『さあテレビの前の高校野球ファンの皆さん』
『お待たせしました夏の甲子園決勝戦がいよいよ始まります』
『三塁側ベンチに陣取るのは三冠を狙う超強豪校華武高校!』
『3年生の不動1.2番と2年生の爆弾クリンナップ』
『そして予選から全てのイニングを投げている絶対エース桜花くん』
『豪華タレントぞろいの華武が神宮、春に続いて頂点に立つのか』
その三塁側スタンドで観戦する埼玉選抜。
猿野「はーせっかく観に来てやったんだから勝てよ」
子津「そんなこと言ってないでしっかり応援するっすよ」
玄渕「全国の頂点の試合は勉強になるな」
黒豹「どんどんキャプテンっぽくなってるやん」
『対して一塁側ベンチはキラ星のごとく現れた西東京代表』
『ベンチ入りメンバー中12人が1年生という驚異のチーム』
『この12人は小学生のときのチームメイトみたいですね』
『破竹の勢いで駆け上りあれよあれよと全国一を懸けた大舞台に』
猿野「覇竹?」
『チームワークも実力も抜群の
全国決勝ということもあり十二支のメンツも観に来ていた。
辰羅川「いよいよ決勝戦ですね」
犬飼「これくらい当然だろ」
凪「この強い華武高校が明日から埼玉の仲間なんですよね」
剣菱「びみょ~に頼りになるね」
(小学生からのチームメイトか…)
羊谷(とうとう来やがったな
『まず守ります栄都学園のシートを紹介します』
『ライトは強肩が武器の
『センターは走攻守三拍子揃った
『レフトは俊足の
『ショートは鉄壁の
『セカンドはバント職人
『キャッチャーはチームの要
『ピッチャーはエースの羊谷くんです』
御柳(ふーん、全員一年ねえ)プクー
猿野「電光掲示板のところ羊谷って書いてねえか?」
兎丸「え、もしかして監督の息子さんなのかな」
猿野「あのヒゲに子供がいるなんて聞いたことねえぞ」
『注目はやはりエースの羊谷くんですかね』
『彼はオリンピック日本代表で有名な羊谷
『しかし、プレースタイルは全くと言っていい程違いますよ』
『アンダースローからの力押しだったお父さんに対し息子は分身するボールでバッターをかわすピッチング』
『それが華武高校に通用するか楽しみですね』
「1番センター朱牡丹」
朱牡丹「いつも通りかき乱してくる
「プレイボール!」
羊谷賢人「華武高校、私にとって通過点にすぎない」
-羊谷 賢人-
左投げ左打ちの1年生投手。分身するボールを支配する。
十二支高校監督の息子だが、別れた母親と二人暮らし。
短髪だが天然パーマが目立ち、容姿はお父さん譲り。
バシッ「ストライーク」
朱牡丹「分身した気~」
『初球はインハイとアウトローにしっかりコントロールされたボールでカウントをとりました』
犬飼「分身だけなら鹿目さんだって…」
辰羅川「それよりも羊谷監督の息子だなんて」
(監督に変に迫力があって聞きづらいですね)
昨年の十二支3年生投手の鹿目は分身して変化する“魔球
シュッ
朱牡丹(これは勘で打つしか…)
カキンッ
御柳(お!)
打球はセカンドの頭を超える。
『ヒットヒット、2球に分身した片方をうまく打ちました朱牡丹くん』
『朱牡丹くんは勘というかセンスが優れる選手ですからね』
『2番の久芒くんにバントの構えはありませんね』
羊谷「仕方ない、勝負所でしっかり抑えるよ」
-将猿
右投げ右打ちの1年生キャッチャー。冷静な性格。
小学校のときにキャプテンを務めていた。しぶとい打撃をする。
茶髪短髪でガタイが非常に良い。
久芒(二択ング…)
久芒は二択を二度外した後の3球目。
カキンッ
『おっと、これもいい当たりショートの左を抜けるか』
バシッ
『飛びついたショートの皇子くん捕ってノーステップでセカンドへ送球!』
朱牡丹「うおおお」
ズシャー「セーフ」
『セーフセーフです久芒くんの内野安打!』
『皇子くんもスーパープレイを見せましたが朱牡丹くんの足がまさりました』
兎丸「やっぱり速いなあ」
司馬「……」
皇子「くっそー!拙者の大ファインプレーだったのにー!」
-皇子
右投げ右打ちの1年生ショート。自尊心が高く貴族と侍のハーフの出だと思っている。
守備能力は全てプロ並みだが打撃は普通。サラサラヘアーをなびかせている。
『ノーアウト1.2塁でバッターの椿くんはバントの構え』
『バントが多くないチームですが決勝戦ということもあり堅い采配ですね』
椿(これバントできるのか?)
御柳(いい場面で回してくれよ)プクー
新キャラ紹介は小出しで行きます。
次回は明日の夜に投稿したいと思います。