泥濘の中に眠る   作:ペンギン隊長

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過去に何振りも折れている本丸 ブラックあるあるは大体やってる こんのすけは前任が死んだ後新しく作り直されたもので前のは壊れた 味方折りは前任死後はやってない 複数同時顕現してたのもいる 
公式にはないことになってる本丸(元々はお偉いさんの子供)



読めない墓標2

 

 

太刀である数珠丸は夜目が利かない。小鳥もそもそも視力があまり良くない方だ。だから、日が暮れた今、母屋に立ち入ろうとは思わなかった。そもそも、こんのすけの話を聞く限り、まともに会話できる理性の残っている刀があるか怪しいレベルである。

そういう訳で、何をするにしても翌日、という事になった。

「ですから、あなたもあまり夜更かしをしてはいけませんよ」

「んー…でも、明日の為に準備とか…」

「今日は慌ただしかったのですから、疲れているはずです。きちんと休息を取ってください」

「…はーい」

 

 

離れ家は中に居るものに対する害意を拒む結界で守られていた。そのおかげか、夜中に襲われることはなかったが、朝見回った数珠丸は、何者かが結界の外から様子を伺っていたらしい痕跡を見つけた。無暗に特攻しないだけの判断力はあったらしい。

「…話の通じるものがいるといいのですが」

母屋は未だ、瘴気に沈んでいる。

 

 

 

 

母屋の扉は呪札で封じられていた。かなり強力な封印ではあったが、小鳥は軽く首を傾げてべりっと剥がした。

「…小鳥」

「?なんか拙かった?」

「…いえ、いずれは剥がすべきものですが…状況を把握してからにするべきだったでしょうね」

「んー…でも、これがあると扉開けられないよね。中からも物音とかしないし」

「…封じられていましたからね…」

「?」

小鳥はピンとこない顔をしている。数珠丸は、その封は中のものを外に出さないためのものと見てとった。

「…私たち以前に此処にきた審神者の手によるものでしょうか」

「んー…手に負えなかった、ってこと?」

「…かもしれません」

「…じゃあきっと、僕の手にも負えないよねえ」

だってそう優秀なわけじゃないし、と小鳥はこぼす。

「…小鳥」

「まあ、僕は僕のやれることをやるしかないんだけどね。まずは…挨拶かな?」

小鳥は深呼吸して闇の奥を見透かすように真っ直ぐ奥を見る。

「この本丸に新しく配属されました、小鳥と言います。未熟者故知らぬ事も多いと思いますが、どうか、ご指導ご鞭撻のほどをお願いします」

朗々とした声が本丸に響き渡った。数珠丸も思わず瞠目してしまった。

「…ええと、小鳥?」

「顔合わせたら飛びかかってくるタイプだったら名乗れないかもしれないでしょ?顔合わせたら、また改めて名乗るつもりはあるけど」

「…それで襲いかかってくる可能性は考えないのですか」

「審神者絶対殺すマンだったらどっちにしても襲いかかってくるだろうから、どっちでも同じじゃないかな。だったら僕は堂々と入るよ」

「…私も、あなたを守るつもりはありますが…」

練度が下がっていることがどう影響するか判らない。慎重に動きたいところだ。

「僕もできる限りは頑張るよ」

 

 

 

母屋に入って並んで歩く。酷く空気が淀んでいるが、小鳥の周囲だけは僅かに浄化されている。小鳥に自覚はないが。人の気配はない。ただ、幾つか、刀のある気配を数珠丸は感じ取った。顕現が解けた状態でそこらの部屋に転がっている刀があるのだろう。活動している刀が全くないわけではないはずだが。

「たかやまのすえひきやまのすえにのぼりまして、たかやまのいぼりひきやまのいほりをかきわけて、きこしめさむ」

小鳥は祝詞を口ずさむ。瘴気は後から後から湧いてきているらしく、浄化した場所もまたすぐ瘴気に覆われてしまう。源をどうにかしなければならないのだろう。

「…小鳥」

前方に何者かが立っているのを数珠丸は見とめ、小鳥に注意を促す。刀を抜く音がして何者かは一直線に走ってきた。数珠丸は己も刀を抜いてそれを迎え撃つ。刀と刀のぶつかり合う音がした。

