目が覚めたら死神だった件について   作:六月ロック

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一話

ネタ 目が覚めたら死神だった件について

 

 

 目が覚めたら死神になってました。な、なにを言っているかわからねーと思うが、俺にも判らねえw。

 

なんか変なオッサンとオバンが目の前に居ると思ったら今日から俺ら家族らしい。意味不明過ぎなんだが。なんか俺は赤ん坊になってるし。お陰でまともに喋ることすらできねえ。

はぃいいいッッッちゃぁあああああああん!!、とか、たぃいいいいいいい!!!、とかしか言えねえ。

というか俺、死んでるわ、思い出した。なんか会社帰りに横断歩道で何かにふっ飛ばされたおもひでがあるわ。あれ多分転生トラックくんだろ(笑 やべえ俺も今日から異世界転生系なろう主人公だは、間違いねえ(笑)

 

 オッサンは豊樹和一、オバンは豊樹華輪というようです。というか死神ってなに?

 

 死神日本人かよ。そこはせめて外人だろ、草生い茂るwwwwwwwwwwwwwwww。

 というか死神も晩婚化してんのかと。少子化の波がここまで広がってんのか。

 きっとこれも安倍のせいだな、よっしゃ安価で安倍政権を打倒しようず。

 

 なんでもいいんだが家は完全に和風だし、俺の住んでるボロボロマンションどこ行ったん?

まじで俺死んでんのか? 明日も会社あんのにどうすんべか? 有休申請通るの? クビはヤバイんだけど………? 

 

 ――――でもそんなの関係ねえ(笑

 

 俺今日から第二の人生デビューだから(笑 

 

 というわけで今日から俺は、死神らしいです。

 

 

 

 

 五歳ぐらいになった。早いとか言わない。えっ、五歳ぐらいってなんなのかって? もっと正確に伝えろって? いや、どうもこの世界、歳の取り方おかしいんスわ。具体的に言うと成長がものっそい遅い。どのくらい遅いかというとすでに信長が言う下天期間過ぎちゃってるぐらい。現世なら人生もう下り坂だはwwww。

 具体的にン十年経っちましたとか言ってもいいだけど、そんな実感ないし、実際に住んでなきゃこの時間のルーズさは理解しにくいだろうしねー。

まあとりあえず五歳ぐらいになりましたよと述べて置くのが正解な気がするわww。えっ、五歳くらいって具体的にはどういうことだって? 身長が一メートルぎりぎりいってないぐらい。

 

 あ、言っておくけどなんのイベントもなかったわ。可愛い幼馴染が出たら大人のイタズラしようと思ってたけど特にそういう事もなく(男と不細工な女の幼馴染はいる)、俺は普通に過ごしてる。

俺の中でもっとも衝撃的だったのは、家がボットン便所だったことwwwwwざけんなwwww。

 おいおい、ふざけんじゃねえぞ、と。現代日本に生まれた超現代っ子(スーパーゲンダイン)の俺にとってウォシュレットのついてねえトイレはトイレとは認めねえから。ウチのシマじゃノーカンだから。

 

 後それから俺、やっぱり死んでました。ここあの世らしいです。

 

 現世で死ぬとここ、そうるそさえてぃ(日本語でおkwww)にやってくるらしい。やっぱ死んでたかwwwwと思ったのだが、俺の場合ちょっと変らしい。というのも死んでも普通は死んだままの姿でこちらの世界に来るので赤ん坊になったりはしないらしい。やっぱ異世界転生主人公なのか。やはり、やはりか………。

 

 実は割と稀によくあることらしい(笑)。現現世からの記憶を持ったまま生まれてくる子供ってのは。でもある程度歳を取ると忘れてしまうらしい。そう、俺も五歳(ぐらい)になってから段々と記憶が薄れて――――、全然薄れてねぇ! というかこの記憶どこに記載されてんの? 脳じゃないよね? なぜか五(ピ―)年も経ってるのに未だに細かいとこまで覚えてるんだけど? なにこれコワイ。

 つーか死後の世界で生まれるってナニwwwwwwwwwww、生きるってなに? ドウイウコトナノ、マトリョーシカなの? 死ぬの? 死なないの?

