ミスフル 続編!   作:トータス検二郎

22 / 160
この回は箸休めで次回またすぐ試合です。
肝試しはだいぶ端折(はしょ)りました。


020発目 雄軍発表

合宿6日目

部内戦後の夜

毎年恒例の闘いが始まる。

 

 

羊谷「やろーども!お楽しみの肝試しだー!」

 

猿野「ふー来たぜ来たぜ」

(今年こそ凪さんと…!)

 

クジを引いてペアを決めるタイプの肝試し。

 

虎鉄「Haはん、俺の独壇場だNa」

 

黒豹「何言うてんねんこういうのはわいに任しとき」

桃坂「銭くん……」

 

黒豹「あ、未月!ウソやがなこんなんイベントごとやからしゃあなしやったるってだけや」

桃坂「ほんとー?」

 

 

虎鉄「けっ」

 

部内戦が終わって楽しい雰囲気で夜が更けていく。

 

 

巳上「まじ可愛いっすね猫湖先輩!オレが守りますよ」

兎丸「あーこの子はぼくと遊ぶんだよ!」

 

清熊「なんだモテモテじゃねーか」

猫湖「ちょっと困るかも」

 

 

明美「私も楽しむわよー!」

明神「ゲッ、また出やがった」

 

明美、猿野の女装した姿である。

一目惚れした凪の事を探るために女子マネージャーとして潜入したり、

昨年もペアで肝試しだったため猿野が女性役で一肌脱いだり。

 

猪里「明美ちゃん」

 

ちなみに猪里はその事に気づいておらず明美に惚れている。

 

洛谷「犬飼先輩一緒にまわりましょー」

犬飼「なんだお前、うざいな」

洛谷「きゃークールなところもいい!」

 

鶴屋「ダメだこりゃ」

 

 

 

部屋に戻って雄軍のメンバーを考えている羊谷。

羊谷「んーほとんどメンバーは決まっているが悩むのはスタメン、黒豹をキャッチャーで使うのか丑光、子津をスタメンにするのか。うーむ」

 

鳥居「猿野さん…暗いですね」

猿野「凪さん、何が来てもオレが守りますよ///」

鳥居「猿野さん///」

 

沢松「悪い子いねがー」

暗闇から脅かしてくる幸せクラッシャー沢松に対して無慈悲な蹴りを浴びせ進んでいく猿野たち。

 

猿野「沢松、いたんだ」

鳥居「あれ?誰かいたような」

 

 

 

 

合宿最終日

雄軍発表の日

 

羊谷「テメーら集まったか!雄軍、もとい春の県大会のメンバーを発表する」

 

 

猿野「ふんっヒゲめもったいぶりやがって早く背番号くれっての」

子津「まあまあこのドキドキがいいじゃないっすか」

 

羊谷「1番 犬飼」

犬飼「うす」

 

子津(やっぱりそうっすよね…大丈夫!切り替えるっすよ)

 

羊谷「2番 辰羅川」

辰羅川「はい!」

 

 

黒豹(やっぱり違うか…まあその方がええんやけど)

 

 

 

 

羊谷「15番 印西」

印西「はい!」

 

 

今のところサプライズ選出は無く新入生も呼ばれていない。

 

羊谷「16番 巳上」

巳上「……はいっ!」

(よし、キタキター!オレがナンバーワンルーキー)

 

その後5人の新入生が呼ばれ20人の発表が終了した。

 

 

羊谷「お前ら、狙うはもちろんAシード!そんでもって関東大会優勝だ!」

 

一同「はい!」

 

 

 

 

春の県大会

埼玉の地区大会を勝ち上がった計30校と秋大会ベスト8のチームが出場し夏の甲子園予選のシード権を争う。

 

春のベスト16からシード権を与えられ決勝まで勝ち進むとAシード、ベスト4、8、16でそれぞれB、C、Dシードを与えられる。

 

 

カキンッ

「また打ったぞあいつ」

「十二支に良い新人が入ったな」

「丑光吉影、今大会3ホーマーだ!」

 

 

「10対0コールドゲーム」

「ありがとうございましたー!」

 

子津「よし、ベスト16進出っすね」

猿野「まあ当然だろ、ただあいつ目立ってるな」

 

巳上「おい、吉影!あんまり調子乗るなよ」

丑光「ふふん、そだねー」

巳上「いや、そうじゃなくて」

 

黒豹「お前も大活躍やねんからもっと調子乗ってええんやで」

 

巳上「いやいや、オレなんか兎丸先輩や猪里キャプテンにはぜんぜん及ばないです」

 

 

羊谷(次はセブンブリッジ学院、去年スタメンが全員3年生だったから弱体化すると思ったが秋大会ベスト4。

(あなど)れない相手だな)

 

セブンブリッジ高校は昨年の夏、十二支高校が準決勝で対戦し敗れた高校である。

鳥居凪の兄である鳥居剣菱(けんびし)率いるそのチームは小学生の頃からのチーム、ワイルドジョーカーズで集まったチームワーク抜群。

 

しかし、もともと病弱だった剣菱はその試合で限界が来てしまい野球ができなくなってしまう。

 

 

犬飼「辰…」

辰羅川「はい、とんでもない選手がいましたね」

 

そのセブンブリッジに入ったルーキーがいま一番の話題の種である。

 

「やばいよなあいつ」

「今年は華武に勝つかもしれないぜ」

「ああ、不敗神話を破るのはセブンブリッジしかいねえよ」

 

 

そのルーキーの名は大神(ライト)

あの大神さんの実弟(じってい)である。

 

大神「十二支高校、犬飼、辰羅川、許さないぞ……」

 

 

 

 

 




次回からセブンブリッジ高校戦です。
次回は明日の夜に投稿したいと思います。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。