準決勝前夜
十二支2年生のベンチ入りメンバーは子津家に集まっていた。
アナウンサー「最後は十二支高校です。ここは昨年の全国高校野球県対抗総力戦で目立った当時1年生の犬飼くんと猿野くんに注目です」
元プロ「はっきり言って犬飼くんの出来次第でしょう」
アナウンサー「と言いますと」
元プロ「犬飼が調子よく村中くんを打ち取ることができれば勝ち、打たれたら負けです」
アナウンサー「では明日は犬飼くんに注目しましょう。以上、高校野球でした」
猿野「は?」
兎丸「え、なにこれ」
司馬「ガーン」
子津「ちょっと残念っす」
犬飼「もちろんオレは明日村中を抑えるがそれだけじゃ勝てねえ」
辰羅川(犬飼くん、やっぱり大人に…)
犬飼「全員で勝つ!」
猿野「えらそーに、わかってるよそんなことは」
犬飼「お前には言ってない」
猿野「んだとー」
辰羅川「まあまあ猿野くんほんとのことですし」
兎丸「そだよ今日の最後ひどかったもんね」
猿野「うっそれを言われると」
この特集を他のメンバーも観ていた。
猪里「んーちょっと納得いかんかな」
虎鉄「ちっ、この元プロ謝らせてやるZe」
黒豹「まあ間違ってはないわな」
翌日
新大宮市営球場
今日、準決勝がこの球場で2試合行われる。
第一試合
華武高校 対 セブンブリッジ学院
第二試合
黒撰高校 対 十二支高校
埼玉五強のうち4高が出揃う。
各校のキャプテンも気合いが入る。
黒川「キャプテンとしてやってみせる」
猪里「気合いば入っとるけんね」
兎丸「ねね、あれみてあれ」
子津「どしたんっすか」
猿野「うるさいぞスバガキ」
兎丸「テレビ映るの?」
猿野「なに?テレビ中継あるのか?」
子津「知らなかったんすか?」
辰羅川「去年、埼玉が注目されたので準決勝からテレビ中継されることになったんですよ」
猿野・兎丸「おー!」
虎鉄「Haん、全国のベイビーちゃんたちに俺のかっこいい姿を見せないとNa」
長戸「もちろん埼玉だけの放送だぞ」
虎鉄「HaHa…」
実況『さあ、大注目の埼玉予選準決勝!三冠のかかる華武高校に対するは2年連続夏準優勝のセブンブリッジ学院』
解説『注目は華武の4番御柳とセブンブリッジの1年生エース
実況『須咲くんはこの日のために昨日先発を回避しています』
解説『ルーキーが鍵を握る試合にもなりそうですね』
実況『昨年セブンブリッジ学院の監督を勇退されましたゲスト解説の
東蘭風『そもそもうちは小学生チームワイルドジョーカーズの面々で構成されてたんじゃが大神くんと須咲くんは違うんじゃ、この子たちが入ってきてぐっと締まった感じじゃのう』
実況『2人はワイルドジョーカーズではなかったのですね、さていよいよプレイボールです』
『先攻は華武高校、不動の1、2番朱牡丹久芒コンビ!去年の埼玉選抜でも彼らが1、2番でしたね』
『対するセブンブリッジは高校に入っていまだ無失点の須咲』
須咲「華武の王座は我が終わらせる」
朱牡丹「去年もあんたらの先輩がそう言ってた
須咲(遊び球なし3球で決めてやろう)
″蛟鳳″
(鋭いカットボール)
″飛鳳″
(止まって見える速いボール)
″飛凰″
(止まって見える遅いボール)
「ストライクバッターアウト!」
『まずは須咲、朱牡丹を三球三振にとりました』
『堂々とした
東蘭風『うちにええ選手が入ったわい』
『一応公平な解説をお願いしますよ?』
東蘭風『おうおう、すまんすまん』
″天鳳″
(上から流れ星のように落ちるボール)
″白鳳″
(バッターが認識しづらいボール)
「ストライクバッターアウト!」
久芒「良いピッチャーングな」
須咲「我の敵ではない」
『埼玉が誇る1、2番コンビがあっさり三振です』
『いやあ最初から飛ばしますね』
東蘭風『昨日投げとらんから元気いっぱいなんじゃろ』
『そもそもあの秘球は十二支の犬飼くんが投げていたものですよね?』
『そうなんです、彼らが知り合いなのか憧れて
椿(色んなボール使って敵さんも必死だね)
ブンッ「ストライクバッターアウト!」
『三者三球三振!素晴らしいピッチングです』
『いやあこれで1年生なら末恐ろしい選手ですね』
東蘭風『はっはっは、ええ投手じゃのう』
主人公チーム以外の試合に初めて注目します。
次回は明日の夜に投稿したいと思います。