「恒次!」

「…どうやら、聞く耳はもっていないようですね」

練度は相手の方が高いだろう。また、体格と刃を合わせた感触からして、どうやら太刀らしいと見て取った。

「…何がいるのか、よくわからないけど…穢れを祓えばいいの?」

「可能なのであれば。しかし…」

この場の状態からして、祓いきるのは難しいだろう。祓ってもまたすぐ瘴気に覆われてしまう可能性もある。

「たかあまはらにかむづまります」

神楽鈴を打ち鳴らし、小鳥は祝詞を唱える。鈴の音に乗って、周囲に浄化の霊力が広がる。歌う様に紡がれる言葉が、小鳥の見据える闇へ注がれる。少しずつ、太刀のまとう瘴気が掻き消されていく。

 

少しずつ、その姿が露わになる。血のような真紅に染まった狩衣に、色の抜けた短く白い髪、感情の浮かんでいない能面のような顔、その瞳もまた赤く染まっており、金色の月が浮かんでいた。

「あなたは、まさか、三日月殿なのですか…?」

数珠丸の言葉に反応したように、その太刀は言葉を紡ぐ。

「俺の行く手を阻むようであれば、お前も斬る。…俺は、あの人間を斬らねばならん」

「この子を…小鳥を、私の主を、斬らせはしません。主は斬られねばならぬ程の罪を犯したわけではないのですから…!」

「退け、斬られたいのか」

「退きません」

神楽鈴を鳴らしながら、小鳥は首を傾げ、問いかける。

「あんたの斬りたいのは何だ。人間か、審神者か、それとも誰か特定の一人なのか」

言霊の乗ったそれに、太刀は反応を示す。

「誰?…問われるまでもない。あの人間…俺たちを憐れみ、審神者が憎くないのかと問うた男。………あぁ、あぁ、アレがいなければ、我らはこうも人を憎まずすんだ。憎い。憎い憎い憎い、人が、あの人間が、審神者が、我が同胞を苦しめるものが憎い」

「そうか。…あんたは、やさしい(ひと)なんだな」

「なっ」

「小鳥?!」

思いがけない言葉に、太刀の瞳ははっきりとその声の主…小鳥を捉えた。そして、さらに瞳が揺れる。

「あんたが人を憎むのは仲間の苦しみに心を痛めたからで、だけど、本当は憎みたいわけではないという事だろう?己よりも他者を思って憤ることのできるあんたは、やさしい(ひと)だよ」

太刀の動きが止まる。数珠丸は刃を打ち払い、警戒を解かずに太刀を見る。

「俺が、やさしい?…戯言を。この太刀(オレ)は既に幾度も血を吸った。だが、何度斬ってもあの男は現れる…!だから、俺は斬らねばならんのだ。あの人間を、何度でも、何度でも、此処に現れぬようになるまで!」

