初詣のイベントはたぶんありません。
クリスマスの夜、並んで帰る2人。
猿野「凪さん、なんかいいっすねこういうの」
凪「はい、」
沢松(なにがいいっすね、だよ。もっと会話して楽しませろっつーの。はっ何を応援しているんだおれは…いや、これが正しいのか。人の妨害より自分のこと…だよな!そうと決まれば
ピーン
駆け出した沢松。
それをなぜか察した猿野。
これも体の友たりうるところだろうか。
そうこうしているうちに鳥居家に着いた2人。
時間は20時前。
猿野「じゃあ凪さんおやすみなさい」
凪「あの、いま兄が出ていて誰もいないみたいなんですけど。よかったら上がっていきませんか?」
猿野「え、いいんですか?」
凪「もちろんです、兄が帰ってくるまで。兄も猿野さんに会いたいでしょうし」
猿野「じゃあお言葉に甘えて」
やはり2人はぎこちないながらもたくさん話をした。
2人の距離はさらに縮まりお互いの気持ちはさらに大きくなった。
兄の
その兄はおよそ4時間後に帰宅した。
羊谷「さあーお前ら英気を充分に養ってきたかこら!今日から冬休みだ!朝から夜まで体をいじめ抜いてやるからな」
また辛く厳しい練習が始まった。
約2週間一日中の練習。
文字通り
体を傷めた、
何人かの離脱者も出たがそんなことは仕方がない。
年を越した後は少し楽になるのだがそれでもキツい。
どんどん練習メニューは緩和されていき2月中旬にはほぼ普通のメニューに戻っていった。
そして3月上旬に練習試合を組まれることが決定した。
相手は
生徒全員がメガネをかけている高校。
昨年春の練習試合で30点を取り勝利したが今回はあちらも油断なく全力で来るとのこと。
例年ベスト16に入る強豪である。
あと2週間ほどでスタメンが決まる。
カキンッカキンッ
羊谷「調子良さそうだな黒豹」
黒豹「これならスタメンどころかクリーンナップでもいけますよ」
羊谷「ふっ頼もしい限りだ」
(確かにそれほどこいつの復活模様はすごい。元捕手だからか肩も申し分ないしバッティングは虎鉄と肩を並べるレベル。あとは試合勘を養わせるだけか…?)
試合前日
羊谷「明日のメンバーを発表する。
…
3番ファースト虎鉄
4番サード猿野
5番ライト黒豹
6番キャッチャー…
…」
黒豹(よしっ出られる!しかもクリーンナップや)
虎鉄(くそっと言いたいとこだがあいつの加入で打線に厚みが出るし悪くないZe)
猿野(ふっ当然不動の4番はオレだ)
子津(外野でスタメン…リリーフで結果を残したい)
犬飼「…………。」
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クリスマス当日
辰羅川「さっ犬飼くん行きましょう」
犬飼「あんまりはしゃぐなよ」
辰羅川「はしゃいでるわけでは…ただオフの日くらいにしか行けないので早く行きたいという気持ちはありますけど)
長い坂道を上ったところにたくさんの石が並べられていた。
2人は墓参りに来ていた。
そこでかつてのチームメイトと
御柳「ちっ会いたくねえやつに会っちまった」
犬飼「はんっそれはこっちのセリフだ」
辰羅川「まあまあ落ち着きましょうお二人とも。もう甲子園で和解したでしょう」
御柳「誰が仲直りなんかするかよ」
犬飼「けっどけよ」
彼ら3人の師匠
そのあたりのことを犬飼と辰羅川は誤解していたが県対抗総力戦で誤解が解かれ今は良いライバル関係になりつつある?
犬飼「大神さん、約束通りオレが十二支を日本一に導いて世界一の投手になってみせるよ」
何も言わずに目線だけ送る御柳。
それに優しい眼差しを送る辰羅川。
辰羅川(ああ、また3人同じチームとはいかないのですね)
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練習試合当日
十二支高校野球部グラウンド
羊谷「どうも今回はこんなに遠いところに来てもらってすいません…」
辰羅川(ああ、今年も音瓶高校との練習試合がやって来ましたね…)
凪(やはり、メガネばかりだと落ち着きますね)
司馬(ほわん)
3月なので新入生もいない音瓶高校に勝ち目は無かった。
一方的な試合が今始まる。
30対0くらいで勝ちます。
次回は明日の夜に投稿したいと思います。