ハピネスチャージプリキュアwithダークライダー 作:ロックシード
それではどうぞ。
※タイトルのWithをwithに修正しました。
主人公side
俺達は大使館にあるテレビで『プリキュアウィークリー』を見ていた。
???『皆に伝えたい!私が伝えたい!ご存知プリキュアウィークリーの看板キャスター、増子美代です!続けて読めばマスコミよ!』
美代『世界中でプリキュアが、サイアークをジャンジャン浄化していきます!その中でも今、大注目のプリキュアが、日本のぴかりが丘にいるのです!』
美代『皆さんだけにこっそり教えちゃいますよ!』
美代『彼女達の名は、ハピネスチャージプリキュア!』
テレビにサイアークと戦うラブリーとプリンセスが映し出された。
ひめ「テレビに出ちゃった!」
め「このまま人気者になっちゃったらーーー」
め・ひめ「「どうしよう!」」
テレビに釘付けだった二人の目が輝いていた。
リ「プリキュアがそんな浮わついた事ではダメですわよ。」
誠司「リボンの言う通りだぞ。調子に乗ってると痛い目に遭うぞ。」
ひめ「浮わついてなんかないって!調子に乗ってるだけだよ!」
誠司「それを一般世間じゃ浮わついてるって言うんだよ。」
美代『さらに!ぴかりが丘にはプリキュアとは違うもう一人の戦士がいます!こちらをどうぞ!』
するとテレビにはディケイド激情態に変身し、サイアークに向けてディメンションキックを放ち、サイアークを倒している俺が映し出された。
美代『この仮面を着けた戦士は、自らを仮面ライダーと名乗り、たった一人でサイアークを倒してしまったのです!』
美代『凄いですね!これなら日本は安心でしょう!』
誠司「いつの間にあんな映像を…」
め「すごいじゃん誠司!テレビに出れたじゃん!」
ブルー「自信を持つのは良いけど、油断は禁物だよ。今、サイアークの進行は抑えられてはいるけど、君たちにもしもの事があったら…」
ひめ「だいじょーぶ!私とめぐみのコンビなら、どんなサイアークが来てもへっちゃらって!ね?」
め「そのとーり!それに誠司もいるし、私達は無敵だよ!任せて下さい!」
め・ひめ「「二人は最強なんだから!」」
二人はVサインを作ってそう言った。
誠司「まぁ、自信を持つのはいい事だけどな。」
美代『ぴかりが丘では、週末に大きなお祭りがあるそうですが、ハピネスチャージプリキュアと仮面ライダーがいれば安心ですね!』
め「そっか。もう『ぴかりが丘祭り』の時期なんだ。」
誠司「そういえばそうだったな。」
ひめ「何それ?」
め「千年前から続いてる、伝統のお祭りだよ。」
ひめ「そんな前から!?」
誠司「ぴかりが丘には伝説があってな、昔、空から地上に降りた神様と、人間の女性が恋に落ちたって言われているんだ。」
め「その頃の名残で、女の子はオシャレして参加するんだ。」
ひめ「ジャパニーズフェスティバル!お祭り楽しそう!」
め「皆でいこっか!」
誠司「悪い、俺その日用事が入ってるんだ。」
め「そっか、残念…」
悪いな、めぐみ…。どうしても外せない用事なんだ。
め「じゃあ二人でいこっか!」
ひめ「うん!いいよね、リボン?」
リ「お小遣いは三百円ですわよ。」
ひめ「えー!?ケチー!」
いや、今時三百円って…。小学生だってもうちょっともらってるぞ。
誠司「随分と少なくないか?」
リ「ひめは渡しすぎると無駄遣いしかねませんわ。」
誠司「なるほど…」
ひめ「納得しないでよ!?」
ブルー「その三百円をどう使うかで、お祭りの楽しみ方も変わるだろうね。」
さて、せっかくの祭り、どうなることやら…
---side
ブルースカイ王国では闇の鏡『ディープミラー』が幻影帝国の女王『クイーンミラージュ』に今の状況を説明していた。
ディ「プリキュア達の反撃によって、不幸のエリアは徐々に奪い返されております。特にぴかりが丘は連敗続きです。」
ク「世界に不幸を撒き散らして、最悪の世界に作り上げる。それが私の望みなのに、何よこのザマは!」
連敗続きにクイーンミラージュは不機嫌な声で叫ぶ。
???「ちょ、調子が悪かっただけです!」
