平和に過ごす事は不可能なのだろうか   作:sorusu

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一話

……私篠原優衣は非常に困っていることがあります。

それは、

 

「優衣ちゃ~ん、一緒にお昼食べない?」

 

「篠原、昼休みは空いてるか?空いてたら一緒に昼食食べないか?」

 

「あ、あの篠原先輩、一緒に僕とお昼食べませんか?」

 

「優衣、急いで購買行くぞ!焼きぞばパンなくなっちまう!」

 

 

……私の高校を代表する4人のイケメンに言い寄られているからです!

 

「す、すいません、また今度」

 

一応丁重に断ってはいるよ?

もちろん、嬉しいことに変わりはないけれど、言い寄られる度に、

 

「うっわ~また篠原さんあの4人から誘われてるんだけど」

 

「ほんとだーおかしいでしょあれ」

 

「確かに、マジ羨ましいんだけど」

 

……と

事あるごとにやっかみの視線を向けられるのは、少々精神的にくるんだよね~

まあそんな私にも、ちゃんと同性の友達がいます!

 

「優衣、大丈夫ですか?まったくあの人達はいつも……」

 

「む~羨ましいような大変なような」

 

この二人が齋見香織と西宮茜、私の数少ない友達です!

他の女子はお察しの通りだから、仲良く出来るのもこの二人だけなんだ!

ちなみに、香織はうちのクラスの委員長で、茜は陸上部だよ~

 

「まったく、あの人達は優衣が迷惑がっていることを理解出来ないのでしょうか?」

 

「あはは…まあまあ香織、ちょっと落ち着いて」

 

「でもさ、優衣はいいよね~見た目モデルみたいなんだもん」

 

「確かに、その点については少し優衣に嫉妬したくなりますね、まああの人達に付きまとわれたいとはけっして思いませんが」

 

そう、私は絶対に認めたくないが、どうやら私は学校一の美少女と言われているらしい。

……けっしてナルシストじゃないよ?違うからね?

 

「ねえねえ~優衣の弁当見せてよ~」

 

「優衣の弁当はきちんと整えられていて、それでいて美味しいですからね」

 

「はあ~家事もできて、顔はモデルみたいってチート級じゃん。このこの~羨ましいぞ~」

 

「ちょ、ちょっとやめてよ茜。そんなこと言ったら香織と茜だって十分可愛いじゃん!」

 

「…それって嫌味にしか聞こえないんですけどー」

 

「え、え~それかなり理不尽じゃない?」

 

……こんな感じに雑談をしていると、

 

「はーい、みなさーん席に着いてくださーい、5時間目の授業を始めますよー」

 

そういって教室に入って来たのは、ここ城西高校2年3組の担任、坂泉冬香先生。

 

「これは急がないといけませんね。それではまた後で」

 

「そうだね、急いで席行こ。二人とも後でね」

 

「うん、また後で」

 

もちろん普通ならすぐに席に着くんだけど、冬ちゃん先生の場合は緩いからね~皆そんな急がないんだ。

……はあ、5時間目めんどくさいな~

 

 

 

 

 

 

 

 




いかがだったでしょうか。
次は男視点でやりたいと思います。
誤字、脱字等アドバイスお待ちしています。
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