平仮名カタカナ漢字の使い分けが難しい。
黒豹「1年生の時からの出戻りや。ポジションは外野を希望。まあよろしゅう頼んます」
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右投右打の元捕手。お金にがめついばりばりの関西弁。捕手時代は巧みなリードで投手を引っ張る。肩が強くバッティングは対応力が高い。
羊谷「というわけで新入部員だ。お前ら仲良くしてやれ」
猿野「いやー泣き出した時はびっくりだったけど入部できてよかったな」
子津「ダメっすよそれ言いふらしちゃ!けど外野ってどういうことすかね」
黒豹はリトルリーグの時から件の白鴎とバッテリーを組んでいた。
アンダースローの白鴎を芸術的なリードで引っ張る黒豹の名コンビで有名だった。
猪里「はあ、戻ってきてしまったたい」
黒豹「おう、虎鉄」
虎鉄「あ?なんDa黒豹」
黒豹「お前ごときがクリーンナップ張れるやなんて十二支も大したこと無いチームになってしもたなあ」
虎鉄「なに言ってんだYo、そもそも俺は夏からクリーンナップだZe」
黒豹「はあ?記憶喪失なんちゃうんか、フルメンバーの黒撰戦では6番やったやないか!」
虎鉄「くっ、あの試合以外は全部クリーンナップだZe」
猪里「やっぱり始まったと」
1年生の頃からこういった小競り合いを続けてきたらしい2人。
虎と豹とでは
季節は冬
高校野球のルールに12月から2月の間対外試合を禁止するというものがある。
要するにオフシーズンである。
このオフシーズンにいかにレベルアップできるかが夏の大会への鍵となる。
その中で新戦力を得られたというのは大きな事だが1年以上野球から遠のいた黒豹がどこまでやれるかは謎である。
幸い労働系のバイトも行っていたため体力は大丈夫そうだが問題は技術。
子津「黒豹さん、どうしてキャッチャーじゃないんすか?」
黒豹「それはわいの中のケジメってやつや、まあわからんでもええ」
猿野「それってこの前泣いたことと関係…」
黒豹「おい!お前絶対言うなやそのこと!特に虎鉄のアホには」
猿野「へへっ黒豹先輩、お安くしときますよ?」
下卑た笑いを見せる猿野に仕方ないなと笑う黒豹。
どうやら放課後のたこ焼きで話がついたらしい。
技術を取り戻したい黒豹だったが、この時期にボールを使った練習はさせてもらえなかった。
ひたすら地味な体力強化のメニューばかり。
マラソン、サーキット、タイヤ押し、シャトルラン。
毎日キャッチボールを除けばこんな練習だけ。
そしてクリスマスイヴ
羊谷「明日で学校が終わって冬休みに入るが明日の放課後は練習を休みにする。しっかりと冬休み前に英気を養ってこい」
兎丸「やったー明日休みだって!兄ちゃんどこ行く?」
猿野「ふっふっふ、忘れたのかマセガキ、オレには凪さんがいるということを!」
凪「猿野さーん」
猿野「ふっ噂をすれば」
凪「明日皆さんで映画を観に行きませんか?」
ガーン
兎丸「皆さんってぼくもー?」
凪「はいっもちろんです!」
ショックで固まっている猿野の目線の先にはしたり顔の女子マネージャー2人が。
清熊(ふっふっお前だけいい思いしよーったってそうはいかねえぜ)
猫湖(ざまあみろ かも)
辰羅川「すみません、私たちは少し用事があるので」
犬飼「ああ、悪いな」
兎丸「2人で用事ってまさか…!」
猿野「そおっとしてやろうぜマセガキ、こいつらも2人きりで過ごしたい日だってあるだろうし」
兎丸「そうだね
犬飼「ぶっころ」
例によって釘バットを猿野の頭に突き刺す犬飼。
出血多量で死ぬ猿野。
手を合わせる兎丸。
(*原作は死ぬギャグとかたくさんありました。)
辰羅川「あなたたちの想像してるようなことではなくただ2人で出かけるだけですからね」
より意味深なセリフを残し部室に入っていく辰羅川と犬飼。
もう少し時間を置いて部室に入ろうと決める残った人達。
子津「すみません、僕も明日はちょっと」
猿野「あ、お前なんか最初から誘ってねえよあっち行け」
兎丸「そうだよう、ベー」
子津「ひどい、ひどすぎっスよ」
沢松「オレも当然行ってもいいんだよな?」
凪「……どちら様ですか?」
猿野「しれっと出演されても困るよ君ー」
沢松「えっ、えっ、
彼の名は
猿野の親友と書いてかちくと読む仲だったり体の友だったりする。
報道部野球班のメンバー。
ちなみにガチで誘われていないため当日参加は無しだが彼の異名は幸せクラッシャーである。
こうしてクリスマス当日
映画を観に行く6人
観る映画は野球と恋愛が混ざったような映画。
主人公は女の子大好きな男の子。
ある日一目惚れした女の子が野球部のマネージャーであることを知り野球部に入部。
そこから素人ながら
猿野(オレ、オレの話なのかこれは?誰かがオレの周りを嗅ぎ回って作った映画か?嗅ぎ回ってそうなやつといえば沢松くらいだが)
沢松(何だこの映画ー!まるっきり天国の話じゃねーか。あいつの周りにいる誰かが作ったのかこれ?そんな初期からあいつの周りにいるのって…オレかー!オレが作ったのかこれ?)
と集団の少し遠くで映画を観ている沢松。
清熊「いやーなんかありきたりっつうか現実味が無いっつうか」
猫湖「ありえない かも」
兎丸「だよねー初心者があんなに打てるわけないよー」
やいのやいの映画の感想を話し合いながら晩ごはんを食べ解散の時間になる。
清熊「さっ帰ろうぜ、猿野お前は凪をちゃんと送り届けるんだぞ」
猿野「……!いえっさーであります!」
清熊(ま、さすがに凪が可哀想だから2人の時間を作ってやるか)
クリスマスだということから少し履き慣れていない底の高い靴をはいてきた清熊はつまづいてしまう。
それにいち早く反応し支えたのは守備の名手、司馬。
清熊「お、おう。ありがとな」ドキドキ
今日1日何度も周りのために気を利かせた行動をしてきた司馬を思い出し、その全てがときめきに変わってしまう。
猫湖「ファインプレー かも」
兎丸「司馬くんさすがー!もみじちゃんと同じ方向だよね、バイバーイ」
ほぼ3方向に別れた一同。
兎丸「今日は楽しかったねー!」
猫湖「いい1日だった かも」
平和に帰っていく2人
清熊「なあ司馬、親が今日家にいなくてさ。良かったら来ないか?///」
司馬「コクン」
急接近する2人
猿野「じゃ帰りましょうか凪さん//」
凪「はい//」
沢松(ふっふっそうは行くか天国!)
何やら
まさかのクリスマス編続きます。
次回は明日の夜に投稿したいと思います。
ちなみに司馬くんは大人の階段を上りました。