ミスフル 続編!   作:トータス検二郎

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猿野と犬飼の対戦です。


112発目 両雄激突

 

 

牛尾「猿野くんは…」

 

 

猿野「オレは行きます!」

 

「プロになってもっといろんなやつと戦ってみたい!」

 

 

牛尾「ありがとう…よろしく!」

 

 

そして、睨み合う2人。

 

犬飼「お前がプロで通用するわけねえだろ」

 

猿野「はっ、お前こそプロの舞台で失敗して辰〜って泣きながら電話すんだろ」

 

 

 

××××××××××

 

 

『両雄並び立ちます!!!』

 

 

『片やパ・リーグの投手五冠!!!!』

 

『片やセ・リーグの野手三冠王!!!!』

 

 

『お互い全国制覇したエースと四番打者!』

 

『高校卒業で別々の道を辿った彼らの軌跡が交わろうとしています!!』

 

 

猿野「相変わらず黒いなコゲ犬」

 

犬飼「ふっバカは死ななきゃ治らないみたいだな」

 

 

悪態をつきながらも嬉しそうな2人。

 

 

凪「あの2人が…」

 

 

子津「いよいよっすね」

 

(なんで僕はこんなところに座ってるんすか!)

 

 

雪「………」

 

 

 

兎丸「司馬くん」

 

司馬「コクッ」♪

 

 

辰羅川(懐かしいですけどもちろん全力でいきますよ)

 

 

 

ブウォンッ

 

『初球ーー!!豪快なスイング!!!』

 

『とてつもない大きな空振りでまずはワンストライク!!!』

 

 

 

キインッ

 

『大きいーー!!が左に切れてファール!!!』

 

『少し打ち気に逸りすぎたか大ファール!!』

 

 

 

その打ち気を少し散らすようなボール球が2球投じられる。

 

2ストライク2ボールの平行カウント。

 

辰羅川の次の配球は内角を掠めるようなクロスファイヤー。

 

 

それに反応できなかった猿野は見逃し三振に倒れる。

 

 

『三振ーーー!!!』

 

『内角球に手も足も出ず見逃し三振!!!』

 

 

『ライバル対決第1ラウンドはレオンズエースの犬飼が制しました!!!!』

 

 

 

当然だと言うような表情でキャッチャーからの返球を受け取る犬飼。

 

好打者を三振にとったにもかかわらずあまり嬉しそうな様子は無い。

 

 

三振で倒れてしまった猿野の表情は何故か明るい。

 

嬉しそうな様子を見せまいとしながらもこぼれ出てしまっている。

 

 

結果とは正反対の反応を見せる2人。

 

観客にはそう見えたが犬飼の口元の緩みを見逃さなかった人が何人か。

 

 

 

子津「犬飼くん、笑っちゃってますね」

 

 

辰羅川(次のバッターまでに顔を戻してくださいね)

 

 

犬飼は前回と同様この2回、そして3回と三者凡退に切る。

 

 

ワイルズエース魁は4番の御柳と対峙する。

 

高校時代の関わりは全くと言っていいほど無い。

 

 

魁(由太郎より優れた打者…)

 

御柳「ユタの兄ってだけだ」

 

 

『続々とタイトルホルダーが登場!!!』

 

 

『本塁打、打点の二冠を持った今シーズンからレオンズの御柳!!!!』

 

『愛知で8年間フルで一軍帯同し、4番に上り詰めるもFA権を獲得してあっさり移籍には驚きましたが』

 

『さらに驚きなのがまた4年でFA権を得ると移籍する宣言!!』

 

 

この宣言通りに御柳は4年後違うチームのユニフォームに袖をとおしていた。

 

そのチームでも初年度から優勝するのはまた別のお話。

 

 

ビッグマウスなきらいがあるがそれを裏付ける実力を兼ね備える。

 

しかし、第1打席は月のリードなどもありセカンドゴロに仕留められる。

 

 

 

御柳(弟の野郎、配球うまくなってやがる)プクー

 

 

月(昔と威圧感が段違いだ)

 

 

 

そのままワイルズのエースも2回、3回とあっという間に三者凡退に抑える。

 

 

両エースの活躍で試合は4回1番バッターから始まる。

 

 

 

子津「ふぅー息つく暇もないっすね」

 

雪「ええ、見応えある試合ね」

 

子津「この回っすよ猿野くん!」

 

 

猿野「あいつ今日キレキレじゃねえか」

 

兎丸「そんなこと言って嬉しそうだけど?」

 

司馬「コクッ」♪

 

 

牛尾「当然嬉しいよね、この舞台で相見えることになったんだから」

 

 

猿野「そ、そんなんじゃないっすよっ」

 

 

月「そこー!同窓会してないで犬飼さん攻略の話し合いしますよ!」

 

 

月の言葉で仕方なく移動する彼ら。

 

試合が動くのはまさにこの4回だった。

 

 




贔屓チームにこんな選手たちがほしいです。
次回は明日の夜に投稿したいと思います。
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