かつてワノ国が鎖国する数百年前、数々の争いが続いた時代があった、その仏でさえ眼を背けたがり天魔が跋扈した戦国乱世の時代、外国から使いが来た。
表向きは世界的宗教の一団だったが裏の顔は太陽崇拝を核とする者達であり彼等にとって太陽を神聖視する文化がワノ国にあったため危険視した、そのため神社を燃やすのは当たり前だった。
一団はとあるニンジャの一族に屋敷に招かれた、そのとあるニンジャの一族が暗日一族である。
その暗日一族の性質と一団の上層部が似ていたため好感が持てた。
ワノ国の者達は個人では脆き精神と弱気を見せるが集団になれば恐ろしいほどの残虐性を発揮するような性質を持っているがこの者達の性質は初めからとてつもない残虐性を持っていた。
その者達と一団は幾つかの密談をした。
その後、その一団がワノ国の若い女子供を外国に売り飛ばす人身売買に手を染めていたのが発覚したため追放され、その後、その一団のような者を危惧してそういう者達を国に入れない鎖国が始まった。
しかし、一団のしていた人身売買は暗日一族の密輸に変わり一団のための密入国ルートもこの暗日一族が兼ね備えていた。この犯罪王族は今なおワノ国の闇を支配している。
「わしらの顔に泥を塗りおってきさんら!」
ドスを持ったヤクザ達が酒宴に乱入してきた。
「どうしたんや?」
「わしらの組が成り行かんようになったのもきさんらのせいじゃ! 気に入らん大名の権威を失墜させるデマを流させておいて報酬が足らんぞ!」
「昔の話をくどくどと女々しいな」
「きさんら、というにはわしも敵か?」
ル・フェルドの眼光が鋭くなる。
それを気にせず老人は怒りを滲ませる。
「そうだな、まず日陰者が正当な報酬を貰えるとでも思ってるのが頭の悪い証拠よ、その次に貴様達はとんでもない勘違いをしているぞ?」
「あぁ? なにがや?」
「それはだな、わしらに喧嘩を売って生き残れると思うとるんか? 勢いだけのバカは最近はいなくなったと思っておったがのぉ、ちっ!」
その舌打ちと共にヤクザ達は気絶した。
覇王色の覇気は激情などに駆られて暴発するかのようにこの覇気が出てしまい、敵味方関係なく周囲を威圧するため非常に危険である事もある。
暗日一族の性格は激情家で超短気と知られる。
それゆえこのような覇気の発し方は日常茶飯事。
「お前の覇気を浴びるのは久しぶりやからのぉ」
「なんだ? ちびったのか?」
「そんなわけあらへん、ただいい加減コントロールしてもらえませんか?」
「ドロロロロ、抑えられないのじゃよ、わしはな、この世の中に勧善懲悪などないと知っておるんじゃ、なのに何かを守る時に発揮する正義感は相手側を勝手に邪悪と断定する、しかしだな、そんな守りたいという気持ちを踏みにじりたいという
「灰色こそ世界ですかい、このぼんくら共が起きたら教えないといけませんなぁ」
怪老の鷲鼻が興奮してひくひくとしていた。
「さて、どんな拷問と屈辱を与えようかのぉ!」