真剣で貴方と恋がしたい   作:長光

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壱話が漸く完成しました
どうぞお楽しみください


壱話

ここは、神奈川県川神市 多馬川にかかる

多馬大橋 通称『変態の橋』

七人組が歩いている

そして 一人の男が 一人の女性に勝負を挑む

結果 物の数秒で決着がつく

そう女性の勝であった

七人組のうち一人の青年がクルリと振り返ると

壮年の男性にぶつかる しかし すぐに壮年の男性は去って行った

 

そして彼らは学校へ行き 新な一人の仲間を加え

彼らの物語が始まる それがこれからの日常であるはずだった

 

 

だがしかし 物語はそうは進まない 

そこには存在しないはずの歴史を持つ者

在ってはならない存在たちがいるのだから…

 

そう 今日よりその日常は正史を外れ

外史へ異説へIFの世界へと移り行く

 

ナレーションはここまで それでは

物語へ視点を戻そう

 

男性は去ってゆき

彼らはそのまま橋の中ほどまで行く

 

するとそこにはあり得ない人物がいた

世界一とまでは行かないかも知れないが

それでも世界で十指に入るであろう程多忙であるはずの人物がいた

その名は『九鬼 揚羽(くき あげは)』 九鬼財閥の長女であり 

軍需鉄鋼部門を統括する女性である

すると 黒髪長髪の女性が話しかける

ちなみにこの女性は『川神 百代(かわかみ ももよ)』 武神と呼ばれ

武道四天王のひとり世界最強の女性といわれている

「揚羽さんが なぜここに 今は忙しいはずじゃ」

「おお、川神の実は人を待って居るのだ

本日付で、川神学園に入学する手筈なのだが

なかなか来んので少し退屈していた

因みに仕事なら昨日のうちに今日の分まで終らせておいたので

気にするな」

そう言って九鬼家伝統のフハハハハと笑う 揚羽さんであった

すると皆は一様にあの川神百代でさえ この人を待たせる人とは

どの様な人なのだろうと考えていた

「因みに 約束の時間は何時なんですか」

一人の青年がそう問いかける

 

因みに青年の名は 直江大和(なおえやまと)

風間ファミリーの 軍師を任されている

 

説明は遅れたが揚羽を除いたこの七人組は

通称 風間ファミリー と言って 川神ではかなり知名度が高い

 

話を戻そう

揚羽はさも愉快それでいてほんの少し照れたような表情をしながら

答えた

「いや、実は約束などしてはおらんのだ

所謂 サプライズと云うやつだ

それにあ奴は待って居ると言っても

鬱陶しがるからのう」

 

などと話し込んでいると

 

後ろから和装で白髪の長髪を後ろに紐で束ね

右目に刀の鍔を模した眼帯をし右腰に帯刀した男と

その男を先頭におよそ三歩下がって川神学園の制服を着た二人の女性

(手には勿論、⦅袋に入ってはいるがおそらく刀であろう⦆を引っさている)が

やってきた

 

因みに周りの生徒は彼をよけて通る

当り前だろう この現代 袋にも入れず 腰に刀を帯びた人間に

好き好んで話しかけるもの好きはそうはいない

流石に 奇人 変人 偉人 の集りである 川神学園の

生徒でも彼らに話しかける奇特な人間は居なかった

そして 異様な三人組はファミリーの前を通り過ぎようとしたが

ここで揚羽さんファミリーの面々をかき分け

嬉しそうに彼らに話しかけた

 

その様子は迷子の子供が親を見つけた時の様であった という

 

「おお、待ちかねたぞ 八坂(やさか)

我が学園までの道を案内しようぞ」

相も変わらず尊大に言い放つ

八坂と言われた和装の青年は

まるで頭の上に?を浮かべるようにして

揚羽の方を振り向き

揚羽に顔を近づけた

「ん、なんだ 揚羽か

そこまでしなくてもいいよ

一応 地図は頭に入ってる

だいたい仕事忙しいだろ」

 

男はさも対応するのが煩わしそうに

ぶっきらぼうに言い放つ

「案ずるな、仕事なら昨日のうちに

全て終わらせて来た ゆえに今日は

時間があるのだ その様な事は気にせずとも良い」

揚羽は全く気にせず我を通そうとする

その言葉に八坂はいかにも考えていますという様なポーズをとりながら

五秒ほど考える素振りを見せる

「まぁ 偶にはいいかもしれんな

では一緒に行こうか」

そう言って歩き出す

揚羽は嬉しそうに微笑み 八坂の左隣を歩く

 

皆はそのやり取りに目を丸くしていた

揚羽にため口で話しかける人物を初めて見たのだろう

 

しばし呆然としていた

皆が呆然としているころ八坂たちは

学園へ何事もなく向かっていった

最も周りは彼ら(主に八坂と揚羽)の姿を見てはいけないもの

の様に見て見ぬ振りをしていた

学園へ着くとお別れなのだが

八坂はふと思い付いたかのように言い放つ

 

「揚羽、放課後は少し 時間とれるか

この町の地理を把握しておきたいのだが」

 

すると八坂からの思いがけない提案に少し驚きながら

揚羽は答えた

「ああ 構わぬぞ 何処へなりとも案内してやろう

学園が終わったらここで待っていろ

我が迎えに来ようぞ」

 

揚羽はそう言い放ち 去って行った

因みに揚羽は心の中で

 

(やった 八坂とデートができる)と喜んでいた

揚羽にとっては学園までの案内でさえ

昨日のうちに今日の分までの仕事を終わらせた 

ご褒美の様なもである そのうえデートである

明日の仕事の英気まで養えそうである

 

 

八坂たちが行ってから少し時間がたち

皆が正気に戻った時

話題は勿論八坂の話題になっていた

「なぁ、弟よ」

「何だい、姉さん」

「あの男は何者だったんだろうな」

「さあ、俺には分からないよ」

そう言うと皆は黙って登校した

あまりの衝撃に何もする気が起きないのだ

最もこの後このファミリーに衝撃の事実が突きつけられるのだが

 

それはまた次回に話そう

 




皆さん如何でしたでしょうか
一部というよりほとんどのキャラが
空気になってしまいましたね
次回はきちんとセリフを割り振りたいと思います



誤字 脱字等ありましたら報告お願いします
すぐに修正します
改善すべき点などありましたら遠慮なく
お申し付けください 改善できるよう 善処したいと思います



それでは 次回 弐話 自己紹介? をおたのしみに
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