戦士絶唱シンフォギアIF   作:凹凸コアラ

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 皆さん、どうもシンシンシンフォギアー!!(挨拶)

 早速ですが、前回の話の題名がとあるものだってことに気付けた人は何人いるかな〜?

 分かった人は、僕の独断でシンフォギア検定4級を差し上げます!(戯言)

 分からなかった人は、今直ぐ『シンフォギア 絶唱の歌詞』で検索検索ぅ♪

 さて、僕はXDで“必愛デュオシャウト”を当てることが出来ましたが、皆さんはどうだったでしょうか?

 ユニゾン必殺技を持つキャラは魅力的ですが、コストもバカになりませんね。何ですか、初期コスト76って。初心者当てても使えない辺り、運営の陰謀が渦巻いてるのがよく見えますね。満足に使いたかったらやり込みなって。

 話は変わりますが、魔法少女リリカルなのはDetonationの上映が殆ど終わってしまい若干寂しいです。週1度、計6週に掛けて映画を見に行ってましたから。

 横道に逸れるのもここまでにして、そろそろ本編の方に入っていきましょうか。

 それでは、どうぞ!


EPISODE 24 戦場に刃鳴裂き誇る

 クリスの絶唱によって月の完全破壊は免れ、一部を砕かれた月とその欠片が見下ろす戦場は沈黙に支配されていた。

 

 そんな異様な静けさを保っていた戦場は、ある1つの打撃音によって静寂を砕かれた。その打撃音の正体は、地に膝を着いた響が拳を全力で大地に叩き付けた音だった。

 

「……巫山戯んな。こんなのってあるかよ……!」

 

 響は地に着いた左手で土ごと拳を握りしめ、もう一方の右手で再び大地を殴り付けた。その威力と音は、先のものよりも凄まじいものだった。

 

「これからだったろ……! 俺も、お前も、翼も、まだまだこれからだってのに!! それなのによぉ!!!」

 

 身に秘めた怒りと悔しさをぶつけるように、今度は両手ごとを地面に拳を何度も叩き付ける響。しかし、何度拳を叩き付けようが荒ぶる響の感情の渦が止まることはなかった。

 

「響……」

 

 大きく震える響を後ろから見ていた翼は、何か言葉を掛けようとしたが結局何も言えず、ただ目を伏せて自身に襲い掛かる悲しみに耐えることしか出来なかった。

 

 響に比べれば、翼とクリスの繋がりなど微々たるものだろう。だが、そうだとしても背中を預けて共にノイズと戦った仲間なのだ。何も思わないでいられる筈が無いのだ。

 

「お前の夢はどうすんだよ!!? お前とお前の親御さん達が夢見たものはどうなるんだぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

 クリスが胸に秘めた夢を唯一知ってる響だからこそ、まだ始まったばかりの夢が夢半ばで途絶えてしまうことに憤怒や悲哀、後悔や憎悪といった負の感情を抱かずにはいられなかった。

 

「自分を殺して月への直撃を阻止したか。ハッ、無駄なことを」

 

「ッ!!」

 

 クリスをせせら嗤うフィーネの言葉に響が反応を示した。堪え切れない怒りの感情は肉体の反応に現れ、体や瞳の揺れは次第に大きくなり、強く食い縛られた歯を剥き出し、響の胸を打ち鳴らす心臓の鼓動も早く大きなものへと変わっていく。

 

「……嗤ったか? 命を燃やして大切なものを守り抜くことを……!」

 

 翼が脳裏に思い出したのは、二年前に響を始めとした多くの人々を守る為にその命を燃やして散っていった己が相棒である奏だった。己が身を滅ぼす絶唱を歌ってまで大切なものを守ろうとしたクリスの姿に、奏の最後の勇姿を重ね合わせるのは翼にとって容易なことだった。

 

「貴様は無駄とせせら嗤ったか!?」

 

 だからこそ、翼は許せない。命を賭してまで大切なものを守ろうとした奏とクリスを嘲笑うフィーネの存在を。

 

 悲しみの次にやって来た義憤を胸に秘め、翼は鋭い眼差しでフィーネを見据えながらアームドギアである剣の切っ先をフィーネへと向けた。

 

「それ゛ガ……!!」

 

 ノイズ混じりに聞こえる響の声を聞き、翼は思わず目を見張った。その今の声と姿は、先程までクリスのことで嘆き悲しみ、抑えられない怒りを体全体で表現していた響とは全く異なるものだったからだ。

 

「アイヅノユメドイノヂヲニギリヅブジダヤヅノイウゴドガァァァァァァァァァァ■■■■■■■■■■■■■ッッッ!!!!!」

 

 体を闇の如き漆黒に染め、獣のような鋭き瞳を煉獄の如き深紅に光らせている響は、怒りのままフィーネへの憎悪を怒声に乗せて叫んだ。それだけで大気は震え、地上に転がっていた瓦礫や岩の破片は宙へと浮き上がった。

