ハピネスチャージプリキュアwithダークライダー 作:ロックシード
色々と忙しかったので!
今回も楽しんでいただけたら幸いです!
それでは本編どうぞ!
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「美味し~い!」
ユメタは子供達と一緒に居た。
「俺、大きくなったら消防士になるんだ!」
「私はアイドル!」
ユメタ「なれるよ。」
『えっ?』
ユメタ「僕に任せて。」
するとユメタの力でそれぞれの職業の格好になった。
「凄~い!」
「でも子供のままだね。」
ユメタ「ごめん、大人にはなれないんだ…。」
「なあんだ。」
「でも良いさ!大人にはなれるもんな!」
「そうだね!」
それを聞いてユメタはしょんぼりする。
ユメタが俯きながら歩いていると…
め「ヤッホー!」
ユメタ「ウワッ!?」
ユメタがめぐみの股下を通り過ぎると、いきなり挨拶されて驚いた。
ユメタ「き、君は!?」
め「あたし、愛乃めぐみ!改めてよろしくね!」
グレル「よう。」
エンエン「鍵、どうもありがとう。」
誠司「ありがとな。めぐみ達を助けてくれて。」
既に誠司はめぐみ達と合流して、変身も解いていた。
ユメタ「早く出て行きなよ。お母さんに見つかったらもう知らないよ。」
グレル「お前を放って出て行けるかよ!」
エンエン「ねえユメタ、覚えてる?妖精学校を辞める時に君が言った事。」
ユメタ「えっ…」
エンエン「君はこう言ったんだよ。『僕は将来の夢がある。だから夢を叶える為に学校を辞める。』って。」
グレル「お前の夢は、子供達を閉じ込める事じゃ無いだろ!」
エンエン「君の本当の夢は何!」
ユメタ「僕の夢は…。」
だが悪夢獣を思い出し、震える。
ユメタ「ダメだよ!僕には無理だったんだ!」
グレル「そんな事無いって!」
エンエン「諦めずに頑張り続ければ、きっと夢は叶うよ!」
ユメタ「どうやったっても叶わないんだよ!だったら楽しい夢で過ごした方が良いじゃないか!プリキュア達だって、夢の中で楽しんでるよ!」
め「じゃあ見に行こうよ。プリキュアの皆が夢の中でどうしてるのか、見てみようよ。」
めぐみ達は滝の辺りで各々のプリキュアの夢を見る。
プリキュア達の夢は教師、医者、漫画家、作家、女優と様々だった。
め「夢色々だね。」
誠司「見てる側だと面白いな。」
ユメタ「ほら、プリキュアだって良い夢を楽しんでるじゃないか。」
ひめ「そうでも無さそうよ。ほら。」
ひめがある人物の夢を指差した。
それは『キュアドリーム』こと『夢原のぞみ』の夢、教師になった夢だった。
のぞみ「花の色はうつりなりけりな…えっと…何だっけ?」
次の文が分からず、慌てていたその時だった。
のぞみ「えっ?えっ?えっ?」
勝手に手が動き、全文を書き終えると同時に拍手が起きた。
「のぞみ先生カッコいい!」
「すらすらと出て来るなんて流石ですね!」
だが、のぞみは首を横に振る。
のぞみ「今のは私の力じゃありません。これは都合の良い夢ですね。」
「え?」
のぞみ「私の将来の夢は、学校の先生になる事です。夢を叶える為にはもっともっと勉強しなくちゃいけません。」
のぞみ「こんな風に教壇に立てる様に頑張ります!楽しい夢をありがとう!」
ピシッ
するとのぞみの夢の世界にヒビが入った。
「どうしてですか?楽に夢が叶うなら、それで良いじゃないですか。」
のぞみ「ううん。夢は叶えば良いってものじゃない。だって夢は、なりたい自分になる事だから。だから、自分の力で頑張らなきゃ!」
誠司「所詮はまやかしの夢。皆もおかしいって思い始めて来たんだな。」
め「あなたにもあるんでしょ?頑張って叶えたい夢。」
ユメタ「でも…僕には…。」
ひめ「私、あなたの気持ち分かるわ。」
ユメタ「え?」