ナ「働きすぎのせいですな。バカンスでリフレッシュすれば…」
ナマケルダと二人目の幹部である『ホッシーワ』が言い訳をする。
???「所詮、ワガママ娘と怠け者の戯れ言だな。お前たちでは、百年経ってもプリキュアを倒す事など出来んわ。この出来る男の俺様が、ぴかりが丘ごとき、すぐ不幸に染めて見せましょう!」
すると、三人目の幹部の『オレスキー』がぴかりが丘を不幸に染めると宣言する。
ク「じゃあやってみなさいよ。この二人使えないし。」
ホ「そんな!コイツだって無理に決まってます!」
オ「出来る!俺様は出来る俺が大好きだ!このお手製のオレスキー勲章がその証だ!」
ナ「手作りですか…」
オ「成功した暁には、新たな勲章をつける許可を。」
ク「いいわよ。」
ディ「ですが、ぴかりが丘には、プリキュアの他に別の邪魔者がいます。」
ク「別の?」
ディ「奴の名は『仮面ライダー』。その強さはそこらにいるプリキュアを遥かに上回ります。」
ナ「確かに、奴はとんでもない強さでしたな。」
ホ「あんた見た事あんの?」
ナ「前に戦いましたぞ。もちろん負けましたが。」
オ「面白い!その仮面ライダーとやらもまとめて倒してくれるわ!」
主人公side
ぴかりが丘祭り当日。俺は現在、めぐみ達にも言ったように用事を済ましている。その用事とは…
誠司「ミスフォーチュンが恋の占いから明日の天気までズバリと当てますよー!」
占いの呼び込みだ。
え?なんで俺が呼び込みをしているかって?実は俺の通っている空手の道場が占いのテントを出す事になって俺はその手伝いという事だ。
なんで空手家が占いかって?そこは飲み込んでくれ…
誠司「ミスフォーチュンが恋の占いから明日の天気までズバリと当てますよー!」
め「誠司?何してるの?」
俺が呼び込みをしているとめぐみ達がやって来た。
白雪の他にもクラスメートの『石神りん』、『高野れい』、『古田かな』、『椎名エレナ』もいる。
誠司「呼び込みだよ。俺の通っている空手の道場が占いのテントを出してるんだ。」
ひめ「空手家が占い?」
言うな、白雪…あまり深く追求するな…。
りん「恋占いもするって言ってたよね!」
エ「おいくら?」
誠司「一回百円だ。」
りん・かな・れい・エ「「「「はい!」」」」
石神達が一斉に百円を出した。
ひめ「もうお小遣い無くなっちゃった…」
白雪の手元にはもう金は残って無いらしい。まぁ三百円じゃ、すぐに無くなるか…
め「誠司…」
誠司「ん?」
するとめぐみが二百円を出した。
め「あたしとひめの分。これで二人を占って。」
ひめ「めぐみ…」
め「ソースせんべいのお返し。」
ひめ「めぐみ~!友達だね!」
その優しさに感動したのか、白雪がめぐみに抱きついた。何があったのかは知らないが、良かったな。
しばらくして、俺は休憩をもらい祭りも楽しもうかと思っていたら、
ひめ「はぁ~…最悪の未来か…」
テントから出て溜め息を出している二人がいた。
誠司「どうしたんだ二人とも?溜め息なんかついて。」
め「あれ、誠司?呼び込みは?」
誠司「休憩もらった。で、どうしたんだ?」
ひめ「実は、占ってもらったんだけど、私達の未来は最悪って言われて…」
なるほどな…。それで二人とも落ち込んだという訳か。
誠司「まぁ、占いなんて当たるか当たらないかなんて運次第だし、あまり気にしなくて良いんじゃないか?」
め「そうだよ!占いなんて気にしない気にしない!占いは良かった時だけ信じれば良いんだよ!」
ひめ「そうだよね!占いがなんだーっ!」
め「おーっ!」
すると、めぐみと白雪は腕を高く上げて叫んだのだった。
---side
コイバナをして盛り上がっていたりん達のそばの水辺から、チョイアークに担がれた御輿の上に乗ったオレスキーが現れた。
オ「祭りにうつつを抜かす愚かな連中め!そんな行事を祝う位なら俺様を褒めろー!」
オ「鏡に映る未来よ!最悪に変えろ!」
オ「カモン!サイアーク!」
りん達を鏡の中に閉じ込め、顔面が屋台で手にはトウモロコシを持ったサイアークを誕生させた。
主人公side
リ「!サイアークですわ!」
誠司「何!?」
