レギュラーの
赤チームのピッチャーは子津
対するバッターは2打数2安打の河馬地。
赤チーム
3年 猪里、黒豹、長戸、川田、…
2年 猿野、子津、兎丸、明神、…
1年 巳上、公星、山本、…
白チーム
3年 虎鉄、新里、日向、飯田、…
2年 犬飼、辰羅川、司馬、野木、…
1年 丑光、狸間、河馬地、…
辰羅川「私たちは守備から出場ですよ」
犬飼「ああ」
猿野「よーし子津ッチュー、1年生をけちょんけちょんにしてやれ」
兎丸「こっちに飛ばしていいよー」
子津「はいっす」
アナウンサー役の桃坂「ピッチャー子津くん、セカンド猪里くん、サード猿野くん、センター兎丸くん、ライト黒豹くんに代わります。長戸くんはファースト、巳上くんはレフト、公星くんはショートに代わります。」
巳上「引き続き出してもらってるんだし頑張るぞ」
公星「オウ」
ブンッ
「ストライークバッターアウト!」
ブンッ
「ストライークバッターアウト!」
ブンッ
「ストライークバッターアウト!」
「当たってる河馬地、狸間を含めて三者連続三振!」
羊谷(これはもう、決まったか?)
アナウンサー役の栗尾「ピッチャー犬飼くん、キャッチャー辰羅川くん、ファースト虎鉄くん、ショート司馬くん、狸間くんはレフト、河馬地くんはセンターに代わります」
犬飼「辰、9人で終わらせるぞ」
栗尾「6番ライト黒豹くん」
黒豹「初対決やな犬飼、相変わらずクールやけど打って顔色変えたるわ」
犬飼はストレートとチェンジアップで早くも追い込む。
黒豹「おいおい、四大秘球みたいなやつ投げてこんのかい」
辰羅川「無茶言わないでください。慎重に投げてるんですよ今は」
黒豹「ほーん、まあ打たれた時の言い訳用意しとかなあかんもんな、そういうことなら構へん」
犬飼(辰、ここまで言わせて逃げられねえぞ)
辰羅川(犬飼くん…わかりました蛟竜を)
黒豹(…来る!)
″極・蛟竜″
鋭いカットボールが黒豹の胸元を襲う。
黒豹(秘球、打ってやる)
カキンッ
打球は高くあがる。
3年生の女子マネージャーはアナウンサーとスコアブックをイニングの表裏交互に担当している。
スコアを付けていた桃坂がペンを落とした瞬間、風が吹きページがめくれる。
十二支高校対音瓶高校
犬飼が最後に蛟竜を投げた試合である。
音瓶高校の最終回の得点…1
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玄渕「うおおおお!」
カキンッ
犬飼「え、」
辰羅川「そんな…」
打球を追っていく兎丸「ちょ、ちょっと待って」
打球はフェンスを越えた。
玄渕「よしゃああ」
猿野「何打たれてんだコゲ犬ー!」
羊谷(こんなバッターがまだ埼玉に隠れていたとはな)
虎鉄(御柳や村中レベルのバッターだZe)
辰羅川(無駄がない完璧なスイングでした……)
玄渕「やった!やったぞ!」
「くろー!!」
「さすがオレたちの4番」
「サイコーだぜ!」
大正(うんうん、アレは自信になるアレね)
玄渕(通用する…!俺のバッティングが全国レベルに通用するぞ!夏甲子園に行ってやる)
玄渕のメガネが輝いていた。
犬飼(…大丈夫、慌てるな、夏までに仕上げる)
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打球はキャッチャーの真上
「アウト」
黒豹「あちゃーキャッチャーフライかいな」
辰羅川「ナイスボールです犬飼くん」
犬飼(ふー、でも当てられたな)
子津「犬飼くん、今度は僕っすよ!」
カキンッ
「ファール」
カキンッ
「ファール」
子津「ふー」
(ストレートとチェンジアップだけってわかっていれば当てることはできるっすね)
辰羅川「もう諦めてはいかがですか?ピッチングにも影響しますよ」
嫌味な顔で言う辰羅川。
子津「何言ってるんすか、屑桐さんがいない今おそらく来年の埼玉のエースナンバーは犬飼くんっす。その凄いピッチャーと全力で勝負したいと思うのは
辰羅川「子津くん…」
子津「あっもちろん十二支のエースナンバーを諦めたわけじゃないっすよ」
辰羅川(では遠慮ありませんね)
犬飼「コクッ」
″極・蛟竜″
ブンッ
「ストライークバッターアウト!」
子津「くそーやられたっす」
犬飼(よし!そろそろ次以降の秘球も解禁していかないとな)
次のバッターはストレートをうまくミートしたように見えたが司馬の好守備の前に凡退。
辰羅川「助かりました司馬くん」
司馬「ポッ」
8回表はその司馬から始まる。
犬飼は成長度合いに苦労します。
次回は明日の夜に投稿したいと思います。