ひめ「このままじゃ駄目だって分かってるけど、怖くて勇気が出ない。私もそうだったから。」
ユメタ「今は違うの…?」
ひめ「今は、友達がいるから。」
めぐみとゆうこが微笑む。
ひめ「あなたにもいるじゃない。友達。」
グレル「ユメタ、お前の本当の夢を目指して頑張ろう!」
エンエン「僕達、力になるから!」
誠司「ほら、お前の友達はお前の事をこんなにも大切に思ってくれてるぞ。」
マアム「ユメタ!」
するとそこにマアムが急いだ様子でこちらに来た。
ユメタ「お母さん…。」
マアム「無事で良かった…。ユメタ、こっちへいらっしゃい。」
だがユメタは行くのを躊躇っていた。
マアム「どうしたの?さぁ、おいで。」
しかしユメタはマアムの方へ行かず、めぐみ達の後ろに隠れてしまった。
マアム「あなた達!ユメタに何を言ったの!?」
誠司「俺達は何も言って無い。ユメタは自分の意思で踏みとどまったんだ。」
マアム「とぼけないで!悪夢よ!私の息子に悪い事を吹き込むあの子達を呑み込みなさい!」
するとマアムは尻尾の掃除機から三体の悪夢獣を出した。
誠司「グレル、エンエン。ユメタを連れてここから離れてろ。」
グレル「分かった!」
エンエン「行くよユメタ!」
グレルとエンエンがユメタを連れてそこから離れる。
め「皆!行くよ!」
めぐみ達はプリチェンミラーを取り出し、誠司は再びゲーマドライバーとプロトマイティアクションXガシャットとシャカリキスポーツガシャットを取り出した。
『変わルンルン!』
め・ひめ・ゆう「「「プリキュア!くるりんミラーチェンジ!」」」
ラ「世界に広がるビッグな愛!キュアラブリー!」
プ「天空に舞う青き風!キュアプリンセス!」
ハ「大地に実る命の光!キュアハニー!」
ラ「ハピネス注入!」
プ・ハ「「幸せチャージ!」」
ラ・プ・ハ「「「ハピネスチャージプリキュア!」」」
三人はプリキュアに変身し、誠司は二つのガシャットを起動させる。
『マイティアクションX!』
『シャカリキスポーツ!』
誠司「グレード3!変身!」
『ガシャット!』
『ガッチャーン!レベルアップ!』
『マイティジャンプ!マイティキック!マイティ~アクショ~ン!X!アガッチャ!』
誠司がゲンム アクションゲーマーレベル2に変身するとスポーツゲーマがゲンムの周りを走り回り、ゲンムの頭上に飛び上がり、頭から被さる。
『シャカリキ!シャカリキ!バッド!バッド!シャカッと!リキッと!シャカリキスポーツ!』
頭にはスポーツ用ヘルメットが、胸部には『ガードアンプリファー』と呼ばれる増加装甲が装着され、両肩には『トリックフライホイール』と呼ばれる車輪が付いていた。
誠司は『仮面ライダーゲンム スポーツアクションゲーマーレベル3』に変身した。
ラ「嘘!?」
プ「自転車を着た!?」
誠司「前衛は俺達が引き受ける。ハニーは後ろで援護してくれ。」
ハ「了解!」
ゲンムの指示でハニーが後ろに下がる。
ラ「何でハニーを後ろに下がらせたの?」
誠司「ハニーヒーリングリズムがある。誰かがダメージを受けたら直ぐに回復できるからな。だから今回は後方支援を任せた。」
ラ「なるほど!」
誠司「他のプリキュアが目を覚ますまで、持久戦に持ち込む。最悪消耗戦になるかも知れないが、覚悟は良いか?」
ラ「バッチリ!」
プ「ここまで来たらやるっきゃ無いでしょ!」
ハ「大丈夫でーす!」
誠司「良く言った。じゃあ行くぞ!」
四人の戦士と悪夢獣の戦いが始まった。
誠司「はあっ!」
ゲンムが悪夢獣の足に向けてトリックフライホイールを投げて、悪夢獣の体勢を崩す。
ラ「ラブリー!パンチングパンチ!」
ラブリーがパンチングパンチを連続で繰り出して怯ませた所に、拳から一撃を放つ。
プ「プリンセスカッター!」
プリンセスがプリンセスカッターを放ち、悪夢獣を切り裂く。