「…なにそれ、幽霊でもいるってこと?」

「…寧ろ、彼が正気でないと考えた方が良いような気がしますが…」

太刀の視線が標的を探す様に彷徨っている。

「お前達、あの人間を何処に隠した?先程は此処らにいたはずだ。あの人間が、此処に、此処に、いたはずなのだ」

「そんなこと言われても、此処に来てから人の形してるものに会ったのはあんたが初めてだよ。ね、恒次」

「…ええ。今この場にいるのは私と小鳥くらいですよ」

「そんなはずはない。あの人間が此処に、笑っていたはずなのだ。…俺たちを憐れみ、見下し、嘲っていたのだ」

言いながら、少し自信がなくなってきたのか、僅かに困った顔をして小鳥を見る。

「…そも、童子、そなたは何故このような場所に居る。何処から迷い込んだ」

「んんんんん」

小鳥は何重もの意味で渋い顔をした。

「…僕は小鳥。政府の辞令で新しくこの本丸に寄越された審神者だ。あんたの名は?」

「新しい審神者、だと?」

「俺の刀は今の所恒次だけだけどな。…いや、名じゃなくてもどう呼べばいいのかだけ教えてくれると助かるんだが」

「…俺を知らぬと?」

「俺、恒次しか知らねーもん。…あ、後、さだつぐどの」

「さだつぐ…?何奴だ」

「…青江貞次の刀…にっかり青江のことです。他の本丸の刀剣ですが」

「そういえばそんな名前だった」

「…覚えていなかったんですか」

「人の名前覚えるの苦手なんだもん。…ちゃんと自己紹介してもらったわけでもないし」

「…俺は三日月宗近。天下五剣にして、最も美しい刀と言われている」

と言って、太刀は自嘲のような笑みを口元に浮かべる。

「…もっとも、今の俺は美しいとは言えまいが」

「んー…笑ったら美人なんじゃない?(多分)。…えっと、三日月と呼んでいいか?」

「…構わん」

「じゃあ、三日月。あんた怪我してるように見えるが、痛くないのか?必要なら手入れするぞ。…っていっても、式神さんに頼むばかりの身で偉そうなことは言えないんだが」

その問いに三日月はぽかんとした顔をした。

「手入れ、だと?」

「刀剣男士は手入れしないと傷が治らないんだろ?式神さんが言ってた(・・・・・・・・・)

後、手入れは審神者の霊力と資材が必要だとも言ってた。

「…俺はそなたの刀ではないぞ」

「でも俺がやらなきゃやる人はいないだろ、現状」

基本的に、刀剣の手入れはその本丸の審神者にしか行えない。式神が他の審神者から霊力を受け取らないことが多いのである。本式の手入れなら出来ない事もないが、その場合、手伝い札は使えず、手ずからやらなければならない。…治癒系呪術という奥の手もあるにはあるが。

「俺は怪我人が痛いの我慢してて治療できる能力があるのに放置して平気な程冷淡じゃないぞ」

「…妙な童子だ」

「そうか?」

「・・・」

数珠丸は三日月を見る。瘴気こそ纏わりつかせているが、既に小鳥への敵意は見られない。

小鳥は数珠丸が思っている以上に浄化に特化し、その力を活用できているかもしれないと、ふと思う。物理的には、一人でも大丈夫だったのかもしれない、などと、考えがよぎり、打ち消す。よしんばできたとして、彼女が苦しまないわけがない。数珠丸が彼女の傍にいることは無意味なことなどではない。

「…痛みという感覚など、とうに忘れた。長らく傷を負ったままでいたしな」

「それ感覚がマヒしてるってやつじゃないのか。拙いだろ、それ。手入れしよう、手入れ。まだこの本丸の手入れ部屋見たことないけど!」

「俺を手入れしてそなたに何の利がある」

「とりあえず、怪我人見てるとなんかこっちまで痛いような気分になる。気分のいいもんじゃないからな、そういうの。…それに、体調が悪いと気持ちの上でも嫌な方に傾いたりするだろ。逆に聞くけど、手入れ受けることでなんかあんたに損があるのかよ」

「…まあ、損はないだろうな」

三日月は本体を持っていない方の手で小鳥の頭を緩く撫でた。僅かに瘴気が薄れる。

「…良かろう。そなたの手入れを受ける」

 

 

 

三日月は小鳥の手を引いて本丸の中を進んでいく。この子供に触れていると、心身の辛さが少し和らぐような心地がしていた。

手入れ部屋を使った回数は少なく、前に使ったのが何時か朧な程であり、手入れ部屋の場所もうろ覚えだったが。

小鳥は祝詞を口ずさんでいる。

「…無駄だとは思わぬのか、童子」

「僕は僕にできることしかできないよ」

そもそも、小鳥自身は、己の祝詞に効果があるのかどうかそのものが知覚出来ていない。目の前に穢れの塊のようなのがいたりすれば、見え方が変化するのでわかるのだが。

唐突に前方左側の戸が開いて黒い塊が姿を現す。それを見て小鳥は鈴を取りだした。

「…黒鶴か」

「そいつを斬らないのか、三日月。いつも一番に出ていって斬っていたじゃないか」

「あの男ではない、頑是ない童子を何をしたわけでもないのに斬る必要はなかろう」

黒い衣、黒い髪、紙のように白い肌と血のように赤い瞳。青年は、その赤を細める。

「君は今更何を言っているんだ?あの男なら激昂した君が斬り殺しただろう。それから後、寄越された審神者は老いも若きも、男も女も、君が斬り殺すか斬りつけられて逃げかえっていただろう。何故その子供は例外になるんだ?」

