ミスフル 続編!   作:トータス検二郎

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140発目 自分次第

 

 

日本シリーズ第6戦

 

ワイルズの1勝3負1分で迎えた試合

 

第2戦で負け投手になった左腕エースの雄野(おすの)をやはり先発に立てる。

 

雄野「俺の左腕にかかってるってわけやな」

 

猿野「頼むぜオーちゃん!」

 

 

レオンズはこちらもサウスポー、2戦目好投だった菊華。

 

菊華「よし、気合い入った!」

 

御柳「任したぜ!」

 

 

本来なら犬飼が投げる予定の試合だったが、前の試合で中継ぎ登板したことで今日の先発は回避。

 

これにより第2戦と同じ先発投手、同じ球場になった。

 

 

牛尾「当然全部勝つよ!!!」

 

「おう!!!!!」

 

 

辻利監督「今日で決めてこい!!!」

 

「うす!!!!!」

 

 

 

先攻のワイルズ、後攻のレオンズはともにスタンダードなオーダー。

 

 

元太「この試合、俺の出塁が鍵になる」

 

『1番ショート元太』

 

 

カキンッ

 

『早速トップバッターの元太がヒットで出塁!!』

 

 

 

平間「この試合、僕の仕事ぶり次第かな」

 

『2番セカンド平間』

 

コツンッ

 

 

『ここはワイルズにしては珍しく送ってきました』

 

 

牛尾「この試合、僕がどれだけチャンスを作れるかが大事になるね」

 

『3番ライト牛尾』

 

 

カキンッ

 

『牛尾の打球はセンターへ抜ける!!』

 

『しかし、当たりが良すぎてランナーは還られません!!』

 

 

 

猿野「この試合はオレのバットに全てが乗っている」

 

『4番サード猿野』

 

カッキンッ

 

 

『大きい!レフトが一歩も動かずに文句なしのホームラン!!!』

 

『追い込まれたワイルズが先制のスリーラン!!!』

 

 

 

御柳「乗っちまったなあ」

 

 

あと一試合負ければ終わりという状況で前試合、シーソーゲームを負けずに終えた。

 

その事がワイルズの緊張をほぐし本来の実力100%を出せるコンディションになっていた。

 

初回に3点を先制したワイルズはこの試合を優位に進める。

 

自チームの波に乗り先発の雄野も快投をみせる。

 

 

ズバンッ

 

飛鳥「良いボールだなあ」

 

 

『またも三者凡退!!雄野の好調で6回まで無失点!!!』

 

 

ワイルズはさらに2点を追加して5対0。

 

完封ペースの雄野 点を失いはしたものの大崩れすることなく見事完投勝利する。

 

 

ワイルズ6-2レオンズ

 

猿野「よっっっしゃーーーー!!!!!」

 

兎丸「やったやった!!」

 

牛尾「これでまた明日もいける!!!」

 

雄野「ふぁー後は頼んだー!!」

 

元太「よしよし!この調子で明日も!!」

 

 

ワイルズ全員が喜ぶなか皆が思っていることが一つ。

 

(勝てたのはオレのおかげだ!!!)

 

 

 

負けてしまったレオンズだが、ベンチ裏はあまり落ち込んではいない。

 

 

由太郎「大丈夫!明日勝てばいいな!」

 

辰羅川「その通りですね」

 

御柳「ふぅ、めんどくさいことになったな」プクー

 

 

3勝2負1分と王手をかけているレオンズだったが、次で日本一を決めたいところ。

 

早く日本一になりたいと思うのはもちろん、次勝ちたい理由はそれだけではない。

 

一度、引き分けを挟んだ日本シリーズは3勝3負になった時点で第8戦が行われる。

 

そして、その第8戦は第3、4、5戦と同じ本拠地で行われる。

 

そう、レオンズはホームで日本一を決めたい。

 

ビジターに戻ることがあるとすればワイルズが2連勝で勢いに乗ったままホームで試合するということ。

 

それだけはどうしても回避したいレオンズだが、2日前に登板した犬飼を先発させられないジレンマ。

 

 

レオンズは犬飼不在の第7戦に全てを懸けると決めた。

 

 

♢

 

翌日の昼間

 

埼玉某市内の野球場

 

 

ここではよく草野球チームの試合が行われる。

 

今日も試合が行われる予定である。

 

「兄貴!またあいつ打ちましたNe」

 

「ああ、オッレの永遠のライバルも大活躍だぜ」

 

「そだねー」

 

「どっちが勝つのかわからないのだ」

 

 

そう、ここで試合するチームの名は十二支アニマルズ。

 

十二支高校のOBで結成したチーム。

 

皆プロにはなれなかったもののこうして草野球という形で大好きな野球を楽しんでいる。

 

 

獅子川(ししがわ)「今日の3番はオッレだぜ!牛尾のようなバッティングを見っせてやる!」

 

牛尾の永遠のライバルと自称するタフガイ。

 

悪球打ちを得意とし、ガッツ溢れるプレーが魅力。

 

 

虎鉄(こてつ)「じゃあ俺はあのバカより遠く飛ばしてみせるZe!!」

 

ファースト守備と柔らかいバッティングが持ち味のナイスガイ。

 

 

蛇神(へびがみ)「我は司馬よりも良い守備を披露する也」

 

打撃守備は十二支OBの中でも群を抜いており、今は実家の寺で修行する日々。

 

 

鹿目(しかめ)「犬飼なんか僕の足下にも及ばないのだ」

 

背は小さいがキレのある変化球が武器の投手、生意気に思われがちだが誰よりも仲間思い。

 

 

その他、鹿目の相棒三象(みぞう)、守備走塁で何度もチームを救った巳上(みかみ)、対応力抜群の丑光(うしみつ)らもいる。

 

皆、猿野世代に影響を受けて野球を続けているメンバーだった。

 

 

子津「月に1回の楽しみっすね」

 




原作キャラ祭り開催です。
次回は明日の夜に投稿したいと思います。

ベイプラネッツ
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