プ「更に!プリンセス!ゲンコツツインマグナム!」
両拳からゲンコツツインマグナムを放ち、近付けさせない様にする。
ハ「回復させるだけが援護じゃないわ!」
ハ「ハニースーパーソニックスパーク!」
後ろからハニーがハニースーパーソニックスパークを放ち、三人を援護する。
マアム「たとえ数を揃えても、悪夢には敵わないわ。」
ユメタ「お母さん…。」
咲「パンが全部焼けてる…?失敗ゼロ…?毎日お客さんがいっぱい…?嬉しいけど絶対おかしい!」
つぼみ「花が枯れない…?これは現実ではありませんね。」
マアム「またプリキュアの夢にヒビが…!」
プリキュア達の夢にヒビが入る。
ラ「皆作られた夢から出ようとしてるんだよ!」
誠司「こんな夢は絶対おかしい!皆そう思ってるはずだ!」
マアム「どうしてわざわざ…!甘い夢の中で楽しく過ごしていれば良いのに…!」
プ「誰かに作られた作られた夢じゃ、心の底から楽しめ無いわよ!」
ハ「夢の自分の力で叶えるものなの!」
誠司「お前の言っている夢は、夢じゃなくて呪いだ!現実の夢と寝てる時に見る夢は違うんだよ!」
誠司はグリップナックルと呼ばれる物に紫色にパッド型武器に合体させた武器…『ガシャコンバグヴァイザー』を取り出すとチェーンソーモードにする。
『ギュ・イーン!』
そして近付いて来た悪夢獣を切り裂いた。
こまち「確かに、現実は楽しい事だけじゃありません。嫌な事やつらい事も沢山あります。でも、そういう事から目を逸らしていたら、ダメだと思うんです。」
うらら「上手く出来なくて落ち込む事もあるし、自分が情けなくて泣く事もあります!でも!」
やよい「涙を乗り越えたら、きっと強くなれる!」
ラブ「失敗しても大丈夫!やり直せば良いんだよ!何度でも!」
マアム「痛い目に遭いたくなかったら、大人しく言う通りにしていた方が賢明よ!」
マアムが叫ぶと同時に悪夢獣を更に出す。
ラ「痛い目に遭うと分かってても!見て見ぬフリなんか出来ないよ!」
プ「ラブリーとハニーはやっと出来た友達なのよ!悪夢になんか奪われてたまるもんですか!」
ハ「友達が傷付けられるのは、自分が傷付くより痛いわ!」
誠司「さっさと皆を解放してくれるとありがたいけどな!」
りん「あたしは自分に嘘をつきたくない!あたしの夢は、この情熱は誰にも消せない!」
舞「自分で描いた夢だから、 自分の力で羽ばたきたい!」
なお「大事な事だから直球勝負!自分の足の頑張なきゃ!」
えりか「自分の夢の種を育てられるのは、自分だけだしね!」
響「私は、私のメロディを皆の心に響かせたい!」
みゆき「私は、皆と一緒に笑いたいな。」
かれん「私には友達がいる。自分一人では難しい事でも、友達がいれば必ず乗り越えられます。」
一方その頃、現実世界では…
ブルー「皆は大丈夫なんだろうか…。」
するとそこに、一人の少女がやって来た。
???「遅くなっちゃった。皆もう行っちゃったかなぁ?」
ブルー「君は…?」
???「初めまして!私も『プリキュア』です!」
この少女の名前は『坂上あゆみ』。
あゆみはかつて横浜で起きた事件の時にプリキュアの一人…『キュアエコー』となったのだ。
あゆみ「他のプリキュアの皆さんはどうしたんですか?」
ブルー「夢の中に閉じ込められてしまった…!」
あゆみ「そんな…。私も夢の世界に連れてってください!皆を助ける為に!」
ブルー「…分かった。では、行くよ。」
ブルー「鏡よ鏡!彼女を夢の世界へ!」
ブルーの力によって、あゆみは夢の世界に向かった。
グレル達の元にも悪夢獣が現れ、グレルとエンエンを捕らえた。
グレル「ユメタ!力を貸してくれ!」
エンエン「ユメタ!助けて!」
グレル「俺達の力じゃ無理だ!頼む!助けてくれ!」
エンエン「ユメタ!」
ユメタ「僕には無理だよ!」
その時、
???「はあっ!」