オ「サイアーク!ぴかりが丘を廃墟にしてしまえ!」
すると、サイアークの力で周りが荒れ地になった。
ひめ「皆が!」
め「助けよう!ひめ!誠司!」
ひめ「うん!」
誠司「行くぞ!」
『変わルンルン!』
め・ひめ「「プリキュア!クルリンミラーチェンジ!」」
ラ「世界に広がるビッグな愛!キュアラブリー!」
プ「天空に舞う青き風!キュアプリンセス!」
ラ・プ「「ハピネス注入!幸せチャージ!ハピネスチャージプリキュア!」」
二人はプリキュアに変身し、俺は金色のパス…『マスターパス』を取り出す。すると腰にベルト…『ガオウベルト』が装填された。すると、パイプオルガンのような待機音が流れる。
誠司「変身…」
『Gaoh Form!』
俺はマスターパスを上に軽く放り投げると、自動的にガオウベルトにパスが通される。すると、俺の全身にスーツが装着され、銅色の牙を模したアーマーが胸や肩に装着し、最後にワニの頭部が複雑に変形して、仮面として装着された。
俺は『仮面ライダーガオウ』に変身した。
「プリキュアだ!」
「あの二人、とっても強いんだよ!」
「他にもワニみたいな奴もいるぞ!」
「あれも仮面ライダーなのか!?」
プ「どもども!」
ラ「皆さん、下がって下さい!」
誠司「せっかくの祭りにお前らは必要ない…。お前ら全員まとめて俺が喰ってやる。」
俺は腰に付いている『ガオウガッシャー』をソードモードに変形させて、襲い掛かるチョイアークを斬っていった。
---side
ラ「いくよ!フォームチェンジ!」
ラ「プリキュア!くるりんミラーチェンジ!」
ラ「チェリーフラメンコ!」
ラブリーが三枚のカードを重ねあわせて、プリチェンミラーのトレイにセットし、ミラーボールを下から上に回す。
すると、ラブリーの姿が変わり、チェリーフラメンコにフォームチェンジした。
ラ「プリキュア!パッションダイナマイト!オ・レ!」
フラメンコダンスを舞いながらラブプリブレスを叩き、パッションダイナマイトを放ちチョイアークを一掃した。
オ「お前たちがハピネスチャージプリキュアと仮面ライダーだな?」
リ「あなた、幻影帝国の新しい幹部ですわね!」
オ「俺様はナマケルダ達と違って出来る男なのだ!」
するとそこに、一台の車が停まり、中から美代が出てきた。
美代「おおっと!見た事の無い幹部に、これまた見た事の無い仮面ライダーだ!」
誠司「え?俺も?」
美代「初めまして!仮面ライダーさん!お名前は?」
誠司「…ガオウ。それが今の俺の名だ。」
美代「では、幹部さん!あなたのお名前は?」
オ「オレスキー将軍だ。」
オ「覚えておけ!ぴかりが丘の住人よ!ファンレターは幻影帝国に送るが良い!」
美代「いきなりファンレターを要求するとは、なんと大胆な相手でしょうか!」
美代「危うし!ハピネスチャージプリキュアと仮面ライダーガオウ!」
サイアークが攻撃してくるが、三人は跳躍してかわす。
プ「私達は勝つ!プリンセスカッター!」
プリンセスはツインテールに電撃を纏い、身体を回転させながらツインテールの髪先からプリンセスカッターを放ち、プリンセスカッターがサイアークの持っているトウモロコシを切り刻んだ。
ラ「ラブリー!ライジングソード!」
今度はラブリーがライジングソードを作り出し、パワーで打ち勝ってサイアークを吹き飛ばした。
誠司(どこか妙だな…。なぜ奴はあんなに余裕なんだ?何かあるに違いない。一体何が…)
ラ「いくよ!二人のコラボ技!」
ラ・プ「「あなたにハッピーお届け---!」
ラブプリブレスを腕を交差させて叩く。しかし…
誠司「!二人とも!後ろだ!」
後ろにいたもう一体のサイアークがラブリーとプリンセスをアンズアメで叩きつけ吹き飛ばした。
誠司「!こっちもか!」
さらに、三体目のサイアークが手に持ったソースせんべいを投げつけガオウに襲い掛かるが跳躍して攻撃をかわした。
オ「ハッハッハ!油断したな!四人分のエネルギーで一体のサイアークしか作らない訳が無いだろう!」
プ「ズルいよ!」
誠司(なるほどな…。つまり一人分のエネルギーがあれば一体は作れるっていう訳か…!)