 

 そんな明らかな響の異常な変化を見て、対面していたフィーネは状況とは裏腹に唇の端を吊り上げて笑った。

 

 シェルター内のモニターから状況を見守っていた未来達は、響の異常な変化を見て絶句していた。誰もが言葉を発せずにいる状況の中で、最初に口を開いたのはやはり未来だった。

 

「響……」

 

「あれ、本当にビッキーなの……?」

 

 心配そうな表情で響の名を呼ぶ未来に続き、隣にいた創世が呟いた。2人の隣にいた詩織と弓美も言葉こそ言わなかったが、心中で思っていたことは創世と同じことであった。

 

 何故ならモニターから見える響は、太陽のように暖かく優しい面持ちをした少年ではなく、今はただ怒りと狂気に支配された獣よりも恐ろしい別の何かにしか見えないのだから。

 

「響! しっかりして、響!」

 

 明らかに様子の可笑しい響を見て翼は呼び掛けることで響を元の正気に戻そうとするが、翼の声は今の響には届かず、ただ響は獣のように荒々しく唸り声を上げ続けていた。

 

「融合したガングニールの欠片が暴走しているのだ。制御出来ない力に、(やが)て意識が塗り固められていく」

 

──響君の心臓にあるガングニールの破片が、前より体組織に融合しているみたいなの。驚異的なエネルギーの回復力はそのせいかもねぇ

 

「ッ! まさかお前……響を使って実験を?」

 

 今し方聞いた言葉で過去にフィーネが話していた話の内容を思い出した翼は、鋭い目付きでフィーネを睨みながら事の真偽を問うた。それに対してフィーネは、表情も変えずただ淡々と事実を述べていく。

 

「実験を行っていたのは、立花だけではない。見てみたいとは思わんか? ガングニールに翻弄されて、人としての機能が損なわれていく様を」

 

「■■■!」

 

「お前はそのつもりで響を……奏を!!」

 

「■■■■■ッ!!」

 

 翼が言葉を言い切った直後、今まで唸るだけであった響が行動を起こした。地面に両手両足を付けて獣のような状態となった響は、脚部のパワージャッキを起動させ、何時も以上の勢いでフィーネに飛び掛かった。

 

「響!」

 

 翼の声は依然として届かず、響は振り上げた拳をフィーネに向かって振り下ろした。フィーネはネフシュタンの鞭を交差させて響の攻撃を防ぎ、その際の衝撃波によって周りの地形が破壊される。

 

 攻撃を受け切ったフィーネは、薄く笑みを浮かべながら追撃を加えようとする響に向かってネフシュタンの鞭を振り下ろす。だが、響はまるで知っていたかのようにその場から跳び退き、鞭の姿を視認せずにフィーネの攻撃を回避した。

 

「チッ。例え人としての在り方を損なおうと、身に備わった戦闘技術や天性の資質までは損なわれる訳ではないらしいな。いや、寧ろ余計な思考が削ぎ落とされたことでより鋭敏になっている」

 

 悪態を吐きつつも今現在の響の状態を冷静に分析するフィーネ。再び響がフィーネに向かって直進し、フィーネは今度は防ぐのではなくカウンターによる迎撃を試みた。

 

「■■■■■■■ッッ!!」

 

 しかし、響はフィーネのカウンターの鞭を未だに直進しながら俊敏な動きで回避し、フィーネの懐に潜り込んで無防備となった腹部に強烈な拳打を叩き込んだ。

 

 拳打によって吹き飛ぶフィーネであったが、響はパワージャッキを使って一気にフィーネに追い付いて追撃の回し蹴りをフィーネの背中に叩き込んだ。

 

「響!」

 

「最早人に非ず。今や人の形をした破壊衝動!」

 

 諦めずに響への呼び掛けを翼は続け、フィーネは響の強烈な攻撃を喰らいながらもどんどん人から堕ちていく今の響を嗤うように笑みを浮かべ続けている。

 

「ダ■ガイノ■ガデ■ッデイッダガナデ■ンヤッ! ■リズヤッ!! ダ■グ■ノビド■■ニッ!!! テ■■ノ■■■ヲモ■■ワ■■ガレェェェェェ■■■■■■■■ッッ!!!!」

 

 聞き取るのも一苦労な部分と最早聞き取ることも出来ない言語が入り混じった呪詛を吐きながら、響は先程以上の凄まじい速度でフィーネに襲い掛かる。

 

 すると、フィーネはネフシュタンの鞭を十字状に幾重にも交差させることで陣を組んみ巨大な障壁を展開した。

 

【ASGARD】

 

 フィーネの展開した障壁──ASGARD(アスガルド)が真っ向から響の攻撃を受け止める。その際に凄まじい衝撃波が周囲に及ぶが、攻撃を受け止めた当の本人たるフィーネは全く微動だにせず、響の攻撃の破壊力を完全に殺し切った。

