エネドラさんに憑依してしまったようです 作:カブ奴隷
目が覚めたら赤ちゃんに転生してしまっていた!?
そんなことがあったのは今から五年前、転生してから五年間でいろいろなことが分かった。
まず一つ目は、ワールドトリガーの世界に転生してしまっているようだ。
二つ目は、アフトクラトルで生まれ高位の貴族らしいってことだ。
三つ目は、角が邪魔くさくて非常に眠りにくいことだ。
四つ目は、エネドラに憑依していたってことだ。
エネドラに憑依ってお先真っ暗じゃねぇか...いったいこれからどうすりゃいいんだよ。
まぁ、悲観的になってもしょうがないしポジティブにいこう!とりあえず右の角切り落とすか!
前に父さんが自慢してたすごい切れ味の剣のトリガーがあったからちょっと父さんの部屋から拝借して切り落とすか!
じゃあ切るぞ... スパッ
「あ゛っ いってぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」
右の角を切り落としてから二ヶ月、なんで角を切ったのか聞かれたけど父さんが自慢してたからつい使っちゃってうっかり角を切ってしまったといったら父さんが母さんに連れていかれてみっちりお仕置きされてた。すまない...
それはそうとして一ヶ月後、城へ行って検査をされることになった。なんでも五年に一度、五~十歳の子どもたちを対象にブラックトリガーの適合者を探すために行われているらしい。原作キャラに会えるかもしれないと思うとちょっとテンション上がってきたわ!
楽しみにしていた城へ行く日が来た!父さんに連れられて登城した。城の広間みたいなところに子どもだけにされて集められたけど、まだ子どもたちが集まりきってないのか検査が始まらないみたいだ、暇だし隣のかわいい女の子にでも話しかけて暇を潰すか...
これがなんと
コホン、それはさておき幼少期でもミラちゃんは無表情で最高にクールだった、話しかけてみたら意外と馬が合って話してるとけっこう楽しそうだったから仲良くなれたと思う。やっぱりパンケーキの話題が良かったのかな。原作知識様々ですわ。
ミラちゃんとの会話が盛り上がってきたところで、子どもたちが全員集まったらしくブラックトリガーの適合者を検査してくれるであろう、いかにも研究者ですって感じの青年と護衛らしきナイスミドルが入ってきた。
どうやらブラックトリガーの説明をしてくれるらしい、名残惜しいけどミラちゃんとは会話をやめてブラックトリガーの説明を聞くことにした。
今、適合者を見つける必要があるブラックトリガーは一つしかないらしく、泥の王(ボルボロス)という名前で詳しい能力は教えられないが特殊性が高いブラックトリガーだという説明を受けた。そーなんだー、いったい誰が適合者になるんだろうなー。
やっぱり俺でした。そりゃそうだ。俺は別室に連れていかれて能力を説明されました。もう知っとるわ!と思いながらもところどころ相槌打ってみたり、へぇとか言っておいた。
やっと説明が終わったよ...なげぇよ!いったい何時間話すつもりだよ!ブラックトリガーを使うに当たっての心構えとかそれ子どもに語る
説明から解放された俺は、父さんのところへ連れていかれた。父さんは感激のあまり泣いていた。父さんいわく
「ブラックトリガーが使えるというのはすごく名誉なことなんだぞ!」
と自分のことのように喜んでくれてちょっぴり嬉しかった。
家に帰るとメイドや執事たちにはおめでとうと言われて、母さんは戦場にいくことがほとんど確定になってしまったので少し不安そうだったが喜んでくれた。
自分の部屋に戻って今日のことをすこしまとめてみた。
ミラちゃんと出会えたこと。原作通りボルボロスは自分が適合できるブラックトリガーだったこと。広間にいたであうランバネインには会えなかったこと。原作ではミラのブラックトリガーだった窓の影(スピラスキア)の適合者を集めてなかったことだ。
ミラちゃんと仲良くなれたことは良かったけれど、この先の選択肢をミスって原作みたいになっちゃって
「回収を命令されたのはブラックトリガーだけなの。」
って言われたら俺には心が砕け散る自信があるね。そんな未来にならないように頑張らなくっちゃね!
自分では3000文字ぐらい書いたつもりだったけどくっそ短かった