4回裏ワンアウト
虎鉄「″
低く
低く屈んだためバットは地面を
高く上がった打球は落ちるときに土が影響し、ギザギザのまるで稲妻のように空から降ってくる。
これが十二支のクリーンナップで1番非力と言われた虎鉄が去年編み出した必殺技だった。
そして、それは去年と同様ライトの武蔵のところへギザギザの軌道を描いて落ちていった。
バシッ
「アウト」
虎鉄「Ha?」
武蔵「ギザギザだろうが一度見てんだから捕れるんだよ」
金剛「ナイスです!!武蔵さん!!」
妙高(一打席目非力なことを
虎鉄(なんDaもうこれは通用しねえのKa?)
妙高(ライトに打たれてなくても滞空時間長いから武蔵さんがどこでも行ってた)
黒豹「なんぼほど策あんねんあいつ」
妙高(ま、武蔵さんの成功率は50%くらいなんだけど)
ツーアウトランナーなしでバッターは猿野。
バシッ「ボール」
バシッ「ボール」
兎丸「えーまた敬遠かな」
「あのバカ猿は敬遠するほどのバッターじゃないだろ」
辰羅川「………犬飼くん!」
十二支のベンチがにわかに騒ぎ出す。
今まで連絡がとれていなかった犬飼がベンチに姿をあらわしたのだ。
犬飼「わるかったな辰」
辰羅川「いえいえ心配していましたよ」
ここで十二支高校はあることに気づく。
辰羅川「犬飼くん、その足」
松葉杖を持ち右足を上げる犬飼の姿がそこにはあった。
しかし、ギプスは確認できない。
犬飼「ああ、ただの打撲だ」
ほっと胸をなでおろす十二支メンバー。
栗尾「犬飼くん、大丈夫?」
スコアブックを置き看病に駆け寄る本日記録員係の栗尾かの子。
犬飼「大丈夫っす、病院で治療してきてもらったんで」
準々決勝、準決勝が2日続けて行われ1日休んで決勝がある。
犬飼「辰、受けてくれ」
辰羅川「え、大丈夫なのですか」
犬飼「大丈夫だ早くブルペンに行くぞ」
羊谷「犬飼!ダメだ今日は試合に出さん。無断で遅れたかと思ったらケガまでしてる。そんな身勝手な選手を出す気はない」
猿野「まあまあまあヒゲ、落ち着けよ、な?」
羊谷「お前、打席はどうした」
猿野「は、見とけよヒゲ面」
兎丸「口わるすぎでしょ」
悪態をつきながらスコアボードを指さす猿野。
そこには十二支高校に1が刻まれていた。
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今まで敬遠の空気を
妙高(猿野で終わらせて次の回ワンアウトランナーなしで黒豹を迎えたい)
″城″
赤城(ここ
カキンッ
妙高(え?)
打球はスタンドに入る。
妙高(なんだこいつやっぱり危険だ!)
赤城(
妙高は細心の注意を払っていた。
ずっとボールだったところにふと来るストライク。
それに慌てて手を出すもボールがホップしてポップフライ。
それが妙高の見ていたビジョンだったがあっさり
これを打てた理由は誰かさんが来て気合いが入ったことも影響しているのかもしれない。
何とか次打者の丑光は打ち取った。
武軍2-1十二支
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猿野「てなわけよ」
犬飼「ふんっマグレ猿が」
猿野「コゲ犬お前は明日のためにその気持ちをとっとけ」
犬飼「負けたらぶっころす」
キャッチャーの河馬地には何となくバッターの意識を読みそれとは違う球をピッチャーに要求し打ち取るといった特技があった。
その要求に100%応える力が狸間にはあった。
しかし、大きな弱点がある。
何も考えていないバッターは読めない。
力があるバッターには読んでも打たれる。
どの球を投げても打たれることがわかるほどのバッターがいる。
などである。
5回表先頭打者の妙高はそれらとは別のタイプでまた天敵だった。
十二支の1年生バッテリーが武軍キャプテンに挑む。
犬飼が来るシーンはちょっとゴリっぽいですね。
次回は明日の夜に投稿したいと思います。