 

「■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ッッッッ!!!!!!!」

 

 しかし、攻撃を止められて尚止まらない響は、接触による余波で発生する電撃を迸らせながら思考性を感じさせない獣の如き雄叫びを上げて更に拳に力を込めた。

 

 1度は響の攻撃を防いだASGARD(アスガルド)であったが、先程よりも爆発的に力を増していく響の拳を受け止めている中で次第にその障壁に亀裂を走らせていく。

 

 そして、遂に響はASGARD(アスガルド)を粉々に粉砕して突破し、右手の狂爪をフィーネに向かって振り下ろした。フィーネは抵抗すること無く響の攻撃を受け入れ、その直後に土煙を舞い上げながら途轍もない衝撃波が周辺に飛んだ。

 

 翼は左腕を翳して顔を隠しながら衝撃波をやり過ごし、警戒を解くこと無く戦況の確認に徹する。翼が最初に見付けたのはフィーネだった。しかし、そのフィーネの体は顔の左半分の天辺から腹部に掛けてパックリと開いている状態だった。

 

 そんな状態であるにも関わらずフィーネは狂ったような笑みを浮かべ、その姿を見た翼は思わず絶句した。直後、未だに暴走している響が瓦礫を砕いて地上に出てきた。

 

「もう止しなさい、響! これ以上は聖遺物との融合を促進させるばかりよ!」

 

 語気を荒げた翼は、暴走を続ける響を正気に戻そうと再び声を掛けた。翼の声に反応し、落ち着いた様子で響は首から上を翼のいる後方へと振り向けた。暴走が止まると思われたが、響は今度は仲間である筈の翼を次の標的に定め、大きく跳躍すると共に翼へと襲い掛かった。

 

「ッ!」

 

 少し前の翼なら、迷うこと無く響を斬り捨てられただろう。しかし、今の翼は響のことを仲間として、後輩として、何より自身の想い人として大切に思っている。故に翼は響を斬り捨てることは出来ない。

 

 翼は宙から襲い掛かる響に対して、カウンターの肘打ちを響の鳩尾に叩き込んだ。翼のカウンターを食らった響は、弾き飛ばされながらも空中で一回転して体勢を立て直すことで危な気無く着地した。

 

「■■■■■■■■■ッッ!!」

 

 最早完全に人の言語を話さなくなった響は、荒々しい唸り声を上げながら再び翼へと飛び掛かった。

 

「響ぃぃぃぃぃっ!!」

 

 翼は力強く響の名を呼んだ。しかし、響に翼の言葉と想いは未だ届かず、暴走を続ける響は翼に向けてその狂腕を振り下ろした。

 

 

 

◇◇◇

 

 

 

 シェルター内の一室からイチイバルの反応途絶から始まった響の暴走に(まつ)わる一部始終を見続けていた一同は、それぞれが各々の想いを胸に様々な表情を浮かべていたが、そのどれもがマイナスの感情から発生したものだった。

 

「どうしちゃったの、響!? 元に戻って!」

 

 頬に冷や汗を垂らしながら状況を俯瞰する弦十郎の横で、同じく状況を見守っていた未来が声を出して響に呼び掛けた。しかし、簡易的に設置されたここからでは響に声を届けることは叶わず、響は暴走したまま止まること無く翼へと攻撃を加え続ける。

 

「もう終わりだよ。私達……」

 

 ぼつりと言葉を呟いた弓美。悲観的な弓美の発言を聞き、室内にいた一同の視線が弓美に集まる。

 

「学院が滅茶滅茶になって、響も可笑しくなって……」

 

「終わりじゃない! 響だって私達を守る為──」

 

「あれが私達を守る姿なのっ!!」

 

 既に諦め始めている弓美を励まそうと未来が言葉を述べるが、目尻に涙を溜めた弓美は未来の言葉を遮って声を荒げた。

 

 弓美の言うように、簡易モニターから見える翼を一方的に屠るかのように暴れ回る響の姿は、何処をどう見てもとても未来達を守ろうとしている戦士の姿には見えなかった。寧ろ敵が解き放った敵にも味方にも手に負えない危険な狂獣と言っても過言ではなかった。

 

『■■■■■ッ!』

 

 モニターから一方的に聞こえてくる響の唸り声に、未来や弓美の隣にいた創生と詩織も目の前に響がいる訳でもないのに怯えるように表情を歪ませながら思わず半歩退がってしまった。

 

 無理もない。以前から響と共にノイズと戦ってきた藤尭や友里でさえ、今の響に恐怖を感じているのだから。戦場に出会す機会の無い弓美達に今の響を恐れるなというのは無理のある話であった。

 

「それでも私は響を信じる」

 

 しかし、周りが不安や恐怖に押し潰されそうな中でも未来だけは毅然とした態度でモニターに映る響を見据えていた。その瞳からは迷いは感じられず、何があろうと響を信じることを疑わないという強い意志が窺い知れた。

