春は曙ようよう白くなりゆく山際
4月
新学期の季節
3月十二支高校は音瓶高校戦以降3戦の練習試合を全勝しいい状態で新入生を迎える。
しかし、本編の主人公猿野は機嫌が悪い。
猿野「くっそー子津!オレの方が上だよな、甲子園の時計にぶつけたし」
子津「まあまあ猿野くん、夏は僕達が主役っすよ」
兎丸「そうだよ
甲子園に出るチャンスは年に2回ある。
夏の予選を勝ち進めば夏の甲子園に出場でき、秋の予選を勝ち進めば春の甲子園の選抜に大きく影響する。
その秋の明治神宮大会*で優勝した華武高校は春の甲子園に出場し優勝した。
*各地区の優勝校9校と東京1位の10校での大会
春の埼玉地区大会で勝ち上がれば県大会に出場できる。
なお、十二支以外の有力校は秋の県大会でベスト8以上なので地区大会は免除される。
猿野「はーあ、春の大会って退屈だよなあ。ていうかそんなん去年やった記憶ないよな??」
兎丸「確かになんでだろうね、牛尾主将も夏なのに初めての公式戦だって言ってたし??」
辰羅川「細かいことはいいじゃないですか、県大会に出てあの華武高校を倒しましょう!」
子津「はいっす!あっそういえば昨日新入生ふるい分け試験があったらしいっすね」
兎丸「あー、あれ!最初の砲丸投げ10mがギリギリだったの覚えてるよー」
猿野「ウソつけ、10mも投げられるわけないだろ!んで何人入ったんだ?」
子津「えーっと、去年は十二支注目されたからいい選手が集まったらしいっすよ」
辰羅川「27人合格だそうです」
犬飼「去年より10人も多いな」
兎丸「ほんとだ、凄い選手がたくさんいるかな!」
羊谷「集合!合格した新入生ども!2、3年生!来週からの地区大会は新入生は出せん!ただその後の県大会は出すつもりだから覚悟しとけよ」
猪里「えー、おれが十二支の部長猪里やんな!自己紹介してもらうったい」
………
「はい!山本次郎!希望ポジションはサードです!猿野先輩を尊敬しています!」
猿野「ほーう、見る目あるね」
黒豹「ふんっアホなだけちゃうか」
猪里「次!」
「
-巳上悟-
右投両打の二塁手。俊足巧打好守の自信家。黒髪が右目にかかっていてかっこいい。
兎丸「えー、なにあいつむかつく」
猪里「次!」
子津「全く動揺してる感じないっすね」
虎鉄「猪里ちゃんも
「
-丑光吉影-
右投左打の三塁手。豪打が武器で体格は猿野に似ている。幼少期を北海道で過ごし白い髪で短髪。
………
猿野「なんか変なやつ多かったな」
兎丸「うん、ぼく巳上ってやつきらーい」
羊谷「猪里、どう思った?新入生」
猪里「そうですね、皆いい目をしてたったい」
羊谷「そうだな」
虎鉄「誰が有望なんですKa?」
羊谷「新入生ふるい分け試験で目立ったのは5人。サードの丑光、セカンドの巳上、ピッチャーの
-狸間
右投右打の投手。コントロールがとても良く球質は重い。デリカシーは無いが憎めない。
-河馬地
右投右打の捕手。あまり自己主張はしないがリードでは雄弁。テニプリの樺地をイメージしていただければ。
-公星ラブリー
右投右打の外野手。内野に憧れていたがチームメイトがうますぎて断念。ハーフでシュッとした体型。
黒豹「そいつらがしっかりベンチを温める、ないしスタメンになってくれたらってところやな」
羊谷「その通りだ、お前ら今言ったヤツらを見てくれ、子津2年のお前からもまとめ役を頼みたい」
子津「は、はいっす!」
グラウンド
巳上「兎丸先輩、競走しましょう」
兎丸「さっそくきたね、いいよ」
丑光「ななー猿野さんー長距離勝負どうだーい?」
猿野「ふっ、いいだろうめちゃめちゃ凹ませてやるよ」
狸間「辰羅川さん、そちらのバッテリーよりこの河馬地と俺らの方が上ですよ」
河馬地「うっす」
辰羅川「私はともかく犬飼くんを侮辱するのはやめてもらいたい!」
犬飼「…やれやれ」
公星「司馬さん!自分ずっと外野だったんですケド内野してみたくって守備教えて貰えないデスカ?」
司馬「コクッ」
一部を除き険悪な1、2年生。
羊谷一同が戻ってきたときには既に騒動は収束していた。
羊谷「なんじゃこりゃ!!」
巳上「兎丸先輩、さっきはすみませんでした凄すぎます」
丑光「すごいなー猿野さんナイスぅー」
狸間「犬飼さん、弟子にしてください!」
河馬地「うっす」
公星「司馬さん教え方最高デス!ショート楽しいナア」
羊谷「めちゃめちゃ仲良くなってる!!」
子津「すごいっすね、去年とはぜんぜん違うっす」
虎鉄「あの生意気な猿野がいたからNa」
黒豹「なんや可愛いやつらやんけ」
猪里「このメンバーで甲子園行くったい」
新入生を加えた新生十二支高校始動
仲良くなって良かったです。
次回は明日の夜投稿したいと思います。