 

 色々五歳(ぐらい)なりに調べて結果、そうるそさえてぃ(笑)はどうやら時間の流れを除けば現世と大差ないらしいということを理解した(ソースは俺)。殴られれば痛いし、お腹は減るし、出るもんは出る。重力はしっかり働いてるから空も自由に飛べない。

 

 墓地かと思ったら第二のデッキだったZE! ということです。多分除外ゾーンがデッキになるのも時間の問題です。

 

 そんな感じなのだが、実は現世の記憶については親に黙っている。え、じゃあどうやって現世からの記憶を持った人間がいる話を訊いたのかって? オイオイそこはスルーしろや。俺の人生のリアルさを検証すんじゃねえ。

主人公だからさ(笑) 

 

 ……具体的には最初期に頭のイカれた行動取ってたら親が独り言で喋り出した。どうも俺が考える赤ん坊の行動は奇行種のそれだったらしい。ちゃんとタラちゃんとイクラちゃんとひまわりを参考にした叫び声を上げてたんですけどなにがいけなかったんですかね?

 

 どうもこの世界思ったりもシビアなんだよねー。もう結論から言うと、不具合のある子どもだと判断された場合、良くて幽閉、悪くて死産扱いになるらしい(笑 いや直接言われたわけじゃないから想像も入ってるんだけど、生活水準がほぼ江戸時代のこの世界で、バグのあるガキ育てる余裕あるのかっていうね……。水道あるから本当はどういう世界なのかよくわからんけども。なんか俺の他にも兄弟姉妹が『いた』っぽいし。今はいないんスけどね……(恐)。多分、頭がオカシイってバレると、俺の人生詰みます(笑 というわけで今日も元気にガキのフリ頑張ります。いや、ホントキツイけどねwwwwwwwwwwハィイイイイイイイイイイイチャァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンwwwwwwwwwwwwwwwww。

 

 

 

 八歳ぐらいになりましたよー。そういや俺の名前は一花(いちか)っていうそうです。あ、雄です(笑)。これ男の名前かよと思ってますがまあなんでもいいやwwwwwむしろ江戸時代のセンスにしては上出来だはwwwwwwwww。

 そんな感じで物心ついたかなーって感じになったら和っちん(父親。厳格っぽい見た目だが内心結構小狡い役人体質)に連れられてデカい屋敷に行ってきました。ウチの百倍ぐらいあんじゃねえか、っていうぐらいデカい屋敷、っていうかもう『町』ですね。門潜ったら見渡す範囲は全部その屋敷の一族の土地らしい。キルアん家かな? まあこっちは森じゃなくて和風住宅が並んでるけども。

 

 その家の一族の姓は『朽木』っていうらしい。四大貴族最大の一角で、かなりの権力者あらしい。そして衝撃の事実が発覚した。

 

俺んち、貴族らしい(笑)

 

 見え張ってんじゃねえと思ったが、どうやら本当みたいです。貴族って言うよりギリギリ士族の端っこというのが正しい気がするけども貴族は貴族。それも昔はかなり力のある家だったようだ。ハイ、滅茶苦茶没落して見る影もないけどもね。貴族でもボットン便所使ってるとか絶望感凄いんですけどwwwwwwwwwww。

 

 今日は朽木家で盛大なお祝い事があり、それにお呼ばれしてボクら親子はホクホク顔でやってきたわけであります。ちなみに豊樹家は昔は朽木家をライバル視してたらしい。おいおい昔のライバルのお祝い事に参列してんのかよwwwwwwwwww没落貴族は悲しいのぅ。まあ今じゃミジンコと人ぐらいの差があるからそれもしゃーなしだ。いや、もっとか? わからん適当。名前の対比感ははんぱねーんだけどねー。

 

 服を着飾って、華ちゃん(母)に見送られて馬車に乗って遠出して、デカい門の所で降りて、門潜って、結構な距離歩いている辺りで、俺の明晰な頭脳にある疑問が過った。そういやこれ、なんのお祝い事なんだろうってね。いやホラ俺八歳児だからね?

 

 和っちんに聞いてみたら、どうやらご当主様のご子息様がご誕生遊ばされたそのご祝いだそうっスわ。あ、お祝いかごじゃねえわ。あのー、これって飯とか出ます? 長い離乳食生活が俺を普通飯に駆り立てさせてるんです。普段も質素なもんばっかりだし、たまにはガッツリ食いたい………、ウルウル(美少年の目)

 

 あ、ご当主様の息子さんは『白哉』っていうらしいですよ。

 

 

 

 

 

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