 

「私だって響を信じたいよ……この状況を何とかしてくれるって信じたい……でも……でも……!」

 

「板羽さん……」

 

 遂に涙を流しながら言葉を紡ぐ弓美であったが、言葉を述べている内に弓美は膝を折って地べたに座り込んでしまった。そんな弓美のことを詩織が心配して声を漏らした。

 

「もう嫌だよっ! 誰か何とかしてよっ! 怖いよっ! 死にたくないよぉ!! 助けてよぉ、響ぃぃぃぃぃっ!!」

 

 頭を抱えて体を恐怖で震わせながら響の名を呼ぶ弓美。今日一日だけで体験した様々なことが積み重なり、心を死への恐怖で支配されてしまった弓美は、何時ものようにアニメがどうと言う心の余裕も無く既に限界寸前であった。

 

 室内に弓美の悲鳴と泣き声が木霊するも、その声は地上で戦う響に届く訳も無くただただ空気の中に溶けていくのであった。

 

 

 

◇◇◇

 

 

 

 場面は再び戦場(いくさば)と化した地上へと戻る。地上では、暴走を続ける響が次の標的に定めた翼を破壊せんと拳を振るい、対する翼が響を元に戻そうと暴走する響の猛威に耐え忍びながら必死に響への呼び掛けを続けていた。

 

 しかし、幾ら翼と言えど響を傷付けないよう動きながら、無駄な思考を削ぎ落としたことで動きが格段に上昇して暴走によって出力が上がった響を無傷で抑え込むことは不可能だった。

 

 響の攻撃を防ぎ、躱し、捌くも、致命打は受けていないがそれでも時に響の攻撃が決まったりもしていたし、攻撃をギリギリで躱したことによる擦り傷などは頻繁的に起こっていた。

 

 響の猛攻による攻撃を受ける度に翼自身の回避性能が低下し、回避性能が低下したことで受ける攻撃の数が増え、受ける攻撃の数が増えたことで更に回避性能が下がるという悪循環に翼は陥っていた。

 

 気付けば翼のシンフォギアのインナースーツはボロボロで、各所のアーマーは所々亀裂が入っていたり、場所によっては完全に破損してしまっている。そして、翼の二の腕の覆っていたアーマーが新しく中破した。

 

「はぁ……はぁ……はぁ……」

 

「■■■■■■■■■■■■ッ!!」

 

 翼は息を切らせて肩を大きく息をしながら響を見据えていた。翼の視線の先にいる響は、今もその眼に翼を写しながら片時も視線を逸らさない。

 

「ハハハッ」

 

「ッ!」

 

 すると、突如として笑い声が聞こえてきた。その笑い声はフィーネのものであり、翼がフィーネがいる方向に視線を向けると、傷口を光らせながら徐々に体を再生させていっているフィーネの姿があった。

 

「どうだ? 立花響と刃を交えた感想は?」

 

「くっ!」

 

「それは以前のお前の望みであったなぁ?」

 

 話をしている内にフィーネの再生は完了し、そこには響によって付けられた傷など存在しない真っ新な状態のフィーネがいた。

 

 通常人があれ程に大きな傷を負えば先ず助からない。しかし、フィーネは現に生きている。加えて言うなら、今さっき見せたフィーネの再生能力は人間の自然治癒力なんて言葉で片付くような生易しいものではなかった。

 

 そんな人間の当たり前が働いていない今のフィーネは、明らかに人としての枠から外れていた。

 

「人の在り方すら捨て去ったみたいね……!」

 

「私と一つになったネフシュタンの再生能力だ。面白かろう……?」

 

 フィーネがそう言った刹那、沈黙を保っていたカ・ディンギルから再び起動する音が鳴り始めた。塔内で雷が迸り、カ・ディンギルの天辺には再び凄まじい勢いでエネルギーが集まり始めている。

 

「……まさか!?」

 

「そう驚くな。カ・ディンギルが如何に最強、最大の兵器だとしても、ただの一撃で終わってしまうのであれば兵器としては欠陥品。必要がある限り何発でも撃ち放てる……。その為に、エネルギー炉心には不滅の刃、デュランダルを取り付けてある。それは尽きることのない無限の心臓なのだ……!」

 

 以前フィーネがデュランダルを狙って強奪しようとしたのも、強奪したデュランダルを覚醒させて計画の礎にする為だったのだ。だが、その際にフィーネには嬉しい誤算が起こった。

 

 装者として高い適性を持つクリスであっても、完全聖遺物であるソロモンの杖を覚醒させるのに長い時間を要した。しかし、響はデュランダルをあの場にて全く時間を掛けずに覚醒させてみせた。

 

 それによってフィーネの計画は、響達が与り知らぬ間に段飛ばしで繰り上げられ、結果的に計画を実行に移す時期が早められたのだ。

 