「…何を、言っておる?」

三日月は本気で困惑した顔をしている。青年は呆れた顔をした。

「おいおい、まさか自覚がなかったとは言わないよな?俺はてっきり、君がこの墓場(ほんまる)の守り手を買って出ていたのかと思っていたんだが。…このまま、此処の全てを朽ちさせるために」

「俺は…俺にはそのようなつもりは…」

「(何か空気が重い)」

数珠丸は僅かに眉をしかめている。小鳥は少し考え、祝詞を唱えるのを止めた。

「♪~」

いきなり電波ソングを歌い始めた小鳥に三振りはぽかんとする。毒気を抜かれたと言ってもいい。しかもなんか祝詞より浄化力上がってる。こわい。

しっかり最後まで歌いきった小鳥が鈴を三度鳴らしたところで三振りは我に返った。

「…面妖な歌だな」

「でも楽しいでしょ?」

「楽しい…?」

「僕は楽しい」

小鳥は青年に向き直って言う。

「僕は小鳥。あんたは?」

「…。…鶴丸国永だ。それで、君は何が望みだ。こんな場所に」

「んー、俺は此処に行けって言われたから此処に居るだけだからなぁ。仕事はするけど、それ以外は別に。えっと、鶴丸って呼んでいい?」

「…好きにしてくれ」

「鶴丸も必要なら手入れするぞ。やれる時にやれることをするのが第一だしな」

「…君には、警戒心というものがないのか?」

「?君は別に、積極的に俺を害そうとは思ってないだろう?」

「・・・」

「敵じゃないなら、困ってるやつは助けるし怪我を手当てするってのは変な事じゃないだろう。それができる能力はあるんだし」

「…なら、俺が敵だったらどうするんだ?」

「介錯する」

割と迷いのない返答だった。

「敵だろうが味方だろうが苦しませるのは好かないからな」

「…そりゃあ慈悲深いことで」

「慈悲?」

小鳥は首を傾げる。

「僕が見てて快いものじゃない、という話だ。そいつがどう感じてるかとか、共感がどうとかそういう話じゃないぞ」

小鳥は鶴丸を真っ直ぐ見て言う。

「俺は優しくないからな。他人のためになんて動けないよ」

 

 

 

手入れ部屋は随分ほこりっぽかった。久しく使われていないらしいことが見てとれる。

「…先に軽く掃除した方がいい感じか?んー…ちょっと水汲んで来よう。確か、中庭に井戸があったし」

などと言いつつ、ルンバを取りだして床に置いた。ルンバは大人しく掃除を始める。

「ちょっと待っててくれ」

そう言って小鳥はててっと中庭に向かう。

「♪~」

「私も共に行きます」

数珠丸は慌てて追いかけた。

 

 

 

