点数間違えていたので修正しました。
オレの名前は
この物語の主人公。
日付は10月の頭。
ボールとバットがぶつかり合うスポーツをしている。
9年前そのスポーツのプロになった。
『ペナントレース最終戦!!!』
『とうとうこの日、あと1時間程度で今年のリーグ王者が決定いたします!!!』
『9年前プロ球界に新規参入した球団牛尾ワイルズ!!』
『寄せ集めみたいなチームでずっとリーグ最下位をさまよっていました!』
『それが5年前初めて最下位を脱出すると2年前にはリーグ3位に浮上!!』
『昨年は2位!そして、今年この試合を勝利するとチーム創設以来初のリーグ制覇ということになります!!!』
『対戦相手はこの試合に勝利するとAクラス入りが決定する阪神ライガース!!』
『現在、2対0で牛尾ワイルズがリードしています!』
『0.5ゲーム差で2位を走る横浜は既に本日のゲームに勝利しているので、牛尾は負けてしまうと昨年同様2位になってしまいます!!』
『新規球団でファンが付きづらいなか、こうして実力を付けてきた牛尾ナイン!!』
『悲願の初優勝まで残りアウト9つです!!!』
きっかけは高校のときの2個上のキャプテンからの誘い。
いまチームリーダーのそのキャプテンはオーナーでもあるんだけど、その人のもとでまた野球がしたかった。
あと、ずっとチームメイトだったピッチャーと対戦したかったって理由もある。
本当ならそいつもこのチームに誘われてたんだけど断りやがった。
まあ、オレにとっては好都合だったけど。
『7回裏ラッキーセブン!』
『もちろん阪神側も諦めてはいません!!』
『この回はファンの打ち上げるジェット風船とともに期待が大きく膨らむ打者へと回ります!!!』
『高校時代からこの大甲子園で数々の伝説を積み立ててきた男!!』
『今シーズンリーグ本塁打ランキング2位46本を放っている天才打者の前にランナーを貯めたいところ!』
プロに入ってよかった。
すげーハイレベルな勝負が毎日できて、みんな生活も懸かってるから必死さが伝わってくる。
活躍に応じて給料もいいし、家族も支えてくれる。
特にめっちゃ良いピッチャーからホームランを打つことより気持ちいいことなんかない。
カキンッ
『打ったーー!!!文句無しの逆転スリーランホームラーン!!!』
『阪神ファンが待つライトスタンドへ一直線ー!!!』
『やりました4番の
『六甲おろしを大合唱する大応援団!!!』
『今季最高の盛り上がりを見せる甲子園!!牛尾ワイルズはこの窮地に立ち向かうことが出来るのでしょうか!!』
鵙来「よしゃーーーぁぁぁあ!!!」
「お前らわいについてこんかーーーーああああぁぁぁぃぃぃ!!!」
「ウォォオオオオオオォォオォ!!!」
「鵙来ウウウウウウウゥゥゥゥ!!」
-鵙来
阪神の右投右打4番ファースト。
陽気な性格で誰とでも仲良くなる。
プロ11年目、通算325本塁打を誇る。
『8回のスコアが動かないままいよいよ最終回になりました!!』
『全野球ファンがこのイニングに注目しています!!』
『ワイルズは勝てば初優勝のしびれる最高の場面!!』
『1点ビハインドですが打順の巡りは1番からと巡りは良し!!』
『球界ナンバーワンの呼び声高い、代表でも4番を務めるワイルズの4番に回さなければいけません!!!』
『今シーズン限りで海外挑戦も噂されますが、そのはなむけに優勝したいでしょう!!』
大丈夫、絶対に回ってくる。
そして、逆転する。
『ツーアウト!!ツーアウトまで来てしまいました!!!』
『今シーズン本塁打を許していない阪神クローザーのドリンスからランナーを出せずツーアウト!!』
『バッターは3番を打つオーナーの牛尾!!!』
『彼はオーナー権限とかではなくトライアウトという試験でプロ入りし、今季は3番を打っています!!!』
『高校の後輩でもある4番になんとかして繋ぐことができるか!!』
『体感では360度くらいから聞こえてくるあと1人コール!!』
『アルプスもスタンドも勝利の瞬間をジェット風船で分かちあおうと準備しております!!!』
「ボール!!フォアボール!!」
『粘りに粘った牛尾!!見事フォアボールを勝ち取りました!!』
『さあ1番期待できるバッターに繋げることができました!』
よし、やるぞ。
『4番!サード!!ミスターフルスイング!!!猿野天国!!!』
ミスターフルスイング猿野天国の登場です。
次回は明日の夜に投稿したいと思います。