 そして、炉心にされたデュランダルには、半永久的に膨大なエネルギーを無尽蔵に精製するという特性がある。その特性を利用することで、フィーネはカ・ディンギルを凶悪な兵器として成立させたのだ。

 

「……けど」

 

「ん?」

 

「貴様を倒せば、カ・ディンギルを動かす者は居なくなるわ……!」

 

 勝利を確信して笑いを零すフィーネに向けて、今一度フィーネに手に持った剣の切っ先を向けた翼はそう言い放った。

 

 翼が言うように、フィーネを倒すことが出来ればカ・ディンギルを止めることも叶うだろう。しかし、それを実行するには翼とフィーネの間にいる暴走したままの響を如何にかして退けなければならない。

 

「響……」

 

「■■■■■……!!」

 

 響の名を呼ぶ翼に対し、響は獣の如き唸り声を返す。静かに響を見据える翼は、そっと瞳を閉じた。

 

 両者が動かない間にもカ・ディンギルのエネルギー集束はペースを上げながら行われており、もう既に時間が無いことを理解している翼は決意を固めて瞳を開いた。

 

 開かれた瞳には、揺らぐことがない強固な決意の光が宿っていた。だが、それと同時に響を見据える翼の目は、とても優し気な雰囲気を纏っているものであった。

 

「響……私はカ・ディンギルを止めるわ。だから……!」

 

「■■■■ッ!」

 

 響が唸り声を出したのとほぼ同じタイミングで、響の右腕のハンマーパーツが起動して引き絞られた。そして、響は再び獣のような体勢で飛び出し、右腕を引きながら翼に攻撃を仕掛ける。

 

 常人であれば即死、例えシンフォギアやネフシュタンのような鎧型の完全聖遺物を纏っていようとも致命打になりかねない一撃が迫る中、翼は得物である剣を地面に突き刺し、得物も無い無防備の状態で視線を一切逸らさずに真っ直ぐ響を見詰めていた。

 

 あろうことか自分から攻撃と防御を兼ねる己が得物を手放したことに、思わず状況を傍観していたフィーネも若干身を乗り出していた。

 

 響の右腕は無防備の翼目掛けて振り下ろされ、砕けたシンフォギアのアーマーと赤い液体が宙に舞い散った。その直後、響の攻撃をまともに受けた筈の翼が攻撃によって至近距離まで接近していた響を強く抱き締めた。

 

「なっ……!?」

 

 第三者視点から状況を俯瞰していたフィーネやシェルターの一室内にいた一同も、翼が取った行動を見て思わず目を見張った。

 

 暴走する相手に対し、翼が取った行動はある意味では愚策とも取れるだろう。暴れる相手を敢えて自分の懐に招き入れるなど、自身に危険が及ぶデメリットしか生まない行為なのだから。

 

 このまま響が翼を害するかと思われたが、響は何もせず驚く程大人しかった。軽く小さな唸り声を漏らしたりはしているが、それ以上のことは何もせず、狂腕が振るわれる気配など微塵も無い。先程までの手の付けられなさっぷりが、まるで嘘のようであった。

 

「……許せないのね」

 

「……■■」

 

 すると、穏やかな優しい口調で翼は響に語り掛け始め、対する響はまるで翼の言葉に返事をするかのように短く唸り声を返した。

 

「悲しくて、辛くて、憎くて……でも、それ以上に奏や叔父様、小日向や雪音、緒川さんや二課の皆のことを騙していたのが許せないんだよね?」

 

 翼は響の頭を自身の胸に抱き寄せ、優しい手付きでゆっくりと響の頭を撫でながら穏やかに言葉を紡ぐ。けれど、その翼の話し方は、まだ奏が存命だった頃、“ツヴァイウィング”として大空を駆けていた頃の人見知り仕勝ちな臆病で女の子らしかった翼の話し方であった。

 

 ただ今の翼の話し方と雰囲気は当時と異なり、臆病さは抜けて内に秘めた優しさが表に出てきた女性のものとなっていた。

 

「あなたは怒りに身を任せてはいるけど、その怒りは私達のことを想ってるからこそのもの。あなたは誰かの為に動けて、誰かの為に起こってあげられる優しい人だから。でも、だからって怒りに身を任せてただ力を振るうことはしちゃいけないよね?」

 

「■■……」

 

「うん。響は真っ直ぐにしか進めないもんね? だから、その先が切り立った崖でも突き進んじゃう。でも、偶には歩みを止めても良いと私は思うな。間違った方向に進みそうなら、1度止まってから方向を修正してまた走り出せば良い」

 

「……■」

 

「それでもダメなら、私が何度でも響を止める。何度でも響を受け止める」

 

「……」

 

「だから、その怒りはただ力任せに振るうんじゃなくて、ちゃんとした正しい想いと力に乗せないとね。怒りに身を任せた力任せの行為は、ただの暴力。ただの理不尽。それは、響が1番嫌っていたことだよね?」

