデュエルで受けたダメージが蓄積されたのか急に疲れが襲ってくる。

 

「そうだな…俺ももう限界だ… あとはセキュリティに任せるか」

 

携帯端末を取り出しセキュリティに連絡する悠吾。しかしその陰で停止したと思われたゴーストが再び起動し先程までとはまるで違う機械的な音声をだす。

 

「ギッ…ホ、ホウコ…ク……し、ぐ…なー、イガイ…ニ、モ…キョウイ…ナ、ル…ソンザイ……ア…リ……」

 

それだけ言い残すと今度こそ完全にその機能を停止する。この世界で何が起きているかは分からない。しかし確実にネオドミノシティに一筋の不安が差し込まれたのだった。

 

 

 




第6話最後まで読んでいただきありがとうございます!
今回のデュエル完全に主人公竜二でしたよね汗むしろ足手まといっていうレベルかもしれません。
最初はユーゴが無双してゴーストを軽く蹴散らす展開も考えたんですけどそれはあまり面白くないなあと思いまして…笑
ユーゴはこれから様々な経験を経て成長していく予定ですので是非これからも読んでください。
それでは次回もよろしくお願いします。

※前回に引き続きシンクロ口上、攻撃名を活動報告にて募集しているのでよろしければそちらのご協力もよろしくお願いします。

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