バケツに水を汲んできた小鳥はルンバの掃除した後に水拭きをかけた。

「式神さーん」

小鳥の呼びかけに手入れの式神たちが姿を現す。

「三日月と鶴丸の手入れをしたいんだ。お願いしてもいいか?」

式神は任せろ、と胸を叩いてみせた。小鳥はありがとう、とその頭を撫でた。式神たちのまとっていた瘴気が霧散する。式神たちは三日月たちに位置につくよう手振りをした。

「…では、頼もうか」

「君がやるんじゃないのかい」

「自分で直接手入れするやり方は知らないんだ。落ち着いたら教えてもらおうとは思ってたんだが」

「…審神者に手入れは必須技能だろう」

「そうなのか?俺は審神者として本丸に来るまでに教わったのは、呪術のやり方くらいなんだが」

「…手入れと鍛刀と顕現くらいは最低限教わっているものと思っていたのですが」

「鍛刀は禁止令出されてるから…顕現は、霊力を込めれば出来るとは聞いたけど」

「…。…小鳥、あなたの担当官を絞め上げましょう」

「それって何か楽しいのか?恒次がやりたいなら止めないけど」

「楽しくはありませんが、人の命を軽く考えている輩には、相応の報いが必要だと思うのです」

「楽しくないなら別にやらなくていいと思うなぁ。良い気分にはならなさそうだし」

「…はぁ」

数珠丸は深く溜息をついた。小鳥はきょとんと首を傾げる。

「…あなたは、己を軽んじられたことに対して憤りは感じないのですか」

「そいつにとって、僕はその程度の価値しか見出せない相手だったというだけの事だろう?大抵の人間は自分の利を得るか不利益を避けるために動くものだ。価値観は人それぞれだし、文句を言ってどうなるものでもないだろう」

「それはつまり、君も自分の利の為に動いているということでいいのかい」

「それは勿論。僕だって自分に害しかない事なんてやらないよ」

数珠丸は渋い顔をしている。

「…私には、あなたが自分に利があるように動いているようには思えないのですが」

「価値観の問題じゃないかなぁ。恵まれた状況かはわからないけど、君らに会えた事はけして悪い事じゃないと思うし」

小鳥は微笑う。

「僕は、僕の手を取って、真剣に心配してくれる人がいるだけで嬉しいと思うよ」

「・・・」

「少なくとも、今の所、此処に僕が僕であるというだけで無暗に否定してくる人間はいないし、触れただけで殴ってくる奴もいないし、恒次はいかにも味方ですって顔して俺を陥れたり最終的に裏切る予定だったりはしないと思うし…団結のためのスケープゴート役はどうかな、まだわからないけど」

首を傾げる。

「家族に会えないのは寂しいけど、ちゃんと僕の話を真面目に聞いている人はいるし、こんのすけとか式神さんたちとか、可愛いものもいるし、あんまり寂しくないよ」

「…小鳥」

「恒次、僕は"可哀想"じゃないよ。僕はちゃんと自分で戦えるし、戦ったもの」

恒次は無言で小鳥を抱きしめた。小鳥は不思議そうな顔をしている。

「今は私がいますから、一人で戦おうとしなくても良いのですよ」

「…そういうつもりじゃなかったんだけどなぁ」

鶴丸は物言いたげな顔をしつつ、式神にせっつかれて本体を渡した。それまで黙って手入れを受けていた三日月が口を開く。

「…だから、虐げられていたものの気持ちはわかる、とでも?」

「わからん。他人の気持ちなんて教えてもらわなきゃ…いや、教えてもらったってわからないかもしれないな。だって、僕は君たちじゃあないもん。僕は"今の僕"の気持ちしかわからない」

「・・・」

「大体、同じ経験をしたって感性が違ったら違う事考えるんだぞ。よく知らない相手の思う事なんてそう簡単にわかるわけがないだろう」

小鳥は真っ直ぐに三日月の目を見て言う。

「三日月の苦しみは三日月のもので、鶴丸の苦しみも鶴丸のものだ。何も教えられてない僕には想像もできない。だから共感は出来ないし、するつもりもない」

 

 

 

 

 




瘴気で顕現を保てなくなったのはいるが、折れたのはいない 信濃まで一通り刀帳に記録されている(数珠丸のみ除く)全刀もれなく堕ちている 現在も全部揃ってるとは言ってない
練度か霊格が高くないと活動できないが疲労でダウンしてるのもいる レア4以上or練度99かつレア3以上かつ疲労度橙以下、中傷未満
アレな方法でこの本丸に連れて来られた刀もいる 顕現したの自体は全て前任
前任を通報/引き継ぎできた審神者は修正主義者側のスパイで、刀剣をあちら側にしようとしたが失敗、三日月に殺されている その時憎悪を煽られて皆堕ちた ので、可哀想扱いはもれなく地雷 それまでは、憎んではいなかった
引き継ぎで来た審神者は大体三日月に斬られている(皆死んでるとは言ってない) これまでの引き継ぎの言葉は全部耳に届いていなかった 大体不定発症してる感じの 
幻覚系発症してない刀は顕現解けてても声は多少届いてる
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