 

「……■■」

 

「大丈夫。あなたは、もう大丈夫。私が側にいる。例え距離が離れても、側にいない時はもっと側にいる。私の想いが、あなたを守るから」

 

 優しく語り掛けていた翼は、そこで一旦言葉を区切り、響の頭を撫でていた左手で響の右手を優しく握った。その響の右手には、先の響の攻撃によって付いた翼の血が滴っていた。

 

「この手は、繋いで束ねる優しい力の筈だよね……」

 

 翼はそう言うと、脚部装甲から射出された小刀型のアームドギアを響を抱き締めていた右手で掴み、そのまま流れるように響の影目掛けて今し方手に取った小刀を投げた。

 

 小刀は邪魔されること無く真っ直ぐ飛んでいき、響の影に深々と突き刺さった。その瞬間に響の体が硬直し、響はその場に縫い止められたかのように動かなくなった。

 

【影縫い】

 

 影縫い。それは翼が持つ技の1つであり、敵の影に小刀を打ち込むことで動きを封じる技。翼が3年の月日を掛けて習得したものである。

 

 響の動きを封じた翼は、傍らに刺してあった自身の得物である刀型のアームドギアを抜き取り、前屈みの姿勢に近しい状態で動きを止めている響の隣に立つ。

 

「響……。奏から継いだ力を……そんな風に使わないで……。奏と響、2人の力は誰かを守ることの出来る力だから……」

 

 翼は響にそう言い残すと、そのまま響の横を通り過ぎてフィーネと相対する。その時の翼の目は、既に響に向けていた優しい女の子のものではなく、いつも通りの凛々しいものに戻っていた。

 

「……待たせたわね」

 

「愛を知っても尚、劔と生きるか」

 

 フィーネがそう言うと、ネフシュタンの鞭はまるで蛇がうねるかのように独りでに動いて前に出た。立ちはだかる強大な敵を前にして、翼は怯むこと無く得物を強く握り構えた。

 

「今日に折れて死んでも……明日に人として歌う為に……! 風鳴翼が歌うのは戦場ばかりでないと知りなさいっ!!」

 

「人の世界が剱を受け入れる事など、有りはしないっ!!!」

 

「世界が受け入れてくれなくても構わないっ!! 私は、逃げること無く私を正面から受け入れてくれた彼の為に今戦うっ!!!」

 

 その言葉を最後に、翼とフィーネによる小細工無しの1対1の対決が始まる。

 

 まず最初に動いたのは、フィーネであった。フィーネがネフシュタンの鞭の鋭利な先端部を翼に向けて振り下ろし、翼はフィーネの初撃を大きく跳んで回避してみせ、フィーネの攻撃は大地を抉っただけの空振りに終わる。

 

 大きく宙に跳び上がった翼は、宙を進みながら脚部のブレードを展開し、攻撃と防御を兼ねたネフシュタンの鞭による迎撃を今し方展開したブレードによって弾くことで捌く。

 

 次に翼は右手に持っていた刀状のアームドギアを大剣へと変化させ、大剣状のアームドギアを上段から振り下ろすことで蒼ノ一閃をフィーネに向けて放った。

 

【蒼ノ一閃】

 

 放たれた蒼ノ一閃は、防ぐ為に振るわれたネフシュタンの鞭とぶつかり合い、フィーネに届く前に空中で防がれて爆発した。宙に爆煙が広がる中、宙を舞っていた翼も地上に着地する。

 

 フィーネはまるで着地狩りをするかのように、今さっき着地したばかりの翼に向けてネフシュタンの鞭を振るった。急接近するネフシュタンの鞭であったが、翼は身を低くすることでネフシュタンの鞭を冷静に回避してみせた。

 

「ッ!?」

 

 攻撃を避けられて唖然とするフィーネ。その明らかな隙を逃さず、今度は翼が反撃に出る。

 

 翼は、大剣状のアームドギアを再び刀状の大きさに戻して地面に突き刺し、アームドギアを地面に突き刺したままその場から飛び出した。地面に突き刺されたままのアームドギアは、地面と擦れ合いながら辺りに火花を撒き散らせ、その刀身全体に蒼色の炎を纏う。

 

 翼は飛び出した勢いを伴ったまま蒼炎に包まれたアームドギアを振り上げた。アームドギアが振り上げられた際、纏っていた蒼炎は刀身から離れ、凄まじい勢いでフィーネに飛ばされた。

 

【疾駆ノ炎閃】

 

「ッ!?」

 

 これまでのデータに無い新技によってフィーネは意表を突かれたことで隙が生じ、その生まれた隙によって硬直してしまったフィーネに翼の放った疾駆ノ炎閃(しっくのえんせん)が直撃する。

 

「ぐぁっ!?ぁぁ!!」

 