オ「三対三ならお前たちなど敵ではない!」
ラブリーとプリンセスがサイアークに立ち向かうが足元に放たれた水飴によって動けなくなってしまった。
プ「何これ!?」
ラ「動けない…!」
二人はサイアークの降り下ろしたアンズアメを抑えるが、横から粒の無くなったトウモロコシによって打撃を受けてしまう。
誠司「ラブリー!プリンセス!」
美代「おおっと!あっという間に大逆転のピンチです!ガオウは三体目のサイアークの相手に精一杯で助けに行けません!」
オ「これで俺様が出来る男だと分かっただろう。ファンクラブの年会費は八百円だ!」
誠司(金取んのか…?)
オ「さぁ、これで三対一だぞ。仮面ライダーよ、貴様も大人しくやられろ!」
誠司「はいそうですかって言って、やられるバカがどこにいんだよ!」
サイアークが投げたソースせんべいをガオウガッシャーで弾き返し、サイアークに当てた。
ラ「まだ…負けてない…!」
プ「りんちゃん…れいちゃん…かなちゃん…エレにゃん…!」
プ「私は皆を…友達を…助けるんだから!」
オ「お前たちには無理だ!」
オレスキーの叫びと同時にサイアークがアンズアメとトウモロコシを降り下ろした。
プ(占い…当たっちゃうのかな…。)
だがそれらは二人に当たることはなかった。サイアークの攻撃を突如現れた紫のプリキュア…『キュアフォーチュン』が吹き飛ばしたからだ。
ラ「貴女は…!」
美代「なんと!ぴかりが丘最強のプリキュアの登場です!」
オ「まだプリキュアがいたのか!やれ!サイアーク!」
キュアフォーチュンはサイアークの攻撃を余裕でかわしアッパーでもう一体の方のサイアークを吹き飛ばした。
さらにもう一体の方も蹴り飛ばして、頭と頭をぶつけさせた。
誠司「あいつがぴかりが丘最強のプリキュアか。なら、こっちもそろそろ決めねぇとな!」
『Full Charge!』
ガオウがベルトにパスをかざすと、ガオウガッシャーの刃先にエネルギーが溜まる。すると、刃先が飛び出して宙に浮いた。ガオウはその刃先を操り、必殺技のタイラントクラッシュを放った。
フォ「星の光を聖なる力に!ラブプリブレス!」
フォーチュンがラブプリブレスのダイヤルを回す。
フォ「プリキュア!スターダストシュート!」
星形のエネルギー弾を発生させ、相手に向けてスターダストシュートを放った。
二体のサイアークにスターダストシュートが命中する。
フォ「星よ!天に帰れ!」
タイラントクラッシュを受けたサイアークは爆発し、スターダストシュートを受けた二体のサイアークは浄化された。
フォ「次の相手はあなた?」
誠司「戦う気があるなら、かかって来い。俺が喰ってやる。」
ガオウがガオウガッシャーの刃先をオレスキーに向けて言った。
オ「今日は俺様の活躍を十分見せることが出来たので満足だ!お前たちの相手はまた今度してやる!」
そう言うと、オレスキーは満足そうに引き上げた。
美代「大勝利です!我らがキュアフォーチュンと仮面ライダーがぴかりが丘を救ってくれました!」
誠司(キュアフォーチュン…か…。)
???「流石だぜフォーチュン!幸せが高まっちまったぜ!」
すると、フォーチュンのパートナーの妖精の『ぐらさん』が現れる。
ぐら「これは 、美味しそうなアイスクリームのパワーを感じるぜ!」
ぐら「こしょこしょしてくれ…」
ぐらさんが鼻をくすぐられてくしゃみを出すと同時に二枚のプリカードが出てきた。
誠司「本当にくしゃみで産まれるんだな…」
ラ「凄く強いんですね!ありがとうございました!」
するとラブリーがフォーチュンにお礼を言いに行った。
ラ「ほら、プリンセスも…」
プ「ヤダ!」
するとプリンセスがラブリーの後ろに隠れる。
誠司(?)
フォ「あなた達を助けた訳じゃない。私は、この町を守っただけよ。あなた達がキュアラブリーと仮面ライダーね?一つ忠告しておくわ。キュアプリンセスを信じてはいけない。でないと、あなた達に大きな災いが降りかかるわ。」
誠司「待て!なぜお前はそこまでプリンセスを憎む?」
フォ「全てはプリンセスがまいた種よ。」
誠司(白雪が?)
フォ「もう一度警告するわ。キュアプリンセスを信じたとしても、最後に待っているのは災いだけよ。」
そう言い残してフォーチュンは去っていった。
誠司(プリンセスを信じると災いが降りかかる…?どういう事なんだ?一体?)
その言葉が何の意味を表しているのか、ラブリーとガオウには 分からなかった。
はい、今回はガオウです。
ガオウって格好良いですよね!
では、次回もお楽しみに!