甲子園の外でにらみ合う猿野と飛鳥
猿野「おい、凪さんは譲らねえぞ!県対抗で勝負だ!」
凪「ちょっと、猿野さん…」
剣菱「こうなったら男に何を言ってもびみょ~に無駄だよ」
凪「そんな…どうしたら…」
飛鳥「それはできないよ♪」
猿野・剣菱「は?」
凪「ふう」
猿野「なんでだ逃げるのか!」
飛鳥「あ、違う違う出られないんだよ♪」
猿野「ん?どういうことだ」
飛鳥「来年から3年生が県対抗出られないのは知ってるよね?♪」
猿野「ああ、だからオレたちはこれが最後の大会だ」
飛鳥「そ、その弊害で東京では最後だから2.3年生だけでメンバー構成しよってことになったんだよ♪」
「特に東京は西東合わせて250校くらいあるから余計にね♪」
猿野「ほうほう」
剣菱「なるほどね~」
清熊「なんか落ち着いてきたぞ」
猫湖「これ以上のいざこざはないかも」
洛谷「えー残念ですう」
飛鳥「てことで来年の最後の甲子園で決着をつけようよ♪」
「それまで仕方ないから凪を預けておくよ」
猿野「うるせえ!ぶったおしてやるからな!」
飛鳥「楽しみだなあ途中でこけないでね♪」
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埼玉県選抜合宿所
由太郎「どうしたんだよさるの機嫌わるそうだな」
猿野「ぐぬぬ」
御柳「ちっ」
(練習する気にならないぜ)
白雪「みんな集合してください」
ザザッ
白雪「今日で甲子園の本選が終わったので早速明日から県対抗総力戦大会が始まります」
「華武高校の皆さんお疲れさま、惜しかったね」
決勝戦で負けた華武高校の面々は微妙な顔を見せる。
白雪「これから埼玉県代表28人を発表します」
「呼ばれた人から前に背番号をとりにきてください」
投手
桜花(華武)18
子津(十二支)14
須咲(7B)11
沖(黒撰)13
赤城(武軍)26
玄渕(音瓶)15
Mr.チェント(凶賊星)21
雛壇(明嬢)28
銭貝(江戸桜)17
捕手
黒豹(十二支)12
大神(7B)2
由太郎(黒撰)20
妙高(武軍)27
内野手
御柳(華武)5
椿(華武)4
猿野(十二支)10
丑光(十二支)23
古家(7B)3
十藤(黒撰)6
金剛(武軍)16
刈暮(名掘端)25
外野手
朱牡丹(華武)1
源武(華武)19
兎丸(十二支)8
宝町(7B)7
斎柳(黒撰)22
武蔵(武軍)9
佐助(忍火)24
白雪「選ばれた皆さんは埼玉の選手の皆さんの代表だと自覚してプレーしてください」
島風「あーあ、はずれちゃったか」
兜鍬「がががんばって…」
巳上「ま、しょうがないかな来年もあるし」
白雪「早速明日から大会が始まる」
「華武高校のみんなは疲労や切り替えが難しいかもしれないけどがんばりましょう」
来年度からは県対抗総力戦の日程が変更になり、3年生が出場できない。
昨年の県対抗は大阪の100マイル投手と1試合4本塁打コンビと
埼玉の1年生トリオと右左ダブルエースの活躍もあり大盛り上がりだったが、納得いっていない人たちが少なからず存在した。
夏の高校野球が終わると引退。
これが当たり前だったのが崩れてしまう大会であることが要因である。
夏の甲子園で負けてもまだ主力と一緒に県対抗に出られるので引退という感じがしない。
中には県選抜が28人中20くらい同じ高校で構成される都道府県もある。
報道陣はそれらのことを良しとしなかった。
やはり、負けて引退して涙で感動。
この流れが必要だったらしい高校野球連盟に抗議文が送られた。
今年度はすでにスケジュールをとっていたので来年度から日程および学年が変更になる。
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『今年も始まりました県対抗総力戦』
『なんと一回戦の開幕試合から好カードのぶつかり合いです』
『昨年の決勝戦の死闘を記憶に残っている人も多いでしょう』
『優勝チーム埼玉とリベンジを狙う準優勝大阪です!』
「おういてもうたれや」
「埼玉なんかたいしたことあらへんでー」
黒豹「なかなかな応援団やないか」
子津「去年よりすごくなってるっす」
(今年は埼玉代表として甲子園に来られたっす)
由太郎「今年も暴れてやるぞ」
御柳「いつまでもくよくよしてもしゃーねえやったるか」プクー
猿野「お前ら気合い入れろよ」
十藤「なに偉そうにしてんだこら」
玄渕「まあまあ落ち着けよな初陣だぞ」
大神月「須咲はまだ間に合ってはないけど」
源武「やるってばよ」
斎柳「活躍してかの子さんとラブラブに…」
灰狼「やっぱり思った通りになったな」
前年度からの顔なじみが多いため昨年ほどのいざこざがない埼玉選抜。
1年生も中学のころからの顔見知りが多いためここもすぐに打ち解けていた。
チームワークがもともと良いなかで大会が始まる。
名前わからない人はモブだと思ってもらってよいです。
次回は明日の夜に投稿したいと思います。