 疾駆ノ炎閃が直撃し、蒼炎に身を晒されたフィーネは爆煙と爆風の勢いに乗せられてカ・ディンギルにその身を叩き付けられた。

 

 攻撃のよって生じたこれ以上無い大きな隙を見て、翼は大技を仕掛けることを決めた。翼はその場から大きく跳躍し、フィーネに向かって右手に持つ刀状のアームドギアを投擲した。

 

 すると、投擲されたアームドギアは大剣よりも更に巨大化し、翼は脚部のブレードを展開してスラスターとして機能させ、重力とスラスターの勢いを束ねて巨大な剣に飛び蹴りを入れた。

 

【天ノ逆鱗】

 

 翼が繰り出した天ノ逆鱗は、アームドギアそのものが持つスラスターと展開された脚部のスラスターを伴って生まれた勢いに乗りながらフィーネに向かって飛んでいく。

 

「チィ……!」

 

 対するフィーネは今から攻撃を回避するのは不可能と判断し、憤怒の感情に彩られた瞳で翼を睨め付けながら先程の響の攻撃を防ぐ為に用いたASGARD(アスガルド)を展開する。それも念入りに念入りを重ねた三重構造でだ。

 

 そして、天ノ逆鱗とASGARD(アスガルド)が正面からぶつかり合った。流石に三重で構築された障壁は堅牢であり、翼の天ノ逆鱗はフィーネのASGARD(アスガルド)を破れないでいた。

 

 それでも翼は負けじと体を捻りながら足に力を入れてASGARD(アスガルド)を突き破ろうとする。だが、天ノ逆鱗はASGARD(アスガルド)を突破することは叶わず、そのまま障壁を滑り落ちるように動かされて地上に突き刺さった。

 

 されど、翼はそうなることも織り込み済みで行動していた。翼は自身の真の目的果たす為、その両手に両刃のアームドギアを握りながら行動を移す。

 

 翼は巨大な剣のアームドギアを踏み台にして大きく跳び上がり、両手に持った両刃のアームドギアの刀身に烈火の炎を纏わせてカ・ディンギルの天辺目掛けて飛んでいく。

 

【炎鳥極翔斬】

 

「初めから狙いはカ・ディンギルかっ!!」

 

 そう。翼の真の目的はフィーネの撃破ではなく、元からカ・ディンギルの破壊だったのだ。残念ながら翼には、クリスのようにカ・ディンギルの砲撃を正面から受け止める手立ては無い。

 

 カ・ディンギルを止める為にフィーネと戦うのが最も最適な選択だとも考えられるが、カ・ディンギル発射が直ぐそこまで迫っているこの状況で、完全聖遺物のポテンシャルを十全に発揮し再生能力まで持つフィーネを少ない時間で倒すことは不可能なのだ。

 

 だからこそ、翼はこれ以上月の破壊が行われないようフィーネの野望を叶える為の重要な鍵であるカ・ディンギルを真っ先に破壊することを決めたのだ。

 

 漸く翼の真の目的に気付いたフィーネは、ネフシュタンの鞭を伸ばしてカ・ディンギルの頂上に向かって飛ぶ翼を撃ち落そうとする。

 

 後方から迫り来るネフシュタンの鞭の存在を視認した翼は、如何にか鞭を振り切ろうとした。しかし、伸ばされたネフシュタンの鞭は難無く翼に追い付き、そのまま翼の背中から脇腹に反るように貫いた。

 

 それによってアームドギアを包み込んでいた烈火の炎は霧散し、翼の身を守っていたシンフォギアの装甲も砕けて宙に飛び散った。

 

(やっぱり……私には……)

 

 背中からの痛烈な一撃を受けたことによって反射的に目を瞑ってしまった翼。実らなかった結果を前にして、翼の心を諦念が蝕んで行き、翼の意識は攻撃によるダメージのせいで徐々に薄れていった。

 

 意識が薄れていく中、翼の意識は現実と無意識の間にある宇宙とも海とも取れる無重力に支配された空間にあった。そこには何も無く、あるのは何も身に纏っていないありのままの姿の翼だけだった。

 

『何弱気なこと言ってんだ?』

 

『ッ!?」

 

 唐突に聞こえてきた声に翼は反応する。その声は、もう2度と現実で会うことが叶わない翼にとって半身も同然の存在だった者の声だった。

 

 翼が声が聞こえてきた方向を見遣ると、その先には“ツヴァイウィング”の片割れで嘗ての翼の相棒であった天羽奏が、翼と同じように一糸纏わぬ姿でその場に浮いていた。

 

『奏?』

 

『翼……大丈夫だ。私がいる。お前の側には私がいる。例え姿が見えなくても、声が聞こえなくても、もう2度と会うことが出来ないくらい距離が離れてても。それに、側にいない時はもっと側にいてくれてるんだろ?』

 

『奏……』

 

『……翼』

 

 互いに相手の名を呼び合う翼と奏。名を呼ばれたことで返すように翼の名を呼び返した奏は、右手を翼に向けて差し出した。

 

(あたし)(あんた)、両翼揃った“ツヴァイウィング”なら……何処までも遠くへ飛んでいける』

 

 奏が翼を励ます言葉を言い、翼は差し伸べられた奏の右手を自身の右手で重ね合せるかのように握る。お互いがお互いの手を強く握り会い、奏は沈み行く翼を引っ張り上げる。

 

 すると、その空間は光に満たされていき、無意識の海に沈みつつあった翼の意識は再び現実の世界へと浮上した。

 

(……そう、両翼揃った“ツヴァイウィング”なら!)

