『今季から代打として起用されることが多いベテランの
『完封ペースの千寿攻略のきっかけにできるか!!!』
8回表
ライガース0-3コンドルズ
マウンドのエース千寿は完封ペース。
鵙来「いつまでもコンドルズに負けてられへんで」
とてもしなやかなフォームから力強いボールが投げられる。
ズバン
『素晴らしい千寿このイニングで150km/hを超える速球です!!!』
鵙来「出てや鳥はん」
神鳥谷(キレッキレだな)
その速球ですぐに追い込まれてしまう。
さらに1球高めの釣り球を投げるも振らず。
外谷「フォーク来るんちゃう?」
南條「あの人ならそんなんわかってるやろ」
千寿(もうあなたは過去の選手、終わった選手だ!!)
次は世界でも通用した幽霊フォーク。
キンッ
「ファールボール!!!」
千寿「!!!」
糸目(代打になっても神鳥谷さんのバットコントロールは衰えてないよ)
当てられて焦った千寿の次のフォークは変化が早く、簡単に見送られてしまう。
糸目(もちろん選球眼もね)
「ボール!!フォアボール!!!」
『先頭が出ましたさすが神鳥谷!眼はまだまだ健在です!!!』
すぐさま代走に代わる。
糸目、南條、外谷、鵙来の最強上位打線にノーアウト1塁で回ってくる。
この回で点が取れないと逆転の見込みはほとんど無い。
糸目「チャンスを広げないと」
千寿(切り替える、中継ぎの世話は受けない)
カキンッ
『糸目!!初球を振り抜き一二塁間を抜いていった!!!』
『ライト前ヒットでランナー一気に3塁へ!!』
『糸目初ヒットでノーアウト1.3塁!!』
南條「次は俺やな」
千寿が糸目に投げたのは無造作なストレート。
神鳥谷に見極められたフォークを投げるのに躊躇ってしまったからだ。
そして南條にはそのストレート、フォーク以外の球から入ることが予想できた。
千寿のスライダーやカーブは一級品と言えるものではなかった。
カキンッ
南條は自慢のミート力でしっかりためてセンターへ弾き返す。
南條「おりゃああぁぁぁ!!」
『また初球ーーー!!!南條タイムリーで1点返しました!!』
『まだまだライガースのチャンス!!』
『おっと江藤監督が出てきました!これは連打を浴びてすぐに諦めますね』
『まあ球数もそこそこで8回なんで妥当と言えば妥当ですけど』
『エースとしては悔しいでしょうね』
千寿(くそっ、全く切り替えられなかった)
コンドルズのリリーフは8回、9回で盤石のリリーフがいる。
9回は昨年シーズンセーブ記録を作った助っ人のサフタ。
そして、8回。
『選手の交代をお知らせします』
『千寿に代わりましてピッチャー帥仙!』
ブルペンカーから降りて右手にグローブを着けながら歩いてくるロン毛の選手。
肉生「よし、任せたぞ」
帥仙「ふーん、それで?」
ベイプラネッツエースの屑桐と高校時代エースの座を争っていた選手がこの
高卒1年目から大活躍だった屑桐とは違い、大卒でプロへ入る。
プロ入り4年目から中継ぎとして活躍しだし、リーグ優勝に貢献したシーズンもある苦労人。
主に8回を任される投手に成長した。
神鳥谷(右バッターが続くのに左投手か、信頼あるんだな)
ブォンッ
「ットライーバッターアウッ!!!」
決め球のスクリューに空振り三振してしまう外谷。
外谷「くそ!」
鵙来「右バッター相手に投げれる逃げる球か」
『さあまだまだチャンスです バッターは1番期待出来る鵙来!!!』
帥仙「ふーん、それで?」
アマチュア時代通じて初めての対戦となる2人。
球筋は今の外谷の打席で見た情報しかない。
パ・リーグの打者を数多く翻弄してきた帥仙のスクリュー。
そのスクリューをネクストバッターズサークルから1球見ただけの鵙来。
その1球で充分だった。
カッキーン
喜多矢「やっぱすげーなー」
(でもホームラン数は負けたくない)
この試合でもホームランを放っている喜多矢は本塁打数が御柳に並んで1位。
鵙来「この程度じゃわいは止まらんで!!!」
鵙来は猿野を引き離し単独1位だった。
『大きい!!大きい!!ライトポール際!入るか入るか!!』
帥仙「ふーん、とは言っていられないな」
『まさか!!パ・リーグを代表する投手を一振りで粉砕!!』
『逆転!!3ラン!!ホームラーン!!』
鵙来(交流戦はあいつと対戦するんが楽しみやな)
ライガースはこの試合を取ったことで一気に波に乗るかに思われた。
しかし、次カードのレオンズとの初戦。
エースに完封で負けてしまい、鵙来に不調が訪れる。
結局交流戦を負け越してしまう。
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前半戦最終戦
セ・リーグの2チームが節目にぶつかる。
帥仙の扱いが雑ですみませんでした。
次回は明日の夜に投稿したいと思います。
ワイルズ
33金市←銀二(楽) 金↔銀、二→一→市