第一位転生 異世界行ったら絶対能力者になる!   作:忍者狙撃手

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8話

 割と本気で剣術を取得し始めた頃、

 魔術の方はかなり技術的かつ実践的な部門へと進んでいた。

 

「ウォーターフォール、ヒートアイランド、アイシンクルフィールドを順に発生させるとどうなりますか?」

 

「霧が発生する」

 

「そうです。では、その霧を晴らすには?」

 

「もォ一度ヒートアイランドを使えばいィ」

 

「そうです、やってみて下さい」

 

 

 複数の魔術を順番に使い現象を起こす。

 これは、この世界では[混合魔術]と呼ばれている。

 魔術教本には、雨を降らせる魔術は載ってても、

 なぜか霧を発生させる魔術は載ってない。

 

 そこで魔術師は、複数の魔術を混ぜて使う。

 そうして自然現象を再現しているらしい。

 

「ちなみに、どォしてこんなことができるンだ?」 

 

「そう言うものですから」

 

 仕組みは理解してねぇらしい。

 

「・・・なンでもできるンですねェ」

 

「なんでもはできません、過信してはいけません。

 ただ冷静に、自分に出来ること、やるべき事を淡々とこなして下さい」

 

 ロキシーはもっともみたいな事を言っているが、原理もわからず使ってるやつに言われてもなぁ・・・

 

「それに、なんでも出来るなんて吹聴して回れば、出来ない事まで押し付けられます」

 

「オマエの体験談か?」

 

「そうです」

 

 自慢して回ってたのか、アホだな。

 

「みんな期待しているんですよ、上級魔術師というのは、数が多いわけではありませんから」

 

 戦える人間が20人に一人。

 そのなかでも魔術師はさらに20人に一人。

 そんな感じらしい。

 

「魔術学校を卒業するまできちんと学んだ人間・・・。

つまり上級魔術師になると、10人に1人といったところでしょう」

 

 少ねぇな、この世界に何れだけの知的生命体がいるのか知らねぇが、前の世界の人間で比べても、世界に14万5000人しか居ない事になる。

 そりゃあ人気だろぉな。

 

 まぁ、俺には関係無いが。

 

 そぉいや、魔術学校があるっていったな。

 どんなとこかは想像がつくが、一応聞いてみるか。

 

「魔術学校ってのはどンな所なンだ?」

 

「名前の通り魔術を教える学校です。もしルディが魔術学校に行きたいと言うなら、ラノア魔術大学が良いでしょう」

 

「オマエが其処の出ってとこか?」

 

「えぇ、彼処は他の学校よりも良い設備と教師が揃っています。彼処ならより高度で近代的な講義が受けられるでしょう」

 

「ほォ」

 

 魔術が行き詰まったら、行ってみるのも良いかもしれねぇ。

 

 

 

 

 

 

「そろそろルディも卒業なのであっちでもっと高度な勉強をするのも良いかもしれません」

 

 

 

 

 

 

 んん?

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