 

 抵抗すること無く重力に従ったまま落下していた翼は、薄れていく意識をはっきりと覚醒させて目を開いた。その瞳は、先程まで心に諦念の色を滲ませていたとは思わせない程に強い輝きに溢れていた。翼は再び両手のアームドギアを烈火の炎で包み込む。

 

「なっ!?」

 

「……」

 

 地上で落ちていく翼の姿を見ていたフィーネは、翼が失い掛けていた意識と戦意を再起させたことに驚愕して目を見開き、フィーネと同じく地上から翼の戦いを見ていた響は、無言のまま目を逸らすこと無くずっと翼の姿を見続けている。

 

 翼は、カ・ディンギルの壁から出ている突起状のパーツを踏み台にして、再びカ・ディンギルの頂上を目指して大きく跳躍した。その姿は、まるで大空へと飛び立っていく1羽の鳥を彷彿とさせた。

 

(どんなものでも、超えてみせるっ!!!)

 

 フィーネは再び翼を撃ち落そうとするが、赤から蒼へと変わった炎でその全身を包み込んで飛ぶ翼にはその悉くが通用せず、一対の大翼を持った蒼い不死鳥とも言える姿になった翼は、ネフシュタンの鞭を弾き飛ばしながら飛び続ける。

 

「響ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっっっ!!!!」

 

 カ・ディンギルの頂上を目指して飛ぶ翼は、大きな声で響の名を呼んだ。そんな翼の姿を地上からずっと見続けていた響の目からは、大粒の涙が止まること無く溢れるように流れていた。

 

「あっ……ぁぁ!?」

 

 フィーネが瞠目している中、遂に翼はカ・ディンギルの頂上へと辿り着いた。すると、カ・ディンギルの至る所から電撃と閃光が漏れ出していき、カ・ディンギルは光で周囲を包み込んだ。

 

「ぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

 フィーネは悲鳴を上げながらカ・ディンギルによって発生した光の中に飲まれ、同じくその場に縫い止められていた響もカ・ディンギルの光に包み込まれた。

 

 そして、カ・ディンギルは周囲一帯を光で包み込んだ後に大爆発を起こし、根元付近を除いて完全に吹き飛んだのであった。




・原作ビッキーと今作ビッキーとの相違点コーナー

(1)響、より獣らしく暴走する
──今作ビッキーの暴走は、より獣らしい能動的な暴走の仕様となっております。具体的にどういったものかと言いますと、当たれば即死を免れない胸部や首、頭を重点的に狙う攻撃スタイルをしております。

 今回で僕が挙げるのは以上です。他に気になる点がありましたら感想に書いて下さい。今後の展開に差し支えない範囲でお答えしていきます。

 今作ビッキーが言った、

「ダ■ガイノ■ガデ■ッデイッダガナデ■ンヤッ! ■リズヤッ!! ダ■グ■ノビド■■ニッ!!! テ■■ノ■■■ヲモ■■ワ■■ガレェェェェェ■■■■■■■■ッッ!!!!」

 ですが、この言葉を聞き取れるように翻訳しますと、

「戦いの中で散っていった奏さんやっ! クリスやっ!! 沢山の人達にっ!!! てめえの命を以って詫びやがれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっっ!!!!」

 こうなります。より暴走らしい表現をする為に、読者の皆様に読み難い文章を提供してしまったことをここで謝罪します。すみませんでした。

 今話では、今作ビッキーの影響で女の子らしい成長をした翼さんが原作とはまた違った説得をしましたが、上手く書けてたでしょうか? もし上手く書けてたのなら、感想とかくれると嬉しいです。

 個人的にですが、今話で初めて出したシンフォギアXD産の翼の技、“疾駆ノ炎閃”は凄く好みの技なんですよね。

 読者の皆様は、シンフォギアXD産の技でお気に入りの技とかありますか?

 それと突然ですが読者の皆様にアンケートを取ることにしました。詳しいことは活動報告の方に記しておきますが、ここで簡潔にアンケートの内容を説明しますと、題目としては『響の今後』についてです。

 もしアンケートにお答えしてくれるのであれば、活動報告の方に目を通して下さい。

 それでは、次回もお楽しみに!
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