キャラの細かい喋り方とか間違ってるかもしれません。
11月下旬
黒撰高校野球部グラウンド
羊谷「おい、お前ら!今年最後の対外試合だ!絶対勝つぞ!」
十二支高校一同「おう!」
紀洋「華武に負けたもん同士の試合だ!勝つぞ!」
黒撰高校一同「おう!」
十二支高校の攻撃
1回表バッター兎丸
兎丸「よーし、打っちゃうよー!」
由太郎「させねえぞ!」
(沖、まずはここだ)
コクッ
沖がサイドスローからアウトコースにシュートを投げる。
沖(デビアスシュート)
真ん中に来ると思われたボールが急に兎丸から逃げていきバットが空を切る。
兎丸「あれえ」
審判「ストライーク」
由太郎(お、今日の沖は調子が良いな。これなら…。)
沖はこの回を三者凡退で抑える。
紀洋「よーし、ナイスだ沖」
照れたように笑う沖
「おいおい監督が言ってるんだからちゃんと返事しろよ」
沖「あ、あの…」
紀洋「いいんだ黒川、そんな気にすることじゃない塁に出てくれよ!」
黒川「はい!必ず塁に出てみせます!」
ネクストバッターサークルに向かう黒川。
-黒川真(くろかわ まこと)-
右投左打の右翼手。黒撰高校の新キャプテン。当てるのがうまくバントが特にうまい。坊主で生真面目で融通がきかない。
紀洋「すまないな沖」
沖「いや、えと…」
紀洋「あいつにも困ったものだな。もう少し柔軟にできたらいいのだが」
黒川「すみませんでしたー!」
紀洋「お、どうした黒川」
黒川「塁に出られなくてすみませんでしたー!」
紀洋「おお、そうか大丈夫だぞ」
(もう2人も凡退していたのか)
この回黒撰高校も三者凡退で終える。
十二支高校のマウンドに立っていたのは犬飼冥。
辰羅川「ナイスボールです犬飼くん!」
兎丸「完全復活だね!」
猿野「ふんっ、どうせまぐれだろまぐれ」
犬飼「ぶっころ」
羊谷(よし、身体の影響は無さそうだな。次の回の先頭打者、由太郎に通用するかどうか)
猿野「よっしゃー、打ってやるぜ!」
凪「頑張ってください猿野さん!」
猿野「はい!」
カキンッ
3球目、中に入ってきたカーブがフェンスを越えた。
そのわずか5分後またしてもボールがフェンスを越える。
打ったのは黒撰高校の4番、村中由太郎。
犬飼「くっ…」
(コースが甘すぎた)
羊谷(やはり本調子ではないのか犬飼)
その後試合はシーソーゲームの様相を見せた。
十二支高校は虎鉄、猿野の3、4番が充分に力を発揮し点をとるが、その分を調子の上がらない犬飼から黒撰の上位打線がとりかえす。
6回表を終えて4対4の互角。
ここで十二支は子津に継投する。
子津「犬飼くんが抑えきれなかった黒撰打線、抑えるっす」
この回の先頭打者は今日3安打2打点の4番村中由太郎。
由太郎「ふふーん、また打っちゃうぞ!」
夏に1度この対戦がある。
1点差の最終回ツーアウト、クローザーとして出てきた子津と相対したのが由太郎。
その時は子津の機転を利かした作戦で抑えることができた。
しかし、実力で打ち取ったと言えるかといえば微妙だ。
辰羅川(一球、二球とアウトコースのストライクボールに反応が無かったですね。三球目インハイに″砂燕″(*アンダースローから浮き上がる″スワロー″とさらに砂煙をあげながら来る″砂燕″が子津の持ち球)を!)
子津(コクッ)
シュッ
砂煙をあげて内角に抉りこんでいくボール。
辰羅川(よしっ、ボールは見えていないはずです。決まりました!)
由太郎「これを待ってたんだー!」
カキンッ
打球は綺麗な放物線を描いてフェンスを越えていった。
既に子津くんの噛ませ感が止まりません。
砂燕打てる由太郎最強すぎるでしょ。
次回は明日の夜に投稿したいと思います。