何者かが放った飛び蹴りが悪夢獣に命中して消滅し、グレルとエンエンは解放された。
『鋼のムーンサルト!ラビット タンク!イェーイ!!』
グレル「あれ?」
エンエン「助かった…!」
???「大丈夫か?」
そこには、体が赤と青で複眼は兎と戦車を模した戦士がいた。
エンエン「あ、ありがとう。」
グレル「あんたは…?」
ビルド「俺は仮面ライダービルド。『創る』『形成する』って意味のビルドだ。」
グレル「仮面ライダー…」
エンエン「ビルド…。」
ビルド「そっ♪」
グレル「ユメタ、危ないからお前はここで待ってろ。」
エンエン「今、悪夢の狙いはプリキュアと僕達だけだから、君には襲って来ないと思うんだ。」
グレル「悪夢が怖いのに、お前を巻き込んじゃったら悪いからな。」
ビルド「お二人さん、俺も行かさせてもらうよ。」
エンエン「ありがとう!」
グレル「俺達の事は気にすんな!」
エンエン「プリキュア達を見てくるから、また後でね!」
グレルとエンエンを肩に乗せたビルドは、プリキュアとゲンムの元に向かった。
マナ「あたしは、皆とキュンキュンしたい!」
ユメタ「えっ…?」
マナ「自分だけが幸せな夢なんて、そんなの全然良い夢じゃない!」
マナの演説を聞いたユメタは、自分の情けなさに泣き叫んだ。
ラブリー達の元へ向かっていたビルドの前に、悪夢獣が現れた。
ビルド「こいつは俺に任せて、二人とも行け!」
グレル「分かった!」
エンエン「気を付けてね!」
グレルとエンエンを先に行かせ、ビルドはその場に残った。
ビルド「さあ、実験を始めようか。」
悪夢獣は拳を振り下ろすが、それを跳躍してかわす。
ビルド「せっかくだ。これを使ってみるか。」
するとビルドは、茶色のボトル…『ゴリラフルボトル』と水色のボトル…『ダイヤモンドフルボトル』を取り出すと、ドライバーに装填されている二本のボトルを抜き、ゴリラフルボトルを右のスロットル、ダイヤモンドフルボトルを左のスロットルに装填した。
『ゴリラ!ダイヤモンド!ベストマッチ!!』
ドライバーからテンションの高い音声が聞こえると、待機音が流れる。
ビルドがドライバーに付いていたレバーを回転させると、待機音がキンコンカンという工事現場のような音に変化してドライバーからパイプが伸びる。
それと同時に地面にスタンドが出現してパイプはそのスタンドに沿って型を形成し、プラモデルのランナーのようなものが作られる。
そしてそのパイプの中を前が茶色、後ろが水色の液体が通り、ハーフボディを形成した。
『Are You Ready?』
ビルド「ビルドアップ!」
するとハーフボディがスライドし、ビルドの体を挟み込む形でその姿を変えた。
『輝きのデストロイヤー!ゴリラモンド!!イェーイ』
赤い部分は茶色、青い部分は水色に変わり、複眼も兎と戦車を模したものからゴリラとダイヤモンドを模したものに変わり、右腕には豪腕…『サドンデストロイヤー』が付いていた。
ビルドは『ゴリラモンドフォーム』にフォームチェンジした。
ビルド「勝利の法則は決まった!」
再びビルドはサドンデストロイヤーでレバーを回転させ、キンコンカンという独特な待機音を鳴らす。
『Ready Go!』
ビルド「はあっ!」
するとビルドはダイヤモンドの左手で近くの岩に触った。すると、なんと岩がダイヤモンドに変化した。
『ボルテックフィニッシュ!イェーイ!!』
そしてそのダイヤモンドをサドンデストロイヤーで破壊し、その結晶が悪夢獣を襲った。
悪夢獣は結晶の嵐をもろに受けて気絶した。
ビルド「さて、俺の出番も終わった事だし、そろそろ帰りますか。」
そう言うとビルドは、そのまま歩いてどこかに行ってしまった。
続く!
もう少しだぁ…!もう少しでオールスターズが揃うぅ…!ヒウッ!?『GAME OVER!』